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hoshi wo tsukamaeru
全体を通して甘すぎず苦すぎずのちょうど良い恋愛が繰り広げられていて読みやすかったです。
濡れ場の描写は多くはなかったのですが星川さんがその時だけメガネを外していたり、玲旺くんが軽い口調になったりと…細かい違いに胸がいっぱいになりました。
ほんわかとしていて優しいお話でありつつも、星川さんの過去や年の差から2人の間にある壁が見えて苦しくなりました。
星川さんが小説家であることから連絡が遮断された後の繋ぎが大分ロマンティックで良かったです。
と、どでかい主語で思ってしまったほど
こ、こ、これは…好きだ〜〜!!となってしまった1冊。
なんといっても絵柄がとっても素敵。
ラフなタッチだけれど無駄な線がない絵の上手さと、衣食住の表現、登場人物たちのころころと変わる表情が本当に魅力的。読んでいて終始わくわくとしました。
宇野先生、とんでもなく漫画を描くのが上手い。すごく好きです。
しっかりとした世話焼き系の年下×なんだか放っておけないタイプの年上のお兄さんという組み合わせも、酒に酔った一晩の身体の関係から始まる…
いわゆるセフレ状態からの2人というのも、当て馬や過去のあれこれ等、決して珍しくはないというか、大変失礼ながら個人的にはBL設定の中でもかなりの王道的ストーリーだと思うのです。
そんな中、300P近くもあるうれしい分厚さでそれを描き、なおかつ読中も読後も「上手く言葉が出ないけれど、この2人すごく良いな…」でいっぱいにさせてしまう宇野先生マジック。
心地の良い甘さと可愛らしさとシリアスになりすぎないスパイス。お見事でした。
大学生の玲旺と謎めいた星川さん。
2人が繰り広げる会話のやり取りや間合い、テンポが読んでいて気持ちが良いんですよね。
しっかりと濡れ場もありつつ、玲旺と星川さんがお互いに少しずつ少しずつ惹かれ合い、恋をしていく過程が自然に見える。これがまたすごくかわいいのです。
それは、攻めの玲旺が非常に良いキャラクターだったからなのかもしれません。
受けの星川さんもちょっぴり拗らせた小悪魔的なかわいらしさがある人ではありましたが、今作は玲旺がいなければこちらの評価にはならなかったかも。
好きな人には尽くしたい世話焼きタイプでありながら、わんこ系すぎず、柔らかい包容力があるけれど年相応さもある良い攻めでした…!
子供すぎず大人すぎないさじ加減が本当に絶妙。
一夜の過ち系から始まるお話ではあまり読んだことがないような穏やかさと緩やかでピュアな雰囲気も素敵で、ラストにかけての流れまでじっくりと1冊まるっと楽しめましたし、読み終える頃にはすっかり2人のことが大好きになってしまいました。
年相応の年下攻めと猫のような受けがお好きな方はぜひ。
(その後の2人が気になる方はアニメイト限定小冊子もぜひ)
久しぶりに再読したらものすごくよかったので感想を。
まず今どきキラキラではっきりとした骨格のイケメン!とは違い髪型スタイルにほんのり味わい深さや温かみを感じるような絵柄がすごく好みでした。
世話焼きで健気で一生懸命な大学生✖️掴みどころないアンニュイな小説家のお話。
恋愛に不慣れな感じがする大学生の玲旺がふわふわとしていて浮世離れした感じの星川さんに惹かれるのも、実は寂しがりな星川さんが健気に自分に思いを寄せてくれている玲旺を好きになるのもすごく必然な感じがするのですが、付き合うに至るまでの経緯が感情表現含めすごく丁寧でよかったです。
さらに付き合って終わり、ではなくそこから付き合いたてのいちゃいちゃしたかわいい2人を垣間見ることもでき、だからこそ不安になって自然消滅を選んでしまう星川さんとどうにかもがく玲旺の切ない展開を見ることもできて、さらにさらに奇跡のような運をも味方にしたような再会をするところまで見届けることができて、本当に全部盛りのようあ満足感のある1冊でした。
そして最初から最後まで2人の感情変化も成長もすごく丁寧に描かれ矛盾もなく、全体的にしっとりとしていて激しさはないのに目が離せないような作品です。
静かにじんわりといい話を読みたい時にぜひ読んでほしい1冊です。
静かに進む展開と温かみのある絵柄が合っていて、とても雰囲気のある作品でした。
【しっかり者で面倒見の良いバー店員×ミステリアスで寂しがり屋な小説家】の少し切なく暖かいラブストーリーです。
酔っ払い客を介抱するべく自宅へ連れ帰った所、襲われてしまう攻めの玲旺。
男は初めてだったけど思いの外良かったし、何なら星川さんのミステリアスな雰囲気が気になっていて…気づけば、星川さんの事ばかり考えてるぞ⁉︎と、マイペースで秘密主義な受けの星川さんに翻弄されていく様子をニヤニヤ堪能しました。
過去の失恋から恋に臆病になっている星川さんのトラウマが切なく、自ら寄ってくるのに近づくと何処かへ行ってしまう猫のようで、幸せすぎて拒絶しちゃう星川さんが焦ったい……‼︎
年下なのに面倒見が良く、懐の大きい男前な性格の玲旺が好印象◎
基本的にふわふわした〝守ってあげたくなる〟雰囲気の星川さんですが、時折見せる説教モードに年上感が出ていてギャップ萌えでした♡
が、ちょっと恋に臆病過ぎて突然、音信不通になっちゃうのは……うーん。
逃げ過ぎて突然拒絶された玲旺が可哀想になってしまった
基本的に穏やかで静かなストーリーですが、終盤での自作の小説を通して気持ちを伝える展開がドラマチックでグッときました!
2人の食事シーンも多く、日常風景に癒される優しい雰囲気の作品です。
▶︎Renta!/白ペンぐしゃぐしゃ修正
酔い潰れて店先に座り込んでいた星川を放っておけずタクシーに乗せるも、そのまま寝てしまったので家に連れ帰った玲旺。
その後ハプニング的にセックスをしたことからふたりの関係は始まるけれど…
会うたびに少しずつ心の距離は近付いていくのに、秘密の多い星川が抱えているモノがなかなか見えてこなくて。
それでも真っ直ぐに星川を想いをぶつける、玲旺の姿がとても眩しかったです。
過去のツラかった恋愛のせいで臆病になっている星川は、玲旺との恋に終わりが見えないうちから逃げてしまって、玲旺はもちろん星川自身も苦しい日々を過ごすことになるわけですが。
無理に忘れようとも追いかけようともせず、ただただ星川を信じて待っていた玲旺。
その一途な気持ちが最後には星川にきちんと届いてくれて本当に良かったなと思いました。
星川は年上ですがちょっぴり幼い印象で玲旺は年下でもすごくしっかりしていて、彼らのやり取りはバランスがとれていて面白かったです。
どうなるかわからない恋の行方にハラハラしたけれど、切なくなりすぎずに楽しむことができたお話でした。
300ページ近くのものすごいボリュームでした。
大学生の玲旺はバーでのバイト中に酔い潰れた客の星川を
放っておくこともできず、家に連れ帰りますが成り行きで
セックスしてしまいます。
体の関係から始まった二人ですがどちらともなく惹かれあい、
その後も星川が店に通ったり、体を重ねたりする仲に。
自分のことは語らずミステリアスな星川ですが、
色っぽいかと思えばあどけない表情を見せたり、
知れば知るほどに星川への気持ちが大きくなってゆく玲旺。
自分以外の男の影を感じた玲旺は独占欲から
星川に好意を伝えるも「誰とどんなことするかも俺の自由」と
躱されてしまうのでした…。
とはいえ、星川の方にも玲旺への明らかな好意は感じるのです。
けれど、星川には過去に恋人に酷い裏切りを受けたトラウマがあり、
そのせいで本気の恋愛に踏み出せないでいたのです。
口ではビッチくさいことを言っていても、
ふとした表情や態度から純情がダダ漏れしていて、
嫉妬しちゃうくらい玲旺のことが好きなのに自分の気持ちから
目をそらしてばかりの星川がじれったくてたまりません!
玲旺の告白(仮)を躱しておきながら、セフレのような関係は続いたままで…
大人ってずるいなぁ。
その上、両想いになったにもかかわらず突然の連絡不通って星川は鬼なの?
だけど、そんな仕打ちを受けても健気に星川に想いを寄せる玲旺がイイ…!
まさかの両想い後に突然連絡不通となってしまう悲惨な目に遭ってしまう
玲旺ですが、それでも星川を想い、待ち続けるその様は若くしてスパダリ!
体の関係から始まった二人でしたが、ピュアで一途な恋模様に
キュンときてしまうお話でした♪
初読み作家様。試し読みで気になり購入
玲旺(攻)が働くバーで酔いつぶれた星川さん(受)を仕方なく家に連れて帰りそのまま流れで一夜を過ごす
真面目そうな見た目の星川さんが実はビッチで何も自分のことを話さないミステリアスなとこに惹かれました
玲旺は大学生で星川さんとは10?くらい離れてますが世話焼きオカン気質で尽くすタイプな攻めなのも良いです!!年下がグイグイ攻めてくるのが自分のタイプでもあるのでキュンキュンしっぱなしでした!始まりは一夜を共に過ごしたからかもしれませんが玲旺の星川さんへの真っ直ぐな気持ちに心うたれました(〃´-`〃)♡
だんだん星川さんも玲旺に惹かれていくのと自分のトラウマとの葛藤…好きと気づいた星川さんの可愛さがたまりませんでした\(//∇//)\
星川さんの過去も玲旺とだから乗り越えられたんですよね…2人の初デートや1回離れたりなどもありますがすごく素敵なハッピーエンドでした.˚⊹ ⁺‧( *´꒳`*)‧⁺ ⊹˚.
星川さんと関係があった篠田さんのお話もQpanoで読めるようなのでそちらも読もうと思います!
素敵な作品をありがとうございました♡
攻めが、バイト掛け持ち(カフェとバー)してる大学生。受けは、少し筆が止まってしまった小説家。
受けには、既婚者と知らずに付き合っていた人に振られてしまったという過去があり、人を好きになっても不安が拭えないといった感情が不安定な状態です。
そんな中、遊び半分で一夜を共にした、バーの店員の攻めに惹かれていく毎日。
最初こそ、付き合うとやはり別れがよぎるのか、なかなか攻めの告白を受け入れられずにいました。
そこから、受けの他のセフレが登場し、一悶着あります。
しかし、それも無事に解決し、付き合うことになるのですが....
ここの時点で、残り100pくらいあって、不穏な空気しか感じず、絶対なんかあるじゃん〜〜ってなかなか読み進められなかったです(切なくて泣きそうだから)。
ラストは本当にハッピーエンドでよかった〜〜〜と、嬉しかったのですが、もう少し落ちる所まで落とされてたら、神作品に投票してましたね(好みの問題ですが)。
個人的に受けのメンヘラ具合がちゃんと生身の人間ぽくて可愛くてめちゃくちゃ好きだったので、萌2にしました。
お互い好きなのに、失うのが怖い受けと
迷惑かけられない病の攻め。
好きすぎてブロックとか、拗らせまくりの
年上受けが面倒くさいと感じるのは、
始まりが顔で、トラウマもありきたりだったからかも知れません。
学生なのにオカンな攻めも、キャラ設定に
今一つ現実味がなくて、拗らせてるところだけリアルに感じました。
かなり厚みのある1冊だったので、
そしてQpaさんなので、
ドラマチックなエロ展開がもう少しあっても良かったかな┅