逢魔が時の花屋で会いましょう

ouma ga toki no hanaya de aimasho

逢魔が時の花屋で会いましょう
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神13
  • 萌×216
  • 萌10
  • 中立3
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
13
得点
162
評価数
45
平均
3.7 / 5
神率
28.9%
著者
海野幸 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
コウキ。 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784199011054

あらすじ

仕事帰りの暗い夜道で、誰もいない背後に視線や息遣いを感じる――幼い頃から人には見えない存在に悩まされてきた光春。そんな日々の癒しは、毎週金曜日に通う花屋だ。買った花を一晩で枯らしてしまう光春に、店主の蘇芳は妙に優しい。むしろ「何か困ったことはありませんか?」と真剣に気遣ってくれて!? 無自覚な霊媒体質のリーマンと、元僧侶の花屋――特異な能力に翻弄される二人が、黄昏時に重ねる逢瀬♡

表題作逢魔が時の花屋で会いましょう

商店街の花屋さん,27歳
内装工務店の経理部兼総務部の事務員,23歳

その他の収録作品

  • 華と言葉を束にして
  • あとがき

レビュー投稿数13

ラブもいいけど、しっかりきちんと怖い。

海野先生のオカルトなお話、きっちりしっかり怖いです。
特に書き下ろしの方は、霊に憑かれるのも、その姿を見るのもイヤですわ。
でも、怖い話、好きなので、楽しく読ませて頂きました。

受け様は霊に好かれやすい体質の遠野。
攻め様の蘇芳は色気のある超絶美形の花屋さん。
遠野の体調が悪い時に蘇芳に助けてもらい、以来花を買いに訪れるように。

「あなたは特別」と時に優しく気を使ってくれ、時に色っぽく微笑んでくれる蘇芳。
ん~?これ、遠野にアプローチしてるよね(*´艸`*)と思うのに、はぐらかすのもお上手でして。

幼い頃から周囲の人には見えない、物陰に潜む人影が見えて、虚言癖を疑われてきた遠野は、自分の意見とか気持ちを告げるのが怖い。
どうせ信じて貰えない、という諦めが、言葉にするのを躊躇ってしまう。

そんな遠野が蘇芳によって、言葉にして伝える勇気を持てるようになるのが、とても気持ちよかったです。
また霊に対して、寂しい気持ちに寄り添い、誠実で真っ直ぐな言葉をかける遠野の優しさが沁みました。
これは、好かれるわ(^_^;)

でもって、LOVEの方ですよ。
「待ってるより仕掛ける方が性に合ってる」なんて言っちゃう蘇芳に、きゃーー、トキメク"(ノ*>∀<)ノ
服を脱いだら匂うように香水をつけてるのにも、クラクラしちゃう。
(´Д`)ハァ…

2人がお互いに相手の言葉に背中を押されているのも嬉しい(*^^*)
言葉にするのも、それを信じるのも大切なんだよなぁ、としみじみでした。


9

胸きゅんと同時に結構ガチで怖い

 光春(受け)のバチバチな片思いからはじまる。攻め←←←←受けという構図が好きなので、わくわくして読んでましたが、どうやら最初から両思いみたいです。

 光春のお人好しがじわじわと不快になる。光春に憑いていた霊が女なのもあって、成仏してこの世に居ないのにそこまで気にかける? とずっとイライラします。
 色んな男を抱いてきた蘇芳の熟れ感がエロい。脱いだ時に香るでしょ、と腰に香水つけてる理由を明かしたシーンがえっち過ぎた。
 あらゆる仕草、動作、言動が、過去に付き合って男にもそういうことしてたのかなって考えちゃって、光春が嫉妬する――みたいな描写があってもよかったのになって妄想するくらいには良い攻め。
 後々、蘇芳の元カレが現れて、光春がもやもやするところを見れて満足。受けの嫉妬と独占欲は国宝級の可愛さ!

 絵が綺麗だしキャラデザも最高だから挿絵もっとほしかった。
 ホラーのハラハラ感も味わえる新鮮な作品でした。

5

怖いけど読後の気分は晴れやか

霊が見えたり感じたりできる二人の物語です。確かにホラーの要素がありますが、そういう設定も上手く使って二人が恋人同士になり、更には上手くいってなかった人間関係を改善していこうと前向きになれるストーリーなので、読後感はとても気分が晴れやかでした。
光春は子供の頃から誰かに見られている視線を感じたりして、それを言うと周りからは根拠が無いとずっと嘘つき呼ばわりされます。なので、大人になっても自分の発言が嘘っぽいと言われるのではないか?と、素直な感想などを言葉にする事に恐怖心があります。人とのコミニケーションにコンプレックスがあるんです。会社の人のペットの写真にすら、素直に感想が言えないのです。
光春はある日狭いビルの隙間で具合が悪くなっている所を蘇芳に助けられます。実は蘇芳にも光春よりも更に強い霊感があるんですが、取り憑いた霊に悩まされている光春をさりげなく助けてあげます。
確かに怖い場面はありますが、光春は蘇芳という理解者が現れた事により、少しずつ人との会話も出来るようになっていくのが読んでいて嬉しい気持ちになりながら読みました。
そして、蘇芳にも強すぎる霊を見る力の為に、悲しい立場にあることが分かります。光春は蘇芳を救ってあげたいと、不慣れながらも自分の考える素直な気持ちを蘇芳に伝える場面が良かったです。
蘇芳の立場はなかなか厄介でしたので、直接読んで見て欲しいです。蘇芳はずっと光春に対して優しくて、グイグイと光春に行くのですが、光春から大胆に来られると、急に照れてしまったりする、とても魅力的な攻めでした!
読後に海野幸先生のあとがきを読んだのですが、カーテンの隙間が怖い時の対処法というか、先生のご友人の意見というのが書いてあり。これを読めば大概の人は怖さを克服できるんじゃない?とおもいました(個人の意見ですw)
そして、なによりコウキ。先生のキャラクターのお顔が素晴らしくて、蘇芳も光春もとても素敵でした。

0

自分にしか感じられない存在とは

今回は商店街の花屋店主と工務店の事務員のお話です。

受様が攻様との出会いで怪異事象を解決するまでと
攻様の元カレが登場する続編を収録。

受様は物心着いた頃から度々怪しい人影を見つけますが
大人達は受様のいう不審な影を見つけられず
虚言壁を疑われた受様は誰とも口を利かなくなります。

そんな受様を気にかけた母方の祖母宅で
ひと夏を過ごすと不審な影を目にすることが減り
大人達は受様の気のせいだったと決めつけます。

しかし受様を追う気配は消えず
高校の時に惹かれていた同級生にも相談しますが
冗談で流され、受様の口はさらに重なります。

そんな受様の今の楽しみは
毎週金曜日に攻様の花屋を訪れる事です。

半月前、帰路で体調不良になった受様に
声を掛けたのが商店街の花屋の攻様でした。

攻様は恐ろしいほどに整った顔の美丈夫ですが
回復した受様が借りたタクシー代を返しに行くと
親し気な微笑を向けられ、恋に落ちるのです。

受様は部屋に飾る花を買う口実で通っていますが
ある日に買った芍薬が変わらない手入れをしてたのに
1週間も持たずに枯れてしまいます。

その話をきいた攻様は受様は特別なのでと
店特性の栄養剤だと白い紙包みをくれ
受様はアジサイと共に浮足立って帰路につきますが
見えない気配に追われることになります。

その後、夜道を歩いていると後ろから足音がついてきて
振り返っても誰もいない、という日が続きます
受様が感じる気配は本当に気のせいなの!?

雑誌掲載されたタイトル作に
本編後の続編を書き下ろしての文庫化で
人に見えないものが見える受様と僧侶から花屋になった攻様の
オカルトミステリー風味の恋物語です♪

この帰路での出来事の他にも朝の玄関先に
アパート前に髪の毛らしきものが置かれたりしますが
証拠写真もなく誰にも相談できずにいましたが
攻様はそんな受様にこう言うのです。

受様は不必要な嘘をつくような人じゃないでしょう。
これでも人を見る目はあるんです。

実は攻様は駅近くの大きな寺の次男坊で元僧侶で
人には見えないものが見える人で

受様は自分を見舞う不可思議な事象が
霊障であるとはじめて知り、攻様の助力を得て
解決方法を探していくことになります。

受様がけっこうなネガティブさんなので
受様はかなりグルグルしていますし
元僧侶の攻様の背景と心理もちょっと複雑なのですが

受様の周りで頻発する怪異の謎を解いていく事で
死者にも寄り添おうとする受様の優しさは
攻様のトラウマも払拭していく展開で

な展開なので
のハラハラと2人の恋の行方にドキドキしつつ
楽しく読ませて頂きました。

続編も攻様の元カレの登場で引っ掻き回されるのかな
と思いましたが、攻様の気持ちは揺るがなく
安心して読めて面白かったです。

4

No Title

前情報無しで読んだら「えっ」ってなりました。えっ、ホラー? 逢魔が時って、そういう……?

タイトルの後半部分が「花屋で会いましょう」で、私はその部分にばかり注目してしまい、「逢魔が時の」の不穏さをスルーしてしまったんですね。よく見れば、表紙の赤いリボンも滴り落ちる血みたいでした。

ホラーBLですが、マジもんのホラーほどは怖くなかったです。一番怖かったのは、冒頭の蘇芳の初登場シーンです。こんな禍々しい登場のしかたをする攻め様っている!?(いなくはない。) てっきりこの人が怪奇現象かと思いました。

のっけからビビりましたが、中身はホラー系ヒューマンドラマといった感じで、BL部分以外のストーリーも面白かったです。

BL部分はというと、溺愛で甘々な感じ。両片想いからの相思相愛で、受けの遠野が蘇芳に甘え過ぎてはいけないかもと葛藤するけど、結局欲望に負けるところが、ほほえましくて良いです。

0

髪の毛とか爪とか

↑怖いアイテムですよね。
切り離された身体の一部分ですもんね。

夏なのでホラーちっくなこちらの作品、手に取りました。
怖ーい話、大好きです。


攻めは美貌の花屋さん。
元僧侶というポテンシャル持ち。
受けは無自覚な霊取り憑かれ体質のリーマン。
幼い頃からこの世のものではないモノを見てしまい、虚言癖を疑われてしまった過去があります。


そんな二人が、出逢い、対峙する得体のしれない存在。
徐々にこの怪異の正体がわかる経緯もテンポよくて、飽きずに一気に読んじゃいました。
二人の惹かれ合うポイントも分かりやすくて、文句なし。


いや、本当に毎日暑いですからね。
この作品読んで、ゾワッとしてみるのも良いかも、ですよ。

0

これからカーテンの隙間が気になってしまいそう

8月末まで行われていたキャラ文庫さんのバースディフェア。そのフェアに合わせて購入した小説がどどん!と届いていて、一冊ずつじっくり読んでいます。

大好きな海野幸先生の作品、今回読んだこちらはゾクっとする怪しさ・怖さの霊媒BL。コウキ。先生による表紙や挿絵も怖さと怪しさ満点でした。

ワケあり花屋×無自覚霊媒体質リーマンというカプのお話。

主人公は会社員の光春(みつはる・受け)。幼い頃から見えない存在に悩まされてきた彼ですが、それを周囲に告げても誰にも信じてもらえず嘘つき呼ばわりされ、自ら意見を行ったり感想を述べたりすることが極端に苦手になってしまった人物です。

そんな光春が恋をした相手は、商店街で花屋を営む店主・蘇芳(すおう・攻め)。
具合が悪く倒れそうになっていたところを助けられてから足繁く蘇芳の店に通うようになり、思わせぶりな態度にときめく光春。

しかしそんな折、光春の周囲で怪しげな現象が起こるようになりー

と続きます。

除霊の絡むオカルトBLではあるのですが、蘇芳との関わりによって光春が自分自身の言葉を口に出せるようになっていく過程が見事でした。さすが海野先生だなあ…

還俗してから荒れて二丁目を出入りしていたという攻めの蘇芳は手練れっぷりを見せてくれるのですが、ふとした拍子に零れる光晴の言葉に頬を赤く染めていたり、嬉しがっていたりして可愛い!

受けの光晴視点で書かれたお話ですが、実は救われたのは光春だけでなく、蘇芳もまた”嘘をつかない”まっすぐな光春の言葉によって今後の除霊との向き合い方を後押しされ、勇気をもらっているんですよね。

一方的に支え・支えられ…という関係ではなく、互いに影響を与え合っている関係性がとても魅力的でした✨

そしてホラー部分の描写はゾクっとする怖さ!
これからしばらく、カーテンの隙間が怖くなってしまいそうなので、ペットにくっついて心を落ち着かせながら寝ようと思います笑

怪異に翻弄される二人の確かな愛と、言葉を信じること・口に出して発することの大切さが感じられ、考えさせられるお話でした。


0

暑い夏にピッタリなオカルトラブ

オカルトチックなストーリーというか、心霊ミステリー色が強いですね。この猛暑が続く今年の夏にピッタリかも?ヒンヤリ涼しくなるしBLも楽しめる。一石二鳥な作品かと思います(^ ^)


つい最近もオカルト系の作品を読んだばかりで、やっぱり夏に発刊する作品の中にはこういったテイストのお話は多いんでしょうかね。
私は割と霊障や心霊関係の情報にミーハーで、あー分かる分かる。そう言うのよく聞くし知ってる〜。とか思いながら楽しく読みましたが、心霊ものが苦手な方はどうなんでしょ。敬遠しちゃう部類に入ってしまうかもですね。

一応、オカルトが作品の主軸ではあるんですが、それをベースに恋愛が展開されていくお話なので、そこまでホラー色は強くないです。かと言ってソフトタッチってわけでもないですが。

元僧侶で霊感の強い花屋の店主・蘇芳と、蘇芳に惹かれて花屋に足繁く通う霊障に悩む遠野の出会いからストーリーが始まっていきます。
元々花好きだったことも幸いし、蘇芳に惹かれていた遠野。幼いときからちょっとした霊現象に悩む遠野に、蘇芳が理解を示し寄り添うことで更に2人の関係が近くなっていくBL展開です。

遠野に憑いた"モノ"をさりげなく祓う際に身体を近づけたりボディタッチしなきゃならないのですが、それが却って遠野に意識させたり、自分にとっても役得だったり…まるで霊が2人のキューピッドみたいになっています。

遠野が悩んでいる怪現象に、蘇芳とともにその謎を解いていきます。命の危機を感じてしまうレベルの深くて重い背景に解決は難航。でも最終的にはスッキリ解決に至りますのでご安心下さいね。
自分に取り憑いていた悪霊であっても、霊に対する敬意を抱き優しく寄り添う遠野の姿から、彼の誠意ある人となりが分かります。
強制的に"祓う"のではなく、霊自らが"成仏"するような道を……。
蘇芳の祓う力がなくとも遠野の優しい心が霊を癒し救うことに繋がり、最後はなんだか少し気持ちが温かくなる終焉でした。

こんだけの状況を2人で共有し過ごしているのですから、そりゃますます好きになっていきますよね。「吊り橋効果」ってやつでしょうか^ ^ 元々惹かれ合ってる2人だったので結ばれるのも時間の問題ではあったと思いますが、霊が1つのキッカケになったってのもありますね。

遠野は色々と憑かれやすい体質みたいだし、蘇芳が会うたびにサラッと祓ってくれるので最高のパートナーと言えるんじゃないかな。
お互いの存在が仕事やプライベートの充実度をを高めることにも繋がっているので、2人の今後は明るそうです。


心霊描写はどうしても暗くどんよりとしたテイストになってしまいますが、どのエピソードも最後は遠野の優しさが生きる終わり方です。なので、読んだ後味は悪くなくむしろリフレッシュする感じ。

心霊ものとしては読みやすい方だと思うので、気になっている方は夏のお供に読んでみてはどうですか^ ^

10

怖かった…

怖い夢見そう…と思ってたらボーイズラブがちゃんとありました。

久しぶりに先の読めない展開(私だけ?)でした。
いつも主人公が苦しんで卑下して恐ろしい目にあって。

そんな中出逢った花屋のイケメン。彼は味方なのか?そうではないのか?

お互い花のような二人なんですね。

あまりネタバレを見ないで読む方が良さそうなお話です。

作者さんはこの本を書いてる間無事だったのかな?と心配になるほど怖かったです。
読み終わった本を部屋に残すか迷います。

4

コワイヨー

先生買い。雑誌で読んでいたのに、もう一回読んで、ぐいぐい引き込まれるんで、面白いんだと思いますが、特に後半コワイ。読み返すのは躊躇われるレベルで、恋話をぶっ飛ばしてしまったので萌にしました。雑誌掲載の本編150Pほど+書き下ろしの本編続き140Pほど+あとがき。カーテンの隙間が怖い人は要注意です。

朝夕に鐘をつく寺がある町に住む光春。少し前に体調を崩した時に助けてくれた花屋のイケメンが忘れられず、しょっちゅう花を買いに立ち寄っています。買った花を持って帰る途中、ふと首筋に視線を感じて・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
受けの会社の上司、同僚、攻めの元カレ、怪異ぐらいかな。海野先生の怪異系のお話では、怖さレベルあがった気がします。

++攻め受けについて

攻めは寺の次男坊。元から霊力強かったためか、修行していざ寺の仕事をがんばんべと思っていたら、その霊力の強さに死者の霊たちがざわめいて、鎮まらなくなってしまったという経緯あり、あきらめて花屋になったという方(ちょっと可哀想)。そんなことがあったので一時荒れて二丁目界隈でブイブイ言わせていた模様。(その時の知り合いが後半登場)。ちょっと軽めな感じがしました。

受けは昔から人に見えないものが見えていて人に信じてもらえなかったため、周りとの関わり方が上手くいかないことがある方。真面目でいつも人の様子をうかがっているような印象でした。そんな方が自分が見えていたものを肯定してもらえ、あまつさえ祓ってくれるイケメン(攻め)には惚れること間違いなしですよね。

攻め受けの恋話はふんふんと呼んだのですが、とにかく怖かったのが怪異。
可愛くない。怖いの一点張り。怖いもの大嫌いな私にとって、「読めない!」というレベルより二歩手前ぐらいでしたが、怖かったー。特にカーテンの隙間話。ダメですよ、カーテンはきっちり閉めないとね!

海野先生、あとがきによればホラーがお好きらしいです。先生、勝手な物言いですが、次回はちょっと可愛げのある怪異にしてください・・・よろしくお願いいたします。

3

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