カラーにくちづけ

color ni kuchizuke

カラーにくちづけ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神54
  • 萌×240
  • 萌22
  • 中立8
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
19
得点
504
評価数
126
平均
4.1 / 5
神率
42.9%
著者
OOY 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
笠倉出版社
レーベル
カルトコミックス PLACEBO collection
発売日
電子発売日
価格
¥790(税抜)  
ISBN
9784773062212

あらすじ

連載時から話題沸騰!
とろけるくらい甘くて優しいDom/Subユニバース!

大学生の黒田美樹(ミキ)は、過去に無理やりカラー[首輪]をつけられ、Domを拒絶するようになったSub。
「こんな性もDomも大嫌いなのに…」
そう頭では否定していても本能は支配を求め続け、溢れる熱を官能小説で満たしていた。
ある日、ベビーシッターに訪れた先でDomである森屋と出会ったミキ。
警戒しながらも仕事を終え帰ろうとしたところ、リビングの本棚で例の小説の未発表作品を偶然見つける。
思わず夢中で読みふけっていると、昂ぶった下半身を森屋に気づかれてしまって…! ?

【第二性】と呼ばれる主従関係が存在する世界で芽生える、
幸せと愛にあふれたDom/SubユニバースBL。

圧力での支配じゃなくて、
アナタの優しい支配=“愛"が欲しい…。

表題作カラーにくちづけ

森屋真,官能小説家
黒田美樹,大学生

その他の収録作品

  • 書き下ろし:もっともっと好きになる

レビュー投稿数19

カラーは縛るものじゃないんだ!

着眼点が新鮮でした。

無理矢理カラーを着けられてしまったサブ。
その相手のドムは勘違い最低野郎で…。

こんなサブならウェルカムだよ〜な攻め。
そんな設定もありなの?なサブ。
大人で優しくて知性があって、こんな人が僕のドムなら…。
しかも実は大好きな官能小説の作家だと!

カラーは着けたサブと距離を置いても外せないものなんですね。そこまで縛られるなんて(泣)

セーフワードや触れ合いで助けに来てくれて。
こんなサブなら!よろしくお願いしますですよ!!

あの勘違い最低野郎なサブもお気の毒ですが、だからといって許せませんよ。ぜひ調教してやってください。

0

Dom/Subユニバース

Domの森谷の家にSubのミキがベビーシッターにやってくるところから始まります。

子どもと遊ぶ程度なので子育てBL感はないです。
森谷がなぜ父子家庭なのか、母親はどうしたのかについては一切言及されていません。

当て馬の羽賀はSwitchで過去に教師に強姦されている描写があるので苦手な方はご注意下さい。

Domに対してトラウマがあるミキが森谷のことをすぐに受け入れているのが謎でした。
ミキと羽賀の関係もよく分からず全体的に説明不足な印象です。

シーモアは白抜き修正でした。
ほぼコマンドを使わない甘々セックスでした。

0

愛するということ

Dom・Subを初めて読んだ作品で、すごく良いお話だなーとジンワリしたのを覚えています。

Dom・Sub設定はそんなに得意な設定じゃないのですが、この作品は好きです。痛くて切ないシーンもあるけど、優しさが見え隠れしていたからかな、Domの森屋の包容力と理解力に惚れ惚れしました。

支配と従属がテーマのDom・Sub作品に、どちらかといえば私はギラギラした印象を持っていましたが、森屋とミキの関わりには美しさを感じました。森屋が支配でどうこうすることなく、トラウマを抱えたミキを慮って見守っているのがすごく良かったです。
ミキに"カラー"を着けた羽賀のやり方の方が、Dom・Subぽいんですよね(私の勝手なイメージです)。無理やりだし、自分勝手で嫌悪感しかなかったですが…。


この作品は、DomとSubの関係の良いところを見させてくれました。

「首輪(カラー)は Subを縛る道具じゃない」
「愛していると誓い合って贈るものだろう」

の言葉には胸を打たれました。Dom・Subの支配と従属関係って嫌な感じだなと思っていたけど、本当はそんな意味じゃないし、一方的な歪んだ関係を求めるものではなかったんですよね。

「支配」は「言うことを聞かせる」という意味じゃなく、愛のある「お願い」や「自分だけのあなたでいて欲しい」って意味なのかな…なんて思ってしまいました(〃ω〃)
愛する人のお願いなら、Subだって喜んで受け入れますものね。


なかなかに深いストーリーで面白かったです。
森屋みたいな、クマさんみたいだけど穏やかで包み込むような雰囲気の人…好きだな〜(´∀`)
娘ちゃんも可愛いくて2人の仲を認めてるみたいだし、幸せいっぱいな結末でした。
読後感も良く満足な一冊です。

0

あまあまDomな小説家攻

こわーいDomの支配から抜け出て、あまあまDomに愛される話。DomSubが、パートナーを持つ代わりに小説を読んだり、書いたりすることで欲望を満たす、というのは新しい解釈。

女の子にも見えてしまう受ちゃんと、ちょっとモサい攻くん、というビジュアルは好みではないですが、北風と太陽的な話の流れは好きです。

潮先生の小説もあまあまな感じなので難しそうですが、もう少し強めの森屋さんも見たかった・・・!痛いのとか怖いのは可哀想でみてられないけど、受ちゃんが恥ずかしいのはひたすら可愛いです。あとこちらのDomちゃんは、結構強引なのも好きそう・・・。

攻くんはシングルファーザーなのですが、そこに関する詳しい言及は特にないです。子供がキーになっているというよりは、受ちゃんが家に来るためのベビーシッター設定なのかな?と思いました。

0

Subとdomが少しわかった気がする

SMが苦手で、それと似た感じのSubとdomもあまり好きではなかったし、その世界観がよく分からなかった。
SMとオメガバの合わせた感じなのかな、と思ってました。
今でも、よく理解しきれてないです。

このカップルに限るのかもしれないけど、甘やかして褒めるのがdomの役目なのかなと思いました。
コマンドして上手くできたら褒め、そして癒しの時間を与えるみたいな。SMもそうなのかな?Sは指示を与えるけどその分ちゃんと褒めるという。

主人公さんがカラーを外せなかった理由がちょっとわからなかった。カラーを自分で外せないのもSubの特性なのかな?
結局Switchというのはどちらでもなり得る存在という事なのかな。
ちゃんとした相棒に恵まれなかったミキは辛い日々を送ってたんだね。
これからは甘〜く甘やかしてくれる森屋さんに甘えましょう。
伏線が回収されていないイメージがあるので、多分続編があるはず。

3

Dom/Subも良き…

正直Dom/Sub設定って萌えてなかったんですけど、この作品読んであー…こういう感じでストーリー展開するとすっと入るなぁと思いました。

わたしが特に違和感を感じるのはコマンドで、なんといっていいのか、急に技名がはいってくるような感じがして作品の世界観ぶちこわしてるような気がしてました。

でもこちらのストーリーのコマンドの出し方は自然でコマンドだけじゃなくて、多少不自然ながらもせりふの中にあることでコマンドだけのときの違和感はなかったです。

受けの相手が胸くそだったのですが、彼も被害者でどっちつかずのSwitchとして苦しんでいたんだなと思うと同情します。
一番の悪はレイプしたあの先生だな。くそすぎる。
不幸になっていてほしいレベル。

編集者の仁川さんがナイスアシストすぎてこれはスパダリ候補なのではないでしょうか…

Dom/Subはpixivでもしっくりせず、商業既読でもしっくりこなかったですが、こちらの作品を最初に読んでいればよかったなと思いました。
おすすめです。

6

Dom/subのお話2冊目です!

以前dom/subのお話読んだことがあってそのエロさにすっかりはまってしまいました。今回はSwitchという特殊な性が出てき興味深かったです
しかしdom/subとはなんというエロい関係でしょう
今回は特にエロい受のミキが唇ポッテリ感がエロい
攻の森谷はもっさり眼鏡で大型犬というか森の熊さんというか髭剃ったらイケメン紳士に…この2人の年齢差とか体格差がまた良い!
森谷の胸のなかにミキがちょうどすっぽりは萌えます
好きなシーンはミキがセーフワードの愛してッと言うのですがその後横抱きで素股してるとこですかね~はわわわっえっろーとなってしまいました
森谷には1人娘のしーちゃんがいるのですが、バツイチなのか死別なのか奥さんの話がいっさいなかったので、そこがもやつきましたが、シーちゃんは可愛かったです

ミキも優しい森谷にどんどんひかれていくのですが森谷もミキが愛しくて可愛くて自分のものにしたいというシーンがあったのでそこもきゅんきゅんでした
ミキは確かに色っぽいし可愛いです2人のdomに愛されているけど同級生の羽賀は実はSwitchで過去にレイプされててトラウマになっててつらかった
もっと嫌なやつだったら良かったけど、これはね~かわいそうです
でも仁川と羽賀はなんだかんだでうまくいきそうですね
今回のdom/sub物は優しく癒される作品だったと思います

6

二重三重に

メイン2人のエピソードから、脇キャラのエピソードまで、何重にも楽しむことができました。

大型熊なDom攻めは、包容力があって臆病な受けを包み込むような優しさが良い。
そんな彼に、臆病だけど大胆な受けが、イイコイイコされてるの最高に萌えました。
Subとしての特性ゆえか、自分ではなかなか現状を打破できない受け。

少しもやっとするところもありますが、優しいプレイで愛されてるのが似合っていました。

メイン2人の話よりも、目がいってしまうのが脇キャラ。
こちらのほうがインパクトが強くて、びっくりしました。
その割にはあまり描かれていないので、余計に気になってしまいます。

メインと脇でDom/Subの印象が全く違うので、個人的には優しい物語の方が安心して読めて良いなあと、再確認させてもらえるお話でした。

3

くちびる 色っぽい子だな

あたしが読んでいいのか毎度悩む特殊設定
基本節操なしなのでなんにでも手は出すんですよ ただ上手く落としこめない

Dom/Sub読むの2冊目です

本能があるのはいいんです
そこに抗って苦しんでくれるのは個人的には惹かれるんです
でもなんかこう って思ってたんですよね

使い方上手いな

抗ってきたもの 拒んできたもの
否定したかったものを難なく砕いていく

これたぶん この設定がなくてもいけるんだろうな
あの 大人の優しさってところがメインみたいなお話だから

例えば 家庭崩壊で大人を信じられない子が 優しい家族の疑似体験で癒されてくって話でもいけちゃう感じ?

いやまぁ 設定あるのでそうはイカのきん……下品なので止めときますw

あたしこれキライじゃないわ
誰が苦しいんじゃなくて みんな苦しんでるもの

その性に振り回されることに苦しんで
差し伸べる手も 救済の手もあって 特殊設定気にならないくらい優しいお話

ただね 詰め込みすぎたかな?
んんん 優しい話ではあるんだけど 苦しんだ過去が その恐怖に見合わないくらい軽いんだよね

そこが物足りないと思うか 否か

いや よかったんですよ ほんとに
なにより子どもが邪魔しないのがいいッ!

はじめての作家さんだったし 地味に馴染めない特殊設定で身構えたけど
ほんとに読みやすくて 良かった

0

思った以上にエロかった

個人的大注目ジャンル、Dom/Subユニバース。
色々読みたいと思いつつ、本作はもしや子育て?と敬遠しちゃってました。

結論から言うと「子育てBL」ではありませんでした。

受けのミキは、何か心に傷を負っているSub。
首にカラーをつけているけど、お相手のDom、またDom全般を怖がってる。
ある日、依頼主の森屋がDomだと気付き…
逃げ出したい気持ちを抱きつつ、森屋が優しくて、落ち着けて。

森屋に対して揺れる気持ちを描きながら、これまでミキの身に起きた事が語られて、なぜミキがDomを怖がっているかが明かされていきます。
そして、その原因のDomが現れ、あわや監禁⁉︎…

けっこうな起承転結があり、事件もあり、恋心もあり、エロもあり、もちろんDom/Subとしてのストーリーもあり、の盛りだくさん。
その割に、なのか、そのせいで、なのか。
設定には所々穴があるようにも思えますね。
例えば、しおりちゃんのお母さんは?とか。
羽賀とはどうなってたの?元々同居?そこから逃げ出してたの?
なら何でカラーが取れないの?
とか。
成人になってからのDomって…?とか。
SwitchにはSubもDomも必要なの?とか。

これまで苦しかった分、森屋が本当に甘くて優しい人なので、読後感は良いです。
ミキも羽賀も、幸せ掴んで欲しいですね。
(羽賀はSubになって仁川さんに甘やかされればいいよ)

2

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