狐の弱みは俺でした -眷愛隷属-

kitsune no yowami ha ore deshita

狐の弱みは俺でした -眷愛隷属-
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神84
  • 萌×220
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
9
得点
509
評価数
108
平均
4.7 / 5
神率
77.8%
著者
夜光花 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
笠井あゆみ 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイノベルズ
シリーズ
眷愛隷属
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784799759653

あらすじ

魔を祓う力を持つ討魔師となった慶次は、恋人兼相棒の有生とバディを解消し、別々の相手と組んで仕事をする日々。だが2人の交際は順調で、人目を憚らずキスされたりとラブラブだけど、未だに慶次の家族の反対で同棲できない。ある日、慶次が憧れる有生の兄・耀司に子狼を預かってほしいと頼まれる。見習い眷属の子狼を全力子育てすることを約束した慶次。そして子育て中に慶次が新しい隣人と仲良くしていることが面白くない有生。そんな時、有生の能力が欲しい敵の一族の魔の手が…!?

表題作狐の弱みは俺でした -眷愛隷属-

本家の次男でエリート討魔師,25歳
半人前の討魔師で有生の恋人,21歳

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数9

最高に大好きなシリーズ・:*+.

大好きシリーズの第7巻。
最新刊まで読み終えたくなくて、ゆっくりゆっくり読んでいたのですがあと一冊かあ…
面白すぎていつも一瞬で(感覚的に)読み終えてしまいます。

待ち針狸の「ご主人たま」を聞くと(実際に聞いてはいないけど)自然に頬が緩む…
「気持ち分かりマッスル」とか、繰り出す寒ーいギャグ(?)も待ち針が言うと全部全部可愛い。。ニヤケっぱなしになります。

そして自分に高説を垂れようとする子狸を「うぜぇ」と言ってバックシートに放り投げる有生よ。もう序盤からひとり爆笑でした。

陽キャと隠キャ子狼もキャラが立ってて本当に面白かった〜
ゴン様を加えて四体(+慶ちゃん笑)で狸踊りする場面、笠井先生のイラストも相まって、楽しさ大爆発のシーンですね。
「へこんだら腹おどりしろ」のアドバイスも面白すぎる。口元緩んじゃうわ〜〜

あと今回、井伊家のメンツが出てくる場面で慶ちゃんが「自分は有生の弱みなのか」と不安になった際、有生が言った言葉に…痺れた〜!!
そうだよ慶ちゃん、自信持って!(なんか変な方向に自信持っちゃったようですが笑)

あとやっぱり、なんと言っても笠井あゆみ先生のイラストよ…!今回も神がかっております✨

花見の宴で白狼に跨る慶ちゃんと子狸のシーンがあるんですが、その挿絵がもう最高of最高。
ぷくっと丸い体の待ち針も、慶ちゃんの興奮して上気した頬も可愛すぎ。。
そして白狼格好良すぎ。

ストーリーもキャラも挿絵も、とにかくやっぱり最高!としか言えないシリーズ7巻でした◎

1

面白すぎてどうにかなっちゃう

超絶面白すぎて素晴らしいー

毎回毎回、どうしたらこんなに読者を虜にするストーリーを考えられるのか、作者さんの引き出しの多さとセンスに脱帽です。第7作ですよね?こんなにもワクワクときめかせてくれる話を次々と作れるなんて信じられません。
中だるみがあったり、ちょっと今巻はイマイチ……みたいな回があってもおかしくないのに、どんどん面白く盛り上がっていく疾走感。作者たま、もう最高ですぅぅ〜…と待針風に言ってみる(笑)


大人たちの本気の鬼ごっこみたいなイベントとか、ちびっ子狼たちを育てるとか、うさんくせー隣人に絡まれたりとか、本当に見どころ満載。中でも有生と慶次のイチャイチャは最高オブ最高。
有生の慶次へのラブ度が段々増していてニヤニヤじゃ収拾付きません。討魔師たちを前にしても慶次愛を露わにし、なりふり構わず本気で勝負をかけて戦う有生にキャーなりました(//∇//)
この振り切り感が最高に萌えるし、お約束の「慶ちゃん、エッチしよ」に期待度は更に増しました。だって有生と慶次のセックスシーンは濃厚でエロくて、愛に溢れているんですもん。濃厚なのに品があるのが良いですよね、ずっと読んでいられます。

子狸の冷やかし?ツッコミ?も毎回笑わせてもらっています。眷属なのに、言葉遣いが現代風にアップデートされてるから俗っぽくて面白い。
サーッセンとか、陰キャと陽キャの…とか、言葉のチョイスがナイスすぎ〜
色んなシーンで魅せてくれるこの作品が本当に大好きです(^ ^)


同棲話が前巻持ち上がって、今回はそれに向かって進むのかなって思ってましたが、同棲はちょっと保留な感じで残念。でも井伊家のアクションで実現しそうかな。
慶次の家族の反対はどうなるのか問題山積ですが、すんなり話が進まないから実現したときの喜びはひとしおだと思います。急がずともいつかは同棲の時がくると信じているので、楽しみにしています♪


とっても楽しくて面白いですが、まだまだストーリーとしては無限の可能性がありますね!
井伊家との確執もまだ続きそうだし、有生が他の討魔師たちに嫌われてるのも解決して欲しいし、最後はどうなるのか怖さもあるけど楽しみの方が数億倍あります。
有生の弱みは慶次かも知れないけど、強みもまた慶次、っていうセリフがすごく響きました。
有生が有生でいられるのも、慶次次第ってところでしょうか。実は慶次が有生を守っている図式なのかも知れませんね^ ^


今後どんな問題が2人に迫るのか分からないけど、これからも応援していきます!
次巻が楽しみ〜

2

巡り合えてよかった作品。

最近になってこちらのシリーズを知り、ドはまりした者です。
いやもう二人とも付き合う前も付き合ってからもずっと可愛いってなんなの。お話も面白いしこちらのお話まで一気に読んでしまいました。

今回、つくづく有生のそばに慶ちゃんがいてくれてよかったなと思いました。いろいろな意味で。
それを有生自身が自覚してるのがまたいいんですよ。
あと有生の時々見せる素直さがたまらんなという気持ち。ごめんねとかちゃんと言える子なんですよね。
で、決める時にはびしっと決める。そのギャップがもうね。たまらんね。

慶ちゃんはもうずっと可愛いです。
素直で明るいし頑張り屋さんだし、ちゃんと成長も感じられるところがザ・王道主人公って感じ。
で、今回ラストんとこが甘えんぼで超可愛いです。もう可愛いとしか言えないんですがホントそのくらい可愛い。可愛すぎて辛い。

でもなー、今回出てきたあの子が、今はほんのりみたいですけど本格的に慶ちゃんのこと……ってなっちゃったら可哀想だなあ。
境遇的にもいろいろとあれだし出来れば幸せになってほしいですが。
慶ちゃんの意気込み的にも立ち位置的にも今度も出てきそうだけど、どうなるんだろう。次回が待ち遠しいです。

眷属たちもみんな可愛いし、ほんとずっと続いてほしいシリーズだなと思います。

5

安定の慶ちゃんで、おもしろかった。

思ったことをツラツラと……。

・したり顔で愛を語る子狸と、その扱いが酷い有生たま。

・花見の宴でまさかの対決となり、有生はギリギリしてるっていうのに、慶ちゃんときたら「俺っ!そういうのに憧れてたんですっ!!」「うわー、俺今、物語の主人公みたい」と大喜び……けーちゃん。

・新たなモフ眷属投入か?と思いきやあっさり成長して、あら…と残念に思ってたのに、成長まで先行き長そうなチビモフが二体も投入されて今後が楽しみ。

・えぐえぐ泣く慶ちゃんを前におろおろする有生の姿に萌えた。こいつもちゃんと人の心を持つ人間だったんだなって思えるし、慶ちゃん限定ってところが萌える。

・殴ったことを後悔する慶ちゃんに対する有生のアドバイスが安定のサイコパスで笑った。

・「慶ちゃんは俺の〜」という有生がかっこいい。で、それを聞いて、「だよな!」とパーっとなるけーちゃんがやっぱりけーちゃんだった。
慶ちゃんが有生にとっての要石というか、地球平和の要石って感じ。
慶ちゃんに何かあったら、有生は怨霊化して天変地異を起こしそうで怖い。

・早く続き読みたい!

7

待ち遠しい

今回の有生はひどいね、私が思ってたよりひどいです!!(褒めてる
有生の個性を知っているつもりでいたけど、想像以上でした。(褒めてる
そりゃ慶次しか対応できないわー
改めて慶次の大変さを認識しました。

今回も面白かった!!
子狸と子狐の所もめっちゃ笑いました!!
陰キャラと陽キャラ好き♡

新刊すぐ読み終わるのがもったいないので、毎日ちょっとずつ読んでました。
もう一年待つのかーつらいです。
このシリーズ一生続けてほしい。
終わってほしくないので永遠にお願いします!!

16

また1年後かなぁ(TT)

大好きなシリーズです。
人気シリーズを数多く抱えていらっしゃる夜光花先生ですが、「推しはα」も「式神の名は、鬼」シリーズが完結してしまい寂しく感じていました。

その中で長いシリーズである「眷愛隷属」ですが、今回も最高に面白くて何度ニヤついた事か!
ベテラン討魔師からの有生の余りの言われように心を痛める慶ちゃんに有生への愛を感じました。

そして慶ちゃん大好きな有生がまた良いのです。私は普段はエッチシーンが長い作品は好みじゃないのですが、慶ちゃんの可愛さに反応してしまう有生の様子を読むのが堪らないのです。
思わずって様子の有生が凄く良いです。

慶ちゃんとその他に対する扱いが全く違うのにも凄く萌えます。慶ちゃん以外はどうでも良いのに慶ちゃんが関わると甘くなる有生が大好きです。

熱血で単純でちょっとお馬鹿な慶ちゃんですが、有生大好きでへこたれない強さが好きです。

今作では前半で「花見の宴」で楽しませて貰い、後半では個性的な子狼の眷族にクスっとして、井伊家本家の息子たちとのやり取りにハラハラさせて頂きました。

慶ちゃんが言ってたように柊也との出会いはもしかして意味があるのかもと思ってしまいました。慶ちゃんなら大成長を遂げそうで、有生とコンビが復活したら無敵になるのでは⁉︎と思ってます。

でも続きは1年後なのかな?個人的なお願いですが半年に一冊は眷愛隷属でお願いしたいです。
タスマニアデビルな柚が再び討魔師になれるのかも凄く気になってます。

16

有生のかっこよさを再確認

今作も面白かった!まず兄弟対決。耀司の作戦に納得するも弱みだと思われている慶次を思うと複雑で。更に有生が孤立する事態になったのは哀しかった。

そして柊也の登場。私充分怪しいのに慶次が無防備すぎてもどかしい。有生の警戒は当然だし、慶次にはショックでも害がないうちに対処ができて安心した。
ここで有生が慶次を弱みではなく強みだと言い切ったのがかっこよくて心を鷲掴みにされた。慶次も焦るだろうけど、着実に力をつけてほしい。
そんな中で小狼や狸に癒された。あと2回めのH!慶次が可愛くて有生が燃えるのも解るし萌えました。
笠井先生のイラストも鮮やかで美しい。全て素晴らしいけど特に口絵!見惚れました♡

14

なんでこんなに楽しいの

先生買い。なんでこんなに続いているのに楽しいんでしょうね?不思議だわ。新たなキャラも眷属も出てきて、メインカプの凸凹加減が最高に面白くて神にしました。うっかりすると悪キャラ?と思ってしまう攻めが気になる方でしたらぜひぜひシリーズ1巻から。ほんと楽しいです。

和歌山と高知県山中の弐式家とで遠距離恋愛中の二人。一族のイベント?「花見の宴」では、慶次は弐式家長男耀司チームとなって有生と戦ったりしつつも、変わらずラブラブ。ある日慶次の一人暮らししている部屋の隣に人の良さそうな大学生が引越してきて…と続きます。

攻め受け以外の新しい登場人物は
子狼の眷属(キャラ立ってて面白い)、柊也(慶次の隣に引越してきた)、ゴン様(待針の尊敬する狸)ぐらい?ベテラン討魔師さんたちが最初出てくるので楽しい〜

++今回好きだったところ

慶ちゃんがある理由で泣いちゃうんです。そこがねえ……可愛くて。やらかしたーって心臓バクバクしていたのを有生と狐の眷属に助けてもらって。すごく安堵して。ぎゅうってくっついてぽろぽろ泣いちゃうんです。有生は、どしたどした?ってアワアワして…あーもう可愛いなあ……

有生は弐式家の中で「こいつヤバい」って認識されていることが今回さらに強く認識され、慶ちゃんいなかったらガチでヤバかったんやろうなコイツってめっちゃ思うダークな部分があるんですけど、慶ちゃん絡むと途端に可愛い。自分の弱点というか要というか、ちゃんと分かっていて、守ろうとしているのも良いですねえ。溺愛べったりっていうんじゃなくて、眷属つけておけば大丈夫だろって大人な見通しなのが良い。(ほんで慶ちゃんが危なくなったら、なんでそんなことするの的にけちょんけちょんに怒るのもよい〜♡)

あと待ち針との絡みもめちゃくちゃ面白いですねえ。これまでも面白いとは思ってましたが、待ち針いるからこその楽しさを、強く感じました。(どちらかというと一人前になった千枚通しより、半人前の小さい待ち針のほうが好きです!)

まだまだ続きそうだと思うこのシリーズ、すごく楽しみにお待ちしています!やはり井伊家との決着つくまで続きますよね!!!

20

タイトルにやられました

「眷愛隷属」シリーズの7作目。
7作目、ということもあってか、有生×慶次の甘々さはよりパワーアップした感があります。が、とはいえ、ですよ。「あの」有生と慶次の二人ですからね、まだまだ波乱も紆余曲折もありつつ、コミカルさも孕みながら進む、そんな1冊でした。





今巻は、
・慶次、隣人と仲良くなる
・討魔師たちの「花見の宴」なる東西戦でのバトル
・慶次に任された隷属の子狼たち
の3本立て。

慶次と同棲したい有生。慶次も有生と一緒にいたい。でもそれには大きな壁があっていまだ慶次はアパート暮らし。そんな慶次の部屋の隣に人のよさそうな柊也が越してきて…。今まで同年代の若者と仲良く過ごすことがなかった慶次にとってはハッピーな出来事。でも、悋気たっぷりな有生にとってはイライラの元でもあってー?

というコミカルさに、討魔師ならではの不穏さもちょっぴり加わっての非常に夜光さんらしいバランスのいい内容でした。軸になる部分はそれぞれまったく趣が違うのにきちんと話が繋がっていく展開の仕方が秀逸すぎて、面白いし萌えるし、どうしようかと思いましたです、はい。

とはいえ、今巻はどちらかというと甘さが際立っていた気がします。有生が他の討魔師たちから疎まれがちなのは今シリーズ一貫して描かれていますが、それを慶次が何とかしたいと模索し始めてですね。それも、大切な有生がみんなに誤解され嫌われたままでは嫌だという愛情ゆえなので読んでいてほっこりします。有生が中身もスパダリになってしまうとちょっぴり面白さ半減してしまう気もしますが、あれだけのパーフェクト男子。中身もイケメンになったところも見てみたい。

と、甘々な今作でしたが、ぼちぼち不穏な空気が漂ってくるんじゃなかろうか。アレですよ、あれ。某討魔師たちとの対決ですね。その対決と絡めてつけられたのであろう、今巻のタイトル。え、何、もしかしたら二人の間に何かトラブルが…?とか思いながらですね、読み進めましたが。

いやー、有生。
アンタ、やっぱりカッコいいわ。最高。
有生が惚れた慶次。慶次が大切だからこそ、慶次は有生のアキレス腱になりえてしまう。
が、それを…、あんなセリフ言っちゃって…!やっぱり彼はスパダリだった。可愛い恋人の前だけ、だけど。でも、いやそれがむしろ良い。

タイトルに良い意味で騙されました。
夜光先生のセンスに脱帽です。

笠井さんの挿絵は、もう言葉はいりません。
最高です。
エロ良し、モフモフ良し、可愛いのにカッコいいという反則な技にKOされました。

28

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