カタコイシーソー

katakoi seesaw

カタコイシーソー
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神56
  • 萌×261
  • 萌40
  • 中立7
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
21
得点
651
評価数
166
平均
4 / 5
神率
33.7%
著者
宮田トヲル 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784403668463

あらすじ

大学進学を機に都会へ引っ越してきた壱成は、幼なじみの千紘と再会する。
高校時代、とある理由で彼を避けていた壱成。
しかし、千紘に特別視されたい気持ちは今も変わらず……!?

表題作カタコイシーソー

長尾壱成,大学生,まっすぐな年下男子
泉 千紘,大学生,恋を諦めた先輩

その他の収録作品

  • 災い転じて愛と為す

レビュー投稿数21

幼馴染、再会ラブの神作品…キュン死確定尊いです(語彙力)

もう相変わらずのトヲル先生クオリティです。

幼馴染、再会ラブ、圧倒的光属性な攻めにハイスペだけど過去にトラウマがあって他人と触れ合うことが出来ない受け…

もうそこかしこに萌え要素、キュン要素、尊みが凝縮されているのですがこれまでのトヲル先生の作品とはまた一味違った印象もありますね。

他人に興味の無かった壱成が千紘に恋をしてどんどん成長していく姿がもう本当に堪らなかったです。

また好きになってからが本当に前進あるのみって感じで躊躇いも無くてそこが気持ち良かったです。

「カコタイシーソー」のタイトルの意味も最終話で分かります。

その辺りもしっかり回収されますしちゃんと意味のある、そして物語の根幹になっている名前でした。

この辺りの描写も流石と言うかお見事としか言えなかったです。

恋を自覚して成長していく男子と恋したいけど触れ合うことに臆病な男子の成長や感情面の描写が堪らなく素敵な作品でした。

読後にはこう感じました…
『幼なじみしか勝たん!』

10

アホ可愛い年下攻めが可愛すぎて…ッ!

年下攻めが可愛すぎて全部持ってかれた。
ずっとニヤニヤキュンキュンしながら読んだ///

ストーリーや関係性なども良かったのに
年下攻めが可愛すぎて語彙力全部消し飛んだので、
年下攻めだけに全振りしたレビューです。すみません。


年下攻めにも色んなタイプがあると思うので、
以下に当て嵌まるタイプがお好きなら是非…!!
 ・アホ可愛い
 ・ちょっと生意気だが裏表がない
 ・無自覚のまま本能的に動くタイプ
 ・基本クールなのに受けを見つけるととっても嬉しい
 ・受け以外の他人にはシャーシャーしてる猫
 ・受けの前だけ尻尾が見える最終形態完全ワンコ…!
 ・とにかくアホの子。アホの子ほどかわいい最強説♡

ホントにめちゃくちゃ可愛かったんですよー!!
デフォルメ絵のジト目でお花飛ばしてるのとか。
自分の感情が追いつかなくて最初はツンツンしてたのに、
コレが恋だと自覚した途端にワンコに転じるとことか。

黙ってりゃクールなイケメンなのに
情緒が赤ちゃんなのでホンッッッット可愛い!!!
バブ攻め好きだ~!心のエナジードリンク(∩´///`∩)

私、この作品の年下攻めがツボ過ぎて、
ずっと年下攻めだけで語れるぐらいめちゃ萌えました///

受けは何をやっても完璧な人で。
周囲からの羨望や期待に応えるよう振る舞いながら
トラウマを抱えてる自分はダメだと思い込んでてね。
自分の弱さを気に病んでる一面があります。

トラウマの内容が内容なので、
恋愛は出来ないと最初から諦めててーーー。

でも攻めは真っ直ぐに切り込んで行くのですね。
これがも~~~~可愛くて可愛くて…!!!
飾り気のない、駆け引きもない、裏表がない。
思ったことを思ったまま口にするのがグッとくる(;//;)

あと表情が良い。
他人にはクールなのに、受けの前では感情ダダ漏れ。
受けに触れられてドキッとしてるとことか超可愛い。
あとデフォルメ絵のジト目が可愛すぎて堪らん…!
(ジト目がホンット可愛いのよ…マジ…)

情緒バブちゃん攻めが初めてするキスは
うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!(///Д///)(///Д///)(///Д///)
って叫ぶぐらいキュンキュンしました。すっごい可愛い。
このキスだけですっごい満たされた。

(一応エチエチは少なめですがありますが、)
(でもエチエチよりもデコチューが最強でした///)

個人的解釈ですが年下攻めの可愛さ詰まってるので
アホ可愛い年下攻め好きな全人類におすすめしたい…。

5

大好き

今回もとてもきゅんきゅんさせられました!壱成は、当初スパダリ感の強い攻めになるのかなぁと想像してました。結果、スパダリ感は残しつつもワンコ年下攻めに成長して、私は大満足です!!受けが大好きワンコ年下攻め!普段はクールでも攻めの前では見えないしっぽがぶんぶん振られている(そうは見えないのがイイ!)心配になると耳が垂れてしまう(それはわかってしまう!!)尚且つ執着攻め!!今までの宮田トヲル作品には無かった感じだと思っています。
2022年は2作品に楽しませてもらいました〜。これからもたくさん読み返したいと思ってます!
※なぁ感は高校生ならではのわちゃわちゃで、自覚してからの執着は大好きですが!!

3

その後を期待しても良いですか

宮田先生の作品らしく心理描写がキラリと光る作品でしたね。
幼馴染への恋と、恋人になるため奮闘していく一途なキュンストーリーです。割と早くに告白してしてまして、そこからどうやって2人が恋人同士になるのかを描いています。


主人公は大学生の壱成。想い人はひとつ年上の完璧な幼馴染の千紘です。
この作品は千紘が抱えるトラウマが大きな肝となっています。過去に痴漢に遭ったことから、性的なこと含めて誰かと接触することに抵抗がありますが(じゃれあい程度はOK)、それに加えて、他人から見て完璧にあらんとしなきゃいけない心の重石があるので、壱成の告白と想いを簡単に受け入れることができません。


壱成との付き合いを保留にしてる理由はそこで、恋人らしいことをしてあげられない事を不安視しています。千紘の中で、好きかどうか付き合うかどうかより、身体の問題の方が最重要課題になってるのが何とも切ないですね。

だけどフラれても諦めない壱成。そりゃそうだ。
嫌いだって言われてないしそんな簡単に諦めてられっかーー(笑)


千紘に好きになってもらうように特別に頑張らなくても、素の壱成を見せるだけで閉ざしていた千紘の心を開いていくんですよね。2人が気心知れた幼馴染だからってのもあっただろうし、他人に媚びない性格の壱成だから出来たことかも知れません。
結局、千紘が心から誰かを好きって思う気持ちが大事で、好きな相手には身体の拒絶反応も出ないってことなのでは?と思いました。
壱成の純粋で一途な気持ちが千紘の心と身体に響いたんですね^ ^


2人がくっつくまではスローなテンポです。
千紘の抱える問題の向き合い方、千紘が壱成を好きになっていく過程がじっくり描かれています。そういったところも含め、エッチ(挿入)シーンはありません。千紘のトラウマを考えれば、そんなすぐにはねー…って感じではあります。まぁ…2人のエッチシーンが気にならないかと言えば嘘にはなりますけど(笑)

なので。読み終わった感想としては、続きがありそうなそんな雰囲気を感じました。スッキリ、完結!と思うにはちょっと足りない。
千紘が「身体の中を触るのはまだ怖い」「自分からいくのは抵抗ない」と言うシーンがありました。まだ途上なんですよね、その先がある。
壱成が千紘の身体のどこを触っても平気、壱成だけは特別だよ。が見たい。そしたらスッキリする。

番外編なりで2人の先の話を読んでみたいなと思いました。壱成頑張ってたからご褒美エピソード下さい(拝)
続刊もしくは2人の今後のお話を期待して「萌2」としました。

5

壁をぶち破ってくれる攻めが気持ちいい

宮田先生の絵が好きで、作者買いしてます。
幼馴染の千紘にとって、自分は特別だと思ってたけどそうじゃないと知って距離をおいてしまった壱成目線から始まる再会のお話。

千紘が同級生からも後輩からも一目置かれる"すごい人"感があまり伝わって来なかったかな。
勉強が出来て、人気者の面倒見のいい先輩…くらいにしか見えませんでした。それって十分"すごい人"なのかも知れないけども。

2話の終わりから千紘目線に変わってきて、千紘のトラウマだったり、壱成への気持ちが分かってきます。
常に理想的な自分でありたいとか、弱い自分を見せられない人って生きづらそうだし、触れ合う事に臆病で付き合う資格が無いって考えてる千紘は気苦労が多そうだ。
そんな感じなので、振られてもぐいぐい行ける壱成で良かったなと思いました。
千紘もそれを期待してたんよね。
2人なら末永く付き合っていけそうな雰囲気を感じました。

4

好き

作者さん買いです。
うん、今回も好きです。
さらさらっと行きすぎな気もしますが、一直線なワンコは最強ということで❤

3

無敵の赤ちゃん

恋を知らない壱成が、恋を知る、というか人間らしい感情を知って成長する姿がまぶしかったです。千紘のことが何だか気になる。それが恋だとわかるのに、3年くらいかかったのかな?もしかしてそれ以上かも。でも、気付いたら一直線。そんな自分に素直な彼が可愛いです。他の人達には塩対応、千紘以外はすべてモブ、くらいに思っているんじゃないかというくらいの潔さも好き。
同性だろうが何だろうが、好きになった人間が好きなだけ。それってなんか変?
このセリフに彼の全てが凝縮されているようです。
この真っすぐさに千紘も好きになったんだろうな。
千紘は求められている自分を演じなきゃ、と思って弱いところを見せてこなかったんだけど、壱成になら見せられると思ったんですよね。
千紘の時折見せる弱いところも好きだけど、壱成のオレ様ワンコなところにとても惹かれました。
千紘のペースに合わせて、少しずつ関係を深められたらいいですね。

3

可愛い

可愛いお話でした。
タイトル通り、片思いから両思いになるまでのお話です。
2人とも、ピュアなのと受けのトラウマのせいもあり本編も描き下ろしも特典小冊子も最後までやりません。

攻めっぽい方が抱かれちゃえ…(それは私の性癖)とも思いますが、2人らしくゆっくり進んでいってほしいなと思います。
でも、2人のはじめても読みたいので同人誌でも続編でもお願いしたいです!

本編は兜合わせまで、描き下ろしはフ○ラまでです。
小冊子は、とらさんアニメイトともに可愛いお話でした。













紙本購入
修正は白短冊です。

3

拗らせ2人の思いやりラブ

幼馴染いっこ違いの千紘と壱成。
ぶっきらぼうで純粋赤ちゃん拗らせワンコの壱成くんと男女問わず大人気成績優秀トラウマ持ちパーフェクトと思われたい千紘くん。

最初壱成くんがめんどくせー奴だな、苦手かもしれんと読むものの、だんだん壱成くんにキューンとさせられたよ。
凄く自分の気持ちに素直で、千紘くんを好きな気持ちを全然隠しもしてないし、「同性だろうが何だろうが 好きになった人間が好きなだけ それってなんか変?」と友達にも言っちゃう位潔い。もう友達も何も言えねーってなっちゃう。

一方、完璧で余裕すらあるように見えた千紘くんは、小さい頃痴漢されたトラウマで性的な触れ合いに過剰に拒否反応してしまう。

こりゃ、どうラブに発展させるんだ?と思ったらお互いの心情を思いやりながらきちんとラブストーリーとして成立してきゅんきゅんしました。

ただ、4箇所くらいそんな事あるー?って違和感感じた点が。

・壱成くんの髪色が地毛で金髪(混血とはひと言も表記なし)

・小5で転校してきた壱成くん、髪色、とっつきにくさでクラスに馴染めずぼっちのところ、小6の千紘が間を取り持って仲間に入れてもらう。
小学生の頃って学年毎にパキッと分かれてて一緒に遊んだりましてや、5年の教室に6年が来るなんてなかなかない気するんだけども。

・下宿先が隣同士のマンション
そんな都合よく一人暮らし物件が隣同士で尚且つ空いてる?

・田舎から都会に上京して同じ大学に3人も同じ高校出身者が集まってる。
そんなに、志望校同じなの?
千紘くんの大学のツレの男が、高校時代付き合ってた元カレだなんてビックリだよ。

この辺りがなんか嘘くさ〜と思ってしまった部分ですが、大筋としてはとても面白く読みました。

あとちょっと個人的に残念だったのは、壱成くんの壱成くんが極細だった事です。千紘くんは、性的な行為に抵抗がある子だから、凶器レベルだったら先に進まないかもしれないので、このお手頃サイズなのかもしれないですが、千紘くんのお口にも余ってました。全然目一杯口開けなくても咥えられてました。なんか、みんながみんな立派なわけではないし、色々あっていいとは思いますが、そっかー、壱成くんはこのサイズかぁとなんか悶々としてしまいました。

バニラで終わったので、この先続きそうですね。続き楽しみです。

紙本で購入。多めの刻み海苔修正

3

無自覚ピュアが沁みる

幼馴染みから恋人に、じわじわと愛を育んでゆく
二人のピュアな恋模様に心癒される1冊でした。

大学進学のために上京してきた壱成は1歳年上の幼馴染の千紘と再会します。
高校時代、千紘と同級生のキスシーンを目撃してしまったことがきっかけで
疎遠になってしまった壱成ですが、千紘の“特別”になりたい気持ちが再燃し…。

はじめのうちは壱成から告白されてもちっとも意識していなかった千紘が
少しずつ惹かれてゆく過程が二人の気持ちを丁寧に描いていてよかったです。

壱成が決して笑顔ではないのに千紘を前にするとデレが滲み出ており、
千紘千紘と追いかける姿はさながらクールな忠犬のよう。
他人には心を開くことなく誰に対しても愛想のない壱成が
千紘にだけ見せる特別感にキュンときてしまいました(´>///<`)
見かけによらずウブで恋愛となると無自覚に炸裂してしまう
ピュアっぷりがいとおしすぎました。。。

そして、自分の思うままマイペースに生きているようでいて、
千紘の生き方や気持ちも尊重してくれるところが懐が深く、男前でした。

一方の千紘は人目を引く容姿に加えて勉強もスポーツもでき、
極め付きは人柄もいい、というまさしく非の打ちどころのない青年です。
けれど、その実は過去の出来事からトラウマを抱えるも誰にも頼ることもできず、
未だにそのトラウマから脱することが出来ないままでした。
特に壱成に対しては幼馴染ゆえに素直になれず見栄を張ってしまいます。
だけど、そこから救ってくれたのもまた壱成なのでした。

不器用だけど優しくて、言葉はキツいけれど裏表なく、余計な一言も
決して少なくないけれど、だからこそその言葉には嘘がないと安心できるのかなぁ。

壱成に救われて、ようやく自分の気持ちを自覚した千紘。
それまでは壱成が追いかけるばかりの一方通行だったのに、
千紘のベクトルが壱成に向いた瞬間は思わず喜びを嚙みしめてしまいました。
千紘がシーソーに座りながら壱成に想いを告げる場面でのタイトル回収は
秀逸でした。

恋人同士になってからは意外に積極的な千紘にニヤニヤが(*´˘`*)♡
ただ、トラウマもあってか二人のお付き合いのペースはゆっくりで、
キスや触れ合いはあっても身体を繋げるところまではいきませんでした。
たしかに、この展開からいきなりエッチ突入というのも違和感があるので、
これはこの終わり方がしっくりきました。
いつか続きが見れたら嬉しいな♪

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