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霊体になって初めてまともな恋してる
shinrei meito
暑いので心霊モノを。ということで、こちらの作品を手に取りました。
めちゃくちゃ怖い!とは思いませんでしたが、心霊モノらしいゾクゾク感をしっかりと楽しむことができるお話となっています。
「霊だと思っていたら実は生霊だった」みたいなハッピー寄りな(?)お話はよくあると思うんですが、そういうふんわりな心霊モノではなく。
「死」というのをリアルに描いているので、テーマはそんなに軽くはないのかなと感じました。
レンと一緒に詐欺をしているときのユウは無邪気な可愛らしさがあって、本当に死んでる?と疑いたくなるほどでしたが。
"幽霊として"の彼の姿が見えるたび生とは真逆のところに居るのを突きつけられて、切なさと恐怖を同時に味わうような感覚がたまらなかったです。
朔とレンの恋愛もピュアで焦れったくて良かったけれど、まさか幽霊同士が恋に落ちるなんて!という驚きがあった玄とユウカップルのお話がめちゃくちゃ好きでした。
生前いろいろなことがあったふたりなので、死後だとしても幸せが待っていてくれて本当に良かった…!
そしてユウを苦しめた三股野郎には、しっかりと制裁が下される結末もものすごくスッとしました。
どのくらい怖いのかなぁとワクワクしながら読みましたが、偶然観てしまい一時期ハマった特殊清掃チャンネルの内容を思い出しながら読みました。
それに比べたら漫画の方はかなりソフトな演出なので私は大丈夫でした。
個人的にはそれよりユウの元カレが胸糞悪くて、アイツのたどった末路にスッキリしました。きっと仲間内にはユウの自殺現場を冷やかしに行って祟られたとか言われてんだろと妄想しました。
そして朔也とレンCPも良かったけどユウの救済が欲しかったので、玄というお相手が見つかって凄く安心しました。玄によって山に放たれた2人が生き生きと生活してるのに爆笑でした。www
怖いけどコミカルで、しかも救いがあってやはり鹿乃しうこ先生の作品大好きです。身体のラインとエロも相変わらず最高です。
実はホラー苦手です。
じゃあ何で読んだんだって話なんですがしうこ先生の作品が好きなので読みました。
完全にコミカルな話ではなかったのでそれを期待して購入するのはお勧めしません!
少々グロテスクな描写もあります。
ただしうこ先生の描くエロは相変わらずエッチでした!
切なくなる部分もありお話自体は悪くないのですがなんせホラーなため私には合いませんでした(涙)
ホラー全然平気、グロテスクばちこーい!!な方にはいいのではないかと思います。
ちょっと怖いシーンもありましたが、しうこ先生の描かれる霊も凄く素敵だな…と思いました。
朔は何でもさらっとこなしている陽キャだけど、レンに対しては緊張してる所が可愛い♡
レンが凄くピュアで可愛いし朔との身長差も好きです。
玄さんとユウの協力もあって朔とレンは友人から恋人に(玄さんとユウは幽霊なのですが)♡
双子のユウとレンはあまり仲良くなかったみたいですが、ユウが亡くなってから分かり合えたようですね。
色々ないきものが出て来たり思わず笑ってしまう所もあって面白かったです!
他の方のレビューでも結構書かれてますが、若干のホラー表現ありなので怖いのが本当に本当に苦手な方はご注意を〜。
鹿乃しうこ先生の作品はすごく久しぶりに読んだのですが、相変わらず画力が素晴らしくて、昔から美麗でしたが、更にパワーアップしてる感じがしました。
内容ですが、ホラー有りでありながら、コメディな要素もあるし、シリアスな所もあるし、色々全部詰め込まれている印象です。
内容的に少し読む人を選ぶかな?と感じました。
タイトルの「心霊メイト」からもわかる通り、ちょっとホラー/オカルト系の作品。
冒頭は、死んで霊になってしまった双子の弟と組んで「除霊詐欺」をしてる設定で、なんだコミカル系か…と思って読んでたんです。
しかし。
読み進めるとこれが思いの外本当に怖い話に変貌していく。
主人公としては、弟・ユウの霊だけ見える陰キャ兄のレン。
詐欺の時に本当に霊感を持つ朔という青年に出会って、ユウが悪霊になりつつある事を知らされて…
…という感じで、朔xレンがメインCPみたいな感じ。
そして、こちらは朔が誠実でちょっとヘタレなところが可愛くて微笑ましく読めるのですが。
一方ユウの死の経緯はとても悲惨で、朔とレンの協力で一度は成仏できたかと思いきや、まだ寂しく彷徨って。
町でユウは1人のリーマンに声をかけられる…
…って、幽霊に声をかける奴ってどんなよ?という疑問が伏線でもあり。
ユウはこのリーマン・玄に優しくされて恋をして、幸せを噛み締める。
そんな時、死の原因の元カレクズ野郎を見かけてしまい…
この、玄xユウCPの方が正にホラー。
日本の伝統的怪談の恐ろしさど真ん中的。恨み、祟り、執着…
そこにお互いへの強い愛があるところだけが救いです。
よく考えると、死んで初めて「良い愛」を得ることができたなんて苦しいですね…
物語としては、朔とレンも絡んで一転オモシロエンドになります。
絵柄は言うまでもなく最高。
私はオカルト好きなので怖いけど良いお話でした。最後は楽しい感じになるのも救い。「萌x2」で。
表紙の2人がメインだと思っていたのに、死んだ弟の霊カップルに持っていかれ、そっちには興味ねぇなと読み進めていたらあっという間に終わってしまった。兄のカップルは結局は最後まで致してない(?)まま、消化不良だった。続きがあればいいんだが、様子見て売りにだそう…。
タイトルに惹かれて作家さまみれば鹿乃さんでノリノリで買ったところまではよかった
思い出しちゃったんですよ 鹿乃さんのお話って 地味に他作品とリンクしてたりするじゃないですか
【Punch↑】とリンクしてる分にはいいんだけど【ササクレ…】に繋がってたらどうしよって
脱落したんですよ ササクレ(メモリアルで無惨に敗退)
コミカルとシリアスがごちゃ混ぜ しかも急展開で急速に仲が深まってって
うん お話の始まりになんだかんだ既視感が拭えない が
これ 双子の恋を両方みせてくれようとしてるのね
なんだかそこは得した気分? 1粒で二度おいしいってやつ
とは思ったんだけど 1話めと2話め(side.B)で弟が逆になってる気がするんだけど またあたしが読み間違えてるのかな?
個人的にそこ以外にもアレアレアレ?なところがあって
ココ慌てると損するので深く考えずにお話に流されとくのがベスト
もうね 前のめりな性格のお陰で薄々はわかてるのに先走ってお話を純粋に楽しめなかったあたしが言うんだから間違いないッ!
兄の初恋に弟の悲恋 死んでしまってから手にした初めての恋
出だしの設定とかお話しはいいのよ 特におとうと んん? やっぱ兄か?
幽霊の彼がなんで路頭に迷う羽目になったかがないんだけど おかげではじめて好きな人と結ばれる幸せを知れてね なのに残酷がどこまでもついてまわるこの世知辛さ
で やっぱり気になる どっちが兄でどっちが弟問題
んんんんんん 双子だからしかたないッ! 見分けがつかないのしかたないッ!
名前とか気にしないし 口許の黒子なんてものは見なかったッ!
ハッ いま気づいたがパラレルワールドか? これはパラレルワールドってヤツなのか?
兄の話が思いの外中途半端な感じではあるんだけど ムシ暑い夏の夜に読むにはもってこいなオカルト色強めだし
心配した他作品との絡みもなく丸っと1冊双子の兄弟の恋だったのはほんとよかった
ただ 正直もっとゆっくり読みたい部分だらけだったのと 兄・弟 の部分が心残りで
いや細かいことなんだけど ここがどうにも…
まぁ 最後は安定の変態きたので よきにはからえ って事で
細かいところがいちいち気になる方はご注意を ってお話だったかな
『心霊メイト』(2話)
朔×レン
『心霊メイトside.B 』(3話)
玄×ユウ
萌えエロ&ちょっぴりホラー&絶妙コミカルの混在!
レンと朔の友情(愛情?)が、
もどかしくてドキドキで、胸キュンが止まらない!
ユウと玄の幽霊恋が、
切なくてゾクゾクで、胸を打つ!
レンとユウの双子関係も
面白くてほのぼので、胸を温かくしてくれる!
一筋縄ではいかない展開に夢中になってしまいました!
23歳のレンが、自殺した双子の弟ユウが幽霊で、
それを乗って詐欺まがいな祓い屋をやっている。
しかも本物の霊感持ち大学院生の朔と出会う。
レンが幽霊のユウに体を乗っ取られ、
何も知らずに朔とのエッチ関係が進行していくところなんて、
萌えのピーク過ぎて、ニヤニヤしちゃう!
レンが初めて朔をただのクライアント、
つまりユウが成仏するための手段としか見てなかった。
そして朔がレンへのエロ欲望を掻き立てて、
もどかしい「友人」から「恋人」になるのか?
それとも・・・っていう期待感。面白い。
鹿乃しうこ先生の健気受けが大好きだから、
特に弟の幽霊ユウのsideがお気に入り。
恋愛失敗が続く2人も、
なんとなく健気で、
境遇を共有するそこから始まる恋。
ユウが初めて恋愛感情が芽生えて、
まるで初恋の少年みたいな純粋さ、もうキュンとする。
玄のぞっこんで、重すぎる愛情、
もうグロいほど愛してるって感じがヤバイ!
そわそわしながらも、
感動で切なくて、胸が痛いような・・・。
現実世界と霊世界の間で揺れる2つの恋模様、
少し怖いシーンもあってゾクゾクするけど、
同時に心霊、恋愛、人間心理が絡み合って、
ホッコリする感じがあるのが最高で、
それにエロエロもしっかりあって大満足!
魂をくすぐり、心をつかんで離さない作品でした!
作家買い。
しうこさんの新刊はちょいオカルト?
「ちょい」オカルトですが、しうこさんの圧倒的な画力で描かれるホラー描写は結構ガチで怖いので、怖いの絶対無理!な方は注意が必要かもしれません。
レンは祓い屋として小銭を稼いでいるが霊感は全くなく詐欺のような手腕で金銭を稼いでいる。実はレンの双子の弟は幽霊。名はユウという。ユウが驚かし、それをいかにもレンが祓った、かのように見せ日銭を稼いでいるのだった。
が、ある日祓い屋の仕事で赴いた家には本物の霊能者(本業は大学院生の朔)がいて、レンには霊感はないこと、さらにユウは幽霊だと見抜かれてしまう。朔は、ユウはこのままだと悪霊化する、と祓うことをレンに提案しー。
というお話。
すごくお上手だなと思うのは、ユウが死んだ理由。
ここがきちんと軸になっていてストーリーにぶれがないので、「幽霊」というオカルトな、ファンタジーなお話がどっしりと根を張ったストーリー展開になっているところかと思われる。
このシーンがあるからこそ、ユウが霊になった理由や、二人で詐欺まがいの祓い屋をしている理由に無理がない。そして、朔とのやり取りも。
朔×レンのお話は2/5くらいの分量でいったん終わり。
そのあとは朔に払われたはずのユウのお話へと移行していきます。
レンの元を離れたユウが一人でいるところに、ちょいダサなリーマンに声をかけられる。あれ、これってナンパかな?そう思うユウだったが、見た目を裏切る強引さでそのリーマン・玄に彼の家に連れていかれてしまう。玄の家、それはかつてユウが住み、そして自死を選んだアパートでー?
レンはユウに触ることはできませんでしたが、玄ちゃん(と、ユウは呼んでいる)はユウに触れることができる。なんならセックスもしちゃう。あれ?なんでなん?と思いつつ読み進めましたが。
ちょっと待って、そんな理由なの?
しうこさん、天才。
もう、何から何まで、すべてが伏線でつながっていて、読み進めるごとに話がつながっていく。
ユウという男の子は薄幸ちゃん。
ゲイで、可愛い顔をしていて、だからなのか?クソ男につかまっちゃう。あんな男のためにすべてを捨てるなんて、アンタバカだよ…。とちょっぴり切ない気持ちになりました。
ユウはもう死んでいるわけで、ハピエンは思い描けず、結末はどうなるのかとハラハラしながら読み進めましたが、最後はまるっと収まるところも最高に良かった。
玄ちゃん×ユウ、はしっかり恋人ですが、朔×レンの方はまだお友達どまり。彼らの恋の行方はいかに…?と終盤に続きます。
朔はガッツリレンに恋心と下心を抱いていますが、レンの方はというと自分の感情が分からない。それは学も無く手に職もなく、日々生きることに精いっぱいだったからか。そんなレンは、朔に愛され、そしてやっと心の部分が育っていったのかな。感情の起伏が乏しいレンと、レンが好きだから一歩踏み出せない朔、という、23歳とは思えないピュアな恋ですが、またそれが良い。
理由があってレンと朔はそれなりに体の接触はありますが、最後の最後まで挿入はなし。でも、それがまた良い。
「霊」というオカルトなバックボーンを孕んだ作品で、死とか流血といった描写もあります。ありますが、その根っこに描かれているのは人を愛する感情とか、大切な人を守りたいという想い。それを、しうこさんらしいコミカルさとエロさを挟みながらしっかりと描き切った良作。
読み始めた時、「幽霊」というバックボーンこそあれど、ストーリー自体は甘々でエロエロで、朔とレンのくっつくまでの過程を描いたものなのだろうと。そんな風に思ってたんです。
いやいや。
いやいやいや。
さすがです、しうこ先生。こんなにも切ないお話になっているとは…!良い意味で、序盤抱いていたイメージと予想を裏切る作品でした。
めっちゃ良かった。
文句なしの、神作品でした。