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kore ha akumade yume nanode
かわいいふわふわしたおじ夢魔
夢魔のフォニが、とにかくほわほわしてて可愛いです。
晴心も、特別を作ることができなかったはずなのに、フォイと過ごしていくなかで、だんだんと絆されていって、独占欲が生まれるまでになって行く過程がよかったです。
あとがきにて、ふたりの今後が示唆されておりましたが、個人的には苦手な展開になりそうだったので、本編では綺麗にお話を完結してくださっていて助かりました。
フォイの友人も、すごく可愛くて気になりました。
おじさん悪魔
先生の作品は大好きで作家買い。毎回最初から最後までさくさく読めるのと、変に頭使わなくても勝手に頭に入ってくる。絵も綺麗なので尚更目の保養にもなってます。
ただ今回好きな攻めのタイプではあったんですが私自身少し気の弱い歳上受けタイプが苦手なものでわりとタイプな作品を描いてくださる先生ですが今回のCPはそこまではまりませんでした。ただ、内容共にえろも濃厚なので、その両方ではとても楽しませて頂きました。
攻めの誰か一人を愛せないという人生のスタイルが悪魔おじさんと出会い変わることにとても素敵だなと思いました(=^･^=)
博愛主義ホスト✕うぶおじ夢魔
夢魔のフォニが行き倒れているところをホストの晴心が拾うところからお話が始まります。
博愛主義で誰かを特別に愛したことはない晴心がフォニに対して段々と独占欲を抱き始め、フォニも晴心を特別に思い始めるという王道のストーリーで楽しめました。
シーモアは白抜き修正でした。
夢魔と言いつつ、夢の中でえっちなことをしたのは最初にフェラした時だけで、後は普通にえっちしています。
野外えっちもあるのでなかなかえっちに振り切れたお話でした。
しかし、フォニがおじさんでリムが若い理由はあとがきで回収するのではなく作中で描いてほしかったです。
夢魔との甘ふわライフ
ときめきを知らないモテホストが拾ったのは、うぶおじ夢魔だった…！
由元千子先生お得意のエロおじさんものですから、これはもうドドドエロいのでは⁉︎と構えつつ読んだのですが、意外と可愛いところのあるお話でした。
ヒトの精液を栄養にする夢魔のくせにエロが苦手なフォニ。
と。
夢魔と知っても平然と(？)協力する晴心。
もうはじめっからいいコンビ感漂ってましたよね〜。
言ってみれば晴心はボランティアなんだけど、フォニは一貫して腰も低く感謝を忘れず、ホントにいい人なの！いや夢魔だけど。
晴心も誰かへの特別感がわからないとはいえ、決してサイコでもクズでも無く、フォニとの生活でどんどん甘い奴になっていくので全体にあまあまな空気感がヨシ。
あー、もちろんエロはエロいです。私的には2人とも全裸なのがポイント高し。キスも好き好きが溢れててヨシ。
一点だけ。
フォニがそれほどオジサンじゃない気がする。
登場時にもっとヨボヨボで、晴心とHするたびに若返って晴心の若奥様風になっていく…みたいなのが読みたかったかも⁉︎
ところで。お友達のリム。
彼も精液を摂取する夢魔ということは…彼も「受け」？イイネ〜〜リムのHも見てみたいわ〜。
あくまだけど、ピュアなので
淫魔にしろ、夢魔にしろ、
悪魔系キャラが淫乱orビッチなのは鉄板設定ですよね。
ですが、本作の受けである“フォニ”は
夢魔なのにエッチなことが苦手なとびきりのピュアっ子(おじ)でした。
ある日、初心すぎて精気をうまく回収することができず、
空腹で蹲っているところをホストの晴心に拾われたフォニ。
フォニの抱える複雑な事情を知った晴心は
好奇心と世話焼き体質からフォニが仕事(吸精)になれるまでの
居候を提案し、二人の同棲(居)生活がスタートするのでした。
昼間はのんびりほのぼの、夜は甘い手ほどきを
受けながらの恋人みたいなイチャ甘エッチな日々。
たまにおでかけデートもしたりして、もはや新婚さん？
女子にはモテ、ホスト業も快調で、
一見するとなんの悩みもなさそうな晴心ですが、
彼もまた密かに悩みを抱えていました。
それは他人に執着することができないこと。
どれだけ女の子と付き合っても、好きだと感じても、
相手を特別に感じられず、独占欲を抱けないという晴心。
そして、そんな特殊な性質のせいで歴代彼女たちからはフラれ、
あわや事件に発展しかけたり、と彼なりに悩みを抱えていました。
字面だけみると、とんだクズ野郎に見えそうですが、そういうわけでもなく。
むしろ、性格は穏やかで他人に優しく面倒見の良い、甘やかし体質。
容姿はイケメンで性欲も人並み以上で絶倫寄り。
属性だけみればモテ要素の塊なような晴心ですが、
恋愛だけは上手くいかず…。
そんな晴心がなぜかフォニにだけ独占欲が芽生えてしまい…。
なぜフォニだけが晴心の特別になりえたのか？
これといったきっかけになるような大事件もなく、
ただ一緒に毎日を過ごしているうちに自然と“そう”なってゆくので、
読み手によっては盛り上がりに欠けると感じるかもしれません。
が、個人的にはくそあま展開・溺愛攻めは大好物なので、
終始ほのぼの＆イチャ甘カップルな二人にたっぷり糖分を
摂取させていただきました♡
結局は歴代の恋人たちになかったものがフォニにあったということなんでしょう。
控えめで優しく、健気に尽くしてくれて、処女で初心だけど、
エロスイッチが入るとめちゃくちゃに蕩けちゃう隠れ淫乱ちゃん。
…あれ、こうして並べてみるとフォニって何気にすごく理想的じゃない？
人外と人間の組み合わせの作品では寿命の問題はネックになりがちですが、
カバー下の著者様のあとがきにてその寿命問題が解決されていました。
一瞬二人の切ない将来を想像をしかけたけれど、あとがきに救われました。
著者様、ありがとうございました。。。！
エロエロ！
エロエロでした！
お話は、夢魔さんと人間のお話。
表紙の、おじ夢魔さんが受けなわけですが（他の方のコメントにもありますが）表紙以上にだんだん可愛く見えてきました！
健気なのが、可愛さプラスしています…そして、エロい…。攻めが、惚れちゃうのも独占欲出てくるのも納得でした。
表紙裏のあとがきで、二人の最期に付いても書かれております。私も気になったので
“なるほど”という感じです。
アニメイト有償特典小冊子付きで購入しました。夢魔なのが最大限活用されたお話で面白かったです。明晰夢、見放題ですね。楽しそう。
紙本購入
修正はトーンです。
えっちざんまい
性的なことが苦手な夢魔の受様は、空腹で行き倒れていた所を博愛系ホストの攻様に拾われます。
好きな人でも、恋人であっても、誰か一人を特別扱いすることが出来ず、それによって刃傷沙汰を経験した攻様は恋愛の一切を放棄してしまった人。
保護した受様の、唐突な精液ください発言に困惑しながらも、客相手でもなければ本番でもないし、まぁいいかと快諾してしまう辺り博愛精神溢れるというべきか貞操観念がやばいというべきか。
チャラかったりゲスかったりする訳ではないのですが、必要ならまぁいっか、とさらりと受け入れてしまえる攻様です。
そんなこんなで受様に「食事の仕方」を教えてあげる攻様。
受様が性交経験を積み、無事に食事にありつけるように訓練することになります。
正直、頬が痩けているというか、頬骨が浮かび、目の下の皺の目立つ受様のビジュアルは、美人とは言い難いのですが、食事を知ったその姿のえっっっっっっちなこと！
見慣れてくるとどんどん可愛く思えてきます。
物語の大半がお食事えっちなのですが、回数を重ね、二人の心の距離が近づくほど、ただの食事だった行為に甘やかさが見えて来ます。この変化は二人にとってめちゃくちゃ大事なものなので、もはやえっちがストーリーそのものと言っても過言はないかと。
回数控えてストーリー回収してよ！とはなりませんでした。
絡めた指や、深い口づけから、愛あるえっちをしている！！！と言うのがめちゃくちゃ伝わりました。
特別がわからなかった攻様が、その意味を知り、独占欲を抱くまでにいたる。その過程の大半はおせっせで、深いエピソードがあるわけではないのですが、糖分たっぷりで良かったです。
いちゃいちゃ～～
おじ夢魔という魅力…！
単行本化を待っていた作品です。おじさん+夢魔=エロいという数式。ええ、成り立ってます。
ホストの晴心が腹を空かせて倒れているおじさんを拾ったシーンから始まります。目を覚ましたおじさん、フォニから突然の「精液ください」発言…そう、フォニは夢魔だったのです！
フォニは晴心のフェロモンに反応してるけど、私から見ればフォニの方がフェロモンだだ漏れてる！つり目、シワ、自信なさげな表情からの発情してぽーっと赤くなる顔、エッチ中の反応…そしてやっぱりちょっとたるんだおじさん体型が良いです。エロい。角も尻尾もかわいいし。エロい。
夢魔なのに性的なことが苦手でウブなのも良かったですね。ウブだけど、気持ち良くなるのには抵抗ないみたいだし、ウブだから、晴心にたくさんエッチなことを仕込まれるのでしょう。目標はエッチに慣れて他の人からも精気をもらうことだけど、こんなピュアな夢魔がそんなことできる？(笑)
晴心は独占欲とか嫉妬心があまりなく、そのせいで恋人関係を上手く築けないため、フォニに対しても最初は「特別扱いしない」と宣言しているんですが、「ただの食事」のエッチがだんだん不満になっている様子。この辺はお互いに心が近付いていく、恋心に気付くのが見どころですね。
若干、フォニのおじさんぷりが緩い、というか、見た目はおじさんだけど、中身はおじさんぽくない感じがしていました。あとがきで裏設定があり、そういうことかと納得。「私ももう若くないですし…」みたいなフォニも見たかったな～。やっぱおじさん受け好きとしては、そういうのも大切なんですよね。なのでそこがちょっとだけ残念。
ともあれ帯の通り、うぶおじ夢魔、堪能してください。
王道と言えるストーリー。
作家買い。
由元さんの新刊は、夢魔ちゃんが主人公。ということで、由元先生のファンタジーものってお初じゃないかな？とか思いつつ手に取りました。
主人公はホストの晴心。
イケメンで優しい彼は人気ホスト。もともと女子にモテる彼ではあったが、昔から「恋心」というものが理解できない。自分「だけ」に執着する元カレたちを、時に疎ましく思うこともあった。
そんな彼は、ある日行き倒れている一人の青年を拾う。
お腹がすいた、というその青年の名はフォニ。不思議な魅力を持つフォニだったが、フォニは自身を夢魔(悪魔の一種で、人間の精液から精気を摂取する)なのだという。半信半疑ではあったが、お腹が空いたフォニにフェラしてもらい、精液を与える晴心だったが…。
というお話。
んー。
まあ、なんて言うんですかね。
既視感ありあり、と言ってしまって良いんじゃないでしょうか。
行き倒れている男を拾う。
夢魔(淫魔と違うのは相手に「夢」を見させるところらしい)が受けさんであるということ。
誰にも恋心を抱くことのなかった攻めさんが、少しずつ受けさんに執着していくという過程。
王道のそれ、というストーリーですが、今作品のキモはフォニの可愛らしさかと思われます。夢魔でありながら色事に疎く、晴心のために不慣れながらも一生懸命頑張ったり、あとはまっさらさんでありながらエッチの時は非常にエロっ子になってしまう、という。晴心でなくても思わずほだされてしまいそうな健気ちゃんです。
が、んー。
これは完全に好みの問題なのですが、由元先生の絵柄ってちょっと癖があるっていうのかなあ…。受けさんのビジュアルがあんまり可愛くない、というのか…。いや失礼。完全に個人的な感想なんですけれども。美人さん、でもないし、かわいい子、でもない。受けさんが淫乱受けとかビッチさん、とかそう言うお話の時にはぴったりはまる絵柄だと思うのですが、今作品のように一途で一生懸命で、可愛い受けさん、というお話にはちょっぴり絵柄が合っていないような気がしました。特に、受けさんの可愛さが今作品はキモだと思うので、余計にそれが際立ってしまていたような気がします。
綺麗な絵柄を描かれる作家さまではありますし、絵柄は好みが分かれるところではあるので、もちろん由元先生の受けさんがドツボに刺さる方もいらっしゃると思います。完全に好みの問題です。由元さんらしいエロもてんこ盛りでそちらも楽しめる1冊でした。
時々デフォルメされたイラストが登場していて、それがめちゃめちゃ可愛い。
フォニの夢魔仲間くんという子が登場していますが、彼もなかなか魅力的で、彼のお話も読んでみたいと思いました。
お話としては非常に王道で、王道の良さが生きた、そんな作品でした。
