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iiko desune, meirei shitemo?
公爵家の子息である奏羽は、Subである事で父親から疎まれ離れで隔離生活を過ごしている。定期的に父が送り込んでくるDomを追い返していたけれど、ある日やって来た男爵家の国哉はこれまでの相手とは違っていて…。
強引だけど優しい国哉に初めて支配される悦びを教えられる奏羽。乱されながらもSubとしての自分の矜持を手放さない気高い奏羽を、子供の頃の出会いからずっと運命の相手とわかって追い求めてきた国哉。お互いだけが満たし合える相手で唯一無二の存在であり、最高の支配と充足。
スピンオフの #鴉は雲雀に甘くてあまい を先に読んでしまったのだけど、あちらにも出ていた奏羽と国哉の2人のお話とても良かった〜!
時代物Dom/Sub好きだなぁ。カラーが組紐みたいなのも素敵。そしてセッが濃厚でめっちゃエチエチ!!←ここ大事(笑)
何を推したいかって、やはり攻・一条國哉のお色気っぷりじゃないでしょうか。ひょろっとしていなくて、和服も洋装(ベスト姿がたまらない)も着こなす、イイ体つきをしています(笑)余裕たっぷり〜変態が滲み出たヤバい顔まで、表情もとにかく最高です!
Dom×Sub設定ありですが、「Domとはなんぞや?」な私もすんなり読めました。エロ多め(というか毎回エロい)でありながら、ストーリーもきちんとある、大好きな作品です!
初めての作家さま。
Dom/Subも割と好きなので勧められたのと試し読みで購入しました。
試し読みで感じた国哉のDomとしての支配的な一面と普段の含みのある優しさが魅せるゾクっとする二面性がバッチリ期待に応えてくれるセリフが満載でした!!
そして本編を読んで知った国哉の「変態っぷり」!
最高じゃないですか。。。!!
奏羽くんも国哉に褒められてメロメロですがこれはSubとしての本能以上に国哉自身の雄としての魅力にあてられちゃってるのもきっとあるはず。
あのトロトロ表情はコマンドだけで出せる顔じゃないと思うんです♡
奏羽くんは分かり易い「ツンデレ受け!」最近こんなに王道なかわいいツンデレ受けちゃんを読んでなかったのもあって逆に新鮮だったかもで楽しめました♡
年上の溺愛、敬語責め時々変態攻め+トロトロツンデレ受けちゃんをDom/Subで見たい時には外せないです!
あと!和服萌ーーーー♡これだけで萌ポ上がります↑↑↑
読んで良かったです☺
Dom/Subモノ、明治時代っぽい日本が舞台、和装、お家のご子息……激重系BLかと手を出しましたが、ギャグぽい雰囲気もチラチラ見られるハピ系でした。
読後感も「おうおう、お前ら幸せにやってくれ(*^▽^*)」って感じで非常に愉快!
ストーリーとしては、Dom/Subという特性が明らかになったばかりの明路(日本の歴史をあてはめると明治時代が近そう)時代、いいご身分の家のご子息・奏和さんがSubだと判明し、父親によって存在を隠したまま育てられ、適当にあてがわれたDomの人たちも受け入れず体調も限界を迎えつつあるところにやってきたのがDom・国哉さんで……みたいな。
私がDom/Subを読むときは、だいだいSubがDomを受け入れてトロトロになってたり、キャラが精神的に一段成長したりみたいなのを楽しんでいるのですが、このお話はSubが大分たくましく、物語の進行も私がこれまで読んだDom/Subとは一味変わった感じだった気がします。
明路時代が舞台のこのお話の中では、DomもSubも忌み嫌われ虐げられているようです。そのことからから主人公・奏和さんもDomはおろかDomに助けられる自分(Sub)も受け入れられない様子です。しかしDomにいろいろやられるうちに体調はよくなり、全面的にではないにしろSubの欲(というか国哉さんとの関係?)にも折り合いがつけられていくようで、読んでいてなかなか引き込まれました。奏和さんのおとうさんのせいで物語の舞台が世間から隔絶しているから、物語の中心が”奏和さんと国哉さんがどうくっつくか”みたいなとこが主題になっているように感じ、自分が絶対に入り込めない世界を覗き見ている感、楽しかったですね。
もひとつ見どころ?としては、話が進むごとに国哉さんのめんどうくさいDom性と、それを自分で受け入れて貫いちゃってる国哉さんの異常性(言い方悪笑)があきらかになっていくところです。私はこの話、国哉さんのDom性に奏和さんがほだされる話だと思ってる節がありまして(おい笑)、奏和さんが受け入れてくれてよかったね、ダメだったら国哉さんアナタ死に至る系の身体不調和起こすでしょうよ……
あとよかったのが、絵とプレイ!!
二人ともなんだかんだ溺れてるし(国哉さんに至っては確信犯でしょうが)、考えと行動が一致ししないままプレイに没頭してる奏和さん、よき。
国哉さん、イイ身体してるしベスト決まってるし地味に体格差だし……眼福だったよ……
保証されたハピエンと眼福ということで、そのうち再読するでしょうね笑
BLの作品の中で1番好きな作品です!
Dom×Subシリーズを読むのは、この作品が初めてでしたが、読んでいくうちに関係性が理解しやすかったので読みやすかったです!
ストーリー性も良く、♡のシーンが多めだったのでわたしは満足でした><♡
虚勢をはって強気でいるかわいい受と丁寧語で落としていく攻
連載時からずっと追ってました。体は早くから関係していたけど、気持ちまで繋がるのが難しかったね。
ドキドキしながらも毎号読んでいたのは、晴子先生のかっこいいキャラとよきストーリーがあるから❤️
非道な親たちから見放されても、受はプライドを失わなかった。そこに攻は惚れたんじゃないかなぁ
気持ちがきちんと通じあってからはラブラブです❤️
もう、一生お世話されていてください
dom/subってSMっぽいなって少し苦手だったんですが、この本は少し違ってました。まず、domが刃物向けられてるのにニコニコ応対しちゃうかなり変人な(?)執着攻めで、domっぽくないって思いました。そして一方のsubはと言うと、侯爵子息だからめちゃくちゃ強気でdomに支配されることを完全に拒否している。完全に攻め→→→→受けみたいな構図。
ずっとdomを拒んで生きてきたから奏羽の体調はすごく悪くて、朦朧とした時に言ってしまったのが「お尻叩いて」だったんですよね。これにはビックリしましたけど、何故それを口走ってしまったのかがとても悲しい。subである自分を認めてくれない父親が唯一自分に構ってくれるのが折檻の時だけだったから。決して叩かれることを望んでいるのではなくて父親に振り向いてもらいたい、それだけの理由だった。
dom/subってdom優位でプレイするものって思っていたけど、subを満足させることがdomの満足に繋がるってことが描かれていて、ちょっと誤解してたかな…と考えを改めようと思いました。そしてこんなに「殺す」って言ってる受けちゃんが出てくるBL読んだことないです(笑)しかもまさかのセーフワード。それだけ強気の受けってことで、そこも好きなポイントでした。
どうでもいいけど個人的に好きだったシーンはフェ⚫の時に指絡めた手繋ぎしてるとこでした。なんかすごくえろかったです~(好き)
あまり少女漫画は読まないので存じ上げ無かったのですが、流石!絵がキレイで読み易いです。
特に攻の国哉のDOMの表情が好きでした!
一見すると冷静な大人の笑顔ですが、奏羽のツンツンを見守る若干変態的な笑顔のギャップ。
最後の溢れだしそうな雄味の有る表情も良かったですね。お上手です。
ただですね、受けの奏羽がちょっと子供っぽ過ぎて気になりました。
父上から見放されたのは同情しますが、ただ何もせず過ごしてるだけで、この子は何をしてるのか不思議。
自立する準備をするわけでもなく、脱け出すわけでもなく、ただ文句だけ言って親から養ってもらうのは何だかなぁと感じてしまって。subだから仕方ないのかな。
国哉が来なかったらどうなってたの?と現実的に考えちゃイカンですね。
エロ的な部分は流石です。
イヤイヤながらもsub特性で無意識にお願いしちゃうの可愛いです。
総合して萌です!次作出たら読みたい。
日々の生活では受>攻という力関係(力というか、身分というか・・・)なのに、プレイではそれが逆転するところが、、最高♡
これが違和感なくできちゃうのがDomSubの良さですよね。「あんなにツンだったのになんでこんなにトロットロになっちゃうの?!」というQに対する、「コマンドが・・・」というアンサー、わかる。納得感がすごい。
作者様が少女漫画ご出身だからか、単純に作風なのか、メインのストーリーラインは重めなんですが、そこまでドロドロしていないので、辛いお話が苦手な方にもおすすめできます。
(他作者さんですが同じような時代?主従関係?の蟷螂シリーズとかドロッドロですよね。あれはあれで素晴らしいですが!)
攻受ともにすっごく綺麗なお顔なので、攻くんがちょっと気持ち悪い性格なのがスパイスになってとても良かったです。
エロも可愛いやらえっちやらですごかったので、以下おすすめのシーンを・・・(まとまらない
・「ころす」と心の中で念じながらfェラするそわくん♡♡♡♡(*´◒`*)
・いろいろ思い出してオナニーが止まらないそわくん+そわくんの妄想によるクニナリの言葉攻め+恍惚のナリ(怖
・30秒息止めて、、♡
クニナリはDom中のDomといった感じで、たまにセーフワード言えなくするスタイルで攻めてくる感じがツボでした。末長くお幸せに!
限りなく神に近いのですが、ところどころで出てくるそわくんの奇声?がどうしても雰囲気クラッシャーな気がしてしまったので、萌2です。
今回は男爵家子息と侯爵家子息のお話です。
Subとして隠されて育った受様が
攻様を得て幸せになるまで。
西洋から新しいものが次々と流れ込んできた明路時代、
男女の他にDomとSubと呼ばれる存在が
新時代の医学により明らかになります。
Subを支配するDomとDomからの支配を望むSubは
数少ない存在であるが故に異端視され
上流階級では御家の恥として扱われたのです。
受様は侯爵家に生まれた男子ですが
Subと判明した時か不要な者として扱われます。
幼い受様には自分がSubである事も
domという存在にも恥と言われた事もよくわからず、
ただ切り捨てられた事を嘆きます。
やがて成長した受様には
屋敷と何人かのDomが用意され、いずれかのDomを選び、
おとなしく暮せと命じられます。
父である侯爵はそれを受様への慈悲だと言いますが
受様はDomを得られない事で衰弱が進んでも
Domに支払いされる事を望みませんでした。
そのため、屋敷に屋敷に送られてくるDomを
悉く出刃包丁で「殺す」と脅していたのですが
今回やってきたDomは受様の手を
包丁ごと握りこんで「細い手首だ」と嘆いた挙句、
包丁を「手の負担になるから」と叩き落すのです!!
このDomこそが今回の攻様になります♪
攻様は受様の手を握り締めて、
包丁を踏みつけつつ気に入られるように
精一杯務めるとまで言い放つのです。
受様は勝手が違い過ぎる攻様に悪寒が走るのですが
攻様は喜色満面で!?
雑誌掲載作をまとめての書籍化で、
Sub故に死んだ人間として扱われた受様と
受様の為のDomになると誓う攻様の
dom/subユニバースになります♪
攻様はDomこそがSubがいないと生きられないと言い
受様が本能に抗えずに痴態を見せても
そのままに受け入れてくれるのです。
受様が攻様によってメロメロな状態になるのも
抗えなかった事にぷるぷるするのも
可愛らしくて攻様の気持ちがよくわかります。
そして徐々に攻様側の事情が見えてきて
さらに攻様の溺愛度がMAXに♡
受様が攻様の手を取るまで
たいへん楽しく読ませて頂きました。
カバー下に幕間的な短編が有りますので
ペラッとするのをお忘れなく o(^O^)/
車谷先生の初BLコミックスです。
少女漫画で何冊もコミックスを出していらっしゃるので絵柄も綺麗で、とても読みやすいなと思いました。
受けのSubがめっちゃ可愛かったです。
攻めは執着溺愛系。
カテゴリーは、Dom/Subですがコマンドというよりセリフが少し命令(といっても敬語)くらいです。
私はDom/Subが好きなので、深読みしてSubが動けなくなるところはグレアかなーとか思ったりしましたが。
DomもSubも、虐げられているところから始まっているストーリーで、面白かったです!
Dom/Sub読んだことない方にもオススメです。
紙本購入
修正は白短冊です。
私の中ではハードルが高めでなかなか手が伸びないDom/Subモノなのですが、帯に「溺愛系」とあったのでそれに惹かれ購入した作品でした。
現代のお話ではなかったからかもしれませんが、その関係性がハードではなかったのですごく読みやすかったです。
生い立ちの複雑さからDomへ激しすぎる拒絶反応を示す奏羽ですが、その心の闇ごと包み込んでしまうような国哉の大きな愛がたくさん散りばめられていて。エロは多めなのですが、ふたりの関係は純愛そのものだったなと感じました。
徐々に甘くなっていくふたりの空気感もすごく素敵だったので、読んでみて良かったなと思いました。
まさか車谷先生のBL作品が読めるなんて…!
車谷先生と言えば少女漫画のイメージがあり
この作品で初めてBL作家様としても活動していることを知りました。
明路時代が舞台になっています。(誤字ではありません)
第二の性としてDomとSubの存在が明らかになります。
奏羽は『Sub』の性を持ったことで、父から蔑まれ別邸で生活していました。
ある日、父親から定期的に送り込まれてくる『Dom』の国哉がやってきます。
いつものように包丁を持って追い返そうとする奏羽ですが、国哉は逃げることをせずー…。
意地っ張りの不憫受けと、執着溺愛攻めのお話でした(*´▽`*)
奏羽はツンツンしているけどとても可愛いです。
ほんとに猫みたいな性格だなぁ…(*´▽`*)
国哉も奏羽のことを大切に思っているのが伝わってくるので
幸せな気持ちになりながら読んでいました。
国哉の奏羽に対する執着心が凄そうだなぁと思っていたのですが
昔の話が出てきて納得しました。
この執着心は幼少期からかー。
終始甘々なDom/Subモノで読めて良かったです(*´▽`*)
個人的大注目ジャンル・Dom/Subもの。
本作は、歴史ものの融合的な作品。
舞台は日本、時代は「明路」。文明開化の音がする。
その時代、第二の性は異端です。
主人公は、青閑寺侯爵家に生まれたSub性の奏羽(そわ)。
自らの第二の性を受け入れずにどんどん体調も悪くなり…
…という状況の中で、あてがわれたDomがやってくる。
侯爵家として、身内にSubがいることは恥。だから表からは隠して、適当に家柄の良いDomをあてがって飼い殺し…のていで。
奏羽は「支配される」事を受け入れない。
だから今回やってきたDomも「命令したら殺す」と凄むわけだけど。
その今回やってきたDomは、一条男爵家の国哉(くになり)。
国哉は奏羽の攻撃をものともせず。
グイグイと奏羽の心に食い込んでくる。
それは、元々国哉が奏羽を知っていたから。
…と展開していきます。
いくら心で拒んでも本能は。
強引に、でも優しく奏羽に関わろうとする国哉に、まずは体から…命令と褒美とそして快楽を与えられて…
本作はDom/Subといってもいわゆる「コマンド」は出てこなくて、家の序列の違いもあるためか、Domである国哉がSubの奏羽の望みを満たしてあげたい、という下僕風な立ち位置になっているようです。
本作はちょっとSMのメンタリティ解釈(SはサービスのS、みたいな)と混同している感じが見受けられるかな。
Domの方も世間的に虐げられている、というのは珍しかった。
あとは、ちょこちょこチビ絵やギャグっぽい所。抜け感になるのはわかるけど私は全編ドシリアスでも良かったと思う。
子供時代の2人はとっても可愛いかった。
総合「萌」で。
Dom Sub の斜め上行く溺愛ぷりが最高過ぎる!!
時代と時代背景がDom Subの草創期。
時は明路(メイジ)身分制度の残るこの時代、西洋から目新しいモノが入ってきて、第二の性が発見されるが、まだ偏見も有り、DomにもS ubにも生きにくく生きづらいそんな時代の話。
侯爵家の青閑寺奏羽はsubである事から父から蔑まれdomをあてがわれてただ生きていた。そんなある日Domで男爵家の一条国哉がやって来たが、、、、
国哉のDomの本能に忠実過ぎるのに、奏羽を手に入れる為の努力の力の入れ方がエグいくらいに凄い!!!!
全ては幼き頃の約束を果たす為に。
恍惚感に浸る国哉ととんでもない変態に心を許してしまったのかと最後まで葛藤を見せる奏羽の表情の違いが面白い。
シリアスと笑いの絶妙なバランスがいい!!
最初から最後までふたりを知る月がとても印象的です。
『月が綺麗ですね。』
Cモアさん、修正、ライトセーバー。
「明路」という日本を舞台にした独自の雰囲気のあるDom/Subユニバースです。
この作品ではDomもSubも忌むべき存在とされ、名家に生まれた2人はどちらも過酷な幼少時代を送っています。
父からせめてもの慈悲だとしてDomのパートナーを見つけるよう言われるも、自身の性を憎み、Domを拒絶する奏羽と、そこへ送られてきたDomの国哉。
「命令したら殺す!」と刃物を手に凄む奏羽を物ともせず、穏やかに優しく、だけど確実に手中に収めていきます。
ところで、最初は人気が出にくかったD/Sも、出版社がごりごり推進して今やすっかり人気ジャンルとなりました。
その一方で私は、支配したいDomと支配されたいSubというものが個性程度にしか感じられず、確立したジャンル、抗えない性別としてはいまいち萌えられずにいました(嫌いというのではないです)。
でもこの作品で、性に翻弄され、混乱する気持ちを抱えながらも本能に飲み込まれ国哉に堕ちていく奏羽の姿や、いわゆる「好きだ!愛してる!」だけではない国哉の仄暗い執着を見て、ハッピーエンドだし、これからは隠遁生活から抜け出す明るい未来がもちろん想像できるんだけど、本能や性という見えざる引力によって否応なく結ばれた2人に、D/Sらしい萌えを感じました。
攻めの重い愛に受けが絡め取られるという大好きな展開。ときめくような運命!というより、全ては攻めの手の中に…な雰囲気が最高でした。
この作品より前に、drap本誌に「オマエの泣き顔みせてみろ」という車谷先生の読み切りが掲載されているのですが、もしかしたらこの作品に同時収録されるかな?と思っていたらされていなかったので、せっかくならこちらもぜひ連載化してほしい!と思ってます。