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unmei sura mo kokyu wo tomete
滝端先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
男らしい 4
エロ 4
ギャップ 3
しんみり 2
男前 2
な感じだと思います。
麻川さん×恒吉さんのカプです。
今作はオメガバースもので、受けの恒吉さんはアルファで、誰にも負けない、強くて立派なアルファになる為、日々完璧な仕事や一日を過ごしていました。
しかし、突然変異でアルファからオメガになってしまい、突然の発情期で隣人の麻川さんと身体を繋げてしまいます。
最初こそ、オメガになってしまったことを受け入れられず、周りからの掌返しに戸惑ってしまう恒吉さんですが、麻川さんの発言から少しずつ気持ちを切り替え、徐々に立ち直り前を向くようになります。
恒吉さんが元々アルファだからか、他のオメガバース作品のオメガのような華奢で可愛らしい見た目ではなく、男らしい見た目なので、それでオメガとして乱れたり、麻川さんを想って発情する姿がめちゃくちゃエロくてギャップ萌えします。
そして今作は、恒吉さんだけでなく、攻めの麻川さんの方も突然変異でベータからアルファになっていて、2人共が突然変異している設定は新鮮ですね。
バース性が突然変異してしまったことで、自身の心境や周りの人々や環境の変化に翻弄されてしまう麻川さんと恒吉さん。だけど、お互いの言動や接する内に惹かれていく関係性やバース性関係なく、2人共男らしさ溢れる格好良さが堪らないので、是非とも読んでほしいです。
表紙買いです
オメガバースで突然変異の性転換もの
面白いなと思ったのは、片方だけではなくて2人とも元々のものから変わっている
恒吉雅:バリバリのα性→Ω性
所属している部署はαがほとんどの部署だったので移動を命じられるけど、典型的なαだった彼が戸惑わないはずはない
麻川望:β性→α性
第2性が変わったあと、自分は変わってないのに周りが勝手に変わっていき色々なものと距離をとっていた人
麻川と恒吉はたまたま同じマンションに住んでいて、恒吉がΩ性に変わった時の急なヒートにたまたま居合わせた麻川がαだからできる応急処置をしたことから2人の交流が始まります
麻川さんは登場時本当に屈折してます
でもその理由も後半になるとわかるけど、そもそも嫌いだと断見していたα性に突然変異しちゃって、勝手に期待して勝手に裏切られた様に自分の周りから離れるって、大人でもそうなるよねってなんとなく納得、そして、同情
なんだかけど、同じ様に突然変異した恒吉と交流していく中でちょっとずつ自分にできることを始めるし、恒吉に似合う男になるために頑張ってて健気で根はいいやつすぎて、パートナーを見つめられて良かったねと、良くわからない目線になりました
変わるきっかけになった恒吉が突然変異でαからΩである意味自分より大変なのに、その中でできるベストを考えてたら感化されるし一緒に居る仲でふとした可愛い一面をあれだけ見せられたら惚れるよね
恒吉さんは典型的な典型的なαとして出てくるけど、登場時にいた部署としても立ち振る舞いに納得でした
こちらもお父さんの言葉通りに頑張る、根はとてもいい子でした
そして、自分が庇護対象として考えてたΩに突然変異で変わっちゃうし元同僚には襲われるし、ショックな事が多かったと思うのにしっかり考えて対応するし新しい可能性を見つけるのはかっこいいです
でも、元同僚に対する1回目の対応はダメ!麻川さんいて良かった
麻川さんとの交流の中で、Ωとしての自分を冷静に分析して可愛いが漏れちゃうのもいい、麻川さんも可愛い見てたら好きになってしまいますね
交流をしていく中で突然変異に向き合って進んでいく2人、くっつかない選択肢ありませんでした
表紙で買ったのですが、えっちなシーンはしっかりえっちでした
突然のヒートに動けなくなっている恒吉と鉢合わせした麻川は「応急処置」としてのえっちをします
実は恒吉と交流するときは抑制剤を多用していたので、ある時αフェロモンが溢れた時にえっちした時、恒吉は自分の意思です
お互いに行動を起こして言葉にした後のえっちは、お互いの気持ちが溢れていて甘々です
書き下ろしの番になった時のえっちはやっと番になれるって事で、昂っておりました
えっちなんですけど、しっかり気持ちの変容もわかりました
電子版書き下ろしのヒート甘えは身体がむちむちって部分とても良い設定です、好きです
恒吉の突然変異の診断の時、大人の突然変異は生殖器が未発達なので妊娠率は低いって説明があったけど、最後に見せてきたとても仲良しな番感だと奇跡を起こしていそうと勝手な騒動をしてしまいます
お互い素敵なパートナーが見つかってお互いの第2性を受け入れることができて、良かった良かった
ハッピーエンドは大好きです
第二の性の本能に抗う、突然変異…なオメガバは最近よく見かけますが、αとΩ両方が突然変異というのは珍しいですかね。
バース性が優位な社会で、第二の性に翻弄されながらも自分たちの意志で運命を切り拓くお話だとタイトルで示して下さっていますけども。
個人的な見どころとしては、ひきこもりルックだった麻川が髪をセットしスリーピースを着てかっこよくなった姿で恒吉を助けにいくシーンが好きでした。
恒吉も麻川に会いたいと思っていてハグシーンが見開きでババーンときてよかったです。
シリアスなお話なのでしょうがないですが、2人よやわらかい表情や笑顔がもう少し見られたらな〜とちょっと思いました。
エリートアルファが突然変異でΩになり、それまでの生活が180°変わってしまうことに戸惑いながらも気高く気丈に前を向いていく姿に惚れ惚れしました!
アルファだったときはバリバリのアルファ至上主義思想で、アルファ以外を見下すような人間だったのに、変異によってそれまで築いてきたキャリアを失ってから、自分の新しい居場所で馴染もうと模索する恒吉のハングリー精神…ハートに響きました。
それに。オメガ変異に伴い、親交が生まれる隣人のアルファ・麻川と発情期を通して親密になっていくのも面白く、最初はツンツンしていた麻川が恒吉に絆されていく心情描写に引き込まれて読み入ってしまいました。
麻川と衝突しながらも惹かれ合っていく恋愛模様は反発し合ったり助け合ったりと色々あるけど、突然変異のアルファとオメガ同士、それぞれの立場や生きてきた背景への苦悩を分かち合える同志のような存在として成り立つ関係もまたいい。バース性で惹かれ合うというよりも、もっと深いところで絆が生まれていく2人の関係性がすごく良かったです。
両者の抱えるトラウマや闇の部分を2人で共有し理解し合うことに、2人が番になったことの意味が大きかったと思います。
あんだけ塩対応していた麻川が見せる甘さも大変によろしくて(あとスーツ姿も^ ^)、2人がラブラブしてる姿にはニンマリ。素晴らしいエンディングに読後感最高でした。
β→αに変異したα×α→Ωに変異したΩのオメガバ―ス。
二人は同じマンションに住んでいて、Ωに変異したばかりの受けが発情したことからαがヒートに巻き込まれて関係を持ちます。番にはなっていません。
受けはΩになったことでエリート街道から外れますが、悔しさを抱えつつも、異動になった部所で頑張っています。攻めはαに変異したことで生殖能力がなくなり(何故そうなったのかはよくわからない)、付き合っていた女性にフラれたようです。αになったことで急に周囲の態度が変わったことを受け入れられず、なるべく人に会わずに家でSEの仕事をしています。
番がいればΩでも出世できるかもしれないことを知り、受けは攻めに番になることを持ちかけますが、攻めは「俺はお前とは違う」と拒絶します。
その後、攻めの家を訪ねた受けは、抑制剤の過剰摂取で興奮状態となった攻めに襲われそうになり、「αになんかなりたくなかった」という攻めの訴えを聞き、関係を持ったあとに「今まで悪かった」と別れを告げます。
二人はしばらく会わずに過ごしますが、受けが同僚に襲われそうになっていたところに攻めが助けに来て、落ち着いた頃に攻めのほうから「お前の番にさせてほしい」と告白します。受けと会わずにいた間に攻めはαである自分を受け入れ、外で仕事ができるようになっていました。
攻めが受けと出会ったことでαである自分を受け入れることができた、という話の流れは理解できましたが、距離を置く前はかなり本気で受けのことを拒絶していたので、急にスパダリになって受けを助けにきて、番になることを申し込んだことに、唐突な印象を受けました。オメガバ―スのαという点では、攻めのキャラとしての魅力が薄かったです。
α至上主義だった恒吉が、突然変異でΩに性別が変わったところから始まるお話です。
第1話から衝撃でした。理想が高くて自意識が高く、α以外は人ではないくらいの勢いで生きていたのに、大事なプレゼンの席上でヒートになってプレゼンは台無しになるし、青天の霹靂でαからΩになったと宣告されるし、上司と同僚のさらし者になって部署替えにもなる。こんな悲惨なことあるだろうかと気の毒で仕方なかったです。
だけど、最初こそ自分の身に起きた出来事を呪い、戸惑うあまり自暴自棄になっていましたが、彼のすごいところはそれまでの自分の態度や生き方を反省して、新たに生き直そうとしていくところで、その変貌ぶりは実に驚異的でした。こんなに短時間にこの悲劇を受け入れて、前向きに生きるというのは、ちょっと出来すぎなくらいで、あまりに理性が勝ち過ぎて人間味に欠けていると思ったほどです。
一方で、恒吉を救った、同じマンションの麻川は、βからαに突然変異した人ということでしたが、でもそれ以外の情報がしばらく無く、読んでいく上での不安要素でした。一番最初の登場シーンがかなり不穏だったこともあって、この人はどういう人なんだろう、から始まり、実は以前恒吉に酷い目に遭わされた人で恨みがあったりして、など、妄想が広がっていきましたが、結局そんなことは一切無かったです。(あまりにも恒吉が真っ白なので、対比で黒い要素を脳内で生み出してしまいました)
結果として麻川も真っ白な人で、二人は光と光のカップルでした。
Ωになった恒吉にちょっかいをかける、同じ会社の別部署の下種が居まして、この人とその界隈がわかりやすく黒い人でした。
第1話を思うと、全体としてどういうお話になるのか、人間のいやな部分を映し出す暗い展開にすることも充分可能と思うので、本書の展開は私にとっては意外なものでした。
オメガバースの新機軸。
本作のオメガバース設定は、「バース性の突然変異」が起きる、という世界観。
主人公はαの会社員・恒吉。
重要なプレゼン中に突然ヒートを引き起こし、αからΩへ変異してしまった…!
家に逃げ帰った恒吉のヒートを応急処置セックスで抑えたのは隣人の麻川で…
…と激しく物語が動き出します。
恒吉の変異。
よりによってαしかいないプレゼン中にだなんて。会社中に周知、Ω用の部署に異動になって打ちのめされる恒吉。
一方、助けてくれた麻川もβ→αの突然変異者。αになったけれど彼も苦しみを抱いていて。
こんな感じで、冒頭から暗くて重い雰囲気が立ち込めています。
絵柄がまたシリアスな世界観によく合っていて、美形同士が眉を顰めたり睨んだりとニヒルな表情で絡んでいく!
Ωが受ける不条理と、αになっても心も体もついていけない麻川。
苦しみを抱く2人の間に確かな結びつきが…という物語なので、かなり終盤までシリアスです。
描き下ろしにて、番になる瞬間の2人の行為がアツく描かれて圧巻。
軽く明るく読める作品じゃないけど、読み応え十分でおすすめ。
受けが、辛い状況になってしまっても前向いて自分の力で頑張って、それが攻めにも力になる…
っていう作品が大好きなんですけど、ほんっとうにそれでした!!!!
お互いが支え合ってる感じがさいっこうにだいすきです。
突然変異したバースに振り回されてしまった二人が支え合っていく姿に尊みを感じまくってました。それまで生きていた世界から突然放り出されて途方に暮れて沈んだり、相手に対して抱く気持ちがバース故に感じるものなのか悩んだり、相手の世界が広がることに焦る自分を嫌ったり、ホントにいろいろな思いが溢れていました。特に攻め様は中々拗らせてましたね。受け様は苦悩の中にも、攻め様の存在があったから歩けておりかなり良い感じだなと思って読んでましたが、攻め様の拗らせが悪く作用し離れてしまったときはもう読んでてこちらが悲しかったです。
あ、でも心が通じ合ってからは、攻め様の糖度がぐんとあがります。受け様にメロメロです。そこもまた良きなんですよ〜!
大人たちだけあって最初は少し距離感はあったものの、ラストではちゃんとラブラブしてくれてますので安心して読めます!セックス描写もしっかりありますので、ストーリー共々楽しめるかと!
電子で買ってから紙でも改めて布教用に購入しました
突然変異した二人の愛と葛藤の物語です
傲慢だった恒吉がしなやかさと強さを併せ持つ人になり
ずっと一人になりたがってた麻川も恒吉を受け入れる
お互いが傷を持つからこそ惹かれあったのではないでしょうか
「…麻川との時間が俺を変えたんだぞ」
このセリフにハッとされられました
優秀な人とて必ず優秀なまま人生を終えれるとは限らない
改めてそのことに気づかされました
このお話読むと辛口チキンカレーが食べたくなります(苦笑)
DMMさんで電子版を購入しましたが残念ながら発売のほう終了しています