0
条件付き送料無料あり！アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
kuro ka shiro ka
慎を守るために。
『黒か白か』の9巻目。
1巻が出たのが2018年なので、6年間で9冊刊行された計算になるわけですが。1巻刊行に1年ほどかかるのが通例のBL業界においては異例の速さと言っていいんじゃないでしょうか。
さちもさんは人気作家さまゆえ『黒か白か』だけ描いているわけではないので、ぜひともご自愛いただきたいな、と思ったりしましたが。でも、早いペースで続きが読めるのは読者としては非常に嬉しいわけでしてありがたい限りです。
ということで9巻のレビューを。
時に不穏な空気が流れることが多い今シリーズにおいて、今巻は糖度が非常に高い1冊でした。シゲと慎の二人の愛情が揺らがないのはまあ当然のこととして、周囲の人たちの「慎を守り隊」の結束がしっかりしてきたからかな、と思いました。
これもひとえに慎の可愛さ故。
恋愛という意味ではなくても、慎を愛する想いはみんな同じ。慎が傷つくことが無いように結束を始めた面々の強さとカッコよさにKOされました。慎を守りたいと願うの面々の皆さんですが、等しく魅力的。彼ら一人一人が主人公になってもおかしくない魅力を持つ人物たちですが、その彼らをして脇キャラとして描いてしまう。贅沢な作品です。
慎の次なる敵はシゲの所属事務所「東京スカイスター」の社長・浅草。
いいねえ、腹黒感満載な、あのオヤジ。へっへっへ、引っ掻き回しますぜ、という空気感に満ち溢れています。人気俳優が集まる巨大な芸能プロダクションの社長だからこそ、の負のオーラが、今後の波乱を予想させます。
そして、彼の姪っ子の女優さんも。
今までいろいろな障がいが彼らを襲いましたが、そろそろラスボスかな？
あともう一点、今巻の見どころは、慎、とってもエッチ。の部分でしょうか。
あの初心っ子ちゃんが、こんなに大人になっちゃって…。良いぞ、もっとやれ。
自信が無くて、自分なんかがシゲの横に立っていいのかと悩んで、俳優としても華が無くて。そんな慎がまるで羽化し誰もを魅了する蝶になった、そんな感じ。いや、むしろ誰もを惹きつけるフェロモンダダ洩れの女王様か？
慎・見守り隊の皆さんとともに、読者もまた、慎の幸せを願っている。
そんな中毒性のある、神巻でした。
あいつまだ殺られてないの？
毎回新しい本が発売される度に、社長の浅草が業界から抹殺されないかと期待してるんです。小菅が責任取って早く殺ってくれる事を願ってます。じゃないとお前がこの作品に居る意味！ってなるじゃ無いですか。
撮影現場に浅草が現れた事で、槙も自分の知らない所で何が起きてるのか漸く気が付きました。周りが真綿で包むが如く槙を守ろうとしていて、ある意味納得である意味で可哀想だとも思いました。
それにしても社長の姪ってかなり前から槙狙いで本気だったんですね。過去では純真そうだったのにあの手練れ感は、あの叔父の近くに居たからでしょうか？
ただ彼女が真実を知った時に叔父に感謝するでしょうか？浅草が槙たちにして来て事を知った時には、浅草の足元を掬うのはもしかして彼女かもと想像してしまいました。
早く続きが読みたいです。倍の厚さのコミックスにして下さい！
展開が停滞気味
面白い！面白いんだけれども8巻とあんま変らなくないか？
慎とシゲを取り巻く不穏な空気とすっかりどエロくなっちゃった慎のえっち。
好きですけどね、好きなんだけどもうちょっとシゲの事務所の社長さんが掻き回してくるのかなーと思ってたもので、ちょっと物足りなかったです。
刊行ペースが早くて嬉しいけど160ページ程なのですぐに読み終わってしまうし、ここへ来て展開の遅さが目立ってしまったように感じちゃいました。
次回大きな動きがあることを期待!!
それにしても前巻から引き続き「慎どうしちゃったの？」って思うくらいえっちで良かったです。
多々良さんのお気の毒さがオモロイ
10巻出たので復習を。
そうそう、こんな流れだったわ。
前日のシゲとのエッチでお肌艶ッツヤの慎くんのもとに、シゲとこの食えねぇ社長が。
なんか思わせぶりで顔からして悪役なんだよね。
周りのみんなが警戒してる。
慎くんのマネ梅島さんもピリピリムード。シゲのマネさんの思わせぶりな発言もなんなの？
うーん、モヤモヤするわ〜。
今回良かったシーンは、最中にスタッフから電話が掛かってきて慎が会話してるのにイタズラにシゲが出し入れし続けてるやつ。お返しにシゲが会話してる時に仕掛ける慎もやるやん！エロかった。
息が上がってるのを、フィットネスゲームしてるからって事にしてるシゲ。
スタッフ本当に信じてくれたんかね？
その電話対応、私がしたかったわ。
それと、久しぶりに自宅に帰ってきての目隠し拘束エッチも良かった。意地悪されて潮吹いちゃってましたね。その後リベンジでシゲにも目隠し拘束プレイしておられましたね。エッチな彼氏に育ってよかったね。
このモノローグの2人がリボンで拘束されてるイラストとっても好きでした。カラーで見たい。
毎回ラストの後書きにある落書き的な先生のイラスト、今回のネタとても好き面白かった。
9巻を読んでる花崎が、大浴場で慎と遭遇した多々良が背中のキスマーク見て勃起したシーンを揶揄してるところ。最高です。この2人のやりとりずっと見たい。本編での2人のシーンも面白かった。
紙本で購入。
完全白抜き。
続・皆んなが慎を守りたい…。
うーん。いよいよ話が動く‼︎ と思ってたんですよねぇ。
本作の要は２つ。相変わらず「慎を守り隊」の皆さんの連携プレー。
そして。さらにさらに、愛するシゲに対してはエッチな子になってしまい、煽っては翻弄する慎。
ええ。前巻まで、とあまり変わらないんですよ！
不穏な雰囲気を纏わせた悪役の浅草社長は、遂に慎達の前に姿を現すが。その目的はまだ分からず。
前巻で悪女臭プンプンの女優・福居は、実は高校生の時から慎を見つめていて。実は本気。
ただ芸能界に呑まれてしまったのか、慎への一途な想いの筈が、どんな手を使っても慎を手に入れたい！というトンデモな執着に変化しており。相変わらずの危険分子。
悪意に溺れて自分を見失ってしまった福居が、「でも、本当に好きだったの…。」と、泣きじゃくる姿がもはや見えます。
本当に好きだったら。ひたすら相手の幸せを願うよね。それはシゲを始め、多々良さんや花崎さんの想うところ。もちろんマネージャーの梅島さんも。てなわけで、慎の無防備な色気に煽られながらも何とか踏みとどまっている多々良さんが紳士です！
性には奔放そうな花崎さんの切ないエピソードもほんのちょっぴり垣間見え。
皆んな芸能界という魔窟で、必死に生きて来たからこそ。慎のピュアさに希望を見出し、それを心から守りたいと願っている。
彼等の想いがどうか。報われます様に。
ところで。花崎 × 梅島 が私の推しなんだけど。慎が勘違いしている様に、花崎 × 多々良 （左右逆もアリ。）になりそうな予感で焦る。
小菅マネージャー × 梅島マネージャーという線もまだ捨て切れない。
浅草社長の目論見は、慎を潰す事か。それとも引き抜く事か。
彼等の行方を案じて待ちます。
花ちゃん回だった？
どういうわけですかね？
応援書店ってわけでもない地元民集う開放的な明るい書店で毎度身を縮めながらこそっと予約購入してるんですが なぜかこの【黒か白か】だけちょいちょい発売日フライングで入荷連絡がきてそういう日に限って仕事休みで 普段は読むの超おっそいくせに ここぞとばかりに張り切って飛び出したみたいになっちゃって申し訳ないというか お恥ずかしい限りです
発売サイクルが早いせいなのかお話は短いし 劇的に進展する何かはないです
正直 9巻にもなってまだそこでグダグダしてんの？って感じもします
ただ個人的には巻を重ねるごとに増す 何があっても離れない離したくないっていう互いの想いや覚悟以上に この２人を取り巻く一癖も二癖もありそうな喰えない輩のそれぞれの思惑を超楽しんでいるので ゆっくり進むお話しでも不満はないような あるような？ ←あるんかい((怒))
うちの本棚のどの芸能人カップルより不憫で問題だらけで 互いの存在が時に盾で 時に枷で 憧れで希望で
なのに 何からも汚されたくないと願い守られてる張本人が隙だらけだし 自覚なしだし
なんだかんだ人たらしだし いつまでたっても初いし 鈍いし ←後半悪口だよね？
社長の接触にこの世界に潜む汚いものにやっと気づく慎
いまでこそ押しも押されもしない人気俳優になりつつある慎を 東京スカイスターのあの社長は潰したいのか手にしたいのか
………ああぁダメ 今回も 恋だ希望だ憧れだより 妬み やっかみ の行動が読めなさすぎて
波乱があったわけでも 不穏ななにかが見えたわけでもない シゲの変態さも 多々良の未練もお変わりなく なのに何かが動き出してるのだけはわかる
その人影なに? 続き ねぇ その続きｯｯｯ
ってところで また終わりやがったのよｯ((怒))
少しだけ見えたアイドルが秘めた慎へ思い
あ～ん ほんと もっとガッツリ読ませてくれよ 波乱を 闇をぉぉぉ
