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ore no rikaisha de itekure
作家さま買いッ!っていいたいんだけど 2冊めです
好きっっって言いたいんだけど 理解力のなさから 抱える悩みの重さはわかっても 救われる瞬間や踏み出す瞬間に んんんもう一声ッ!ってなってたので
あれです あれ チャレンジ1年生♪買い
特異とか特殊能力ものすきです
ただその能力を「ラッキー」って思ってる主人公ではなく 疎ましさや悩み 嘆きがあればあたしがラッキーって感じで 明るくコミカルよりその境遇に鬱々としていてほしいというか
ありゃ 質の悪さと性癖でちゃってるね アハハ
いやぁ この3人すきッ!
読めちゃう子が裏表のない子と読めない子に振り回されるのも大概に可愛いのだが
読んでる端からわかるのよ 相田の戸惑いが全部
いい具合に目から全部入ってきちゃって なぜかこう 思うことが同じに
ぐへぇぇえ なんでたろ 無駄に同調して え?なんで いやいやいやなくない? と 相田と同じリアクションになる瞬間があるのに 裏表なしの池原くんがいい味だしてくれちゃって 陰キャと陽(多少腹黒)キャの間には曇や陰りのないおバカさんがいないとダメよね とか妙に冷める部分もあり
いやぁ いいッ!
他人の心が読めてしまうふたりが互いの読めない思いを知って理解しあう ってのがこのお話の核なんだけど ここからのほだされっぷりが
受け入れられなかった自分を理解してくれる人がいる たったそれだけで世界は変わる
広がった世界は読めてはいても聞こえない誰かの心
ぶっちゃけ 高校生同士のキャッキャうふふ? ないです
エロ期待しましたか? ないです え?ちんこ? 高校生にそんなものは生えません
じゃあラブはどうよ? んんん 芽はでているのだが あり中のなしで
いやいやいや 自分が仲良くしてる子とられちゃう ってせつないはあったし
池原くんのだけど ← え
相互補完的ではあれど理解者ってところをしっかり読ませ 悩める高校生ってところから誰かを理解することで他人に寄り添うことを学んでいく ってのを存分に魅せていただいたな
掲示板のあたりが若干わかりづらくはあるんだけど
ただやっぱり 近づくふたりの距離に救い救われたものは読めても 魅かれあう想いが見きれず 申し訳ないッ!!!!
いやでも この三人ほんとかわいい
なんなら この続きいくらでもイケるんじゃねってくらい 恋も序の口で終わってるのでね
うーん どういえばいいのかよくわからないんだけど 読ませたい部分はハッキリしてたのでお話はおもしろかったんだよな
同じ高校に通う特殊能力持ち同士の若月と誠。
ひょんなことから仲良くなったふたりの日々を描いていますが、同じ能力を持っていながら性格が違うとソレに対しての向き合い方や捉え方がこんなにも違うものなんだなーというのが面白くて、そんな対照的なふたりのやり取りを楽しみながら読みました。
初対面でも物怖じせず、ちょっと引き気味な誠にもグイグイくる若月が怪しげに見えたりもしたけれど(笑)
あれくらいカラリとした思考を持っていなければ、能力のせいで疲弊していた誠の心を解すことはできなかったんだろうなぁ…。
いきなりキスをした場面では誠と一緒になって驚きつつ。
キスには恋愛的な意味がないのはすぐにわかったし、その後はお互いの感情に触れることなく「能力について」のお話になっていたのでBL要素はちょっぴり薄め。
緩やかに気持ちは変化していたのだろうけど途中でそういう描写が少なかったので、最後に何の障害もなくくっついてしまうことにほんのり違和感を覚えてしまったのでした。
ふたりともそれぞれに個性的で良いところがあつたので、その特殊能力を抜きにした気持ちの部分をもっと見てみたかったなと思いました。
ちょっとおまけ気味の星3評価。高校生同士。
人の心の声が聞こえてしまう主人公、誠。聞きたくもない本音が聞こえてきてそれを疎ましく思っている。過去に気持ち悪がられた経験から、その体質?のことも他人に言っていない。
それが、あるとき声が聞こえない同級生、若月に出会う。。
相手も実は聞こえる体質だった、という設定。若月は自分の能力を便利だと感じていて、割と飄々としているキャラでした。
あとがきはありませんが、作者さんがカバーそでで曰く、喰えない攻めと自己肯定感の低い受けが好みなんだそうです。確かにそんなカップルでした。
星2かなと思うのは、受けが攻めを好きになった理由が全くわからない点。
かなり突然ですが意表を突かれました。
自分の特殊能力に悩む誠には必要な出会いだったのかもしれないけど。。
若月との出会いによって、学校生活に溶け込んでいく誠なのでした。
印象的なカバーデザインに惹かれて購入。
すごく目を引くカバーイラストじゃないですか?カラーの色合いも好きだなあ。
初読み作家さんでした。
ありそうであまり多くはないテレパスものが題材ということで、一体どんな味付けなのかとわくわくしながら読みました。
正直ちょっと難しかったですが、面白かったです。
人の心の声が読めてしまう能力…サトリ・読心・テレパスともいうのでしょうか。
物心ついた時には人の思考が生活音の一部のように聞こえてくるのが当たり前だった、特殊な能力を持って生きてきた高校生の誠。
否応なしにざわざわと聞こえてくる人々の心の声に日々感情を乱されながら過ごす毎日の中で、ある日なぜか心が読めない人間・若月が目の前に現れる。
性格も考え方も真逆な"読める"2人が交流する姿と学校生活を一緒に追う形になります。
同級生の池原くんが良いやつすぎて好きでした。
自分には人の心の声が全て聞こえるけれど、相手には自分の心の声は聞こえない。
特別がゆえに理解してもらえない孤独や苦悩を抱えた誠が、唯一思考が読めない相手・若月と出会ったことによってどうなっていくのかが見どころです。
いつもなら読めるはずなのになぜか思考が読めない相手。
読めるのが当たり前の生活を今までしてきたというのに、どうやっても読めないんですよ。
人の思考なんて読めないのが当たり前なんですけど、その当たり前が当たり前じゃなかった世界でずっと生きてきた人間にとっては何もかもが未知なわけなのです。
当たり前じゃない世界を知った彼らがどんな化学反応をみせていくのか?
と、題材はとても面白いのですが、強い恋愛要素や高校生同士のきらきらとしたお話を期待するとやや求めているものとは違うと感じるかもしれません。
BL的な大きな萌えや盛り上がりはあまり感じられなかったのが残念だったかな。
けれど、お互いの分かるもの・分からないものを手探りで探すような優しいお話でした。