ピットスポルム 一葉

pittosporum

ピットスポルム 一葉
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神277
  • 萌×260
  • 萌22
  • 中立7
  • しゅみじゃない4

285

レビュー数
29
得点
1698
評価数
370
平均
4.6 / 5
神率
74.9%
著者
三上志乃 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
ジーオーティー
レーベル
picn comics
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784823603747

あらすじ

全寮制の高校に通う矢野久哉の悩みの種は同室で学校一の問題児、小田島苑だった。
門限を守らず、男子寮に女子生徒を連れ込み性行為に耽る姿を目撃し初めて見る男女の生々しい営みに混乱と欲情を感じてしまった矢野に半ば強引に自己処理の手伝いを行う。
「生真面目な優等生」を揶揄う小田島、かと思いきやそこには誰にも言えない恋愛感情とトラウマが混在していてーー。

表題作ピットスポルム 一葉

高校生
高校生

レビュー投稿数29

大好きな作品です☆

突然BL作品に目覚めてしまって、数々の作品を読み漁りました。その中で、偶然出会ったのがこちらの作品でした。初めは綺麗な絵に惹かれてページをめくったのですが、読み進めるにつれて胸のドキドキがとまらなくなり、頭の中が二人のことでいっぱいになってしまいました。今も気づけば二人のことを考えてしまっています。こんなに夢中になれる作品にはなかなか出会えないと思います。なかなかBLは人にすすめるのは難しいですが、こちらの作品は是非!読むべきだと思います。この作品に出会えてめちゃめちゃ幸せだからです。

0

純愛です

攻めのトラウマと片思いの部分は非常に良いです。切ないと思うし、続きもめちゃめちゃ気になる。なんかギャップがすごいですね...?なんとなく気づくことができても、最初のあの軽い〜な雰囲気からこんなに思いで救贖系の展開に変わるとは、やはり驚かされました。

0

執着…!!たまらない〜!!!

大好きなシリーズの1巻目!読み返して、やっぱり最高〜!!となっています。
数カ所攻めと女子生徒のガッツリした絡みシーンがありますので、地雷の方は注意して欲しいです。
です、が!!!そこだけ乗り越えたら最高が約束されているので(というか、攻めがそうするのにも理由があるので)なんとか読み飛ばして欲しいです泣

ピットスポルムはなんと言っても攻め、小田島苑の執着!!これに限ります!!!
自らのトラウマとなっている実父の同性愛の目撃。そこから自分は「普通」であるために共学の学校に入学して矯正しようとしていました。ですが、寮の同室の矢野は小田島の事を特別視せず1人の人間として見てくれて?

矢野くんの素直で健気な所も、計算して話していない所も苑には刺さるんでしょうね。自分だけのものでいて欲しいと願ってしまう相手に出会ってしまった…。
5巻を読んだ後に読み返したのでなんだか感慨深いです。(ストーカー笑笑)

1巻は矢野くんに対する手こきのみ。

1

即推し作品に

BLをたくさん読んでいると、同性でくっつくことに違和感がなくなりすぎているといいますか、上手くくっついて当たり前と思っている自分がどこかいたような気がしました。

こちらの作品は、そこに対する登場人物の葛藤が非常に丁寧に描かれていて、「ああリアルってこういう感じなのか」と他作品とはいい意味で違ったテンションで読むことができました。

攻めの小田島のちょっとした表情変化のコマが、彼の葛藤だったり受けの矢野への心情を読者にジワジワと伝えてきます。序盤からちょこちょことかなり多く描かれているので、序盤はわからなかった表情の意味も「今こう思っているんだろうな」と理解できるようになったりと読んでいてスっと入ってきます。

好意を伝えるというのが簡単ではない、"普通"とは何か ということを非常に上手く描いている作品だと思います。

読んですぐにハマりました。あまりに好きで即全巻揃えましたし、五葉の発売がとっても楽しみです。

0

閉ざされた空間でのまったく違う2人の出会い

ドラマCDを聴取したら違和感しかなかったので原作再読。
音声だけと絵柄つきとで印象がかなり変わった作品でした。
きれいで可愛めの絵柄で、不穏なエピソードでも、重たくなりすぎないので、バランスがいいと思います。

学年1位、品行不公正で退廃的、不純異性交遊が盛ん、金持ちの子息の小田島。
学年2位、品行方正、まじめで実直、金銭的に余裕がなく奨学生の矢野。

この2人が寮で同じ部屋になったところから物語は始まります。

それぞれの人物のエピソードがかなり無理がありますが、ドラマティックとも言えます。
学校、教師のルールや対応がバラバラすぎるのはかなり気になりました。
小田島を放置してたかと思えば、規則破りは1人だけなのに矢島も罰掃除を命じられたり、矢島の無断外出が小田島母の依頼で容認されたかと思えば、小田島の遅刻が多すぎるから世話してやれと教師が矢島に頼んだり。教師1人1人が各々、勝手な基準でやってる学校なのかな?と疑うレベルでした。
物語を進めるためのエピソードの数々、なのは、理解できますが、無理が過ぎる、という印象でした。

もう少しシンプルに、それぞれ抱えている問題の違う、タイプのまったく違う2人が出会って、恋に落ちるストーリーでもよかったのではないかと思います。
小田島の過去とトラウマの原因となった父親の情事の目撃も、そんな場所と状況はいくらなんでもないだろう、と白けてしまいました。

同じ学校、同じ寮、同じ部屋だからこその、本人の意思以外で同じ場所で同じ時間を過ごすことになる2人の、気持ちの変化とお互いへの接し方の変化、表情、言葉の交わし方、空気感とリズム、明治時代くらいの無理が通れば道理が引っ込む時代の学生ものだったら、もう少ししっくりきたのではと思いました。
担当編集者からあれこれ指示されすぎたのかなと邪推しました。

あらすじも絵柄も好きなので、シリーズ全作、買いそろえています。
ドラマCD聴取の結果、気になるところがたくさん出てしまいました。
演出が好みじゃないのだと思います。

1

ふたりの気持ちの揺れがめっちゃエモい!

最初はお互いがお互いを避けていたってところから始まるんですが、そこからの気持ちの動きが綺麗な絵でとっても丁寧に描かれていて、とてもいい!
攻めも受けも人に話せないような事情を抱えていて、そのせいでみんなに誤解されているんだけど、それをわかってあげているのは受け(攻め)だけ!みたいなの萌えます!
ふたりとも実はいい子で、そういうところも推せます。一葉(一巻)はすごく気になるところで終わってしまったので、即二葉にいくという…。
良作を見たって感じでとても満足です。

0

神作品の幕開け

最新4巻まで読んだ者です。

最初は、矢野にとって印象最悪の小田島でしたが、だんだんそれだけじゃなくなっていくっていう…
どうして小田島が矢野を好きになったのか分かるのが巻末の辺りなので、試し読みで興味持った方はぜひ一度最後まで読んでいただきたい作品です。

女子との3Pシーンとかもあるので地雷を避けたい方にはおすすめできませんが、執着攻め・溺愛攻め×健気受け・ピュア受けが好きな方には強くおすすめしたいです!!

0

なんとも言えないこの切なさが...

好きなのに好きになってはいけない。
この切なさともどかしさが本当になんとも言えません。読んでいて悲しくなりましたが、それでも読まずにはいられない作品です。
本当に大好きです!!!!

0

2人の幸せを願わずにはいられない!

全く正反対な性格の2人が想い合うおはなし

女遊びばかりしてチャラチャラしているだけだと思っていた苑が抱えていた想いが実はとても辛いもので見ていて苦しくなる
久哉は苑が何を考えてるのか知りたくて行動する姿がすごく健気で可愛い
少しずつ互いに歩み寄りながら想いを伝えようとしていく2人を見ていると応援せざるを得ない!!
足りないところを埋め会える素敵なお話。
時々みていて苦しいところもあるけれど頑張って乗り越えて欲しい

0

美人攻めの仄暗い執着が切なくて萌える

先生の作品はこちらのみ、三葉まで拝読しています。
ドラマCDを購入して、再読したのでレビューします。
(一葉と二葉が上下巻のような内容です。)

キャラは、とにかく攻めの小田島が麗しくて好きです。まつ毛バサバサの美人さん。普段は陽キャの仮面を被ってるけど、時々仄暗い目線に色気が漂う。体格はしっかりめなのもいい。
矢野は細身で可愛い顔ですが、芯が通っている男前な性格がいい。

始まりは受け視点。小田島の矢野への気持ちは、初めははっきりとは描かれないけど、表情や言動に細やかに匂わされていて萌えますね。

小田島が女子を抱くシーンが数回ありますが、結構生々しくて驚きます。地雷の方には厳しそう。

女子との遊びを諌める矢野に小田島が「じゃあ矢野が相手してくれんの?」と詰め寄るシーン。
溢れてくるセリフに、小田島の強い執着が滲み出ていて、ちょっとゾクッとします。

小田島があることに縛られて、矢野への想いを否定しようとすればするほど惹かれていく様子が、切なく描かれます。

それにしても矢野への情欲を、矢野に似せた女子で解消しようというのは、かなり引きますね。他にやりようなかったの?(泣)
そうしないと矢野を襲ってしまいそうだったのかしら、うう…。

後半は子供時代から、小田島の心情が語られる。
父のとんでもない姿を見てしまうシーン、衝撃ですね。でも真昼間に車のドア開けたままって、ちょっと不自然で…。お相手が変態さんだったのか?(汗) もうちょっと現実的な展開にしてほしかったかも。

とにかく、親たちのために自分を偽り、歪めなければならなくなった小田島は、不憫としか言いようがないですね…クスン。

終盤は、攻め視点で小田島の強すぎる執着が語られて良きでした。一葉はかなり気になるところで終わり。二葉も再読しようと思います。

電子 白抜き修正(矢野のtnkを小田島が扱いてイかせるシーンあり)

1

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