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kimi ga koi ni oboreru
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
超天然お坊ちゃん呉服屋社長令息店長と約10年上の 世話焼き店員さんの物語です。
見覚えのあるタイトルだなあと思ってたんですよね。2007年発行で私のは8版でした。たくさん売れたんですね。
お話は王道かな?天然お坊ちゃんのお世話を焼いてるうちになつかれ好きになっちゃって。強引に手を出します。
このお坊ちゃんこと礼一郎は眉目秀麗で弓道の腕前もすごくて。ただ人とのコミュニケーションができません。思ったまま口にして怒らせてしまったり。
でも本当は傷つきやすくて気にしいで。
弟の反発や親友と弟カップルの話はこれだけ?
なんで春くんに4年も避けられたの?弟と付き合ってるから?弟も春を好きな兄の気持ちに気がついて敵意を?
陣内が強引で、えー拒否られてるけどいいの?いやでもこの時代の作品ってこんな感じだったかも?(超個人的見解です)
本番も好きって言えよとか、わからせてやるとか、直接的ですね!こちらも照れました。
礼一郎が陣内に少しは恋をしてるようで、ぜひ恋心を育てて欲しいですね。
追記
先に弟と春のお話があったのですね、知らずにこちらを先に読んでしまい、弟カップルの話はこれだけ?と書いてしまいました。
ドラマCDを先に聴き、お話に興味を持ったのでコミックスを購入しました。
最初はドラマCDの部分だけでいいかな・・・と、前作の「きみが恋に堕ちる」は買わなかったのですが、漫画にもはまって、結局「きみが恋に堕ちる」も、「きみが恋に乱れる」も購入してしまいました。
先ず絵が凄く気に入りました。
それに、礼一郎が好きなキャラ設定で、ドラマCDの時点でもかなり気に入っていたのですが、漫画の礼一郎を見てますます気に入ってしまいました。
育ちの良いド天然、真面目、ストイックな色気・・・に溢れた礼一郎、最高です!!
『きみ恋シリーズ』の第2弾です。『きみが恋に堕ちる』で、春の片思いの相手で司の兄だった礼一郎が主人公の、ちょっと不器用なラブストーリーの1巻になります。前作とリンクしてるところがたくさんあるので、合せて読んだ方が面白いです。
呉服屋に勤める陣内の最近の悩みは、新しく赴任してきた店長の礼一郎です。この礼一郎、接客させれば本音しか言わないし、天然なのが災いしてダメダメなんです。
手を焼いていたのは確かだけど、もう店長を辞めると言い出した礼一郎に怒って、面倒をみる覚悟を決めるのです。仕事中のアドバイスをする内に、プライベートな悩みまで聞くようになる陣内。いつしか、その助けてあげたい思いが愛情に変わっていたのです。
熱い想いから、礼一郎に無理矢理キスしてしまった陣内に、礼一郎も悩みだします。普段は男らしいのに、グルグル悩んでヘタレになる陣内が可愛くてキュンとなります。礼一郎は鈍いし、恋愛経験もないし、陣内は大変だろうな~と思わず同情します。でも、ちょっとずつ、陣内に堕ちて恋する乙女のように可愛くなっていく礼一郎がたまりません。
最初、物語の出だしは、
面白かったんです。
受けの天然っぷりに笑えて、
個性的なキャラだなーって
感じで。
でも、物語が進むにつれて、
恋の話ばっかりに物語が
持って行かれて、
やけに深刻な感じになってしまいました…。
しかも、終わり頃には、
あれだけ個性的だった受けの
天然っぷりはどこへやら…って感じで
冷めてしまいました。
うーん、出だしは良かったんですけどねー…。
ラブストーリーが入ると
いっぺんに暗くなるというのは、
あまり頂けないかなーと。
高永さんの作品なだけに残念です。
高校2年生の頃にBLというジャンルの存在を知って、初めて買って読んだBL漫画でした。
表紙のイラストの美しさ、今でも惚れ惚れします。
和服、イイですね。礼一郎の和服と陣内のスーツ。美味しい組み合わせで、眼福です。
礼一郎の端麗な美しさと、和服で増した色香、なのに中身は世間知らずのおぼっちゃまで純粋無垢で少し抜けているギャップが素敵でした。
陣内の三枚目な感じの面倒見のいいわんこ?攻めな感じがいい意味で礼一郎を引き立てているというか。。
きみが恋に堕ちる、新作の乱れるも合わせて読みましたが、溺れるの方が好きです。
「きみが恋に堕ちる」のスピンオフ作品ですが、この巻では時間軸が「~堕ちる」とかなりの部分が重なっていて、この作品単独でも読めますが、「~堕ちる」の方を読んでいた方が理解は深まります。
読んでいて「~堕ちる」の方とほんとによくパラレルしてるな~と思っていたのですが、あとがきで「元々このお話ありきで「~堕ちる」の方も描いていました」と書かれていたので納得しました。その位、矛盾のないお話になっていると思います。
「~堕ちる」にも登場した礼一郎さんですが、この作品ではほんとに天然さんで(笑)。
恋愛にはちょっと鈍いのかな?とは思っていたのですが、仕事ではデキる人なのでは?と勝手に思っていたので、この設定は予想外でした(笑)。
でも、ほんとにいい天然君を描かれていると思います(一歩間違えれば、ちょっと頭の足りない人になり兼ねないとも思いますが、その辺りは上手くバランスが取れてるかとw)。
ちょっと欲を言えば、礼一郎の陣内に対する心情がもう少し知りたかったなと思います。
陣内が礼一郎に惹かれていく過程はきちんと描かれていたと思うんですが。
シリアスさとコミカルな所がいいバランスで楽しめる作品だと思います。
イラストはみやすくて苦手ではありません
和服テイストも大好きです
が、急に好きになる加速に私の気持ちが全くついていけませんでした
同じ職場で急に店長として
着任でごたごたとかの設定がずらわしかったです
ご子息がおられるのも人事も共有されない職場なのかとそれが気になりました
こうした観点でみるものではないのだと思いますが
現実逃避したくて読むという楽しみがあるのですが
仕事が軸になっていると
どうしてもその背景まで
きになります
違う仕事がで違う職場だったら
もっと作品に入ることができたと思います
疑問が多いとどうしても気持ちがそれてしまいます
高永ひなこさん。「恋する暴君」があまりに有名ですが、これも素晴らしい!さすがの一言です。
まず絵柄がきれい。
「恋する~」よりもすっきり描かれている気がするのは気のせいでしょうか。礼一郎さんが美しすぎます。着物っていうのがまた良いですよね~。
内容はすでに皆さまが書いてくださっているのでさっくりと。
呉服屋副店長・陣内×呉服屋社長令息かつ新店長・礼一郎
良くも悪くも箱入りで、ド天然ちゃんの礼一郎さんが陣内の務める呉服屋さんの新店長さんとしてやってくるところから始まります。仕事にプライドを持って働いている陣内からすると、社長令息というだけのぼんくらな(陣内にはそう見える)礼一郎が店長になるのが納得いかない。けれど、決して無能なわけではなく、アドバイスをすればきちんと吸収していく礼一郎に対して陣内も認め始め、口は悪いけれど頼りがいのある陣内に次第になついていく礼一郎。
ここで前作の『きみが恋に堕ちる』とリンクして、礼一郎と春との関係をにおわす形になります。
その一件を通して陣内は自分の礼一郎に対する気持ちを早々に認めるけれども、人とのかかわりがうまくできない礼一郎は自分の気持ちを持て余す。そこを陣内が押し切る形で恋人という関係になるのですが。
なんというか、礼一郎さんがまるで産まれたての赤ちゃんのようなんですよ。自分の気持ちを表現することが苦手で、他人とうまく関わることが出来ない。無垢っていうか、まっさらっていうか。それでいて芯は一本通っていて、男気もある。そんなギャップがたまらないです。
そんな礼一郎さんを陣内が少しずつ育てて形にしていく、っていう感じがします。
実は『きみが恋に堕ちる』は未読なんです。『きみが恋に堕ちる』のスピンオフ作品なのに、こちらは3巻もあるんですね。
と思ったら、「あとがき」で高永さんが「こちらの話ありきで『きみが恋に堕ちる』を書いてました」って書かれてるんです。そっか、こっちがメインだったのかあと納得する萌え作品でございました。
こんなにレビューがあるのに萌えが滾ってしまって思わずレビュって(こんな言い方があるのか知りませんが)しまいました…。
『きみが恋に堕ちる』も読むつもりです~。
BL歴があっさいあっさい私でも、高永さんのお名前は知っておりましたっ。
でも読む機会が無く、現在連載されている作品も途中から読んで意味があまり…でしたし、どうしたものかと思って居る所に、こちらを読む機会が訪れました。
まず、画がとても綺麗…っ!
表紙やカラーやカットは上手でも、いざ中身となったら「表紙で期待させられただけかよ!」と勝手に裏切られた気持ちになる事も多々あるのですが、さすが高永さんで御座います。
いい感じでデフォルメになったり、登場人物のモノローグが面白かったり、角度をつけて色艶が放出されていたりと、読んでいて全く飽きが来ない!
なぜ今まで読んでなかったんだろー…私って本当にダメ人間だ…orz
って事で、こちらの第1巻。
呉服屋の店員・陣内と、彼が勤める支店の支店長として訪れる社長子息の礼一郎のお話ですねー。
(※因みに【きみが恋に堕ちる】は未読です)
悪印象だったスタートから、徐々に2人の距離が縮まり、陣内がまず礼一郎への好意に気付く。
そして礼一郎に自分への気持ちを気付かせ、2人は幸せへと歩きだす、という所で終わりでした。
何せ陣内の性格が気持ちいいです。
礼一郎への気持ちに気付くのも無理がない流れだったし、時折出てくるモノローグがとても有効的で印象深かった。
振られた礼一郎につけ込む、というようなニュアンスのあの夜は、決して陣内が悪者には見えないし、何だか説得力がある。
これは陣内が大人だから、というのも大きいのかも。
そんな陣内とは正反対の礼一郎。
大卒ですぐ支店長になり、陣内により育てられていきます。
画も綺麗で話の流れも文句なし!なのですが、ただ、礼一郎が陣内を好きだと気付く(気付かされる?)のには、少し強引な感じが残ります。
いや、これがいいように動いて、2~3巻に繋がっていくのでしょうけど。
この1巻だけでも、この表題作が〆られてもいい感じの流れだったので、もし〆るとしたら物足りないなーと思ってしまいました。
礼一郎は天然と言われていますが、芯は強くて強情そうな雰囲気もダダ漏れてますよね♪
これは陣内、一筋縄じゃいかないなと心底思いました。
BLといえばこの方!な高永ひなこさん。とにかく絵柄がステキです。鮮やかなカラーの表紙はもちろん、全てに至るまで綺麗に描かれています。特に人物の描き方が大好きで、私の好みど真ん中です。
シリーズものということで、しっかりと内容構成がされていたように感じます。呉服屋を舞台にお話が繰り広げられるところなどとても新鮮でしたし、各々のキャラがすごく魅力的でした。決して変わった設定ではないのに、ひなこ先生が描かれるとなんだか新しいもののように感じてしまうのはなぜでしょうか。本当にさすがの一言です。
陣内と礼一郎の組み合わせ、というかバランスでしょうか。とてもよかったです。深く付き合うにつれ見えてくる礼一郎の素顔。無表情の中にも、自分だけに見せてくれる顔がある。知れば知る程夢中になってしまう陣内の気持ちがよくわかります。そんな礼一郎を優しく包み込む陣内の男前さに惹かれます。「きみが恋に堕ちる」とリンクしているところがまたいいですね。
大好きな遊佐さんが礼一郎役を演じられるということで、原作と合わせてドラマCDも聴かせていただきましたが、かなり素晴らしいものに仕上がっていました!原作を読み気に入られた方には、ぜひオススメします。