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ueta inu ha niku shika shinjinai
マキネ先生のオムニバス形式。
はじはじがキュンキュンですごくよかったから
こちらも読んでみました。
登場人物が全員それぞれ絡んでいきます。
うん、どのお話もほっこり、やわらかい、あったかい感じです。
マキネ先生のかわいい受けたちとかっこよくて清潔感のある攻めたちにぴったり。
エロエロも好きだけど、こういうほんわかBLも大変よろしい。
学生時代の宙パパがすごくカワイイ♡
楽の、「子供がまだ食ってんでしょうが」に吹いたw
3組のお話。3組とも大好き…。あとちょっと長髪にしてて切ってサッパリする男子が好きなのでじゅんぺいくんの変化が嬉しい。あと星夜さんのタトゥー好きです。いい場所にあるな…。マキネ先生が描くお布団シーン色気があって好き。身体のラインもすてき
感情移入しまくりました。ズキっと胸が苦しくなるシーンから多幸感溢れるシーンまで、素晴らしい1冊です。本当にみんなずっと幸せでいてくれ!!最後もめちゃめちゃにやけちゃいました笑 bl好きのみんなにおすすめできる1冊です!!
大好きなマキネ先生のはじめてのオムニバス作品。
ということで、3カップルの物語が収録されています。
だからとても分厚くて読み応えたっぷり!!!
長い空白の年月を経て再会した、忘れられない相手との恋。
出会ってからどんどん惹かれてしまう、ままならない相手との恋。
信じてもらうまで積み上げた愛が実る話。
どのカップルの話も、短いのにすごくグッときて胸がいっぱいになって、さすがマキネ先生だなと感動しました。
絵もストーリーも素晴らしいですが、マキネ先生は文才がすごいですよね!言葉えらびが天才過ぎて、胸にしみ込んでくるようなセリフがたくさん出てきます!
三組のカプのオムニバスだけど、ごはん屋まるで繋がってます。何度も読み返してます。
若すぎて恋を怖がって離れてしまった星夜と斎は奇跡の再会だよ。たぶんモテてた星夜が大人になっても独り身でカッコよくて。斎ももう奥さんと別れてるんだってホッとしちゃった。楽くんが可愛い!同じ事繰り返さない、勇気出して言葉伝えられて良かった!
洵平と釦の若いカプは臆病な猫ちゃんへの対応、どこで間違えた?って感じ。離れようとしたら思いのほか嫌われてないみたいな(笑)もっとこの二人の続き、翻弄され続けた洵平の逆襲が読みたい!
最後のカプ、円(まどか)と輪(りんぐ)の話。お父さん達には伝わってたよ、きっと、って思うけど、お互い伝えられなかった言葉とか色々考えて泣いてしまいます。近くに輪がいて良かった。幸せになってね。最後まで読んでから始めのカプ、星夜と斎の話に戻ると、円の弟、楽のセリフが心に刺さります。
マキネ先生の描かれる子ども達が可愛いすぎて読んでてクラクラしてしまう。
パパに必死に抱きつく姿にキュンです。
全体的に切ないお話ですが、ちょいちょい出てくる、チビちゃん達にほっこり癒されて、大満足。
子ども食堂を舞台にした、三組プラス、チビちゃんカップルのオムニバス。
できればシリーズ化して、全カップルの続きをお願いしたいくらいにお気に入りです。
特にチビ二人の成長したお話で丸々一冊を希望します!
あとキスシーンのコマ超好みでした。
作者様買いです。マキネ先生らしさあふれる1冊!
1つの場所を舞台にした3つのカップルのオムニバスストーリーです。
登場人物はかぶっていますが、それぞれ当て馬になるなどはなく、ストーリー上の絡みがある感じです。
それぞれのカップル、登場人物には色々な事情がある少し大人のラブストーリーです。
子供食堂が舞台になっているので、家族の形だったり、親子関係といった問題も出てきます。
私は表紙にもなっているシングルファーザーと同級生カップルのお話がとにかく好きでおすすめです。
長年の思いの詰まったエッチシーンは涙が出ましたし、胸が締め付けれるような、本当に素敵なものでした。
大人になって振り返るあの頃、手放してしまったあの頃を取り戻す…最高です。
3組それぞれ違ったタイプのお話を読むことができます。エッチシーン重視というよりは、ストーリー重視で展開されていきます。
子持ちの男性がいるので、子供達が登場するのですが、これまた死ぬほど可愛い!天使!
じっくり、しっとり、楽しめる1冊です。
ほんとにお得感満載だから!
そして子供たちも可愛いから!
3組のカプが織りなす愛情もだけど、人としての感情が溢れてる素敵な作品です。
一度読んだら何度も読みたくなる作品です。
相当上等なオムニバスです!
オムニバス特有の横軸で広がる世界観が巧妙に展開しています
更にオムニバスならではの弊害になりそうな物足りなさ…が限りなく少ない‼
さすが暮田先生。。。と、その力量に深い敬愛を感じずにはいられないです
はぁーー…読後暫く経ってもこの多幸感が引かない
これこそ至福(๑´ڡ`๑).☆.。.:*・゚
3組それぞれの愛と恋、そして時々家族のお話しです
どのカプのお話しにもぎゅっと心を掴まれる萌が詰まってます
攻め好き目線だとお気に入りはやっぱり山城かなぁ~
過去をしっかり悔いながら「今」に一生懸命な感じ!
そして積み重ねて来たからこそ漂う大人の男の色気…
サラッと描かれていた腰のタトゥーも艶めかしいです
社会福祉士というしっかりめのお仕事をしながらも腰にはタトゥーがあるって考えるとそのギャップにも萌えます
最後にちゃんとそのタトゥーの意味も回収して下さってスッキリしました
他の2組も好きです!
特に輪&円のまるCPは山城と沢渡のお話しの時から存在が示されていて、これぞオムニバスの楽しみ!も楽しめました
この2人のお名前もそうだし、舞台となるご飯やさんもそうですが「○」に拘り抜いた感じでしたね
「○」っていいですよね
永遠や縁を感じさせる安心感、まるでこの作品そのもののようです
何度でも読めるし、何度でも会いたい、いつでも読んでいたいお話し
ほんとに素敵な1冊でした
2023年の新刊でまだそんなに多くのオムニバス作品を読んではないですが、たまたまこの作品の前に読んだオムニバスのカバー表紙も同じような優しいピンクの表紙でした
この柔らかいベビーピンクの表紙のオムニバスがあったらきっと次も買ってしまいそうです(〃∇〃)
すっごく読みた過ぎて…でも読み終わりたくなくて……
なぜか1人焦らしプレイをしていたコチラの作品
何を思ったかカフェで読む!というトンチキな行動を取った私…w
(平日で勿論周囲にご迷惑を掛けないように読みました!)
エロ度とあらすじだけ確認していたので大丈夫かな?と思って読んだんですけど、、、私が心配しなきゃならなかったのはエロ度ではなく、己の涙腺の心配でした…(´;ω;`)ウゥゥ…ッ
普段、滅多な事がないとBLではあまり泣かない方なのですが…多分私は親子ものに弱いんだと思います…
読み始めて数ページ…
宙くんの「ごはん したかったの…っ」のセリフとあの泣き顔でダバダバと泣きました…更にパパと抱き合って”ヴェヴェ”して泣いてる2人が追い打ちを掛けてきます
もぉダメだ。。。と思っていたら…良かった。。。!後々分かる輪(りんぐ)の存在に救われました!ありがとう…やっぱイイ男だなアイツ…( *´艸`)フフ
そんな予想外の始まりで動揺しながら読んだオムニバスながらもしっかりページ数を割き、それぞれの人物を丁寧に描いた「犬と肉」の世界!
今の所2023年度読んだ新刊の中で『切なくて』『きゅんとして』読後に『あったかくなる』…【萌えが束になってこんにちはしてくる作品NO1】かもです…!!
私の心のたぶん1番柔らかい所を極上のブランケットで包んでくれるような心地良さをくれるんです…この1冊…!!
勿論たっくさんの「切なきゅんBL」に出会わせてもらってます!
でもその分考えたりする事もあったり、未来を想い妄想の中で応援したりして「追い切なきゅん」があったりして、そこを含めて楽しい所もあるのですが、この1冊に関しては私なんぞが願わなくても大丈夫!な位の絶対的な安心感をこのオムニバスの中であってもそれぞれのCPのカタチで描き切ってくれているんです…(〃ω〃)
切なくて、きゅんってするのにそこはかとなく温かくホッコリする
ライナスのブランケットで包まれたような安心感のある1冊
生涯大事にしたい作品にまた出会えてしまいました (ღˇ◡ˇ*)♡
願わくは宙と楽のお話しでまたみんなに会えたら嬉しい限りです
ストーリー、作画共に他と一線を画す実力ある作家さんだなと。
令和の時代に「子供がまだ食ってんでしょうが!」に出会えるとは〜(このネタ元わかる世代もうあまりいなそう笑)
浅学にしてタイトルの意味がよくわからなかったのでどなたか教えて欲しい…
子ども食堂に集まる人たちのオムニバス。
特に最初の山城と沢渡のCPのお話が好きでした。
高校時代の同級生の2人が、沢渡の息子がこちらの食堂に通うようになって再会。
高校時代色々あった二人だけど、社会人になって、結婚したもののシングルファザーになった沢渡だけど、子育ての悩みもありつつ、山城が相談にのったりして。
また昔の気持ちに向き合って、一緒に過ごす二人が良かったです。
特に山城の愛がかなり重めなのがもうたまりません。
他の2組のCPのお話も素敵なので、おすすめです。
先生の作品は複数拝読しています。こちらは高評価で気になっていた作品。子供達をサポートするこども食堂を巡る、3CPを描くオムニバスです。
【山城×沢渡】
中学の同級生が19年後に偶然再会。
受けの沢渡は小学生の子持ちのバツイチ(先生の描く子供はキュートだな〜)。
ある出来事から、不本意に決別してしまった二人が、再び恋に落ちていく様子に大変萌えました。
特に表面はすごくクールな山城が、内面では燃え上がってるのが感じ取れて大変良きです。「今度は絶対逃がさない」って言う表情にはグッときました。
また可愛い中学時代から色気のある30代、どちらも楽しめて眼福です。キスシーンや濡れ場は、大変官能的に色気たっぷりに描かれていて、ドキドキさせられました。山城の腰のタトゥーがエロいな〜。
最後、無表情だった山城が柔らかい表情になって幸せオーラを振り撒いているのが微笑ましいです。
こちらのCPが一番刺さりました。できれば長編でじっくり読みたかった〜!
【洵平×釦(ぼたん)】
洵平は大学生ボランティア、ピュアで優しいワンコで可愛い。ぼたんに恋をしています。
ぼたんは養護施設に住んでいるボランティア、ちょっと拗らせてるツンデレ美人さん。訳あって洵平にキツく当たります。
そんな二人の恋模様。10代の恋がみずみずしいです。
洵平の「もっと好きになっちゃった」の見開きの笑顔の破壊力たるや…。ワンコ攻め、やっぱり好きです♡
二人のその先も読んでみたかったな〜。
【輪(りんぐ)×円(まどか)】
こども食堂「ごはん屋まる」の店主円と、その幼馴染でパートナー輪の、10年越しの愛の物語。
円と家族の関係も描かれていて切なさ溢れるお話。終盤の円、輪、円の弟楽、3人の抱擁シーンはもらい泣き。
クールで寡黙年下ワンコな輪の、最後の笑顔にトキメキます。
最後のおまけ漫画、3CPもよかったのですが、なんと言っても、小学生だった宙(そら)と楽がDKになって、体格が逆転してるのが激萌えでした!絶対可愛いワンコ攻め(宙)×クーデレ美人受け(楽)だな!と妄想が広がりますw
電子限定特典もこの二人でした。1Pですがこちらを読むとさらに萌えます♡(ベッド横でご飯て…悶!)
どれも素敵なお話でした。
ただ私は一つのCPをじっくり読む方が好きなので、その点でちょっと不完全燃焼感はあります。せめて3CPを上下巻くらいで、濡れ場も含めじっくり描いて欲しかったな〜。
それにしてもすごいタイトルですね。
それぞれ皆が飢えた犬で、相手が肉になるのかな、やっぱり。
電子(ebookjapan)購入 修正はトーンか白抜きかな?(修正箇所の描写はかなり少なめ)
※電子限定特典書き下ろし漫画1P付き
凝ったタイトルとオムニバスっていうのがずーーっと気になってて購入しちゃいました。正直、BLにちびっこ要素はあんまり好きじゃないんですけど、暮田先生の描くちびっこたちは、ちょっとそうはいってられないくらいキュートなんですよね。今回も表情豊かな彼らに何度もキュンとさせられてしまいました。
タイトルはチェーホフの言葉だったんですね(初めて知りました)。「飢えてない」犬は肉以外のこと(飼い主や子供やその他のマナーのこと)も考えられるっつー…ふむ。舞台は子ども食堂だし…深いですね。ふむ。恋をするにはまず「飢えてない」犬にならなきゃなんですかね。
19年越しの初恋を実らせる社会福祉士とシングルファーザーのお話は尊い再会のお話でしたが、息子くんが可愛すぎて狡い(尊い<可愛い)wとゆーわけで、健気に父を支える宙くんに気持ちが全振りしてしまいました。
食堂のボランティア君と大学生のお話は、やはりボランティア君がツンデレ受けの解釈であってましたでしょうか?本編にはスケベがないんですけど、そうとしか思えない完全なるBLでした。
食堂の店主とそのパートナーの10年愛が一番好きでした(攻め受けのキャラ萌え)。さり気なく一番シリアスな印象でしたが、オムニバスの一編という長さがちょうどよくて、重さがやや薄まっていた気がします。食堂の事情がここで明かされます。がんばれ家族経営!
おまけのSSにめちゃくちゃほっとしました。萌え度数は、本編<おまけの”犬と肉”①~④かも。宙と楽の数年後を描いた2頁があまりに幼馴染みDKBLすぎてキュンしてしまったのでしたw
こども食堂の活動をしている「ごはん屋まる」を舞台に繰り広げられるお話。
全7話で、3組のCPのお話詰め合わせになっています。
中学の同級生である沢渡(現シングルファザー)と山城(現ケースワーカー)が再会したり(1~3話)、ボランティア同士(大学生の国府田と17歳アルバイター釦)の諍いと和解(4~5話)、店長の円と調理担当している輪が家族になる話(6~7話)が収録されています。
どこかの町にありそうな、現実と地続きになっている、全体的にほのぼのしている作品です。
私は、個人的には、実はどのCPもあまり合わなくて、おまけで掲載されていた、沢渡の子供の宙と、円の弟の楽が高校生?になっているお話が一番萌えました。
この子たちは小さい時も可愛いですが(特に楽が好きです。冷めてて可愛いです)、大きくなったらこんな感じなのかー、というのが大変によかった。
なので電子限定書き下ろし特典も1Pですが有り難かったです。
あと、本のタイトルの「飢えた犬は肉しか信じない」は回収されていないですね?
何だかんだ言って暮田マキネ先生のここ最近の作品は全部読んでいます。今作は購入予定ではなかったのですが、「はじめて、はじめました。」の発売日が伸びたのでこちらを購入してみたんです。購入して大正解でした。
先生の描かれるちびっ子が大好きなので、今作でも宙くんと楽くんがめちゃくちゃ可愛かったのと、楽くんが将来良い男になりそうでとても楽しみだと思いました。
なので1組目のCPである宙くんの父親の沢渡と同級生である山城の描き方に馴染めませんでした。年相応なんでしょうけど息子がいる年代という事で、余計に歳を取ったように描いているのが微妙に感じました。
お話自体は凄く切ない再会ものでしたし、意固地に1人で頑張ろうとする沢渡と包み込むような大人な山城がくっ付くまでが凄く良かったです。
大学生と高校生のボランティアCPも切なくて良かったです。大家族で愛されて育った洵平と施設育ちでもう少しで退所しなければならない不安を抱えている釦なんですが、洵平に嫉妬して反発する釦に対してそれでも気にかける洵平が頼りなさそうに見えて芯が強くて良い男なんです。
そして最後のCPはこのお話の舞台となってる「ごはん屋・まる」の調理師とオーナーである輪と円の2人でした。
こちらのCPの背景に凄くジンと来るんです。年の離れた弟の楽くんと何故同居する事になったのか、「ごはん屋・まる」の成り立ちのお話とか涙が出てしまいました。
こんな素敵な作品をありがとうございますと暮田マキネ先生に伝えたいです。更にそれぞれのCPのおまけマンガに宙くんと楽くんを入れてくださりありがとうございました。この2人のスピンオフ読みたいですね。
「ごはん屋まる」を舞台にした3組のカプのお話。
1組目はひとりで子育てをする受けの沢渡と19年ぶりに再会する高校時代に同級生だった攻めの山城。ごはん屋で偶然出会ったふたりが周りの人や子どもたちに守られて助けられて、自分の気持ちに素直になって過去を乗り越えていきます。
2組目はごはん屋のこども食堂でボランティアをしている学生同士、洵平と釦。片思いしている洵平と洵平を鬱陶しく思っている釦の家庭環境や想いのズレが切ない物語です。
3組目はごはん屋で料理を作っている円と店員の輪。物語はふたりの過去と楽との出会いになります。
3組それぞれ違った出会いや恋愛模様を楽しめます。
最後に特典漫画で、その後の3組のカプの話と沢渡のひとり息子の宙と年の離れた異母兄弟の楽のふたりが大きくなった姿が見られます。
洵平と釦はハッキリと受け攻めが描かれていませんが、たぶん洵平と釦かな?と思います。
また、宙と楽は付き合っているのかもわかりませんが、たぶん宙と楽な感じが読み取れます。
もちろん、人によって「いやいや!逆でしょう」となるかもしれませんが、ぜひ、楽しんで妄想しましょう!!
3組のカプ、それぞれの大人の恋もとてもいいですが、なにより、マキネ先生の描く子どもたちがかわいくて愛おしいです。抱きしめたいかわいらしさです!!!
そして、グッとくるセリフがたくさん出てきます。
「自分の生き方を自分で決めたい」
「勉強は選択肢を増やす手段の一つ」
「他人が理解できるかと自分にとって大事なことは別問題」
「はらへってるとさびしくなる」
「はらいっぱいにしとけばだいたいだいじょうぶ」
BLに興味ない思春期で将来や勉強について考え足りない娘に、ぜひこの作品を読ませたいと思うほどに心に響くセリフがたくさんありました。
読み終わった時にタイトルとそれぞれの名前に込められた意味やイメージが伝わってきます。とても素敵なオムニバスでした。
ぜひ、物語とエッチとセリフと楽しんでください。
ごはん屋まるを中心に描かれるハートフルなオムニバスです。
ギュギュっとつまって読み応え満点です。
暮田マキネ先生の作品は心がキュッとなります。
心に何かを抱えた人たちの繋がりと成長、過去とこれから。
とても素敵に紡がれています。
ちょっとどこかひと癖ある物語が読みたくなったらぜひお勧めです!
ちみっこ好きとしてはもう1話からノックアウトです。
そらくんのいとけなさに、心鷲掴みされまくりでした。
表情がたまらないのです。
愛おしい物語の中のとても愛おしい存在。
着地点に至るまでは紆余曲折ありますが、ストンとあるべきところに収まったという感じの読後感でした。
読み返すとまた発見があったりして、大切に読み継いでいきたい物語です。
宙くんの成長した姿にもノビシロ感じました!
そして楽くんのこ気味良い突っ込み!ふふっとなります。
そんな彼らのその後、まだまだ気になります~。
ふう、何と素晴らしい。
久々に暮田先生の新作出てる!と思って飛びついたら、良作過ぎて、レビューを書かずにはいられない気持ちになって、戻って参りました。
ひとことで言うと、「何だ、このやばい作品は」。
久しぶりに漫画を読んで泣きました。
仕事で疲れまくってた心もからだも洗われた気持ち良さ。
子ども食堂の「ごはん屋まる」を舞台に、3.5組のCPが描かれています。
1組目は19年ぶりの再会を果たした山城✖️佐渡。
2組目はボランティアの洵平✖️釦(ぼたん)。
3組目は店主の円✖️輪(りんぐ)の10年愛。
0.5は読んでのお楽しみ。たぶん最初から予感はすると思います。
ただおそらく「あ、そうなったの!?」という楽しい驚き付き。
もうね、1組目から泣きました。
中1で出会って、離ればなれになって、でもずっと心の奥に引っかかり続けていた相手。
暮田先生の描く受けは強がり意地っ張りが多めな気がしますが、ここではそっちじゃない、純朴で育ちの良さを感じる、まっさらな感じのする方。
いい!
30過ぎてる2人の落ち着いたビジュアルと、可愛さと「あ、この子、将来とんでもなくカッコよくなりそう」という予感しかしない10代前半の2人の姿を見られるのも眼福。
このCPは唯一えろすなシーンがあるのですが、ここで泣けた。
自分で「え、は?あれ?わし、泣いてますがな!」と驚く感じに涙が出てきた。
とにかく描き方が秀逸です。
冒頭から匂わせる2人の過去の差し込み方も、過去のエピソードも、そのときどきの表情の描き方も、控えめに言わなくても「最高」。
そして佐渡の子どもである宙(そら)が可愛すぎる。
「子持ちBLはちょっと…」という方も、回れ右しないで読んで!
深読みすると、心の奥に引っかかったままの誰かを消化しきれないまま、でももう2度と会えないという諦めも受け入れつつ、「人並みの人生」を歩もうとした純朴真面目くんしかいないので、子持ちBL嫌悪派が感じるであろう「愛情もないのに体面のためだけに結婚しやがってー」的な腹黒さもずるさも一切ありません。
そもそも多くを語られていないので、大丈夫。
安心して、優しい再会愛にどっぷり浸かってください。
それと台詞にね、人柄が表れてるので、ぜひそこにも注目してください。
2組目は若い。
こういう言い方は良くないかもしれないけど、わたし的には箸休め的なCP。
事情を抱えた1人と、何不自由なく育ってきたふつうの大学生。
ビジュアルが素晴らしい。
今年に入ってスキズにはまったわたしには、釦がフィリ◯スに、目の下のホクロで洵平がヒョ◯ジンに見えてしまう瞬間が…。
いや、洵平は暮田先生の作風の中ではだいぶ色気のない仕上がりになっているので、ホクロがアピールされているところだけですが。
それでも眼福でした。
3組目もビジュアルが炸裂しております。
最初のページの円の黒服姿にノックダウン。
ただ輪の名前はちょっといただけない。
輪と書いてりんぐ。
実直そうなビジュアルに、キラキラネームやないかーい、という、名は体を表さないタイプ。
ただ円(まどか)もまる、輪(りんぐ)もまる、ごはん屋もまる。
そういうことなんだろうなあと思いながらも、りんぐ…。
円の親父さんに保護された子ども親がしっかり手をかけられない状況1人で頑張る若い母親、という家庭環境の匂わせを深読み。
自分の性志向による親子のすれ違いを背景に、暮田作品特有の懐の広い攻めを堪能できます。
ところで暮田先生、ちょっぴり画風が変わりましたか?
色気だだ漏れなキャラも健在だけど、少しすっきりしたような?
ただ唇の色気も横顔の色気も健在。
そこに添えられる可愛すぎる子どもたち、さらに10代前半の瑞々しい描写も味わえて一挙両得。
こころも頭もしあわせな気分になれました。
カバー折り返しの部分に暮田先生の「憧れのオムニバス」とのお言葉がありましたので、オムニバス形式での作品は、初めてなのかなと思いました。
でも、素晴らしい!3CPの短い物語ではなくて、凄く濃密ないつもの長編を読んだ満足感があります。それぞれのCPのお話は、描かれていない部分をあれこれ妄想して楽しめる表現があちこちに。特に洵平くんと釦くんの未来は、ぜひ別冊でお願いしたいと!
そして子どもたちの可愛さはやはり鉄板!宙くん、楽くんにこれから何度読んでも、琴線わしづかみされるんだろうなあ。
本当にみなさんに読んでいただきたい!!です。
作者さま買いです。
1つの子ども食堂も営むごはんやに関わる人たち3組カップリングの短編集ですが、短編集であっても全く中途半端だとは思わず、むしろ深堀したくなるほどキャラへの思い入れも強くなりますが、でもこの一冊でも満足できてしまう、そんなすごい作品でした。
1組目は過去に置いてきてしまったわだかまりを再開して2人で乗り越える救済。2組目は出会ってからできてしまったわだかまりを何とか乗り越えようと奮闘し、少し溶けてきたかな…というところで終わる未来への期待が高まるお話。そして3組目は過去にぶつかったわだかまりを乗り越えて幸せになった今を描いているお話の3本仕立てです。
本当にどのお話もちょっとしんどくなったり、でもそれ以上に暖かい気持ちになったりして、それが3作品も読めるので大満足間違いなしの一冊です。
さすが暮田先生という感じの一冊でした
こども食堂を舞台に3組のカップルのお話
オムニバスでもっと深く読みたいと思う気持ちもあるのですが、舞台が舞台なだけに掘り下げ過ぎると恋愛よりも、他が、フォーカスされそうで絶妙な匙加減だと思います
1組目の元同級生カップルは大人の恋愛
2組目はまっすぐな片思い
3組目は拗れた両思い
どれも大変素晴らしいお話でした
それぞれに恋愛と家族模様が描かれていて深いお話でした
絵もとても美しくて繊細で世界観ピッタリでした
大満足の一冊です
描き下ろしに大変癒されました
子ども食堂を舞台とした3組のカップルのオムニバス作品。どのお話も気持ちがあったかくなるストーリーばかりでした(*´︶`*)
同級生の再会ものや、子ども食堂のボランティア学生同士のしょっぱい恋、10年越しのプロポーズのお話といった、子ども食堂という場が出会いと成就を繋いだ恋のお話です。カップル3組とも、世代もキャラクター性も立場も全く違いますので、色んな方向性から楽しめました。
私の体感としては、サラサラッと喉越しよく読めたなぁという感じです。
どの話もキレイにまとめられています。読後感も良いし、絵も美しいのですごく読みやすい。
内容も心理描写が映えるストーリー性が高く、BL以外のところでも心に響く見せ場が広くあります。
だからか…とは言ってはなんですが、その高いストーリー性をもっと深く掘り下げて読んでみたかったという気持ちも同時に沸きました。3作品とも、1つの単独作品で表現することは難しかったんでしょうか。
とっても素敵な話ばかりで面白かったんですけど、上澄みの部分で終わってしまったように感じてしまいました。もっとその先を、その部分をもっと詳しく…とかね。
例えば最初の山城×沢渡のお話だと、沢渡が何の仕事をしていて多忙なのかとか、離婚した妻との夫婦関係や結婚していたときの家族環境(沢渡が宙を引き取った背景含む)だとかそうです。また山城の沢渡に対する長年の恋情を描いた過去の背景があれば、より話に深みと広がりが持てたような気がします。
他の2ストーリーに関しても同様です。知りたいことがいっぱい。
国府田とぼたんのお話はもっとその先を〜!って感じだし、オーナーカップルは彼らの10年のステイ期間の恋愛の様子を知りたかったです。
一冊に3つのストーリーが収録されているのである程度のハショりは仕方ない部分もあるのかな。魅力的なキャラと舞台が揃ってるのに勿体無いと思ってしまうだけの面白さがこの作品にはありました。
沢渡の息子・宙と円の弟・楽の組み合わせも次世代の有望株ですね^ ^
これ、続きとかないんですかね。すんごい気になるところがいっぱいあるんですが…
子ども食堂で交錯する3つの恋の物語は幸せに満ちていました。素敵なお話ばかりなのでおススメです♪
drapさん本誌から拝読しておりました。
単行本、書影を拝見し"ピンク色"に当初驚きました。
こども食堂を舞台に織り成される3組のオムニバスです。
山城さんのCPが雑誌ですぐ終わってしまったので、え?と思いましたが、短編として続いてよかったです。
3組、短編ですが、それぞれ実の詰まった物語です。
1組目は再会もの。2組目は家庭環境の異なるDK、最後にこども食堂店長の物語。
どれも、ハッピーで萌でラブラブ!なストーリーではありませんが、根底に優しさを感じます。こども食堂が舞台で、"こども"が癒しであり、無邪気さ故に気付きを与えてくれます。
大人たちに見守られ、こどもたちに教えられ、繋がりを得ていきます。
6人どこかに後悔を抱えていて、それを救済するより、昇華させていくような。キラキラ青春よりは、思春期のもがき苦しみから成長して大人になっていくような。
CPのふたりだけでなく、オムニバスで描かれるみんなの糸が絡んで変わっていき、最後にはじんわり心が温かくなる作品でした。
初めに"ピンク"に言及しましたが、振り返ると淡い優しいピンクに、どこか親しみや安心感が芽生えるこの作品に似合っていると思えました。
優しくなれる作品でした。
染み入るような3CPオムニバス。短編だけど全然短く感じなくてむしろこの長さだからこそいい!って思える。それぞれ違う感じのCPだけどそれぞれに独特の萌えが凝縮。BL的萌えもあるけどそれ以上の絆とか家族愛みたいのも描かれえていてやっぱり期待を裏切らない先生だなって思いました。
1CP目:再会もの。これは暮田マキネ先生らしいお話って感じがした。一番好き。1人で平気じゃなかった、やっと自分の気持ちがわかったっていうのがじんわり伝わってくる。19年の重みがちゃんとあって大人の純愛だった。子供超かわいい。
2CP目:DDとDK。恋愛というより若者の葛藤が軸でBL的には珍しいなと思ったけど、笑顔に惚れちゃうってところの表現に納得した。
3CP目:家族との葛藤と新しい家族の物語って感じ。攻めが10年越しの想いを募らせるのが重たくていい。子供が泣かせる。
全体的には大人の色気が出ていて(もちろんかわいいまるたちも超絶可愛い)しっとりしていた。絵が少し変わった?男性の魅力が強く出ていて、攻めも受けも男性だって感じが強まっていた感じあしてすごい好きだった。これまでもかっこよかったけど美形ってイメージだったけど、本作はちゃんとそれなりに年を重ねた男性の落ち着きと男性美が表現されていてドキドキしました。
そんなにえちシーン盛りだくさんじゃないのもいい、それ以外のやり取りで色気を表現していて引き込まれました。
BL漫画らしい漫画を描けて、やはりうまさの格が違うなあって思いました。すごい満足。
子ども食堂の舞台で、
みんなの縁がつながっていく感じがよくて、
3組のカップルのドラマ。
彼らの心の葛藤と
ほんわかな恋心が
心揺さぶられること間違いなしです!
「餓えた犬は肉しか信じない」の意味は、
物質的に困っている人は、
心の中で大切なものにすがってしまうということだよね。
登場人物たちが、
自分の本当に欲しいものや愛を見つけるために、
心の中の真実に気づいて、それを追い求める。
彼らが困難や過去の苦い経験に立ち向かいながら、
欲望や感情と向き合う場面が魅力がいっぱいで、
うっとりしてしまう!
暮田マキネ先生の繊細さには脱帽!
素晴らしい3組の恋模様。
彼らの心を深く描くのが見事で、
少年の頃に秘めた恋心が、
時を経て、
大人になっても未だに燻っている感じが感動的!
好きという気持ちは何よりも負けない、
ゲイである心の重み、
家族の関係、葛藤、
シングルパパの奮闘・・・などなど、
いろんな感情の動きの中で、
切なさと苦さと甘さが詰まっていて、
絶妙なエロさにもドキドキが加わって、
ほんわかとした愛をたっぷり味わいました!
とにかく先生の作品が大好きです
人の強さも弱さも含めた「気持ち」を丁寧にキャラを通して魅せて下さる数々の琴線BL!
今作は特に気持ちと月日が重なり余計心に沁みます
そして…!
先生の画が…‼
また更に雰囲気が出たというか、優しいタッチはそのままに更に奥深さが増したというか二次元ですが人間味が増したというか、、、息吹を感じるようでした
来月も確か新刊出して下さるんですよね?
楽しみが続きます、ありがたい…‼(*´▽`*)
オムニバス形式の短編で3カプのお話し
やっぱり印象深いのは山城と沢渡
大人だから、大人になったから、あの時を過ごした、この2人だけの「切なさ」
またやさしいこの「まる」という食堂きっかけで紡がれる事で温かいからこその苦しさが増してくる感情…
あぁ。。。暮田先生作品だなぁ~って心酔します
ただ。。。!!
やっぱり上等な恋のお話しだからこそもっと読みたかったです。。。
短編だからこそ、というのもあるとは思うのですが、、、
それでも!それにしては!魅力的過ぎるんです、、、みんな(´Д⊂グスン
素敵な1冊だと大声で宣言出来ます!
でも…その分もっと……!とは思わずにはいられない読後感
この作品、夕暮れ時なんかにまたまったり読みたくなる気がしています
わぁーー評価は迷います!迷いますが是非、短編&もっと読みたいって思うとは思う事を踏まえた上でも多くの方に読んで欲しいとは思う作品です
なのでその想いをひっくるめての評価をさせていただきます
作家買い。
食堂「ごはん屋まる」を舞台に繰り広げられる3CPの恋のお話。
まさに王道。
ザ・王道。
それが良い意味で生きていて、萌え処がきちんと押さえられているな、と感じました。
去年離婚し、父一人子一人で子を育てている沢渡。
家に帰るといるはずの息子がおらず、必死で探していると「ごはん屋まる」でモリモリご飯を食べている息子を発見。
安堵のあまり息子をしかりつけてしまう沢渡だったが、そこで中学時代の友人・山城と再会してしまう。山城とはとある出来事をきっかけに疎遠になっていてー。
自分の感情を上手に伝えられなかった中学生時代。
時を経て再会した二人の恋の行方は。
そこそこ厚さのある1冊なのですが、それでも3CPが1冊にまとめて収録されているので、1CPあたりに割かれたページ数はさほど多くはありません。なのに、彼らの過去、現在の感情、そういったものがきちんと盛り込まれているところはさすがの一言。時を経て再会して、過去の経験を反省し、言葉を尽くして相手に伝えようとする二人の姿に萌えが滾りました。
2CP目のお話は「ごはん屋まる」にやってくる学生くんたちのお話。
ごはん屋まるは子ども食堂の側面を担っていて、多くの学生さんたちが食事とボランティアをするために集まってくる場所でもある。
そこで出会った大学生の洵平と高校生ボランティア・釦のお話。
洵平は釦のことが好き、でも釦からは嫌われているようで…。
この二人の環境の温度差が、今の日本を表しているようで切なくなりました。金銭的に余裕がないとはいえ大学に通えるだけの環境が整っている洵平と、片や施設で育っている釦。釦の、洵平に向ける諦めにも近い羨望の想いと、ただただ釦が好きでまっすぐな洵平との温度差。
2人は、そこを会話で乗り越えていくけれど。
若い二人に心からのエールを送りたいです。
3CP目は、ごはん屋まるの店主・円と、まるで働くスタッフの輪(「リング」と読む)のお話。
先述しているCPたちをさりげなくサポートし後押ししてきた円。
余計な口は挟まず、けれどきちんと観察し的確なアドバイスができる「できた」人物。
が、彼もまた抱えるものがあってー。
暮田さん、最近本当に絵柄が綺麗になりましたよね。円の美しさと言ったら、アンタ、もう…!って感じで悶えます。
1CP目に出てきた宙の友人・楽は円の年の離れた弟ですが、息子と言っても差し支えない年齢差。というか、読み始めた時、楽は攻めさんの息子かと思ったくらい。
その、年の離れた弟の存在から、彼の複雑な家庭環境、料理人である父への憧憬にも似た思い、そしてゲイであるという自身の性志向に対する贖罪の思い。そういったものがきちんと透けて見える展開になっていてめっちゃ良い。
そしてそんな円を一途に思い続ける輪の存在も。
ストーリーとしてはよくある、というと失礼でしょうか、そんなに奇抜なものではないんです。ないのですが、それをキャラたちが上手に転がしてるっていうのかな。キャラがたってる感じ。キャラの魅力で、ストーリーの底上げがされています。
で、暮田さんと言えばお約束のちびちゃんズ。
かわええ…。
めんこい…。
丸っとしたビジュアルが最高…。
愛でたくなる可愛さです。
そんな彼らが大きくなって、で?という小話がちょっぴり読めてこれまた最高。素敵に育った彼らのこれからも、明るい世界が待っていることを願って。
しいて言わせていただけるのであれば、それぞれのCPごと1冊ずつ描いてほしかったな、という気も。彼らの過去、とか、二人の感情の機微、とか。もっとしっかり読みたかった気もしなくはない。とはいえ暮田さんらしい、温かさとやさしさに満ちた一冊。
読後心がほっこり温かくなりました。
食堂を舞台に3CPのお話が描かれたオムニバス作品。
個人的に大好きな萌え設定があって満足したんですが、
ゆえにと言いますか……、もう少し読みたかったなと。
各CP丸っと1冊かけて欲しかったですよぅおぅおぅおぅ。゚(゚´Д`゚)゚。
再会CPや長い付き合いのあるCPの過去とか、
ポイントは押さえてあるのでちゃんと読み取れるけど!
でもその辺もっと詳しく見せて!?もっと教えて!!?
(幼馴染BLや学生BL大好きマンの叫び)
1組は未満のまま終わるお話もあるので、
その後どうなったのかな~?って消化不良も少しある。
(めっちゃ分厚い本なのにページ足りてないよッ!!!)
子どもの存在には泣かされました。
(暮田さんの描く子どもにいじらしさに弱いんや)
(めっちゃ可愛いし、確実にもらい泣きしちゃう)
あれこれ好き勝手書いちゃいましたが、
トータル的には色んなタイプのCPが楽しめました♪
さてさて、各CPごとに感想をば。
◆山城×沢渡
表紙やあらすじに書かれているのがこのCP。
19年越しに実る初恋、再会ラブのお話です(;///;)
中学時代は仲が良かったんですね。
一生モノの付き合いになるだろうと思うほどの良さ。
けれどある日を境に2人の関係が途絶えてしまって。
攻めの山城は「ごめん」が言えなかった。
受けの沢渡は「なぜ」と真意を問えなかった。
そんな別れから始まる場面が個人的にグッときました。
また、気まずいまま別れてしまったけれど、
19年の歳月を経た再会がサラッとしてるのもリアルで。
少し引用させていただくと、
「長いこと恐れていた再会は あっけなく 穏やかで」
「僕らはとうの昔に大人になっていたのだと知った」
この淡々としたモノローグの中に19年の歳月を感じて刺さりました(;ω;)
(わかる… すごいわかる…)
(時間が経つってホントこんな感じ…)
19年経っても同じ過ちを繰り返しそうになったけれど、
19年分の時間が気付きを与えて変えていくのも良き…!
19年越しの「ごめん」と「なぜ」が胸熱です!!!!!
(冒頭の対比が上手いのよ…)
(19年持ち越した青春でめっちゃ萌える////)
(過去が浄化されてくみたいな表現が良き…)
沢渡はシングルファザーで子どもがいるんですが、
めっっちゃくちゃ可愛くてキュンキュンしました。
暮田さんの描く子どもには泣かされること多いんだよな~…ううう。
◆洵平×釦
食堂のボランティアを通じて出会った2人のお話です。
洵平は釦にほのかな恋心を抱いているけれど、
釦はなぜか洵平を嫌っているようでーーと展開します。
うーん…。釦の性格のキツさがちょっと苦手かな…。
でも釦の洵平に対する気持ちはわからんでもない…。
ちょっと解釈が難しいCPでしたね。
洵平がしつこく一途に想い続ければ実るんだろうけど、
相当しつこくしないと釦が素直になることがなさそう?
CP未満なので正直消化不良は否めないかな…。
◆輪×円
食堂の店主とパートナーの幼馴染ラブです。
1冊を通して「ごはん屋まる」という食堂が舞台なので、
言わば食堂を始めた原点も垣間見えるようなお話でした。
山城×沢渡は19年越しの再会でしたが、
こちらは10年かけて本気を伝えていく恋です…!!!
円が憧れた父親の背中と大好きな食堂。
けれど父親とすれ違って家を飛び出してーーー。
円の人生にずっと輪が寄り添っていたのが伝わりました。
苦しいときも、悲しいときも、どんな場面にも輪がいる。
それが救いに感じました。
10年という時間は輪の本気度を計る口実でしたが、
円が覚悟を決めるための時間でもあったのかな…?と。
輪を自分の人生に巻き込んで大丈夫って勇気出す為に。
苦楽をともにする2人って感じがすごく良かったです。
駆け足気味のぶぶんだけが残念…。
もっとじっくり1冊かけて読みたかった…。
また、円の異母弟・楽。
冒頭で沢渡に対して生意気な部分を見せていましたが、
感情に聡くて繊細な部分が垣間見えてもらい泣きです。
(やっぱり暮田さんの描く子どもには泣かされる…)
描き下ろしでは10年後?辺りの姿がみられてテンションあがりました♪