チ◯ポが挿入らないと死ぬ‼‼ ハイスペエリートα×大家族を養う長男Ω

俺たちは運命力が足りない

oretachi ha unmei ryoku ga tarinai

俺たちは運命力が足りない
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神16
  • 萌×243
  • 萌26
  • 中立6
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
18
得点
336
評価数
95
平均
3.6 / 5
神率
16.8%
著者
藤峰式 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
三交社
レーベル
Charles Comics
発売日
電子発売日
価格
¥690(税抜)  
ISBN
9784815501969

あらすじ

6人兄弟の長男・深草利勇(ふかくさりゆう)はΩで、事故で他界した両親の代わりに家族の暮らしを支えている。
「運命の番を見つければ人生が変わる」
そんな怪しいウェブサイトを見つけた翌日、なんとサイトの予言通り、利勇の前にエリートリーマンα・晴海丈(はるみじょう)が現れた。
本能的に惹かれ合った2人はさっそく番になるため行為に及ぶが、どうしてもチ◯ポが挿入(はい)らない!
そして例のサイトには「番になれない場合、2人とも死んでしまう」と書いてあってーー!?

表題作俺たちは運命力が足りない

α,エリートリーマン
22歳,Ω,6人兄弟の長男で大黒柱

同時収録作品おじさま、未体験ゾーン

50歳,イケオジ
40歳,年下主義のタチ専

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき
  • カバー下漫画

レビュー投稿数18

コメディなのになぜか泣いた(笑)

最近、コメディ話に出てくる感動シーンに当たると、いつの間にか涙が出ています。年ですか、そうですか…。

【両親が他界した6人兄弟の長男であるオメガの利勇。ある日偶然見つけたウェブサイトで、運命の番に出会えると幸せになれると知る。後日、運命の番と遭遇したが、挿入ができず番になれない2人。そのサイトによると番になるには『運命力』が必要で、なれなかった場合は1ヶ月後に命を落とすらしい…】

こうあらすじを書いてみると、とんでもない設定ですね(笑)さすがは式先生。ただのオメガバースになりません。とんでも設定を上手くコメディに落とし込んで、読者の笑いを誘ってくれます。

いくつかの試練を乗り越えつつの1ヶ月を過ごす2人。結局『運命力』とはなんぞや…?という話になるのですが、やはり大団円には必要な『運命力』であったと思います。

私が涙していたのは、観覧車の場面でした。利勇はつらくないのかな?ってずっと思ってて、もしかしたら丈と同じく「楽になれる」という考えもあったんじゃないかと。ほんの少しでも、逃げたい気持ちがあったんじゃないかと。あのシーンで、やっぱりそれを見ないふりして笑ってたのかなって思って、泣いてしまいました。そして丈とだったら逃げてもいい、死んでもいいと思えるくらいになったから、火事のシーンで飛び込んでいけたのかもしれません。その極限状態で結局は2人とも『生きたい』と願うことで、呪いが解けるように『運命力』が満たされたのですよね。この、緩急緩が素晴らしいです。泣かされるコメディ、好きなんですよ~。藤峰式作品では、ちょくちょくやられてしまいます(笑)

丈が8人家族を養えるスパダリでホント良かったと思う。あとがきのように朝陽が身を削っていたとしたら燃え尽き症候群なりそうなので、幸せになってほしい。

0

さすが藤峰式先生です!

さすが藤峰式先生です、帯の煽りから興奮させられました(笑)。ハイスペックエリートαと、大家族を養う苦労人長男Ωのお話です。

よくあるオメガバースものかと思いきや、この作家さんが期待を裏切らないはずもなく…。
この手の話にあるあるな、出会って即挿入がなぜかできないのです。おまけに、あろうことか挿入しないと死んじゃうんですから!!それには『運命力』なるモノが必要なのですが、それを得るにはαさんのトラウマを解消する必要があって…。

驚きのシリアスな展開もありましたが、やはり藤峰式先生に外れなし!最後まで楽しく読めました。最後の幽霊オチも大好きで、親友の幽霊君…カバー下までグッジョブでした!

0

利勇くんイイ子!!

運命の番の丈さんと出会い、そのままホテルへ行きますが、何と!運命の番のモノが挿入らないという!
しかも1か月以内に番にならないと死んでしまうという衝撃的な始まりでした。

利勇くんが挿入るように色々と調べて頑張っている姿が健気です。でも挿入らなくて…泣き出しちゃった利勇くんに切なくなっちゃいました。

話が進むにつれて丈さんに辛い過去が!
それを知った利勇くんが理解し、受け止めてあげる利勇くん!もう利勇くんイイ子すぎ!!

色々シリアスな展開になったりしましたが利勇くんと丈さんが無事挿入って番になることができて良かったです。

運命力に翻弄されながらも2人で向き合い、乗り越える姿がすごく素敵でした。

1

今回の藤峰先生のオメガバはウルッとしました。

今回もびっくりするくらい面白設定ありがとうございます。
藤峰先生のオメガバは毎回楽しくて笑いながら読ませてもらってます。
今回のオメガバは本当に運命!という感じでキュンとしたりグッときたり涙が出そうになったりしました。
運命力が足りないって言うけど運命力って何?と思いながら読み進めました。
お互いを好きになっても、まだ運命力が足りないって、本当にどうしたらいいの?って感じでした。
お互い、好きになっているのに死に向かって歩いている2人の姿が尊い・・・
利勇の兄弟が可愛くて、この子達のためにも生き延びなくちゃ!番にならなくちゃ!と応援してしまいました。
今まで貧乏ながら仲良く暮らしていた兄弟。お金持ちになっても、その素直さは持ち続けて欲しいな。
次男も仕事続けて欲しい!次男のお話スピンオフで期待してます。

2

コメディとシリアスが味わえる新たなオメガバース♡

作家買いしている大好きな藤峰式先生の作品です。
こちらは、表題作の他に『おじさま、未体験ゾーン』が同時収録されています。

オメガバース設定。
エリートサラリーマン 晴海 丈(α)とパン屋のバイト 深草 利勇(Ω)のお話。

両親が事故で他界し、兄妹6人の大黒柱として家族を支える利勇。
ある日、安定した正社員になりたいとスマホで検索をしていたら、怪しいサイトにたどり着きます。
そこには、運命の番と出会える条件が書かれていました。
①いつもと違う道 ②突然の雨 ③猫の交尾現場に遭遇
……あまりのクソ記事に信用するはずもなく、利勇はそのまま寝てしまいました。
ところが、翌日に「運命の番発生イベント」の条件が揃い、利勇は運命の番 丈と出会います。
運命の番に出会ったら、やることは一つ‼でしたが…。

愛情や理性は関係なく惹かれ合い、けして本能には抗えない…それは、まさしく運命の番。
これまでの藤峰式先生が手掛けてきたオメガバース作品とは趣が異なり、「運命の番」に一番大事なことを導いてくれる一冊に仕上がっています。
途中、シリアスな展開が続き切なくなりますが、藤峰式先生の描く魅力的なキャラクター達で暗い雰囲気にはならず、最後までコミカルなテンポで読み進められました。
また、「運命の番」をメインにしながらも深草家の兄妹が活かされていているストーリー構成が良かったです。
そして、丈が背負っていた重い十字架もきちんと救済されおり、カバー下のオチで「さすがだな」と唸りました(笑)

俺はこいつらが幸せならいい――家族思いで心優しい利勇は、Ωである故に生きていくだけで精一杯の毎日。
一方、αでエリートサラリーマンの丈ですが、過去の出来事から幸せになってはいけないと思っていました。

そんな2人が「運命の番発生イベント」で出会い、当然のようにベッドインするのですが…なんと、運命の番のチン〇が挿入らない?!
おまけに、サイトには「一ヶ月以内に番関係を成立させないと2人とも死ぬ」と書かれている。
運命の番のチン〇はなぜ挿入らないのか?「運命力」とは何なのか?
ここからは、ネタバレなしでご覧ください。
運命の番とは関係なく惹かれ始める2人に注目です。

このお話には、当て馬は登場しません。
脇キャラとしては、深草家の兄妹、丈の親友 勇二くん、勇二くんの恋人、占いのおばあ様が登場します。
利勇くんと勇二くんが同じ「勇」を使っていたので、2人とも丈くんに縁があったのかな。

Hシーンは、挿入ありのセックスが最後と描き下ろしに1回ずつあります。
チン〇が挿入らないセックスとチン〇が挿入ったセックス。
「運命力」の正体に気が付いた時、そこには本物の愛と覚悟が見えました!

描き下ろしは、本編のその後のお話。
新婚の2人がエロくて可愛い♡

同時収録『おじさま、未体験ゾーン』
佐山(50歳)と渡(40歳)のお話。
現在5連続で失恋中の渡がバーで飲んでいると見知らぬ男性から声を掛けられ…。
年下主義のタチ専 渡が年上美人 佐山とホテルで体験したこととは?!

年末に公開されたTwitterのスペースでも話題に上がった今作。
藤峰式先生の自由な発想と磨きがかかったギャグセンスに新たな可能性を感じられました。
裏設定のある深草家次男 朝陽にもまた会いたいな(笑)
そして、絶対に見逃せないのは、カバー下の『勇二①と②』です。
最終話であのサイトが削除されていた理由を含め、諸々の要因が判明しますよ‼
晴海家、深草家、そして…勇二くんと恋人さんもそれぞれ幸せになれますように。

藤峰式先生のファンの方はもちろん、いつもと違うオメガバースを読みたい方にもおすすめです♡

4

運命力って?

帯から破壊力ありすぎです。
いったいどんなストーリーなのか、ワクワクしながら読みました。
家族思いで優しいΩの利勇が見つけた、「運命の番を見つければ人生が変わる」と言う怪しいサイト。
そのサイトの通りの出来事が起きて、丈さんと運命的な出会いをしました。
お互いに惹かれあってHしようとしますが、ここで『帯』、入らない(笑)またまたサイトを見ると、入らないと死んでしまうと書いてあって。
あとがきに、先生が今までと少し違うと書かれていいて確かにそうなのですが、カバー裏にオチがしっかり描かれていて、ヤられた(笑)と思いました。

4

どっちつかずで、物足りない

シリアスかと思えばギャグが、ギャグかと思えばシリアスが顔を出す感じで読んでいて没入感がありませんでした。藤峰先生の作品は嫌いではないのですが、こちらはちょっと合わなかったです。
題材としては悪くなかっただけに、調理に失敗した感じというか・・・もったいないです。いっそ、シリアスに振り切ってしまうのもよかった気がしますが、この描き方が先生の持ち味だというのなら、私にはあまり合わないのかもしれません。
シリアス過ぎないお話をお探しの場合はありだと思います。

3

シリアスだけど面白い

今回は生死にかかわるなかなかシリアスなお話でした。

オメガの長男・利勇くんが亡くなった両親にかわり兄弟たちの面倒をみていてなんて健気なお兄ちゃんなんだろう!て思いました。 

そして怪しいサイトを見ていたら導かれるかのように運命の番の丈さんと出会い、そのままホテルへ!
初対面だけどさすが運命の番!すごく良い雰囲気でこのまま番にと思っていたら…まさかの挿入らない!
運命の番のモノが挿入らないという!
しかもサイトには1か月以内に番にならないと死んでしまうという衝撃的な始まりでした。

挿入らなくて…泣き出しちゃった利勇くんに胸が苦しくなってしまいました。

丈さんのことを意識しまくって、丈さんのことで頭いっぱいになってる利勇くんが恋する乙女みたいで可愛いかったです。
兄弟たちにすごく懐かれてる丈さんも可愛いかったです。
話が進むにつれて少しずつ丈さんの過去の話が!2人すごくいい感じなのに何故挿入できないのか。そのことに占い師からまさかの答えが!丈さんに秘密があると。
番になれなくて焦る利勇くんと番にならず死んでもいいと思っている丈さん。丈さんが過去に縛られて身動きが取れない感じが見ていて辛かったです。
丈さんの過去を知った利勇くんがそれをきちんと理解し、受け止めてあげる懐の大きさに感動しました。
なんでこんなに利勇くんイイ子なんですか!丈さんが自分のせいで友達が死んでしまったとずっと自分を責めて来たのを見て辛くなりました。

最終話では兄弟たちに利勇くんのことを聞かれ、利勇くんのことを愛しそうに話す丈さんがもう!好きて感じが溢れてる感じがしました。
死が近づいてるのにせめて好きな人と死ねて良かったという利勇くん。もうイイ子の域を超えて神様みたいです!
最後は火事とか色々ありましたが利勇くんと丈さんが無事挿入って番になれてよかったです!!
運命力とは一緒に生きていきたいという気持ち、2人で乗り越える力だったのかな?って思いました。
丈さんも過去のトラウマを吹っ切ることが出来てよかったです。
運命力に翻弄されながらも逃げないで向き合う2人にすごく感動しました。

1

私にください!

カバー下のそれ、福引でもらったそれください。
クシャクシャに丸められたそれがどうなったのか気になる。

勇二の恋人の言葉は、事故にあった状況から考えると酷いと思う。
そんなだから勇二がこの人の側にいないんだろうな。
悪い事してない人に必要以上に罪悪感を植えつけるって気持ち悪い。
丈さんだって被害者だよ?と、思うんだよ。
この人の扱いが話に絡みすぎなくて良かった。

逆に、占いのおばあさんに会いに行ってあげてよ。と思った。

あークシャクシャになったそれがどうなったかが気になりすぎる。
私にくれたらもっと本が買えるのに。守銭奴な私にはモヤモヤするカバー下だったわ。

また変な感想でごめんなさい。






3

想像と違いました

今までの藤峰式先生のオメガバとはちょっと雰囲気が違うのは、他レーベルさんだからでしょうか?


今回の作品はどちらかというとシリアス寄りだったので、今までのオメガバのイメージを期待して読むとちょっとだけ肩透かしを食らうかもしれません。
一応ギャグテイストもあって面白い事は面白いです。

でも運命の番が出会ってからひと月以内にと言う設定と、何度も事故に巻き込まれたりとか、丈が利勇に言えなかった過去とかが重くて、心から笑う事が出来なかったです。

カバー下の描き下ろし漫画を読めば初めて笑えるかもしれません。


同時収録作は好みな人は大好きな設定だと思いました。

でも、丸々表題作にして貰って番になった後をもっと読みたかった気持ちが強いです。

1

ギャグなんだかシリアスなんだか……

作家さん買い。

「有休オメガ」とか「番手当って出ますか?」などで、そーくるか!的なオメガバースを読んでしまっているからかしら……

なんかそれらに比べると、ふつーに終わってしまったというか……。
運命の番に出会ったのに、相手のチ◯ポが挿入らないと死ぬ!って設定も、BL界では目新しいのかもしれないけど、「夫のち◯ぽが入らない」(未読なのでタイトルしか知らないけど)というなかなか衝撃的なタイトルが頭に残っているだけに、なんかそれが頭をよぎってしまうというか……。

コミカルな展開かと思いきや「過去の死」や「死ぬかもしれない」がチラチラするので、シリアスなんだかコミカルなんだか……みたいなどっちつかずの印象のまま終わってしまったというか……。

おじさま未体験ゾーンは既読。

おまけして萌で。

3

ギャグに全フリしてくれたら面白かった

殆ど表題ですが本当にちょろっとだけ短編で表題のカプとは一切関わりの無い黒髪のオヤジ受が入ってます。
絵柄はそこまで好みは分かれないかなと。
個人的には可もなく不可もなく。
表紙で受ちゃんの髪は茶髪ですが中は艶ベタなのでトーンや白を期待されている方は注意です。


ハイスペックでエリートだがとある理由から生に執着していないアルファ攻×大家族の長男でオメガな前向き受といったカプです。


お話は大家族の長男で家長の利勇(受)はオメガで家計を次男の朝陽となんとか支えている。
そんなある日ネットサイトで正社員の仕事を探していた利勇は運命の番を見つければ人生が変わるといった胡散臭いサイトを読んでしまう。
全く信じていなかったがサイトに書かれていた通りのシチュエーションでエリートサラリーマンのアルファである丈(攻)に出会って……という感じで始まります。


【感想】

オメガバースですがこの作品は陰鬱な話も悲愴な雰囲気も特に無いです。
なのでオメガバ特有の雰囲気や話が苦手な人でも大丈夫だと思います。
読み始めはギャグなのかな?と楽しく読んでいたのですが途中から良く分からないシリアス展開が始まりた辺りからうーーーーん……そうじゃなかったなぁと萎えて最後は火事で家燃えて丈が瓦礫で怪我したのにホテルに直行して合体して項噛んで番関係結んでるってていうのをシリアスな雰囲気でやってるのにこれでギャグじゃないの?と心境は宇宙猫状態でした。
ぶっちゃけギャグに全フリしてくれたら楽しかったし萌えられたのにと思いました。
それでも中立にしたのはギャグのパートは面白かったからです。
他の方も書いてる方がいますがシリアス風なのにち☆彡こを挿入することに一生懸命で必死だということだけは伝わってきました。

4

毎度掴みが抜群

オメガバースで運命の番に出会い、発情して、ベッドになだれ込んで…、なんていったらもうがっつりエロエロのエロ一直線じゃないですか(個人的見解)。
それなのに運命の番の愛撫を持ってしてもアレがどうしても挿入らない…
そんなことある?という藤峰式先生のさすがの発想力が光るお話しです。

先生の作品は毎度掴みが抜群で、キャラもばっちりたっているので世界観に入り込んでそのままのテンションでぐいぐい読み進めていけるのが好きです。

今作もまさかの挿入らないなんて…、からしっかりとお話しに引き込まれて、『運命力』というキーワードと訳ありアルファの丈と苦労人オメガの利勇の背景とが絡んでいきなかなかに読み応えがありました。
ちょっとスピリチュアルみがあったところがえ!?そうくるんだ!!と意外でしたけど。

同時収録はアンソロジー「平均年齢45歳たちの極上エッチ・熟れおじBL」に掲載されていた「おじさま未体験ゾーン」。
アンソロジーで拝読した時も思っていたのですが改めて読んでみて藤峰式先生の描かれるおじ×おじは新鮮だなあ、と感じました。

6

つるんと入った

いただいたギフト券は率先して普段手を出さないところにあてることにしています

なぜならッ! なぜだ?

あぶく銭感覚ですかね?
例え無駄遣いになったとしても悔いなし的な?


お名前は知っていても手を出す切っ掛けがなかったので 今回思いきってはじめましてッ!


あの 運命の番って案外簡単に見つかるもんなんすね

オメガバース読む限り 町歩けば 学校いけば 職場でだって運命だらじゃないですか?

大丈夫なんすかね?
運命被ってたりしないんかな?

いやまぁ そんな中で見つけた運命のチンポが挿入らないですからね 期待大ですわ こちとら

率直な感想を言っちゃえば ちんこ挿入るのに必死だったな って感じですかね?

生きるに値しないとか 家族のために生きなきゃとか 死を意識して過ごす日々に何を思うかとか まぁいろいろありはするんだけど あんまり難しいこと考えずにサラッと読めて 噛み砕くことろもないので 彼らが埋め込めなくて騒ぐわりにつるんと飲みこめちゃったな

これはこれでアリですよ
ありだけど 設定の割にオメガバース感もあんまりなきゃ 死を目前にした悲壮感もない
誰かのために生きるってのもあっさりすぎて

ん ほんと ちんこ挿入るのに必死だったな

3

絵も筋立ても高クオリティだが

オメガバースはもう飽きたよな…と感じている一方。
最近、また色々オメガバースで面白そうな作品がポロポロ出てくる。
コレ、面白そう、読みたい…
…と思ったら藤峰式先生作品で。
藤峰先生って今勢い凄いですよね。
そんなのもあって手に取りました。

「俺たちは運命力が足りない」
内容は、シリアスとアホの融合?
「番になれなければ1ヶ月後、死ぬ!」という設定と「tnkがどうしても挿入らない!」という設定が組み合わさっている。
あわや死ネタ?というシリアス面を押し出しつつも、とにかくHするんだヤるんだ挿入るんだ、というアホっぽいノリが乗ってくる。
これ、読み手によってどう感じるかはそれぞれだと思うんだけど。
私は、シリアスとアホのバランスがあまり良くないな〜、と感じてしまった。
両親は既に亡く、自分が死んでしまったらこの兄弟たちは露頭に迷う、そういうシリアスさ。
だけどそのシリアス度ゆえに、まあ死ぬのはありえないよね、という観測になるわけだけど、ならもっと簡単に挿入るはずなのに実際どうやっても挿入らん。
そこには攻めの丈さんのトラウマがあった…
…と、こちらにもシリアスが。
なのに、なのに。
結局「挿入らなければ死ぬ」のカラクリに関与してたのは……⁉︎

私、ここでガクッときた。
な〜〜んだよ、と。
絵も綺麗で、丈さんも利勇も性格の良い人で、いい感じに読んでたのにな〜。
こんなオチですか…ちょっと気分が冷めました。勇二の恋人さんばっかりが可哀想じゃないですか…勇二はこんな事してないで恋人さんの夢にでも出てあげて欲しいよ。

「おじさま、未体験ゾーン」
アンソロジー「熟れおじBLー攻&おじ同士ー」に収録されていた作品。
そちらの方で読了済みでしたが、今読んでみると渡さんがそれほどおじさんじゃないよね。
この物語のキモは、渡さんの一人リバ?
バリタチ男性を、もっとバリタチの大人すぎる男が抱く、というのが美味しい。
ここから妄想タ〜イム!
バリタチおじ・佐山さんも若き日は誰かの受けだった…今の佐山さんは酸いも甘いも、攻めも受けも、の手練れおじ…若いタチを喰うのに目覚めたおじなのだ絶対!

3

さすがの設定です

オメガバ⇒運命の番⇒挿入できない⇒死んじゃう??
運命の番なのになんでエッチができないの??
こんな設定は藤峰式先生ならではですね!

今作はコメディだけじゃなくて、いつもよりもシリアスなところもある作品でした。
ふたりだけの世界じゃなくて、家族愛に溢れた優しいお話になっています。

おもしろかったんですよが「有給オメガ」や「番手当」ほどの衝撃はないのは、攻めが珍しく消極的だからでしょうか?
いつもと違うテンションといつもよりもクセのないカップルなので、ちょっと物足りなく感じるかもしれませんが、かわいくって楽しいオメガバはさすがだと思います。
とにかく受けのΩがいい子です。攻めのαも家族もみんないい子ばかり。もしかして、だから物足りなく感じちゃったのでしょうかね?

残念ながら…
表題以外にも短編でおじさんのお話があったのですが、それがあまり好みじゃなかったです。
あまりにも予想通りのお話だったからでしょうか。

他の兄弟やふたりの子供のお話の方を読みたかったなぁと思いました。

11

丈さんはきっと、彼氏力が足りない。

藤峰式先生は、傑作オメガバースを幾つか描かれているので。やはり期待値は高くなってしまう。これまでとは違うタイプのお話、と作者自身も扉に書かれているので、意欲作なんだろう。
攻めのブツが痛くて入らない、という点でいうと。藤峰式先生の比較的初期の方の作品で、「ハッピーエンドを信じてる」を彷彿とさせる。めちゃくちゃ可愛くて、笑わせてくれる、大好きな作品だ。本作は、少し不気味で。いわゆる「世にも奇妙な」物語だったりするのだ。藤峰式先生が、いつからデジタル化されているのかは知る由もないが、初期の頃と違って、益々硬く、白黒の稜線がハッキリとしている所を見れば、何だか仄暗い不気味さは増している様にも思えて。もちろん本作はホラーでは無いのだが、どこと無く怖い。

幼ない弟達の世話で、忙しい日々にまくられながら、利勇はスマホの記事を何となく見つけて「運命の番」に想いを馳せる。そんな都合のいい事があるわけ無いと思いながら、「突然の雨」に濡れて、運命と出逢う。互いに名前を聞くより早くホテル直行で抱き合う2人だが。どうにもこうにも攻めのブツが入らないのだ⁈…っていう。
「運命」に出逢えばすぐさま濡れる、ここまでは良し!ところが何故入らないのか⁈
いや、その前にやることあるだろう‼︎
互いの事を知って。想いあって。愛しさを知る。
それだ‼︎
「俺たちは運命力が足りない‼︎」
え⁈ 些かナナメ上な気もするが、2人は「運命力」を育もうとする。
どういうわけだか、謎のネット記事も「番関係を早く結ばなければ、死ぬ。」などと煽って来るのだ。
2人を呪い、占うかの様に、不穏な事故に遭い続ける2人。と、利勇の兄弟たち。全然入らない事に焦りまくる利勇。
途中、フラッシュバックする丈さんの過去。
そう、丈さんは過去に大切な人を亡くしていた…。
ちょっと待って⁈ 彼は元彼⁈ 亡くなった彼こそが丈さんの「運命」だったの⁈
と、読者はミスリードされそうになったりもする。
結局、丈さんの方の心の瑕が、「運命」を阻んでいたというオチなんだけど。
よくよく考えたら、「受け入れられない」方が阻んでそうな感じもするので、何か逆なのでは⁈ 感が否めないんですよね。だって、入れられない時点で、繊細なアレってば萎えそうなのに、ギンギンなんですよねぇ。不思議。
けど、愛しちゃったから。利勇がどんな丈さんでも「受け挿れた」で、めでたし!なのかな。少々モヤるところではあります。
不幸な死を遂げた勇ニさんからの贈り物だった…というラストのオチもほの怖く。
お茶目っぽく描かれてはいるものの…。です。
今ドキには珍しく、兄弟が多い深草家ですが、次男の朝陽くんは作者もお気に入りというだけあって、今後の活躍が期待されます。というか、既に何かの作品に出てるよね⁈ なルックスの彼。「攻め様検定管理局」の二階堂の様でもあり、他にも居たよね、な誰かでもあり。

同時収録は、これまた本作のカップリングにはもってこいな仄暗い怖さ。
「おじさま、未体験ゾーン」
アンソロジー「熟れおじBL」に編纂されただけあって、攻めも受けも「熟れおじ」。
年下好きのタチ専の渡は、40歳だが、彼よりもさらに皺も深い年上の佐山さんに美味しく戴かれてしまうというショートストーリー。バリタチ処女(しかもおじ!)ですら可愛い猫ちゃんにしてしまう佐山さんの過去と武勇伝を知りたいところ。
でも、藤峰式先生の真骨頂は、やっぱりイケメンときゅるるんだったりするので。
これはこれで「怖い」んです。

描き下ろしとあとがきには本編の後日談。2人の愛の結晶が。
いやー、深草家には幼ない兄弟がいるので、丈さんいきなりの子沢山パパだよね。
優秀な α だから余裕の生活力とパパ力だろうけど。
足りなかった彼氏力をここで大きく埋め合わせてくれそうな幸せの予感。

10

運命力とは?表紙裏は読後に見ましょう。

楽しく清々しい気持ちで読み終わりました。

色んな設定が混じっていて、キャラもみんな良くてネタも面白く、オメガ性を利用しようとかもなく良かったです。

運命力とは何か?1冊を通しての謎が最後に解けて、始まりからこれまでの全てが表紙裏にネタバレしてあります。表紙裏は絶対に最後に読んでくださいね!

両親を2年前に亡くし6人兄弟の長男でオメガの利勇は毎日子育てと家事とバイトに明け暮れ…。
もっと割のいい仕事をスマホで探していたら…。

丈との出会い。これが運命の番なのか!今までにない体の反応。そしてそのままホテルへGO!
しかしなぜかできないのです。

それは運命力が足りないようで。しかも出会って一ヶ月以内に番にならないと二人とも死んでしまうと…。

運命力とは何か?
兄弟のためにも死ぬわけにはいかない利勇と、なにか秘密があるような丈。

お互いに何も知らなかったところから、交流を重ね少しずつ知るにつれ惹かれていく二人。
そこへ大ピンチに。大好きなあなたと一緒ならもう死んでもいいです…。いや、君と生きていきたい!

あんまりネタバレしてはいけませんね。
とても清々しいお話でした。突き抜けたキャラとか吹き出すようなネタとかではないのですが、とっても面白かったです。

6

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