ネコ×ネコ wedding

neko x neko wedding

ネコ×ネコ wedding
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神65
  • 萌×211
  • 萌6
  • 中立1
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
15
得点
388
評価数
85
平均
4.6 / 5
神率
76.5%
著者
たつもとみお 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
レーベル
フルールコミックス
シリーズ
ネコ×ネコ
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784046816498

あらすじ

リバBLの金字塔完結!!

「触るのも触られるのも 生涯この体だけで十分だ」

建築事務所で働く智史と、独立のため実力を磨こうと励む敬太。
お互いを思いやり、体調や気分によって上にも下にもなって
愛し合う甘い同棲生活は、順調そのものだ。
これからもずっと一緒に将来を歩みたいと思う2人は――。
大人気☆同棲リバップル完結巻!!

抱いたり、抱かれたり、甘えたり、甘えられたり――。
対等で最高のパートナー♪

描きおろし後日談「式のあとで」収録!


■収録内容
・「ネコ×ネコ wedding」第1話~第5話…電子書籍で配信中の作品を加筆修正
・描きおろし後日談10P
・本体表紙…描きおろしイラスト2P

表題作ネコ×ネコ wedding

左官職人
設計事務所勤務

レビュー投稿数15

二人の10年間…完璧な完結編

ああ〜完結巻も最高に良かった…タイトルの「Wedding」どおり、二人の”結婚宣言”というハピハピ展開に、涙。

このシリーズでは一貫して智史かっこいい!と言い続けてるんですけど、完結巻もやっぱりその感想しかない…!

「抱かれたい」気分の敬太(だけどお腹の調子が悪くてできない)をオスの顔して「抱かれる」智史がカッコ良すぎて、ため息が出ました。

そして、思わぬ形で二人が付き合ってることがバレた時の智史の対応、そのセリフ。もう神がかってたよ…!!あ、とんでもなく失礼なこと言った斉木は私が代わりに心の中でボコボコにしておきました( ̄∀ ̄)

周囲の親しい人たちだけにでも、恋人関係だと言いたいと切り出した敬太に「お前だけだって言いたい」「結婚しよう」って言えるノンケの智史の潔さよ…!✨

精神的にも体も好きな相手に甘え、甘やかし合う二人のこれからに乾杯したくなる、そんな充実感溢れる完結編でした・:*+.
これで終わりかあ…寂しい( ; ; )

0

本当に良い作品でした!

建築士:村上智史(先輩)×左官:築地敬太(後輩)の高校の先輩×後輩のリバップルです。
いよいよ最終巻です。いやー、何というか1巻からずっと同じ熱量でめちゃくちゃ萌えました!終始ニチャニチャして読みました。本当に大好きな作品です!
そしてご結婚おめでとうございます!

敬太が試験の日で抱いて欲しそうだったので、智史が甘やかしてやると言うのですが、敬太のコンディションが悪くてポジションを変えることに。オス顔で抱かれてる智史がめっちゃ良かったです!ホント好き!!

お互い手錠には興味ないのですが、敬太がマンネリ防止のために購入し、初めは敬太につけるのですが、結局、抱きしめることが出来ないと言うことでHには発展しませんでした。(ちょっと残念…)
そして、次は智史に手錠をつけるのですが、スーツで手錠だったのでめちゃくちゃ続き読みたい!と思ったら後輩くんたちに邪魔をされて中断…。めっちゃ残念でした…。もし邪魔がなければ、きっとHに発展してただろうに…と…
めっちゃ読みたかったです…。

智史からプロポーズをし、お互いの親、お世話になった人に報告をするのですが、敬太の場合は高校から公言しているから歓迎されていましたが、智史の方がね…。まぁ、最終的に理解してくれたみたいだったので良かったです。

あと、斉木くんは普通に失礼過ぎるだろうと。
まぁ、敬太は許してたし、智史も反論してたから良いっちゃ良いのですが…。
ていうか、智史がかっこよすぎです!!

そして!結婚式ですよ!!
いやー、もう本当に良かったです。末永くお幸せに!!としか言えないですね!

シーモア限定描き下ろし
「引越し」
10年過ごしたアパートと別れの日で、敬太は寂しがっていましたが、新しい家では50年くらい住むだろうということで長生きしようね!というお話。

「双子ちゃん」
智史の異父兄妹の双子ちゃんに運動会に来てほしいと言う話で、敬太は心配しつつ行くと「大丈夫!超じまんだから!」と言い、2人とも友達にキャーキャー言われてましたw
確かに2人ともカッコいいですからね。

ペーパー
「新居のお風呂」
一緒にお風呂に入ってイチャついてました!
ペラ紙1枚だけで、あんなにニチャニチャ出来るのかと思いましたね!

「敬太30歳バースデー」
智史が初めて抱かれて10年経つのか…。俺のケツもお疲れ様だなーとしみじみしつつも、なんだかんだで嬉しそうでした。

アニメイト限定小冊子
智史の32歳バースデーの話で、正直これは本編に入れてもいいのでは?と思うくらい良かったです!敬太が30歳になって体つきがお父さんに似てきてムチムチしていました。
そして智史はさらにイケメンになってました。
小冊子なのにHもちゃんと(もちろんどちらも受けていました!)あって、本当にもっと読みたいです。本当に好きです!

0

しっかりめの日常系BL

キャッチーなタイトルと綺麗なイラストに惹かれて購入。
4巻すべて電子で購入です。

BL作品で『ネコ×ネコ』というタイトルから、ゆるふわエロコメディ的な感じを勝手に想像してしまっていました。
エロシーンは多いけどエロコメディでもないし、どちらかというとわりとしっかりめの日常系とでも言うのでしょうか。
「悩んで、葛藤して、そして成長…乗り越えて、ふたりの絆を深めて、人生を生きていく」
それが綺麗なイラストで描かれており、内容はおもしろい……しかし、タイトルとのイメージの齟齬がすごくて最後までしっくりこずに終わってしまったという印象です。

それと、『ネコ×ネコ』というタイトルの割には“ネコとはどんなものか”ということに触れている部分があまりないのも気になりました。
作中で“ネコ”というセリフは出てきますが、てタイトルの回収ができていたかというとそうでないように感じたので。
リバなのでどちらも受け(ネコ)であることには変わりないのだろうけど…

おもしろかったんです、絵も綺麗だし。
でも…期待したのとは違ったかな

0

いつ見ても幸せそうな二人

そりゃ紆余曲折もあるでしょうが、仲良くて羨ましい二人。とうとう結婚するって?!

カムアウトしている敬太の両親は、スムーズに認めてくれるけど、智史の方は、家族との距離もあって難しかったでしょうね。でも、母親がスムーズに理解しちゃったのはちょっと物足りない(というか出来過ぎ)感じはしました。
敬太の後輩の方も、しっかりと認められない!と言うんですが、同僚の一言で簡単に理解しちゃう。
尺が決まってるのだろうから仕方ないんだけど。

それでも二人が幸せに人前結婚式するのは嬉しかったよ〜。上下のやり取りが萌えますね。
その時々の気持ちや想いで抱いたり抱かれたり。実際のゲイの方がどうなのかわからないけど、それも素敵だなと思っちゃいました。

リバに抵抗ある人はもったいないなと思う二人のお話です。また事務所立ち上げた後の物語もじっくり書いてもらえるといいな。

1

健全なるリバ精神!でもエロもしっかり!

シリーズ最終巻のサブタイトルは、その名もズバリ「wedding」!
最近のBL界は結婚(式)ラッシュが続いていますね。

このシリーズ、もっと評価されていいんじゃないかと常々思っております。
これ程まで真面目にリバというものに取り組んでいる作品、ございません。

ただ攻め受けがひっくり返ってえっちする性癖としてだけではなく、二人の関係性のあり方みたいなもの……そう!「リバ精神」が大切に描かれています。
あとがきで「リバの良さはお互いの関係がフラットであること」と言われている、まさにそれ!
抱く、抱かれるという意味だけでなく、二人は同等なんです。
敬太はいつの間にか智史先輩に対して呼び捨て&タメ口だし。
二人共が自然に料理や家事をしていて、家庭での役割もイーブンです。

仕事では建築士と左官職人……どちらも家造りのプロだけど、まだまだ社会的には職業の優劣、上下関係が存在するように思います。
でも二人は念願の独立を果たしビジネスパートナーとなり、職業的にも対等な関係性を築いていくのでしょう。

お互いを尊敬し合い、カッコいい・かわいいとずっと思い合い、変わらず甘く激しく愛し合う二人はまさに理想の夫夫。
でも、結婚はゴールではないんです。
同性同士ではそもそも結婚自体が難しい訳だから、カプが結婚するだけで「良かったね〜泣」ってなりがちだけど。
結婚生活も会社経営もこれから!
って考えると、続編あってもいいかもですよ、先生。

3巻で出て来た三浦さんが改装するゲイバーのオーナーさんと、4巻で智史が改装担当するゲイバーのオーナーさんはカップルだったんですね!?
とはいえ、このスピンオフはないなぁ。
「歪んだゲイ」三浦さんのガチ恋物語は見てみたい!是非!

2

終わっちゃった

このシリーズは新刊が出る度に面白くなって来てましたが、とうとう完結してしまいました。

前巻で大学を卒業し就職した智史でしたが、敬太と一緒に独立する為に実績を積もうと頑張っていました。そして敬太も今巻でやっと結果を出していて良かったです。

お互いに忙しいのに尊重し合って見守る態度に成長を感じました。そんな日々の中で自然にどちらが抱く日か決まるのがリバの醍醐味でしょうか?今回は抱かれたいのに身体の調子が悪い敬太の為に、上になって主導権を握る智史にこれが噂の「ケツ抱き⁉︎」と唸りました。

今作ではタイトルから分かる通りに2人が大事な人たちの前で結婚式を挙げています。
事務所立ち上げを機に2人の関係を家族に報告し、反発する者には理解を求める様子が読み応えありました。

2人の今までの努力の集大成がこの一冊に集約されてたと思いました。個人的にはもっとお仕事部分が読みたかったです。
ゲイバーの改装の過程が読みたかった…。

敬太の両親が凄く素敵で2人の登場シーンに思わず笑ってしまいました。パパもママも凄く可愛いです。

2

貴方だから好き

本シリーズは恋人同士の左官職人の設計士のお話です。

お互いを最良の相手とする2人がカミングアウトを経て
幸せな結婚式を挙げるまでとその後の短編を収録。

受様と攻様はラブラブな恋人同士です。

攻様は高校の時からゲイを公言していて
家族にも受様の事を話していますが

母子家庭で育った受様は
母が再婚した時に反発していた事もあり
新しい父や妹が嫌いじゃなくても
今の実家に居心地の良さを感じられません。

やがては2人で事務所を持ちたいと思う2人は
独立を目指して仕事に励んでいますが

攻様は半年ほど前に受けた技能大会への
出場資格試験の結果がよくなくて
あまり試験について言わなくなります。

受様も初めてメインで改装の仕事を受ける事となりますが
資料を見てもイマイチイメージがわきません。

そこで同系列や近くの店舗を観たいと思うのですが、
ゲイバーの改装のため、攻様に知られたら
何を言われるかわかりません。

結局依頼先の視察に行く事を知った攻様には
文句を言われてしまいますが
仕事でえり好みなどできません。

攻様は心配し過ぎだと思う受様でしたが・・・

ネコ×ネコシリーズの最新刊にして最終巻になります♪

小さくて可愛かった子が育って攻になる展開が
結構好きです。

本シリーズを知った2巻目から読み始め
お話も無理やり感がなくてイイ感じで続刊が出ていて
まだまだ続くと思っていたので

最後がかなりギュギュッと早足な展開になっていたのが
ちょっと残念でしたけど

2人がお互いとずっと一緒に居る未来のために
周りに認められるように努力をしているのも
そんな相手を「カッコイイ」って惚気るのも
すごく楽しかったです。

自然なリバカプとしてもとても楽しかったので
もう少し渋くなった2人に再開できる日を願っています。

0

ふたりらしく。

ついに終わってしまうんだなぁ…という切なさを感じつつ、これまでの彼らの日々を思い出しながら大事に読んだ完結巻でした。

一緒に事務所を立ち上げるという夢に向かって日々頑張っているふたり。仕事をしながら色々な勉強もしていたのでしんどい時もあったと思うけれど、自然に支え合うことができているのが本当に素敵だったし、お互いを大切に想う智史と敬太の笑顔を見てすごく温かい気持ちになりました。

先生があとがきでふたりの3年間の日々を描いたと書いていたように、一冊にギュッと詰め込まれていた感じで…独立するところまでを描くためには仕方なかったのかなと納得していますが、感動したり嬉しかったりという様々な場面の余韻に浸る間もなく、駆け足気味に過ぎてしまったのはちょっぴり残念だったかな。

でも!何はともあれ、とっても幸せな結末になってくれて本当に良かったです。
これからもたくさんの選択をしながら、ふたりらしく生きていくのでしょうね。
またいつかそんなふたりの未来を見られたらいいなと思いました。

1

至高のリバっプル

はぁ~、、ついに完結!
ネタバレって、もうタイトルが”wedding”ってなってるので、その通りなんですが、もう本当に本当にこのCP大好きなんで、これで一区切りっていうのはちょっと寂しいのですが、見事な大団円で嬉しい尊い気持ちでいっぱいです。しかも、あまりに優しくて…うるっときてしまった。たつもと先生の作風もあるんでしょうけど、この作品読んで、この二人の言動に触れると、普段は疑い深くて穿った見方をしがちな私もw、なぜだか素直で前向きな気持ちになれるんですよね。

しかも、エロいんですよ。絵柄可愛いくて爽やかなんですけど、エロいんですよ(2回目)。抱いたり抱かれたりするのは、相手を好きだから!っていう価値観がとても好き。わりと毎巻で「ゲイじゃなくて敬太が好きなんだ」を主張してる智史先輩、あまりに主張するので「そんなにゲイだと思われたくないんかい…?」ってうっかり思ったりもしたんですけど(おそらく彼のロジックとしては、前半ではなく後半の”敬太だけ”強調したいんだろうけど)、今回、彼と母親の関係性がみえたおかげで、その発言のベースにある感情(母親が息子に対して負い目を感じがちなところ起因の)が理解できたような気がします。智史の母親にふたりの関係を報告する場面で、そのネガティブに押されそうな先輩の心情を汲み取って、”幸せなんですよ、僕たち!”と宣言する敬太、ほんっとにほんっとに1巻から読んできて、彼らの人間的成長と関係の成熟が!!すばらしくて神です。

さらに、ふたりとも、出会って何年もたってるのに、なにかにつけ「かっこいい」連発、お互いに惚れ直すことしばしば、真面目なバカップルぷりもごちそうさまでした。おめでとうございます!!
(中年期の二人の日常…とかも読んでみたいけどな。。。)

4

これからもずっと手を取って

あ〜完結かぁ…

この作品、本当に好きでした。それは私が元々リバーシブルが大好きで、というのももちろんなんだけど、絵が綺麗だし、2人の人物像、未来を見据えての努力、色々な問題に2人で向き合う様子などなどが、とっても読み応えがあったんですよね。
さて、完結巻。
タイトルにもある通り「wedding」ですよ!
そうか〜ついに「結婚」か…
何かこう…胸に迫る感じです。

もはや2人の間には信頼のみ。
敬太も試験に合格し、具体的に2人で独立するスケジュールを立てて。
ついに周囲に「なぜ2人でなのか」の真実を明かす時が…!

今回、波乱と言える部分はこのカミングアウトに関する部分ですかね。
敬太の両親は何も問題なしですが、同僚と智史の母親の反応は。
多分現実であるあるなんでしょうね。
でも大切なのは当人たちがどれほど幸せなのか、という事。
しかも智史と敬太はしっかりと実績を重ねてきている。地に足がついていますしね。

さて、2人の結婚式は感動でした…
もちろん法律婚ではないし、養子縁組でもない。事実としては「式」のようなパーティを行った、というだけです。
だけど、こうやって一つづつ積み重ねていくのが2人の歴史/人生になっていくのでしょう。

3

この作品が収納されている本棚

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