条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
smoke blue no ame nochi hare
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
波真田先生が描かれる日常はなぜこんなに魅力的なのか。
絵が美しく丁寧で光の加減がお上手だからかもしれない(素人が生意気にすみません)
時間は有限で一瞬たりとも止まらないことを表現されているからかもしれない。
おはようと〜シリーズでも思いましたが、日常が恋愛やセックスと地続きであるという表現のように感じます。
冒頭、久慈が目を覚まし隣に吾妻がいなくて、すねてたんですよね。
朝メシは?と聞かれて「知るか 勝手に食え」と言うのが。
そんな久慈にじゃれる吾妻。萌えです。
縁側BL最高〜。
久慈にとって大切な家が、兄にとってはそうではないのが驚きでした。
過去の父の言葉を兄弟で違う意味で捉えていたり。兄弟あるあるで、わかる〜となりました。
あのステキなお家なくなっちゃうんですね。
久慈は寂しいだろうに。
吾妻に俺のこと好きなんじゃないの?と聞かれ、あっさり認める久慈。
そこでお前は?と返さないところが大人というか久慈ですね。
「うける」とうれしそうにじゃれる吾妻がかわいい。
吾妻が実家に行く時、すかさず車を出してくれたり、食事を作ってくれる久慈…男前すぎ〜こんなん惚れてまうやろ〜です。
吾妻はとっくに惚れていますね。
車中での吾妻の「キスしてやろうか?」は自分がしたかったのではないかと思われ。
1巻では久慈を慰める、2巻では吾妻が慰められるセックスがありました。お互い求め合っている感が増していいです。
吾妻が久慈のバイトをやめてから、久慈が連絡しないのも、それを吾妻が気にするのも、電話がきて近くにいると気づき久慈がダッシュするところも高まります。
「カレーうどん食うか?」の誘い言葉が最高。
いちゃこら後の「カレーうどんまだ?」
「吾妻の仕事が落ち着くであろう頃に 飯で釣ろうと思ってたんだよ」も最高。
久慈の家に吾妻が住むことになるのかなと思いましたが。
あの家は久慈の象徴のような気がしているので、吾妻と一緒に住むというのは、そういうことなのかなと。
自分の中に受け入れる、一緒にいたい。まんまだけど。
2巻では1巻より更に、2人の感情の高まりとともにキスからのセックスの流れが自然で見入ってしまいました。こういうところも好きです。
吾妻が翻訳を勉強しようと決めたこともうれしいし楽しみ。いろいろあるけど、2人とも前を向いている感じがします。
1巻に続き、久慈父の翻訳小言が勉強になるし、おもしろい。
おはようと〜もそうでしたが、扉絵もすごくいいですね。遠景が好きなので特に。
はあ〜今から3巻が楽しみです!
昭和の戸建てで繰り広げられる、いい感じの大人のスローラブ&ライフ、引き続き最高でした。冒頭から縁側でいちゃつくアラフォー二人に萌え転げる私。幸せがここにある!
さり気なくスパダリな久慈。急な帰省をしなくてはならなくなった朔太郎のために車を出して、ごはんも作る…最高すぎるんですけど( *´艸`) なんとはなしに相手に寄り添う大人の優しさがいいな~と思いました。
朔太郎と母親の関係性もしみじみほのぼのしちゃったというか、母はなにかを察してるけど踏み込まない、おしゃべりなくせにそれだけは話さないっていう場面から、朔太郎の鬱屈が伝わってきたり、「おれの事、好きなくせに」「だからなんだよ」っていう短い会話のなかに、いろんな感情や情報が伝わってきて、なんとなく切なくなっちゃう…etc. 波真田先生の漫画力に魅せられました。
”好き”という気持ちを押し付けず、いい距離感で関係を続けるふたり。”翻訳”というお仕事BLとしてもとても読み応えがあるのですが、そんな彼らの日常の延長線上に当たり前のようにエロもある、ラブとライフの絶妙なバランスが心地よいです。書き下ろしの”琥珀色のかき氷”で描かれる官能は、まさに”大人の時間”でした!!
初読のときに、こんな切なさとキュンの溢れてる作品てある……!? と、やたら感動してしまい、もったいなくてしばらく再読できなかったほどです。泣けるとかじゃないんですけど、ハートにじわりと染み入ってくるやつでした。はぁ、この感動は上手く表現出来ないな……。
1巻も良かったけど、2巻はそれを更に超えてきました。
今回は内容がけっこう盛り沢山でした。吾妻母がピンチだったり、久慈兄が一次帰国したり、吾妻に新しい仕事が見つかったりなどなど。
そんな様々な出来事が起こる中で、でも吾妻も久慈もいい大人なので自分の気持ち一つでどうこうするのではなく、ひとの気持ちを思えば言えない、呑み込まなければならない思いなどがあって。
それで落ち込んでしまう事もあるけれど、互いにさりげなく相手に手を貸し慰め合うのが、すごく良かったです。って、ボキャ貧でなんかすみません。
久慈が実は吾妻のことをかなり好きで、ド直球で好きだよと告るわりには、それは自分の気持ちの問題で吾妻には関係ないって言い切るのが、大人の恋だな? と。あ、いや……大人の恋ってなんだろ……私もいい大人だけど、久慈の謎理論にはちょっと驚いたというか、そんな思ってても言わないようなことをわざわざ口に出して言うのって絶妙大人じゃなくて萌えだな、あっそうかこれは萌えだ、わ~萌えだぁ~~! と後からじわじわ萌えが来ました。
って、なんだか変な感想になってしまいましたが、次巻もたのしみです。
名前を付けない大人な関係、アラフォー男達のもだもだLOVE&LIFE 第2巻!!!!!!
2巻の表紙は1巻とは違うお互いに向き合う形。久慈の手がセクシー!!
帯のふたりの掛け合いが…
『おれの事、好きなくせに』
『だからなんだよ』
好きを言わないけどお互いに好きじゃん!!!
でも、あえて『関係』をはっきりさせないところが、今のふたりには心地良いのかと、、、
朔ちゃんが甘えてるようで、静ちゃんを甘やかしてるようなふたりの関係がまたイイ!!
描き下ろしの『琥珀色の夕暮れ』
大人のかき氷の食べ方と過ごし方
エロスの構図がまた秀逸過ぎます。
この1、2巻はBLといっちゃBL、良質なBLなんだけど読む人の多くは自分自身の来し方とその先をふと思い出したり考えたりしたのではないでしょうか。
少なくとも私はそうでした。
なんだか妙に自分の過去と一致する点も多くえぐられました。
きょうだいとの父を巡る確執であるとか既に手放してしまった実家への思い、なんとなく出版翻訳に係わりたくて通信教育を受けた思い出であるとか、出来れば目を背けたいような複雑な気持ちで読んできました。
10代、20代では見えなかったもの、知らなかった人の思いがだんだん分かってきて急に恥ずかしくてたまらなくなったり涙が止まらなくなったりするのです。
だから彼らは30代終わり頃に設定されているのですね。
2人が家族や周囲の人々の人生や老いを受けとめる事イコール自分達の遠くない将来を考えて行動する事。
答えはひとつじゃあないでしょうし簡単には導き出せないはず。
私も今の自分が正しい道、適した道を歩んだ結果とはとても思えずそりゃ出来ればせめてあの時点に戻りたいなどと悔やみます。
が、現実は今の自分ですものね。
受け止めて毎日、生活を続けるしかないです。
唐突ですがエロいです。
湿度の高いねっとりとした大人のエロが楽しめます。
あー、3巻目が楽しみ!
やっと読み返してレビュー出来ました。
アワードを見て気になり購入。
染み渡りました〜!
大人の気だるげな色気と会話とが刺さりファンになりました。
上質だけど生活感があり、人間らしい二人の恋愛がステキ。
ゆるいのに胸をつかまれる激しさもあって1巻2巻一気買いでした。永遠にこの名前のない関係でいてほしくもあり(笑)。早くくっつけばいいのにって思えないのは、二人の距離感がとても良くて、静かな愛を感じられるからかな。
BLを何○○冊も読んできたお姉さま方にもオススメです。
二人の関係が最高ですね。ベタ甘の恋愛でもない、Hでもない、ちゃんとした人間ドラマになっているのが本当に素敵です。
エリートとしての仕事を捨て、自分の生き方を探している二人。仕事も恋愛も。
ただただ好きであればよい、という少女漫画とは違う、人生としての恋愛をリアルに描いています。
そして会話がおしゃれ。
ほんのちょっと探りをいれたり、本音はさておきHしたり。そして、自分の人生を選択した久慈がほんのちょっと吾妻の先を行き、恋愛よりも先に仕事の面で吾妻を優しくリードする、そこがまたいい。
最高の作品でした。
1巻で語られた久慈父の話に次いで、2巻で登場した久慈兄も良かった。
はじめは THE不穏!って感じだったのが……視点を変えたら見える景色が全く違うという教科書にできそうなエピソード。
兄は兄で、父と弟のことで傷とわだかまりを抱えていた。
でも、聡明な実兄さんは愛情に飢えた少年時代を昇華させて、新しい家族のために前に進んでる。妻の葉月さん、ほんのちょっとの登場だけど、実さんと支え合えてる良きパートナーとわかる。
父と過ごした家にガッツリ後ろ髪つかまれている静には、いい意味で影響与えてくれたのでは。
で、そのあとにアレですよ!
サラ~っと認めちゃったよ! 好きだって!!
読んでるこっちは、うわ~~ってなってるのに、本人はそれ以上でもそれ以下でもないとばかりにシレっとしてるのが静らしく。
また朔のリアクションも良かった。「うける」って言うその表情よ。
ああ、この二人のこの雰囲気、ほんとに好き。
それから、朔のお母さんのことやら、塾講師を始めたことやらで、今度は朔のほうが一気に陥落寸前か?となるんだけど。
いや、逆にここまで来て何で落ちないのか。
しんどいとき、何も言わなくても分かってくれている。余計なことは言わないで受け止めてくれる。これ以上ない最高の男だろうに……!
まあ、この二人ならまだしばらくは焦らしてくれてもいいんだけど。
2巻を読んでいてはじめて、朔が「おれ」、静が「俺」と一人称が書きわけられているのに気づきました。
他の作品でも、ごくごく稀に見かけますが、こういうこだわり好きです。
「久慈父の翻訳小言」にも一人称の表記の話があって、それを作品にちゃんと反映させてるんだなあ、と何だか嬉しくなりました。
会話がなくても、ただ傍にいるだけで心地良いと思う相手―
まだこの関係に名前はないけど (主に朔ちゃんが素直じゃないからw)
それでも「帰るべき場所」がはっきりと目に見えた2巻でした。
二人で「レックスの大冒険」を訳すシーンが特に素敵でした。
読者の視点とか色々考慮しながら文章を作るのが本当に楽しいんですよ。
将来は翻訳家になる!なんて、自分もそんなこと言ってたなぁ。
言葉の壁を超えて人と人を繋げていくんだって…
この作品を読んでると、少し悔しい気分になります。