ギンモクセイの仕立て屋 上

ginmokusei no shitateya

ギンモクセイの仕立て屋 上
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神215
  • 萌×2115
  • 萌40
  • 中立10
  • しゅみじゃない6

--

レビュー数
25
得点
1665
評価数
386
平均
4.4 / 5
神率
55.7%
著者
マミタ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784199608995

あらすじ

祖父の遺した銀座の老舗テーラーを引きぐことになった生吹。
ところが、祖父のいた頃の店が繁盛していた時とは違って、今では閑古鳥が鳴いている――。
自分なりにできることを模索しながらも中々うまくは立ち行かず、赤字続き…。
そうして過ぎゆく日々に焦りを感じていたある日、灯生というイケメンが突然店を訪ねてくる。
しかも「俺がお前を一流店の店主に変えてやる」と言い出した!?
どうやら灯生は、銀座の超一流レストランで働いていた元メートルらしい。
あまりに不遜なその態度を訝しんでいた生吹だったけれど、なんと数日前に酔っぱらった勢いで一緒にホテルに行き、店の愚痴をこぼしていたという衝撃の事実を聞かされることに…。
それで店を訪れたという灯生とともに、テーラーの立て直しをはかることになって…!?

表題作ギンモクセイの仕立て屋 上

30歳,元メートル・ドテル
35歳,脱サラして祖父のテーラーを継いだ店主

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数25

気づくと毎晩読んでいます。

下巻のレビューを先日書いたのですが、再読したところめちゃくちゃいい…!!となったので上巻も書きに来ました笑

お店の経営を立て直すことが話の主軸となるため所謂お仕事BLみを感じる本作。

最後まで違和感なく読み進められるのは、『祖父から引き継いだ店を守り経営を立て直す』という目的にしっかりと向き合い、そののちに恋愛が成り立っているからなのかなと何度も読んでいるうちに感じました。

そのため上巻は終盤にキスをするのみ。
しかもとってもかわいらしいキス。
でもこれがその時点での2人にはぴったりというか、とっても可愛らしくて照れくさくてほっこりするんですよね。

試し読みでの感触よりもかなり内容が詰まっていて、テーラーというお仕事や銀座にお店を構えることの大変さも丁寧に描いています。

ストーリーがとっても充実しているので何度読んでも素晴らしい、素敵な作品です。

購入の際は是非上下巻セットで購入すると良いかと思います。

0

スーツ姿の美しさに見惚れる

マミタ先生作品を遡及する形で読み漁っています。
ギンモクセイ上下巻、やっと手に取り読むことができました。どのレビュー見ても高評価でこの日を楽しみにしてました〜

マミタ先生と言えばストーリーの良さ。
私が今まで読んできた作品も全部ストーリーが秀逸でした。「秀逸すぎる」という言葉を使っても言い過ぎじゃないです。めっちゃ好き!

ギンモクセイはテーラーのお話ですが、マミタ先生自身もストーリーテーラーだと思います。
本当に魅入る作品ばかりで最高です。


まずは上巻のレビューを。
2人の出会いから衝撃事実までが詰まった前半のお話についてアツく感想を述べさせてもらいます!

この作品はテーラーのお話で、テーラーの知識などなどお仕事BLとしての側面でも見応えあります。
祖父の店を継いだものの閑古鳥が鳴く始末の生吹の目の前に、モデルばりの美男・灯生が現れて店のプロデュースに一役買わせてと申し出る事からストーリーが始まります。

この出会いからして既に名作の予感がプンプン。
そして注目すべきはスーツ姿の絵が美しすぎること。
マミタ先生の描くスーツ姿って特別美しくないですか?スーツ男子の1番カッコいい姿を切り取ったみたい。表紙にしてもそうだけど、スーツ姿をさりげなく美しく描いてくれるので目でもたくさん楽しむことができました(〃ω〃)


生吹の店を2人で立て直していく流れにすごくワクワクしました!
生吹の見た目を整えて、店をプチリニューアルして…シンデレラストーリーのようでした。灯生が実はただモンじゃないことも分かるけど、何でこうも生吹に執着するのか謎です。

ただ。ワンナイトした相手であることが分かったので、その時に灯生にビビッと思わせる何かがあったのかなとか色々と想像を巡らせました。

上巻では灯生が生吹にベクトルを向けてるところを楽しむに留まります。それに生吹の元カレの存在も気になるところ。(でも灯生には及ばぬザコに違いないさ!フンス)
早く生吹の方も灯生に恋愛ベクトルを向けてくれないかなーと期待でいっぱいです。

そんな気持ちとは別に、お店の融資の件で灯生からのまさかの爆弾発言にどっしぇ〜!しました∑(゚Д゚)
ここまでする灯生がますます謎です。


下巻もちろん抱き合わせで購入していますので、これから下巻へGOしてきます。
そして2人のラブの行方にもドキドキしながら楽しんできます♪

0

相性が良い

祖父が遺した老舗テーラーを脱サラして継いだ生吹。周りの反対を押し切り自分で決断した道だったけれど、客がこないと店は続けられないわけで。このままでは店がいよいよ危ない!という時に現れた灯生と共に、店を立て直していくような展開となっていた上巻。

前向きな気持ちで店を継いだものの、心が折れかけてべそべそ…そしてヤケ酒を飲んでワンナイトした相手が灯生だったという、とんでも無い出会い方をしたふたりだったけれど仕事の上でも性格もかなり相性は良い様子。
意見がぶつかっても争い合わないので、安心してそのやり取りを見守ることができました。
そしてわりと何を考えているわからない感じの灯生ですが、生吹への想いは本物なんだろうなとわかる熱っぽい眼差しに痺れました。

最後はこれまでのふたりの頑張りが思わぬカタチでひっくり返るようなところで終わっているので、下巻でそれがどうなっていくのか楽しみです。

0

イケメンたちが

いいですね。絵がお上手なのでイケメンの説得力がある。

祖父から引き継いだ老舗のテーラー。しかし時代に合わず廃業寸前のお店をどう建て直すか、というお仕事ものBL。大変好みでございます。
お仕事として、お店のブランディングなど、大変読み応えがあります。

また、主人公のまっすぐなキャラと、何でもできちゃう王子様イケメンのカップルもいいですね。

上下巻セットで買ったからいいようなものの、上巻のラストは、え~、な展開で終わっており、この辺りもきちんと展開で終わるように計算されているのか、うまいですな~

0

上下巻並べた表紙が素敵です(/ω\)
「人気です!」の煽りにつられて衝動買いだったのですが
これがまた美しい作品でございました。
ぜひまとめて読んでいただきたい。

お話の主人公は
祖父の店をひきついた仕立て屋さん
立地は悪くないし、常連もいた・・はずなのに閑古鳥
あの手この手を尽くしてみたが、このままでは
そんな矢先、突然やってきたイケメンに「俺を雇え」なんて言われても・・・

押しかけ女房よろしくな展開からの
日常~店を立て直してくお話、良かったです。
ストーリーもいいんだけど作画が好みなんだよなぁ

0

ギンモクセイの仕立て屋 (上)

​マミタ先生のスーツ男子がとにかく美しくてそれだけで満足です。けれどお話もとてもおもしろい!祖父の店を継いだもののうまくいかない受けちゃんと素性の知れないイケメンの攻めくん。最初の出会いが漫画的でそこからのサクセスストーリーもすごく面白い。マミタ先生のお話はそれぞれのキャラクターの考え方とか価値観がさらりと描かれているのでその人となりが知れてすごく好きです。今作も、それぞれのキャラクターが個性的ですごく引き込まれる。上巻は、続きが気になる!っていうところで終わるのでまとめて読まれることをお勧めします。

2

仕立て屋は萌える

怒涛の展開ですね。
仕立て屋って萌えますよね。生吹は採寸しかできないけど。じいちゃんにもっと早く…って泣いてばかり。

主人公視点は生吹ですが、灯生の動きが物語を進めてるような。
レストランの偉い人って仕立て屋も立て直せるの?コンサルみたいな感じなの?

突然現れて俺を信じろって潰れそうなお店を見返りなしで立て直そうとしてくれて。
次々と繰り出す新しい策と行動力。しかも見た目はモデルばり。しかも生吹を好きだと。

まだまだなんとも言えませんが下巻が楽しみです。

テオときてヴィンセント!

0

灯生の行動力には学ばさせられる

 萌2に近い萌評価です。上巻では生吹が祖父から継いだ仕立て屋を立て直すのに精一杯で、BL的な絡みはさほど多くないので、下巻でどんな風に距離が縮まるのかとても楽しみです。2人の見た目と性格が好みなのも、惹かれるポイントでした。欲を言えば、生吹には是非おじいさんのようなテーラーを目指して欲しいな。店が軌道に乗ったら勉強する時間もできそうですよね。銀座にあると言えど個人の仕立て屋が短期間でSNSフォロワー5000人獲得は無理があるのでは、などツッコミ所もなくはないですが、簡単には銀行から融資してもらえなかったり、ある程度バランスはとれているように思いました。灯生の戦略が恋にも仕事にも生きるといいですね。

1

髪が長めの生吹も可愛くて好きです。

灯生が一夜を共にしただけで生吹を助ける理由、信念をもって務めていた仕事を辞めた理由などが謎ですが、上巻だけでも楽しめると思います。
(ストーリーとして上巻だけで読みごたえがあるという意味ではなく、上巻も素敵ですという意味です。)

上巻前半は、謎でただただ格好いい灯生の姿が見れ、後半は灯生の可愛さと不穏そうな過去の片鱗が見れました。
生吹の卑屈っぽさには始めは好感は持てなかったのですが、先延ばしにしてきた事を悔いる姿に、応援したくなりました。

お仕事blとして、自分の知らない世界を知れ、知識欲が刺激される素敵な作品だと思います。

3

全力で君を攻め落とす。

…つもりなのかな。この上巻では灯生が、それこそ一目惚れしたのか、生吹を全力で落とそうとしているとしか思えない。彼のひたむきさは一体何か。

生吹は生半可な気持ちで脱サラし、祖父が遺したテーラーを継ぐ事にしたが。何という事でしょう。彼は採寸しか出来ないという。
処は銀座。銀座のテーラーなんて。職人が一着を丁寧に縫い上げるのでは無いかと思う。
顧客が離れたのはおそらくそのせい。それと顧客の高齢化に伴って客数が減ったから。
生吹は言う。テーラーは採寸する人、型紙を作る人、縫製する人、決められた役割をする、何人かの職人によるのだと。しかし。どういうわけか、その「職人」とやらは出て来ない。全く登場しないのだ。
うーん。別々の人が一つの役割しかしないのなら、それはいわゆるプレタポルテだ。昔の人の言う「吊るし」というヤツではなかろうか。ファッションビルやECで、簡単に手に入れる事の出来る服たちだ。
さて。そんな服作りの云々は置いといて。
生吹の施策も頂けない。自分の様な若い客層を狙うと言って、ガクンと値段を下げる。今ドキ、10万程度なら。ちょっと良い「吊るし」が買えてしまう。テーラーに依頼する意味は無い。最近は客離れを嫌って、あえて消費力がある高齢層にターゲットを絞っているブランドの方が多い。あの、若者に人気のファッションブランド、〇〇スタイルラボが、新たなメンズブランドを50代以上をターゲットにすると発表したばかりだ。
時代の気分というのに外れているのは、作者様の勉強不足か。そんな事よりも言いたい何かがあるのに決まっている。それを期待している。
灯生は、レストランのメートル・ドテルをしていたという経験から、生吹のテーラーを再興させて行く。
給料は要らないという彼の目的は何か。
この上巻ではさっぱり分からない。
そして、決して猫を猫らしく描かない、と心に決めているのか。ギンさんの描かれ方は、いつかのミントさんよりも酷い。

3

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