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THE WISH WE SHARE
同人誌からの商業発表
元々の作品があってのIFの世界や物語を描く作家や作品があるが、この作品は、選んだ先によりエンディングが複数ある作品は初めての感覚。
BL×ミステリー×マルチエンディング
主人公はバーで働くニコラス
最近身の回りで不可解な出来事がおこりはじめる。見えない相手に神経をすり減らすニコラス。自宅で何者かに襲われて、、、、。
ニコラスに思いを寄せる人物の仕業かーーー。はたまた思いを拗れた人物の仕業かーーーー。それともただの逆恨みかーーーーー。
張り巡らされた伏線をどう辿るかで変わる未来。
バットエンドなのかハッピーエンドなのか、
『どこ』で『誰』を見るのか信じるの
かそれは、あなた次第です。
犯罪的なアプローチで無ければニコラスはかなりモテモテなのでは?!と思ってしまいますが、この深淵の闇こそが、この物語の軸なのかと感じました。
同人誌がコミックス化されてオリジナルルートが追加されています!
しちみ先生の作品の主人公はニコラスという美形の青年です。スターシステムでニコラスがいろいろなシチュエーションで登場し色々なひどい目にあいます。
今回のニコラスはバーで働くニコラスです。
働き先の同僚×バーで働く青年ニコラス
隣人×バーで働く青年ニコラス
よく行くカフェの店員×バーで働く青年ニコラス
のニコラスの周りで起こる事件の犯人と登場人物とニコラスの結末を3つのルートで描かれています。
この作品は無理矢理のエロが盛りだくさんですので苦手な方は覚悟の上で読まれるのをおすすめします。
とにかくニコラスの不穏な日常を見守ることになります。
しちみ先生の描かれる世界観は映画を見ているような雰囲気です。
そして繊細な描写と美しい絵柄がとても素敵なんです。
攻の3人はどこか影があってイケメンでとても魅力的です。
隣人のフリオの登場シーンは
この人絶対ヤバい!
と、思えて仕方ないんですが
醸し出すエロさがとても好きで何度も読み返してしまいます。
全員怪しすぎて壊れていそうなんです(笑)
でも、その変質っぷりにたまらなく惹かれてしまうんです。
一つの物語なのに3度楽しめる結末で読み終わった後にルート別に読んでみたり最初から最後まで読んでみたり、巻末の時系列の説明書きを読んでまた照らし合わせてみたりと何度も楽しめる作品です。
いわゆる王道よりも変わった話が好きで、BLにも変化球を求めてしまうのですが、これは面白いです。今までにない感じです。
物語の途中から、主人公を攻略する人物によってルートが分岐します。見目うるわしい美青年のニコラスを取り巻く三人の男たち。ゲームみたいでワクワクします。
蓋を開けてみたらどの男もヤバい奴で、主人公がひたすらかわいそうな目に遭うのですが…。ニコラスがまた、可愛いんだけどエロチックで、妙に劣情をそそるタイプなのです。内なる変態性を引き出してくるというか…。私も初めて、男のケツがかわいいと思ってしまった…。(ニコラスくんは美尻です)
終始不穏なムードで、甘さもへったくれもありませんが、だからと言ってまったく愛なき物語でもない。ニコラスに向けられる異常なまでの執着が、ある種のねじれた愛の世界を作り出しているようにも思います。
とはいえ、初心者に気軽にオススメできる感じではないですね。陵辱される美青年を「イイねえ…」と鑑賞できる人か、変わり種なBLが好きな人向けかも。私はとても面白く読めました。
マルチエンディングの物語との事で、どの様に展開していくのか?
1冊に、3つストーリーがあってより楽しめました。
ニコラスを軸に、3人の男達が登場するが・・・
どれもこれも、歪んだ心が引き起こす犯罪行為www
結果的に、ニコラスが落ち着く場所は何処なのか・・・
3つのルートをグルグル読み返してみました。
・ルイルートは、完全に嫉妬からの感情だから
無し。
ニコラスが可哀想だった。
・フリオルートは、フリオも相当ヤバいけど。
ニコラスがリラックスして楽しんでいる様子があるし告白してるから、まぁ〜ここかなぁ。
・カフェ店員は、監禁した後が想像出来なかった。これはこれで怖い。
3人の誰かとハッピーエンドになるかと思いきや、そういう趣旨ではないのね。
闇を楽しめました。
初の作家さん買いだったけど、面白かったのでこれからも期待しています。
中々、こういう作品ないですねぇ~!!!
通常、どのジャンルの漫画も、2人の王子は選べないので、
1つのカップリングで終わり。
んんんwwwwww ・・・、まごとに!残念-----っつ!!!
少女漫画なんて、特にそうですよねぇ~。
1人の好きな人をイケメン達が奪い合う事自体、本当、残念!(苦笑)
大昔、漫画でこっちを選んだらこのページに飛んで読んで下さい!
みたいな心理ゲーム感覚で最後のエンディングが自分で決められる漫画って
ありましたよね・・。あの感覚をこの作品で感じられた事、
誠に良き良き 先生っつ!好き・・であります!(苦笑)
先生、ド変態作品! どうかどうか今後も期待しとります!!
気持ち悪きレビュー。失礼しやした。
<(_ _)><(_ _)><(_ _)>
前作『“D” ~愛を知らないビデオチャットの青年の話~』に引き続き、
不幸とゲス・変態・ヤンデレ男ホイホイな不憫な総受けニコラスのお話です。
今回も痛めつけられたり、欲望の捌け口にされたり、散々な目に遭い、
貞操も身も心もズタボロにされております。
ただ、今回のニコラスはダイニングバーの店員で、
世界観も異なり、前作とは全くの別作品となっております。
そして、前作に引けを取らぬ地雷の数々と
ヤバ男オールスターズ状態ですので、手に取る際はくれぐれもご注意下さい。
今回もニコラスの前には3人の男が登場し、その中の誰を選ぶかで
結末が変わってくるというマルチエンディング設定でした。
①ルイ(ニコラスと同じダイニングバーに勤める先輩)
②フリオ(ニコラスと同じアパートに住む大学生)
③カフェ店員(ニコラスの行きつけのカフェ店員)
と3人の攻めが登場します。
ちなみにここにまともな奴は誰一人いません。
ゲスか、変態か、ヤンデレか、ヤバい奴しかおりません。
なので、どのルートを選んでも結末は歪な愛しかございません。
始まりは1本の無言電話だった。
そこからつきまとう視線、悪趣味な宅急便、と
ニコラスを狙った行為は少しずつエスカレートしてゆき…。
ある日、仕事から帰宅したニコラスは部屋に隠れていた
何者かに背後から襲われ、激しい暴力の末に犯されてしまう。
ニコラスを襲ったのは一体誰なのか?
ストーリーはここから選択によって3つに枝分かれし、
その「答え」もまたルートごとに変化してくるのですが、
ルイもフリオもカフェ店員も、ニコラスに向ける視線がどこか
ほの暗く、粘着シャツで誰もかれもが怪しく見えてきてしまいます。
どのお話もニコラスは酷い目に遭っていますが、
個人的に一番痛々しくて、ニコラスを打ちのめしたのは
【ルイルート】だったのではないかと思います。
凌辱された上に友人としても裏切られ、逃げることもできず
エンドレス地獄を匂わせて見事なまでのメリバでした。
他にもスタンガンやおもちゃを使ったり、二輪挿しだったり、
とにかく暴力的で痛がるニコラスが可哀想でした。
次の【フリオルート】でもニコラスは裏切りに遭いますが、
それでも一番正常愛寄りだったのはこのフリオだったような気がします。
彼も相当変態チックで気持ち悪いし、ラストシーンはぞくっとしたけれど、
それでもきちんと言葉でニコラスに好意を伝え、合意の上でセックスに
及んだのは彼だけだったから。
そして、最後は【カフェ店員ルート】。
彼だけ名前がありません。存在感も他二名に比べると薄く、モブ寄りです。
けれど、ニコラスへの病み愛を最も露わにしたのは彼だったのかも。
妄執に囚われて半ば正気を失い、自分の記憶すら捻じ曲げてしまう
壊れっぷりが3人の中でも群を抜いて不気味でした。
読んでいくうちに3つのルートが交錯して誰が何をしたんだっけ?と
途中混乱もしますが、最後のおまけページで時系列やルートごとの
解説があるので、わかりやすいです。
視点が移るごとに変化する真相もミステリーとして面白かったです。
結局、3人が3人とも少しずつ分担してストーカーをやっていたとわかると、
ニコラスの逃げ道がなさ過ぎて改めて不憫に思えてきました。
ニコラスは一体前世でどんな悪行を積んだらこんなことになるのか?
某名探偵のコ〇ンが行く先々で殺人事件に出くわすように、
そこにいるだけでクズを引き寄せてしまうニコラスでした。
こちらの本、普通のBL商業誌とはちょっと違う作りになっています。
元が同人誌という事もありますが、普通の攻めと受けがいて、恋愛してハッピーエンドみたいな流れではありません。
最初から途中までの流れは一緒で、その後主人公ニコラスが誰を選ぶかで結末が変わります。
最初からニコラスは色々な嫌がらせを受けています。
その犯人は誰だ?となっている所で決定的な事件が起こります。
犯人は誰で、誰を信じたらいいのかと疑心暗鬼になりながら、スポットの当たる3人のルートをそれぞれ読み進める事になります。
それぞれのルートを全部読む事で、初めて事件の全容が分かるのですが、ルート毎にキャラのその後も変化します。
それぞれスッキリした終わり方とは言えない内容で、微妙な気持ちにもなりますが、ミステリーとしてはかなりワクワクしました。
1ルートだけでは解明できない犯人像が、全部読んで理解出来た時は面白い!となりました。
商業BLにこういう話を求めているかと考えると、ハピエン好きとしては違うなと思うのですが、読む手も止まらなかったし面白かったです。
ちょっと分かりにくかった、ルートで選ばれなかったキャラの動きなどを、最後に解説してくれて、最後まで親切設計でした。
先月に発売した「''D''〜愛を知らないビデオチャットの青年の話〜」でも大活躍だったニコラス。スターシステムという事で、いろんな可哀想な目に遭うニコラスですが、あの幸薄そうな美人な所が、沢山の男を狂わせる魔性なんでしょうね。
段々癖になってきました。
ニコラスちゃんを愛でる本♡
『ルート』が出てきたときは「エッ?!」となったけど、ゲーム的なアレですね。BL読んでると「このCPじゃない…」ってときもあるので、たまにはこんな本もいいかもしれません!
ただ、ゲームしない身としては、この時点でルートが最後に結ばれる相手なのか犯人なのかわかってない(同じ?)、、!
▶︎同じではなかった!
ネタバレせず読むことをおすすめします。
①ルート:ルイ
072させられるニコラスちゃんハァハァ…
②ルート:フリオ
あれ?このルートは平和?なわけないか☆
③ルート:カフェ店員
やっぱりヤンでる子は怖い
ラストに答え合わせがあります。だいたい一致してたけどカフェ店員は思ったよりヤバイやつでした!フリオルート推し!
もっと一つ一つ長めで読みたいですが、とにかくニコラスちゃんがめちゃくちゃに可愛くてシコいので萌2。この作者様の絵がすごく好きです。
初読みの作家さま。
さらにレビューもなにも拝見せずに、表紙に釣られて購入しました。
ダイニングバーの店員・ニコラスが主人公。
人当たりが良く可愛い顔をしているニコラスだが、ある日、ストーカーの被害に遭う。さらに家に侵入され、レイプまでされてしまう。
ストーカーをしている犯人は一体誰なのか…?
という、ちょっぴりミステリ要素も加わった作品です。
あらすじの「マルチエンディング」。
どういう意味かと思いましたが、へえ。斬新!こういうお話ってなかなか見ないなあ、と。
けれどもですね。
今作品に愛はない。ラブはない。ゆえに、今作品はBLというジャンルに区分していいのかと思いました。ニコラスくんは男の子で、彼に執着しているのも男なので、そういう意味では男同士の濡れ場はある。あるけども。正直、今作品は読み手を選ぶと思います。
同意のない性行為って地雷なのでちょっぴり萎え萎えな気分で読み終えましたが、でもねえ、面白いんですよ。作品としては。え、どうなるの、どゆこと?という、今作品の世界観に飲み込まれてしまった感じ。
お好きな人にはドはまりしそうな、でも苦手な方にはとことん受け入れられなそうな気もします。しちみさんって初めて読みましたが、絵がとっても綺麗。それ故に悲壮感がありつつ、さらりともしていて、なんとも不思議な魅力を秘めた作品でした。
正直萌えはない。
萌えはないけれど一つの作品として読んだときの吸引力は半端ない。
ということで萌え×2で。
しちみさんの違う作品も読んでみたいなと思います。
先に発売された『愛を知らない〜』と主人公は同じでありながら、世界観、主人公の生活、彼と出会う攻めはまったく異なるという設定になっています。前作の方はメインルートがあったのに対し、こちらは3人の攻めそれぞれ主役となる長さが同じくらいでした。主人公ニコラスの仕事や生活ぶりはこちらの方が普通ですが、逆に攻め3人が皆何かしらサイコパス気質や犯罪者気質を備えているので、前作よりも全体的にニコラスの纏う悲愴感が強めに感じました。
一番ニコラスに寄り添ってくれそうだったルイ。しかし、その期待はすぐに裏切られ、彼の拗れに拗れた鬱憤がニコラスと読者を襲い、なんとも言えない気分にさせてくれます。あとがきでは一応ニコラスへの好意も多少あるように書かれていますが、本編では一切見せてくれないのでニコラスの気持ちを思うと一番辛いかも。気持ちのいい性格で接してくれるフリオルートはそれなりに楽しめましたが、真実を知ったニコラスに今後もずっと同じ顔を見せてくれそうにはないですね。カフェ店員の言動は予想もついて分かりやすかったです。嫌いじゃない。どの攻めが好き、とも言えないけれど、自分の意図せぬところで他人の感情を煽ってしまう理不尽な運命の受けに同情しつつも楽しめました。