ギンモクセイの仕立て屋 下

ginmokusei no shitateya

ギンモクセイの仕立て屋 下
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神248
  • 萌×289
  • 萌30
  • 中立8
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
37
得点
1694
評価数
379
平均
4.5 / 5
神率
65.4%
著者
マミタ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784199609008

あらすじ

灯生のプロデュースのおかげで店が少しずつ軌道に乗り始め、安堵する生吹。
けれど銀行からの審査が下りず、落胆しかけたその時――――
灯生が自分のレストランを開くための融資を、生吹に譲ると言い出した!?
あまりにとんでもない提案に、生吹は驚きと動揺を隠せない。
ところがその裏には、二人が初めて出会った夜に交わした想いが隠されていて···!?

店の再建とプライドをかけ、互いに過去を乗り越えた男たちの愛と再生の物語―――!!

表題作ギンモクセイの仕立て屋 下

仲村灯生 30歳,元メートル・ドテル
高林生吹 35歳,脱サラして祖父のテーラーを継いだ店主

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下:あとがき

レビュー投稿数37

マミタ先生二作目拝読、最高っした☆

BLアワード受賞作
「40までにしたい10のこと」
を読んでマミタ先生をしりまして!

〜からの
お友達にこちらの作品オススメされて読みました!

オススメだけある、すごく面白かったです!
今現在の銀座の情景、古き良き、
だけど立ち行かない、
すごく納得できる世界観!
作者様がスーツを描きたいという
熱が伝わってくる、
すべてのスーツ姿がスーパーカッコいいです。
上下巻表紙絵も美しい!
ソックスガーターもエロい!

ジムに営業わかる!
マッチョの人って吊るしのスーツ着れないんですよね..。
オーダーじゃないいと!
レンタルいいよね..利用したい!
内容が納得できるので
お店を本当に応援したくなる。
イイね押したい(*^^*)

主人公の元彼不倫男が最後仕事相手になるのが
すっっごい萌えました!
大抵、元彼の立ち位置は
サイテーであり、今彼と揉めるものと
相場が決まってますが(?

仕事できて、復縁を望んでいて
しかも離婚もした!
未練タラタラ、美味しい..。

描き下ろしの
今彼✕元彼対決がサイコーーーーでした
仕事口調は変えずも
マウントの取り合戦(≧∇≦)/
何度も読んで笑いました!

清純な受けちゃんに見えて、萌える...!
年下イケメン彼ピが嫉妬するのも
可愛くて延々見れます。

仕事上これからも
この対決が続くと思うと
今彼元彼対決だけでずっと読みたい笑

オシャレで面白い作品でした!

0

ギンモクセイの香りに包まれて

亡き祖父から銀座のテーラー「ギンモクセイ」を引き継いだ生吹。意気込みとは裏腹に顧客は離れ閑古鳥が鳴き、気持ちばかりが焦る日々。そんな時店に訪れたイケメン灯生にダメ出しをされ、銀座の超一流レストランの元メートルの彼が店の立て直しに協力してくれる事に。接客とプロデュースのプロである灯生のアドバイスは的確で、生吹は自分の問題に気づき変わっていく中灯生への気持ちも変化していって…。
実は生吹が忘れていただけで前に出会っていた2人。店の改革と共に近づいていく2人の距離感にドキドキ。
私はスーツや制服のキチッとした感じが大好きなので2人の格好良いスーツの着こなしを見るのも楽しかった。あとソックスガーター!これはエロい。最近シャツガーターという新たな萌にも出会ったのだけど、メンズのそれはレディースの比ではない色気がある〜。
主張の強いキンモクセイではなくギンモクセイなのにも、この作品の良さを更に感じる。

0

ストーリーが良い

上下巻一気読みしました。
マミタ先生の漫画は読み応えのあるストーリーが魅力ですね。
キャラクターも特徴があってわかりやすいというか、言い方はちょっとあれかもしれませんが、こんなキャラ前にもいなかったっけ?感がなくて楽しいです。

本編はエロ少なめですが、描き下ろしは中々でした。
ソックスガーター沼に落ちた人も多いのではないでしょうか。
あとはスーツが性癖の方にもたまらない仕上がりとなってます。

攻めがたまに子供っぽい顔する時結構好き。

1

ギンモクセイが結んだ愛

下巻への期待を大きく超えた内容に恐れ入りました。

めっっっちゃ最高でした!!
特に2人の気持ちが通じ合った瞬間なんて…萌えが大爆発。灯生のカッコよさにドッキュンされて、生吹の準備万端にキューンときて…魂が抜け殻になりかけました。


描き下ろし含め、最後の最後まで魅了されっぱなしでした。高評価を獲得する理由も納得。
今まで読んだ事のないストーリーだったから結末がどうなるんだろうって、それだけが頭の中にありました。

恋人同士になるんだろうなってのは分かるけど、その経緯ですよね。2人の想いが、好きの熱量に差がなくなってピッタリ合わさっていくのが本当に良かった。


灯生が抱えているものが分かってグッと深みが増した下巻。彼と生吹が出会うに至ったキッカケや、生吹の店をプロデュースすることになった経緯などが語られていました。

自分の店に対する理想と現実の乖離に悩まされる2人の立ち場がどこかリンクしていて、だから灯生は生吹に惹かれたんでしょうね。
自分の夢も託したいというか、一緒に夢を追いたいというかね。
灯生のピリついていた感情が、生吹のワンワン泣きで毒気抜かれたーって感じでしたよね(^ ^)


生吹の元カレのことも描き下ろしでしっかり回収してくれて嬉しいです。しかもマウントの取り合い…面白すぎでした!


上巻で謎だった2人の出会いや、灯生が生吹に執する理由、生吹の元カレのことに関しても全部知りたい事がスッキリ。上下巻ともに最高の作品でした。
これからもたくさん読み返していきたいです。

2

ふたりで。

灯生が自分あての融資をギンモクセイに譲るといった後はさすがにもう少しモメるのかなーと思ったけれど、意外にあっさり受け入れた生吹。
でも大切な店を守りたい生吹の気持ちはこれまでにすごく伝わっていたので、その選択をしたのもストンと納得できました。

灯生の言葉は何か裏がありそうで深読みしてしまいがちなのだけど。彼自身とても真っ直ぐな人なのでその言葉にも裏はなくて、それがまた生吹の心を解していったのでしょうね。
ギンモクセイのために自分がどうするべきか?というのを違う角度から見ることができたし、逃げていた元彼との問題も解決。
生吹の人生はすごく良い方向に向かっていったのがよくわかり、灯生との出会いが素敵なものだったのだなと改めて感じました。

そして灯生がヴィンセントを辞めた理由とギンモクセイへ来た理由が明かされ、わりと謎だった彼の心が見えてくると。少しずつ甘くなっていくふたりの空気感がもうたまらん…!視線が交わっただけでもすごくドキドキしたし、彼らの大人な絡みもしっかり見れて大満足!
幸せなところに着地してくれて本当に良かったです。
ギンモクセイのその後も気になるので、またふたりのお話が読めたらいいなと思います。

1

つぶれ掛けの仕立て屋復興物語w

二人の出会い~押しかけてくるまでの真実。
攻サイドのお話ですね。
同じように、家の仕事に誇りを持ち、自分も同じ道へ
そこからの葛藤と苦悩。
偶然ひろった受の気持ち。
なぜ、どうしてが繋がっていくのが面白い。

二人の距離感も少しずつ縮まっていくのも
ニヤニヤが止まらずみてしまいました。
受が思いのほかエロイ話の牽制するエピソードも好き( ´∀` 笑
イケメンがちちくりあってるって素晴らしい。
ありがとうございます。
邪で申し訳ございません。
もっと長くみていたい二人でした。

1

ギンモクセイの仕立て屋 (下)

下巻では攻めくんのこれまでが明らかになります。どの描写も美しいの一言。働く男もスーツ男もマミタ先生の描かれる男性はカッコイイ。振舞いや仕草がどれも素敵です。肩から腕にかけてのラインが特に好き。お話は受けちゃんもお仕事に対して真摯に向き合うようになり、二人でこれからを見据えてがんばります。そこに愛情がちらつくのが可愛い。元カレが出てきて嫉妬したり、描き下ろしではめちゃめちゃエッチな受けちゃんが見られたし、なんだろ、二人のいろんな表情が見られてすごく満足。とてもドラマチックなお話でした。

4

ひたすら生吹がおいしくない?

灯生の融資を譲る?というところから灯生の過去編へ。

だからだったんですね、こんなに生吹のお店を一緒に必死で立て直そうとしてくれるのは。自分のしたいことに気がついて生吹に惚れて。

生吹がお隣のお爺さんから灯生が偵察に来ていた時のことを聞いたり、ホテルでのことを思い出したりしてたまらなくなって。
こんなの好きになっちゃうよ〜!

なんかいいですね。酔って弱って泣きついたり、カッコ悪い所も見せたり、コンプレックスをキレイだと言ってくれたり。
正直どんだけ美味しいの?モデルばりの優秀イケメンが協力してくれて好きでいてくれて、ずっとお店を一緒にやっていくと思ってくれて。

最後の元カレと灯生の商談というかマウントの取り合い?恋人の元カレにあんなこと聞かされたら引くわ〜。
まあ恋愛面も立て直せて生吹良かったね!

2

荒んでいた人生に訪れた転機

 下巻ではお仕事要素は薄まり、灯生の過去、灯生と生吹が初めて会った夜の出来事などに重きが置かれ、BL的な面が濃く描かれていました。上巻でそれなりに仕事面も描かれていたのでこれでバランスがとれているような気もしますし、一方で軌道に乗せかかった店をさらに安定させたとか、2人が新しいことを学んで成長したとかいう事実が欲しかったような気もして、正直仕事面に関してはどっちつかずの評価というところ。

 ただ、上巻のレビューでも書いた通り、灯生と生吹のビジュアル、性格の組み合わせが自分好みだったので、多少の粗はそれでカバーされてしまい、2人のやりとりや濡れ場に萌えたので、萌えセンサー基準で素直に評価してこの評価にしました。黒髪短髪褐色の肌にソックスガーターを身に付けている生吹、それを最後まで脱がさない灯生、最高でした。一夜を過ごした相手を追いかけて再会し、職場でもプライベートでもパートナーという座を勝ち取った攻めの一途さと執念。そういうものを求めている人なら十分満足できる作品だと思います。

3

西島さんにも何かいい事があるといいな。とも思います。

失意の生吹と灯生が出会ったのは、" 運命 "だなぁと思いました。
出会うべくして出会ったという意味ではなく、互いを埋め合える…、" 貧しきときに受けたパンは命ほど価値がありましょう "的なものを感じました。

灯生に対して、上巻では、謎の元メートル・ドテル、敏腕のプロデューサー、生吹に好意を示すけれど何故そこまで?という印象でした。下巻を読み、少し灯生が理解できました。
生吹の精神的な成長も感じ、ただ灯生に頼りきりの男で終わらず、きちんと言葉にできる様が廉潔で、とても好感が持てました。

6

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