八月のアカシア

hachigatsu no akashia

八月のアカシア
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×24
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
42
評価数
10
平均
4.2 / 5
神率
40%
著者
三池ろむこ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784403668784

あらすじ

都会に疲れた汰弦(たづる)は、田舎の亡き祖父の家の管理をするため移住する。しかし祖父宅には人間の姿に耳と尻尾が生えた狐の一家が住み着いていた! 狐父・葉月と三人の子狐たちは汰弦を警戒するが!? 愛しさ溢れるけもみみスローライフラブ!!

表題作八月のアカシア

上楽汰弦、25歳、田舎の亡き祖父の家を管理する
葉月、白銀の狐

その他の収録作品

  • 描き下ろし 八月の瞬き

レビュー投稿数3

田舎の良さ+ちーさいケモ耳たちの可愛さ+ありのままの自分自身を愛せるお話

「兄さんの友達」「解ける箱庭」2・3巻が文句なしの神作だった三池さん。
最新作「八月のアカシア~白秋~」の1巻である本作が新潮社セールで半額だったので迷わずポチリ。

都会が合わなくて、ちょうど祖父の家を管理する必要性が生じ、田舎での居住を開始した主人公(攻め)。
初日に出くわす不思議な同居人(人?)(ちーさいの:3人+成人:1人)と仲を深め合い、大切な家族となるお話。
都会で笑えなかった主人公が、彼らと心を通じ合う中で自然に笑えるようになり、ありのままの自分でもいいんだ、と気づきます。

ちーさいのがとにかくかっわいい…!もっふもふ。
かっわえぇ…(二回言った)。
ちーさい3人を愛でて、優しい気持ちになれる作品。
ホンっっっ・・・とーーーに癒しです。
タイトル回収も素敵。

受けは掴みどころのない、涼やかでつるんとした「水羊羹みたいな人」。
こういう三池さんの独特な表現が大好きです。
美人受けだけど一人称は「俺」だし、ちゃんと男っぽくてホッとしました。

攻めのビジュは「おぉ、こんな力強い目の描き方もされるんだな…」という嬉しい驚き。
適度な筋肉もイイ!
受けも攻めも目じり・目の際をキッチリ描いてくださってるおかげで、以前の絵柄よりも少し引き締まった印象になります。
ところどころ作画が安定しない箇所もあるけれど、大満足です。
☆4と5で迷ったけど、あまりにもちーさい子らが可愛かったのでオマケの☆5。

仕事のストレスなどで癒しをお求めの方や、動物バージョンの美しいキツネも出てくるので動物好きさんには特にオススメです。
続編も出てるのでそちらもぜひ。

これ読んだら田舎に住んでる親戚の皆に会いたくなったなぁ~

0

優しいお話

汰弦が亡くなった祖父の家で狐の耳と尻尾を持つ葉月と子供たちに出会うところから始まります。

都会での暮らしに疲れた汰弦が葉月や子供たちと仲良く過ごす日々に癒やされていく優しいお話でした。

葉月と子供たちのお話には胸が痛くなりましたが、葉月が祖父と出会い、汰弦と出会えて本当に良かったと思います。
穏やかな時間が少しでも長く続きますようにと願わずにはいられません。

初夜はしてますが、描写があるのは前戯までなので修正はありません。

1

狐耳とのほっこり穏やかな恋

汰弦×葉月


ケモ耳ファンに嬉しい一冊。
狐一家と一緒に過ごすほのぼのとした日々が、
読んでいて本当にほっこりするのです。


主人公の25歳の汰弦が、
亡くなった祖父の田舎の家に引っ越したところから始まるこのお話。
そこにはなんと、
耳と尻尾がついた狐父の葉月と
3人の子狐たちが住んでいる。

お気に入りは、
汰弦と葉月の距離感の変化。
2人の関係がゆっくりと、
しかし確実に近づいていく過程が、
夏の暖かい風を思わせる心地よさで始まる2人の出会い、
秋の温かい色彩のような安定感、
冬の穏やかな寒さを象徴する深まる絆、
春の新芽のように、2人の愛が芽吹く様子。
四季を通じて、
2人の心の移り変わりが
じわじわと縮まっていく様子は、
丁寧で美しく描かれていて感心する。

エロシーンは少なくても、
葉月の色気が感じられる
セクシーな一面も目に離せない!
狐父の立場としては大丈夫なのかな・・・?

汰弦と葉月の恋愛だけではなくて、
その3兄弟の子狐ちゃんたちが、
なんて可愛らしいの〜!
純真無垢な表情、無邪気な行動が癒しい。

他のケモ耳族が絡んでくることで、
緊張感が生まれ、
独特の雰囲気が漂って、
物語がより一層深まってくる。

狐のあの耳と尻尾が最高可愛いで、
狐一家とのスローライフが織りなすこの作品は、
葉月の強さと弱さも、
汰弦がほんわか愛に包まれていく。
2人の甘くて切ない感情の成長に、
幸せな気持ちになって癒されました。

2

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