条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
aku no aiken
宮緒作品の『悪の飼い犬』の続編にあたる作品。
宮緒さんらしいワンコ、というかオオカミ攻めくんが登場するストーリーです。序盤に前巻のざっくりしたあらすじは書かれてはいますが、前作未読だと理解できないと思いますので、未読の方は前作から読まれることをお勧めします。
前作『悪の飼い犬』のネタバレも含んだレビューになります。苦手な方はご注意ください。
近未来の日本が舞台。
世界中の国々が格差社会になり、それに漏れず治安が悪化した日本は、テロリスト制圧のために死刑囚を警察組織の駒として使えるように制御された「犬」と呼ばれるスレイブにして使う制度を導入。「犬」は主人(刑事)に絶対的な服従を誓う奴隷だ。
主人公の新人刑事である日秋にも、犬がいる。
アグレッサーと呼ばれるテロリスト・烈だ。
日秋の忠実なるワンコとなった烈とともに、日秋は亡き父の死の真相を知り、そして二人は恋人同士になったー。
というのが前巻で描かれていたストーリー。
続編である今巻は、今日も今日とて日秋を守るために日々日秋に纏わりつく烈、というシーンからスタートします。
亡き父の仇・アムリタ社。
そのアムリタ社に、不穏な動きを感じ取った日秋は真相を追い続けるがー。
今巻は、新たに登場人物が加わります。
大企業の御曹司のバルタザール。
そして、烈と見紛うほどの能力を持った「偽アグレッサー」。
バルタザールは敵か味方か。そして、もう一人のアグレッサーの正体は…。
と話は進みます。
さすが宮緒さん、と唸ってしまうのは、烈×日秋の二人の恋人を軸にしながらも(前巻とは打って変わりバカップルの様相をそこかしこで見せつけられます)、そこにいろいろな「闘い」という因子が上手に加わってくるところかと思われます。
烈はアグレッサーなのでめちゃくちゃ強いのですが、日秋がこれまたくそ強くってかっこいい。肉体的な強さはさることながら、天才ハッカーとして誇る頭脳を生かした頭脳戦がまた良い。相手との駆け引き、敵の懐に入った後の頭の回転の速さ。日秋が知能で、烈が肉体的に、お互いがお互いを補いながら戦うさまにめっちゃ萌える。
そして、前作から引き続き登場している元スレイブのアンバー、そして弐号の二人のタイプの違うカッコよさに悶絶しました。何より、父ちゃん…!そんな形で日秋をサポートするとか…!良い。めっちゃ良い。
「敵」が日秋と烈を狙う理由が読み進めるごとに見えてくるので一度読み始めたらページをめくる手が止められない。
作品としてはかなりシリアスで、人の死を描いた部分が多いのでもしかしたら苦手な方もいらっしゃるかも。その中で、飼い主・日秋と彼の忠実なるワンコ・烈のやり取りがコミカルで笑いを誘います。烈が言いかける言葉を、「しっ、黙りなさい」と止めるシーンが、まさにわんこちゃんでめっちゃ笑いました。あと、烈が日秋の形容詞として「エロい」を連発するところ。
終盤はバルタザールとの共闘になりますが、バルタザールの思惑がなんとも切ない。が、彼が今巻の敵の、そしてラスボス(名前は書きません、どうぞ手に取って確認されてみてください)の根っこを作ったのでは?と思う部分もあって、なんとも言えない気持ちになりました。バルタザールに悪気がないのが分かる分だけ、やるせない。バルタザールは日秋と出会い、人として成長しているのが見て取れるので、次巻ではどんなナイスガイになっているのか楽しみでもあります。
「次巻では」とさらりと書きましたが、今巻は続編があるだろうとわかる終わり方をしているので次回作が出ることは間違いなく(あとがきで宮緒先生も「続編がある」と書かれていますが)非常に楽しみです。宮緒さんらしいワンコちゃん×飼い主、の描写もいいですが、それ以上にストーリーが面白すぎて。近未来の世界が舞台なお話なのでSF要素がたっぷり詰まっていて読みごたえがあります。
次回作を、楽しみに待っていようと思います。
んまー…とんでもなくスケールの大きい話になってきました。日本国のみならず、全世界にまで及ぶアムリタの脅威。
横文字のオンパレードに聞き慣れない単語、チカチカする設定……SFファンタジーが苦手な私には、正直なところ読むのが大変でした。
ナノマシン?パニッシュメント?カオスウェブ??…頭の中がショートしかけましたが、そんな感じでもストーリーがやっぱり面白くて読むのが楽しかったです。時間はかかったけど、読み応えありました!
今作はですね、アムリタっていう悪の裏組織が極秘に行なっている人間のクローン開発の真実に迫るのがメインです。前巻で登場したスレイブたちと共に、烈と日秋で巨悪な組織にメスを入れることになります。
事が大き過ぎて日秋たちだけでの解決は難しい局面ですが、そこに登場したのがインターポールのバルタザール。彼にはインターポールとしての仕事とは別の私情が絡んでいたため、日秋たちとタッグを組んで事件を追っていきます。
簡単にサラッと流して説明しましたが、かなり複雑な背景が絡みに絡んでいるのはもちろん、アムリタの企みや陰謀、この事件を解くに至るサイバー世界の構造がとにかく濃っ厚!
まさかのあの人が…っ!?な演出は、もう今更驚きません。実際驚いたけど(笑)、なるほどそうきたかって感じ。犯人登場シーンは1番の見せどころなので、やっぱり意外な人物のおでましにはゾクゾクしました。
事件の内容やスケールを思うと、スリリングなドンパチや残虐なシーンがあることでストーリーに説得力が増しますね。ここまでやるかと言う気持ちもあるけど、ここまでやる組織なんだと印象付けるには十分なやり口。生半可な覚悟と行動では太刀打ちできない相手です。
ダークサイドな組織・アムリタに狙われてしまった日秋と烈。アムリタの本丸に切り込む日もそう遠くはなさそうです。
日秋には、アムリタと対峙することで"父"の思いを救うことにも繋がるし、愛するイヌ・烈を本当の意味で自由に解放してあげられることにも繋がる大きな戦いになります。
全何巻になるかは分からないけど、ラスボスの企みも表に出ましたし、次で終止符かな?なんて予想したりしなかったり。
悪にまみれた世界といえども、最後に正義は勝つ!巨悪に立ち向かう日秋たちを今後も応援していきます^ ^
このシリーズ作品も、「飼い犬」→「愛犬」と続きまして……自作はどんな言葉の「犬」がタイトルに付くのか密かに楽しみです。
事件があまりにも濃厚でBLの存在感はどうなんだ?と懸念する必要は全くありません。2人のイチャイチャ…つまりセックスシーンは、ド・濃・厚です。犬だけにマーキング欲が強すぎて、日秋のお腹の中が気掛かりです。
シリアスでダークな事件とはガラッと変わり、烈と日秋のやりとりはコミカルでギャグってる場面もあったりで、ホッとする一幕でもあります。
烈をワンコと例えるには違和感ありまくりの獣ぶりですが、日秋の言葉や態度にいちいち狂喜乱舞する烈が面白すぎて可愛いです。
日秋も日秋でなかなかの烈たらし。烈を喜ばせる言動をナチュラルにやってしまうんですからそのあとがまー大変。互いに愛し愛され合う関係はもはや飼い主と犬ではなく、ちゃんとした恋人ですね。
ラスボスとの最終決戦も楽しみだけど、2人の濃厚BLもすごく楽しみ。映画のようなスケール感に浸れた大満足のストーリーでした。
烈×日秋
『悪の飼い犬』の続編。
1年も待たせずに読めるなんて、嬉しいです。
絵石田惠美先生が描いた表紙。
2人の関係性が一目で伝わってきて、
烈の表情からは「俺のご主人様への忠愛」がビンビンに伝わってくるし、
絶対的な信頼と深い絆が2人の間には溢れて、
お互いに命を預け合っているという感じで、
本当に素晴らしいしか言えない!
テロや犯罪など厳しい未来社会で、
主人の警官の支配下にある悪犯ーースレイブ(奴隷)いわゆる犬が、
絶対服従するように制御されている。
『悪の愛犬』では、
『悪の飼い犬』で築かれた
若手警官・日秋と、
彼の犬・烈のと関係がますます熱くなる。
2人の恐ろしい絆がどのように進展していくのか、目が離せないし、
スリリングなストーリー展開に夢中になること間違いなし。
烈の過保護が激しくなって、
もはや愛おしさの一環で
2人の関係がよりグロくなる。
烈の従順な超重度のワンコ愛と、
強烈な依存心が、
ツボを完璧に押さえているのだ。
その他の登場人物たちの掛け合いが絶妙で、
緊迫感とスリルが高まり、
一気に物語に引き込まれる。
事件の解決に向けて
2人が共に危機や困難と戦う姿がより鮮明に演出されているーー
賢い日秋と猟犬の烈。
2人が素敵なコンビネーションを築いて、
戦闘スキルは見逃せない。
彼らのカッコいい姿が見事に発揮されている。
烈が日秋に対する感情がマッハで増していく。
日秋も烈の愛に応える全身全霊を捧げる姿勢を見せる。
2人の連携プレーは息がが合って、
彼らのハラハラドキドキのやり取りを見ていると
本当に唯一無二の繋がりがあることがわかるのだ!
烈の日秋への感情は彼の心から本物の愛情だ。
日秋と烈のエッチな関係は、
読んでいるだけで火がついちゃうくらいエロい。
色香を湛えた美しいご主人様の日秋と、
烈の強化された男気な体。
犬と飼い主の無我夢中なハマりっぷり求める姿が
萌えるエロ色が満ち溢れている!
宮緒葵先生のおなじみの「犬」世界で、
日秋と烈の激しい関係が堪能できて、
シリアスな展開や刑事要素、
そしてダークでヤバさが渦巻いている。
ゾクゾクと胸が高鳴る
満足度の高い時間を過ごせました。
読み終わってすぐの一言が、「え!続きは!?」でした!
一体どう決着つけるのかな!?とワクワク楽しみにしてたアムリタの壊滅が、実現されずに終わってしまった…!!
と思ったら、先生のあとがきに「もう少し続く」と書いてあってほっ。楽しみすぎるなあ…
「悪の飼い犬」の続刊のこちら。
日秋(受)が列(攻)以外の名前を呼ぶだけで、心臓も息も止まっちゃうワンコ攻め様。続刊も期待に違わぬ烈のワンコっぷり・甘えっぷりに大大大満足ーーーーー!!
今まで自分の中の宮緒先生作品のトップofワンコ攻めは『渇仰』の達幸だったのですが、こちらのシリーズを読んでから自分の中の1位が烈に…
「悪の飼い犬」の時の、リアルわんこさながらのへそ天描写にやられました。可愛いよーーーへそ天…20歳の屈強男子のへそ天、想像すると怖いものがあるけどギャップ萌えということで。
ハリウッド映画さながらの「ドーン!バーン!ボーン!」の手に汗握る戦闘シーンも最高にかっこ良くて震えた…!! 映画でも小説でもアクションもの大好きなので、前巻に続き大興奮の展開でした。
烈も最高に最高だったんですが、今作で「ああ…」と深く感動したのは、なんといっても日秋パパ・俊克が残された力を振り絞って生み出したAI・”パパ”の存在です。
息子を思う父の愛が深すぎて、泣けた…日秋を泣かす者はたとえ烈であろうと誰であろうと容赦しない、という決意がすごい。キラー衛星が出てくるとは思わなくて、もうびっくりです。
そして偽アグレッサーの、最期の一言もね。。AIパパの愛とは違った意味で、泣けました。烈が語ったように、最後の最後に彼は救われたんだと思いたい。。
息もつけないような、ハラハラドキドキのSFストーリーに最初から最後まで大興奮でした。えちも期待の上をいくぐらいえちちで熱かった…! 烈、とうとう睡眠姦までしちゃったのね。達幸じゃん!と心の中で一人ツッコミ入れました。
大好きシリーズ、続刊があると知りわくわくが止まりません。今年読めたらいいな。
もう、もう、めちゃくちゃ期待して待っております!
前作「悪の飼い犬」のレビューでその後のスレイブたちの行く末を読みたいので続編を希望していたので、「悪の愛犬」をとても楽しみにしていました。
烈が達幸以来の犬犬しい攻めと思っていましたが、今作でも達幸を彷彿させる犬っぷりでした。
また、新キャラのバルタザールと烈と日秋のやり取りはコントのようで、烈と一緒にバルタザールのアタッシュケースに突っ込みを入れてしまってました。是非とも次巻でアタッシュケースの秘密を教えて欲しいです。www
途中までこのバルタザールが敵なのか味方なのか確信はなかったのですが、彼が仲間に入ってくれたら面白いだろうなぁと思っていたので、その通りになって楽しみが増えました。
今作では気になっていたあの組織アムリタのその後と、総師アウグスティンの目的が明らかになっていました。途中からそうだろうなと思ってた事が当たってたので、彼の目的に日秋が早く気付いて欲しくてヤキモキしてしまいました。
それと前作でも日秋の父親である俊克の子を思う愛情に感動したんですが、今作でもやっちゃってくれてました。もうパパが最強でしょう。アムリタの解体とアウグスティンの悪事の暴露を目的にしなければ解決は早いんですよね。
バルタザールが仲間に入った事でその線は消えたので、彼の登場は必然だったのだと思いました。
個人的にはパパにアウグスティンをギャフンと言わせて欲しいですね。とんでもない事をパパがやらかしてくれる事に期待したいと思いました。
宮緒葵先生の犬攻めと言えばご褒美エッチが定番ですが、達幸以外の長いエッチは飽きてきちゃってストーリー的には神評価なんですが、エロシーンが長いので萌2にさせて頂きました。
今回は国際手配中のテロリストと天才ハッカーのお話です。
攻様の名を語る偽物の招待を探りつつ
異母弟の死の真相を負う大富豪の御曹司に協力し
人の域を超えた世界に手を出すアムリタ総帥に迫るまで。
近未来の世界地図は各地の紛争により日々塗り替えられ
日本も犯罪件数が増加、検挙率は下がり続けていますが
10年ほど前から犯罪検挙率が上がり始めます。
しかしながらそれは公安5課の警察官をマスターとし
逮捕した犯罪者に犯特殊な制御装置の投与で
身体能力を上げた彼らをスレイブとして
犯罪捜査に使役していたからなのです。
しかもそれらのプログラムを完成させたのは
テロリストの爆破事件で殉死はずの受様の父であり
受様の父をそんな立場に追いやったのは
父の親友で受様の養父となった警察官だったのです。
彼は受様乃父の開発データを
医療系ナノマシンで躍進する企業アムリタに提供
制御系マシンや人体強化用マシンという闇開発に活かし
世界的な企業へと躍進していくのです。
しかも受様が父の敵と追い続けたテロリスト・
アグレッサーである攻様はアムリタが人体強化実験に
唯一成功した被験体であり
受様の父の事件の首謀者ではありませんでした。
攻様は受様の犬として受様を護る事を誓い、
全ての真実を知った受様は攻様を受け入れ、
受様との未来のためにもアムリタの壊滅を誓います。
受様は警察を辞め、アムリタの動向を伺いながら
攻様が世界各地に持つ隠れ家を転々としていましたが
1ケ月前に受様達が目星をつけていたアムリタの施設が
偽アグレッサーに破壊される事件が起こります。
その後も偽アグレッサーによる犯行は続くのです。
果たして受様達は偽物の正体と目的を掴めるのか!?
既刊「悪の飼い犬」続編で
父を死に追いやったアムリタ壊滅を目指す受様と
受様の犬である攻様のバトルアクションファンタジーです♪
既刊は日本限定でしたが
アムリタを追うために世界規模の追撃戦になり
アムリタの総帥の姿と目的が徐々に見えてきます。
また学生時代を共に過ごしたドイツの大富豪が
アムリタに勤務していて自死したとされた
異母弟の死の真相を知るために動き
受様達と行動を共にする事となります。
アムリタの所業は人道に反する極悪非道なもので
お話の核の部分はシリアスで重苦しいのですが
受様至上主義な攻様の言動が
受様を護る事、受様を貪る事を最優先にして
言動が非常におかしいのでシリアス一辺倒にならず
立ち止まらずに読み終えられました。
富豪の異母弟の死もまた偽りであり
彼がアムリタの総帥を崇めて悪事を働いていると
知った彼が受様達の仲間となりましたので
もう本作はシリーズ化決定!! ですね。
読んだ先から続気が気になります ヾ(≧▽≦)ノ
人体強化用ナノマシンを開発する「アムリタ」によって改造されたアグレッサーこと烈(攻め)。
父を烈に殺されたと信じていた日秋(受け)は刑事となって真実を知り、死刑囚を隷属させる非人道的なシステムを停止させ、地下に潜って半年。
突如烈の偽物が現れアムリタの施設を襲い始めます。偽物を捕まえようと作戦を練る日秋たちでしたが、次に襲われると思しき施設にはなかなか入り込めません。
偽物は敵なのかそれとも‥
悪の飼い犬の続編。
完全な続編なので前作は読んだほうがいいと思います。ただ、かなり詳しくあらすじが書かれてあるので、話の流れだけなら今作だけでも楽しめるのではないでしょうか。
自分をあきの犬と言って憚らない烈は優秀なはずなのに、日秋が絡むと途端にバカになるのが笑えます。日秋以外は本当にどーでもいいというのが言動全てに表されています。
今作は新たな登場人物が3人登場します。
腹違いの弟のユーリスが殺された真実を探るためインターポール捜査官になった大富豪のバルタザール。
常に優秀な兄と比較されてきたユーリスと身体が石化していく難病メデュサ病を発症し生き残る術を探し続けるアウグスティン。
人を人とも思わない非道なそしてとても手強い敵となりそうな予感がひしひしと伝わってきます。
相変わらずの日秋至上主義の烈と、烈と同じかそれ以上のパパも加わってこれからもどれだけ暴れてくれるのでしょうか。何度もはらはらする展開で面白かったです。
まだ解決には遠いですが、敵が明確になったことでさらに楽しみになりました。
続きがとても楽しみです。
それにしても、バルタザールのあのアタッシュケース(まさに猫型ロボットのポケット)はどういう仕組みなのでしょうか。どうなってるのか全く描写がなかったので、種明かしをお願いしたいです。
なんだか壮大な話になってきましたね!
二作目は敵対組織との攻防戦や対決が見どころかな?残酷でした。
一気読みだったのですが、な〜んか乗り切れず。カタカナの固有名詞がいっぱい出てきたり、あんあんばかりだったり。
良いお話で頼もしい新しい仲間も増え、敵の目的も絞れて決意も新たに!なんですがね。
日秋のパパの愛情深さにジーンとくるのと、烈を娘にまとわりつく犬扱い?
烈が自分を犬いぬイヌと連呼で…。
いつでもアソコは臨戦態勢、アンタを俺でいっぱいにするのが良い犬だ?匂いをつけて俺のものにするんだ!
賢く強く優しい烈。そこまで自分を犬扱いしなくても…。宮緒さんの犬は受けを聖母のように崇めますよね。今作も犬度が高かったです。ワンコどころじゃない猛犬注意というか相棒?
前から思ってたのですがもっと対等な犬はどうだろう?それじゃそもそも宮緒さんの作品じゃなくなるかな?
飼い主マジ天使!俺の命な愛犬ですね。
先生買い。楽しそうな方が新しく出てきて、まだ書かれるのかな?と思うんですけど、どうにも各種設定が少し苦手なので、萌にしました。本編260Pほど+あとがき。
因縁ある組織アムリタを壊滅させたいと考える日秋と愛犬、烈(別名アグレッサー)。狙いをつけていた施設が偽アグレッサーにより破壊されることが相次ぎ、次に狙われていると思われるイレクスタン共和国のネストルに向かい・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
弐号、アンバー(前巻から登場、攻め受けと行動を共にする)、アリエス(敵サイドから情報を流してくる人物)、バルタザール(謎の金持ち)、ユリアン(バルタザールの弟)、アウグスティン(アムリタ創始者、体が石化する病気にかかっている)、偽の烈ぐらいかな。アウグスティンとバルタザールが怪しいというか面白いというか。
++苦手だったところ
前作同様、脳とマシンを接続して、あらゆる情報を検索するというかハッキングするっていうところを「ダイブする」という表現にしているのですが、そこがどうも「無いな」と感じてしまって苦手でした。ほんとに何年もしたらそういうことが出来るようになるかもしれないんですけど。映画で見かけられる設定ではあるんですけど、なんだか受け付けられなかったでした。受けが弱っちい守られるだけの存在じゃないというのは好きだし、前作同様の設定なんですけど、苦手だったなあ。
攻めは受けが好きすぎる優秀な犬として、大変かわいらしく書かれていて、ああ愛犬だわ・・・とほほえましく読めたんですけどね。
次回もしあるとしたら、アウグスティンとバルタザールの執着などを読ませていただけると嬉しいなあ。体が刻々と石化するなんて、一昔前の悪党にあったような設定に感じられて、楽しかったんです。続くかな?
「悪の飼い犬 」の続編。
前作が面白かったので、期待。
中々真犯人がつかめない偽物が登場。
偽物は、巧妙でスキルが高い、誘導するような足跡を残していく。
偽物の標的は、どうやら頭文字「N」の遺伝子から造成するクローン技術の研究所。
リアル社会でも話題になっているハッキングや、遺伝子に纏わるSF要素が触り程度に入って面白かった
だけど・・正直な感想を言うと、
作品を読んで受けるイメージを壊すならイラストは要らないと思った。
本当に、石田惠美さんが手がけたのか、疑問