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koi wo suru niha level ga tari masen!
キュンとなった♪
オンラインゲーム設定の作品は苦手な方なんですが、試し読みが面白かったので購入しました。面白かったです^ ^
この作品の舞台は会社とオンラインゲームの２つです。すなわち、リアルの世界とバーチャルの世界。
会社の先輩後輩の関係である瀬兎と九条は、オンライン上では"ラビ"と"ジャック"の名を持つ仲間同士です。ジャックは昔の仲間のロイを探していますが、実はロイこそが過去の瀬兎のキャラクター名。そんな中、九条が瀬兎に付き合いたいと告白します。
図式にするとこう。
⚫︎現実世界
瀬兎←…（好き・付き合いたい）…九条
⚫︎オンラインゲーム
今：ラビ（瀬兎）…仲間同士…ジャック（九条）
昔：ロイ（瀬兎）←…（探す）…ジャック（九条）
※九条はロイ＝ラビ＝瀬兎、ということは知りません。後で知ります。
設定も面白いんですが、キャラも魅力的です。
瀬兎が恋愛面においてピュアなこと。恋が何かも分からなくて、いちいち可愛く悩むんです。本当に成人男性なの…？（笑）それに萌える九条の赤らめ顔と照れ顔。こちらも可愛いです。
最初から九条が瀬兎に付き合って（壁ドン）と宣言するので、展開早めのあっさりストーリーかなと思っていたけど、いやいや。じっくりゆっくり目です。
瀬兎の視点がほとんどなので、恋愛経験ゼロらしく右往左往する様や思い悩むシーンが多く、恋人同士になるまでは切なめテイストです。気持ちの整理を、オンラインの仲間のアドバイスで乗り越え、九条の気持ちを受け入れる勇気をもらいました。現実世界でも、彼らは"仲間"でした^ ^
後半に少し、九条視点の話もあります。こちらは瀬兎に絡む会社の人たちに嫉妬するというもの。瀬兎がモテモテで心が穏やかじゃない九条が、プチ狂っていて面白かったです。メガネ無しの瀬兎が可愛いくて、髪が下りてるビジュアルも雰囲気違って◎でした。
九条の見た目的に、強引な俺さま系かと思ったら、全然違いました。エッチも最初は瀬兎を怖がらせないように素股だし、瀬兎への気遣いや思いやりに溢れているナイスガイ！
瀬兎に恋に落ちるのも早めの段階でした。九条の瀬兎へのキュンポイントを私予想でまとめるとこうかな。
・普段の仕事ぶりを評価してくれる…1キュン
・体調不良の九条の身体を気遣う…２キュン
・きちんと仕事をこなしたら褒める…５キュン
・初めての笑顔…100キュン（多分 笑）
九条が惚れるのも分かる！普段ツンツンだから、笑顔が余計眩しく見えたでしょうね。物語中盤、恋心を認めた瀬兎のフニャッとした優しい笑顔が堪らなく良かったです。
瀬兎の恋愛の歩みが丁寧に描かれていてとても素敵なストーリーだと思いました。九条もそれを急かすことなく寄り添っていて、応援したくなる２人でした^ ^
無自覚な可愛いさ
「ネカマの真面目会社員」というキャラはどうなんだろう?と思って読み始めたのですが…
瀬兎さん、めっちゃ可愛いかったです。
年上でウブで真面目でしかもメガネで可愛いなんて、めちゃくちゃ好きなキャラでした。
九条も良かったです。年下ですが瀬兎さんより経験豊富でハイスペックだけど、瀬兎さんをめっちゃ好きなところ。好きです。
瀬兎さんの職場に、海外赴任から戻った九条が転勤してきて同じチームに。
コミュ強で全然違うタイプの九条に戸惑う瀬兎さんでしたが、同じオンラインゲームをしている事を知ります。しかもゲーム上で偶然繋がっていたと気づいてしまいます。
そんな事には気付かず、九条は瀬兎さんに積極的にグイグイ関わってきます。
コミュ強のグイグイ攻めに戸惑うコミュ障受けという、結構王道な設定なのですが
そこにゲーム上での繋がりがあって、ちゃんとストーリーにも絡んできていました。
王道になりすぎず楽しく読めました。
だけどやっぱりキャラが自分的にとてもタイプで好きです！
瀬兎さんが無自覚に可愛いくて、キュンとしまくりました。
チャラく見えて実は重い九条。とても好きですが、もっと内面やバックグラウンドが知りたかったな、と思ってしまいました。それでも瀬兎さんを好きな九条はとてもカッコイイし可愛いし、エロいシーンもキレイでエロかった。2人には沢山萌えさせてもらえました。ありがとうございます!
楽しい気持ちになれるお話でした。
受け様を追う攻め様は最高！
物語で大きな波はありませんでしたが、作画はキレイで読みやすいし、なにより攻め様が必死になって受け様の気持ちを手に入れようとする姿はやはり最高ですね。甘い甘い！
以下、ネタバレ含みますのでご注意ください。
受け様終始敬語なのに名前だけ呼び捨てにする部分可愛かったです。実に魅力的な受け様でございました。
恋愛経験がないとしっかり伝えフる部分でも誠実さがありました。
セックスも少ないけど、しっかりエロくて甘いので、その点も満足でした。
現実でも受け様がモテて攻め様がセコムするのみたいなとおもわず思ってしまいました。
貴方に秘密を抱えています
今回は陽キャラなイケメン後輩社員と
陰キャラでゲームオタクの堅物社員のお話です。
ゲームオタクの受様が攻様との交流で
現実世界でも大切な人を作るまでと
恋人同士になっての短編後日談を収録。
受様は人付き合いが苦手な陰キャラで
会社の同僚ともあまり交流は有りませんが
趣味であるオンラインゲームでは
RPGゲームに好んで参加しています。
ただ過去に仲の良かったフレンドに
突然ゲームを辞められた失意でキャラ変し
今は女性キャラとして参加しています。
ゲーム世界は何でもありの自由な世界なのですが
受様は自キャラがゲーム内でモテても
ネカマ故の罪悪感を常に感じていました。
そんなある日、受様のチームに
海外赴任から戻った若手社員が配属されます。
彼が今回の攻様になります♪
受様は転職組で攻と初対面だったのですが
昼休憩の時になぜか積極的に話しかけられます。
退陣スキルの低い受様はどう対処していいかわからず
童貞暴露という墓穴まで掘ってしまい散々です。
その夜の受様は
不機嫌なままゲームに参加しますが
フレンド達が癒ししてくれます。
こんな時にゲームを続けていて良かったと思う
受様なのですが、フレンドの1人が
探し人をしている男性キャラを連れてきます。
それがなんと受様がキャラ変した原因のキャラで、
しかも探し人の名は受様の男性キャラだったです。
受様は彼の探し人が自分がわかったら
自分がネカマである事がバレてしまうと
口をつぐむ事を選ぶのですが
ひょんなことから攻様が同じゲームをしていて
受様を探しているキャラだと知ってしまい!?
WEB雑誌掲載作をまとめての書籍化で、
あるきっかけでネカマになった受様と
受様が寝カマになった原因である攻様が
現実世界で上司と部下として再会するブコメディです♪
帯のキャッチの
"溺愛系スパダリとの恋なんて難易度高すぎ!?"と
"二重生活ラブコメ"という文字に惹かれて
手にした1冊になります。
攻様がとにかく積極的す。
受様に意識されていると知ると
即アプローチをしてくるのですよ (ӦｖӦ｡)
対する受様は恋愛どころか
人付き合いにも慣れていないので
どうしていいのかすらわからず
攻様のなすがまま♡
受様はそれではいかん!! と
攻様との交際は無理とお断りしたものの
攻様との接点がなくなると
グーンと寂しくなっちゃうという
受様がいつ自分の恋心に気付くのか
受様がいつ攻様に自分がゲームの探し人と告げるのか
ドキドキ＆ワクワク、楽しく読ませて頂きました。
ちょっと攻様がカッコつけすぎかなと思いしたが
ニブ系受にははっきりした攻様が良きかも♪
ですね。
カバー下に本編裏事情、ゲーム界のあるあるを
解説した短編が収録されています。
こちらもペラッとしてみてください。
そのピュアさは罪深い！
このアラサー、無垢すぎる…！
堅物なアラサー童貞がスパダリ気質な後輩攻めから愛でられ、
無自覚ピュアな可愛さを開花させてゆくお話でした♪
ネカマゲーマーとしてネト充な日々を過ごす会社員の瀬兎の元に
ある日、海外赴任から帰国した部下・九条が配属されてきます。
イケメンでコミュ力おばけな九条を苦手と突き放す瀬兎ですが、
九条はめげずに懐いてきて…。
実はこの九条くん、過去にネトゲで瀬兎と仲良しだったユーザーの
“ジャック”の「中の人」なのですが、もしやそれを知った上で
瀬兎に執着しているのか？と思いきや、ただの偶然でした(笑)
けれど、偶然にして奇跡的な再会から九条＝ジャックと気付いた瀬兎は
リアルとゲームの両方で九条から付きまとわれ、次第に絆されてゆきます。
普段は仕事のできる堅物さんなのに、色恋となると途端に
ピュアな乙女と化す瀬兎のギャップがすさまじかったです。
その純粋ぶりといったら…
九条から猛アプローチを受けたせいで九条相手の淫夢を見た瀬兎は
あろうことかバカ正直に本人にその内容を打ち明け、脈ありと思われて
手を出されてしまいます。
なんというか…やることなすこと思わせぶりすぎる！
ピュアもいきすぎると、ただのあざとさになりかねないけれど、
瀬兎の場合は経験不足からくる完全純粋培養なんですよね。。。
九条に対する初心な反応といい、心を開いた後の無防備さといい、
心配になってしまうチョロさでした。
そのくせ恋には臆病で、一度は九条をフっておいて
避けられると気になってしまうかまってちゃんだったり、罪深ェ…。
でも、真面目で完璧に見えて、こと恋愛になると手のかかるところが
案外可愛らしく見えてしまったりもするのでした♡
そして、そんなピュア上司に振り回されてしまう不憫な攻め・九条は
はじめは距離感はバグっているし、冷たくされても折れることのない
無敵のワンコ攻めな印象でしたが、物語が進むにつれて瀬兎への
一途な恋心や繊細な一面が見えて、魅力的が増してゆきました。
最初は恋愛初心者の瀬兎を振り回す側だったのに、いつの間にか
振り回される側になっていて、フッたのに思わせぶりな態度を
とってくる瀬兎に「まだ、好きですよ」と告げる九条の表情が
切なすぎました。
瀬兎もそんなに九条が気になるなら付き合えよ！
と思ったりもするのですが、一度目の告白の時点ではタイトル通り、
「恋をするにはレベルが足りていない」状態でそんなもどかしさが
本作の醍醐味でもありました。
チョロいけれど、きちんと自分で感じて、考えて、流されることなく
九条への気持ちを導き出した瀬兎の誠実さが好ましかったです。
両想い後はずぶずぶと九条に溺れてゆく瀬兎の甘ったるい豹変っぷりに
表情筋が緩みっぱなしでした。
エロ耐性0なのにやたら敏感で色っぽく、恥じらいながらも甘えたで、
九条にだけ見せる柔らかい表情がもう可愛らしいのなんのって♡
一度心を許せばどこまでも素直で、天然無垢な瀬兎のデレの破壊力が
満点で煽られてしまう九条にめちゃくちゃ共感してしまいました。
最初は少し違和感のあった“敬語なのに九条の名前だけは呼び捨て”設定も、
九条の提案を守り続ける瀬兎の律義さが表れていて微笑ましかったです。
いつもは陽キャな九条の意外な独占欲や重い愛情も個人的にはツボでした。
寂しがりな瀬兎とも指向が一致していて割れ蓋に綴じ蓋カップルでした♡
描き下ろしでは初めてのデートエピソードが描かれ、
初めての瀬兎からのキス(震えながら！そっと優しく！)が
いとおしすぎて、萌え悶えてしまいました(๑´ω`๑)♡ｷｭﾝ
作中のネトゲあるあるも面白かったです。
ただ、瀬兎がネトゲ内で正体を偽っていることを悩む部分については
ゲーム内のアバターは必ずしもリアルの性別を反映させるわけではないし、
オフ会で初めて性別が判明するなんてよくあることで、そこまで深刻？と
少し大げさに感じました。
萌えどころがない
鳴海はこ先生の作品は初読みでした。試し読みとあらすじに惹かれて購入したんですが、それほど萌えられずにあっさりと読了した感じでした。
多分ですが瀬兎にも九条にも共感出来なかったからだと思いました。設定自体は面白かったし、ネトゲの話も興味深かったんです。
でも「二重生活ラブコメ！」ってほどでも無いなと思ってしまいました。瀬兎が九条に惹かれて行く理由は理解出来たんですが、九条がそこまで瀬兎に惚れた理由って何だろう？って思ってしまったんです。
瀬兎の背景は良く分かるものの、九条の性的指向がいまひとつ分かりにくかったです。九条が元からゲイならば分かるけど、そうじゃないならあんな短期間で瀬兎に惹かれて手を出すのは不自然過ぎました。
瀬兎のネトゲでの正体がバレたらとの心配も何だかなぁと思ってしまって、今一ピンと来ない作品でした。
これがスパダリか……！！
こういうのをスパダリって言うんだね！
と初めてしっくりきました。なるほどね。
恋愛不慣れなヲタク上司が、顔よし性格よしのスーパー部下に好かれるお話。
ゲーム世界での話も出てきて、ゲームの中での出来事があったからこその展開もあるので面白かったです。
受けが意外とムッツリさん
恋愛未経験上司の受・ラビさんと、陽キャ年下わんこ部下な攻・ジャックとの、ネトゲと現実世界を股にかけたお話です。
恋愛経験なしで、ジャックからの好意にもいまいち反応の薄いというか、混乱していそうな、ちょっとずれているラビさん。
と思いきや、夢の中で結構際どいジャックとの夢を見ているので、意外とむっつりさんなのか…？？と思いました。
ネトゲあるあるもリアルっぽいなーと思いました。
ゲーム内で、アイテムを貢がせているラビさんが結構強かでした笑。
ネトゲ界隈も増えたなぁ
さすがにネトゲBLも珍しくなくなってきてますよね。本当の自分を隠し、キャラとして生きるネトゲ界隈。その仮の姿で恋が生まれちゃったり、オフ会で知ってる人が出てきたり…。
このお話もいわゆるそれ系のネトゲBLでした。会社の後輩が実は、というパターン。現実世界とネトゲ世界で話が進み、受けが恋愛初心者、攻めが陽キャのコミュ強でグイグイ迫ります。
現実世界では、エレベーターが故障して閉じ込められ、攻めが受けを襲うような展開があるんですけど、エレベーターって故障しても多分監視カメラは生きてるよね！？と、あらぬ心配が先立ちました…。臭いもこもるし…(笑)
