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melon no aji
精神疾患で咳出るの?という薬や疾患に知識を持っているという方のコメを見て精神疾患持ちからコメントさせていただきますと「出ます」。
書物やwebでは関係ない(実際ヒットしない)など記載されていますし、単なる風邪と疑われる方も多いから疑問に思われる方も多いでしょう。薬の副作用かもしれませんしそこは個人差だと思います。
(余談:病は気からっていいますし、その気が滅入ってるので病院からは無視され処方箋に咳止めはくれず年中市販薬で抑えてますが。)
リアリティもあって設定も細かく描かれていて私自身、感情移入してしまいましたし、きちんと前を向こうとしている木内さんと自分を重ねてしまって涙しました。
逆にこういう症例もあるんだ、そういう寄り添い方(支え方)もあるんだということも学べる一冊です。さらに、まだ世の中寄り添ってくれる人も少なからずいると励まされる(?)、幸せを分け与えてくれる(?)作品だなと個人的に思い神評価にしました。
(下巻の内容を含んでのレビューを書いています。上巻は作品への敬意と序章として物語への引き込み具合が素晴らしかったので結局のところ神評価)
この二次元においてリアリティがあるのは…って方は控えたほうが良いかもしれません。
追記:上下セットで購入されることをオススメします。(上巻の終わりが次が気になって仕方のない状態で幕を閉じるので)
カッコが多くてすみません。少し妬みを含んでます。気分を害された方、申し訳ございません。
作家買い。
絵津鼓さん作品、ちょっぴりお久しぶり?な気がしていて、しかも表紙の雰囲気が絵津鼓さんのイメージとちょっと異なっていて。ん?もしかしてシリアス展開なのかな?なんて思っていたのですが。
上巻のカバーの折り返しの部分(「そで」って言うんですかね)とか下巻の「あとがき」を拝見して、絵津鼓さん、体調崩されていたんでしょうか。もう大丈夫なのでしょうか。ご自愛ください、先生。
ということでレビューを。
絵津鼓さん作品て、ほのぼのっていうのか、可愛いっていうのか、ほっこりするっていうのか。そんなイメージが個人的に強いのですが、今作品はねえ、なんて言えばいいのかな。
すっごく心に突き刺さる。
そんな味わい深い作品でした。
主人公はライブハウスで働いている中城くん。
その日もいつものように働いていたが、常連客の木内という男性にいきなり居候を頼まれてしまう。同棲していた彼女に振られ、家を追い出されて行くところがないのだという。やむなくそのお願いを聞き入れ自宅に連れて帰る中城くんだったがー。
というお話。
BLではテッパンと言える二人の恋の始まり。
親の持ちもののビルの最上階に棲む中城くん。
そして、働いている様子はないのに金銭的な問題はなさそうな木内くん。
お気楽な若者たちのお話。
という描写から物語はスタートするのですが。
いやー。
いやいや。
こうくるか!
切ない、というのとはちょっと違う。
けれど、傍からは見えない「何か」を抱えた男たちのお話なんですね。その「何か」を乗り越えようとして、もがいて、あがいて、傷ついて。一人では乗り越えることができなくて、立ち止まってしまった、そんな男たち。
何だろうな。
自分と重ねてしまうっていうのか。
大なり小なり、こういう闇は誰もが抱えている気がします。そこを、シリアス過ぎずに、けれど軽視することなく、ストーリーを紡いでいく。その絵津鼓さんらしい温かさとか、優しさに包まれている。そんな感じ。
今作品は上下巻が同日発売になりました。上巻では二人は身体を重ねることはありません。ないのだけれど、触りっこはあります。絵津鼓さん作品なのでエロ度はもちろん高くないのですが、その触りっこがね、とってもエッチです。お互いの傷をそっとふさぐような。
上巻は中城くんの抱えた想いがメイン。
でも木内くんもまた、何かを抱えているのだろうということが読み取れる。
そして、タイトルの「メロンの味」。
これ、どういう意味なのかなって思っていたのですが。
作中、「メロンソーダ」が登場します。メロンじゃないのにメロンのような「何か」。けれど人はそれをメロンだと思い、そして愛しているし受け入れている。
んー。
味のあるタイトルだなあと。
そして、これも書きたい。
表紙がとても素敵です。絵津鼓さん作品は割とポップな表紙のものが多いですが、この色合いに、この絵柄。
で、紙質が良い…!
普段、本には透明のブックカバーを掛けていますが、これは掛けずにそのままで置いておこうかと思ってしまった。
先述しましたが、今作品は上下巻ものです。
下巻もまとめて購入されることをお勧めします。
みなさんも言ってる通り、セリフなどの文字がない、描写だけのシーンが多いので故に、読み手に物語を想像させるような余白があってエモさが引き立つ作品でした
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あと、下の方にページ数が書かれていて漫画ってあんまない、、ってか見たことなかったので新鮮。
タイトルになっている『メロンの味』ってどういう意味なのか考えたんだけど、木内が中城と喫茶店にいったとき中城のメロンソーダをみながら『メロンソーダのメロン味って実際のメロンと違うのに、偽物なのに、みんなに受け入れられていて羨ましい』というシーンがあります。
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当時天才だといわれ、でもバンドを起動に乗せられず、今では精神的に外に出られない時もある木内にとって偽物のメロンなのにそれがわかった上でみんなに受け入れているのが羨ましいのかな、
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この作品は全体を通して穏やかなシーンが多いんですが、物語の中で、暮らしているうちに中城は木内が鬱の傾向があることを知ります。
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木内は『死にたい』といっても、止めることができない中城が好きなんだろうなって思いました。自分のエゴを相手に押し付けないというか。。死にたいって、言える相手がいるのすごいし、それくらい中城のこと信頼してるんだとも..自分にとっては愛の告白よりすごい。
上巻73pの木内の言葉で『自分で自分のこと大事にしていたら大事にしてくれる人と絶対出会えるから!!』というシーンあるんですけど、この言葉、大きいコマじゃないけどホロリしちゃうくらい好きです。これは中城にいったようでいつも木内自身が自分に言い聞かせてる言葉だと思いました。その大事にしてくれる相手っていうのが木内にとって中城で中城にとって木内だったらいいな〜〜、、
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私的に思うことは、鬱で外に出られなくて働いてないけどお金はある木内も、親に援助されながらフリーターしていた中城も、特別ではないし普通だと思う。シンプルに自分が後悔しない道を歩めばいいな〜と
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この作品は、漫画らしい起承転結や関係が進展するような事件などは目立って無いと思います。でも、だからこそリアルで現代社会を移しているようにも感じます押し付けがましく無いというか、あえて描き切らないところがすきです。
絵津鼓先生はじめましての漫画だったのでまた読みたいと思います!
最近は、コミックも電子書籍購入がメインだったけど、この本は紙の本で購入。
これは本当に、紙の本で買ってよかった。つ
この不穏な感じのカバーイラスト、これ自体が絵として目立って充分興味を引くけど、さらに、手に取ってみた時の、このカバーの「紙」が「神」!
この紙の質感が、イラストの雰囲気とすごく合ってる。
ihr HertZは基本的に上質紙使用のレーベルだけど、このカバーの紙といい、本体の紙の白さといい、すごく、すごく、作品内容と合っていて、本当にとてもいい。
内容とこの装丁で神+です。
絵津鼓先生の絵は可愛らしいイメージが強かったのですが、少し変わりましたよね。
目の下の線があるだけでだいぶ印象違います。
今回は受けもかっこよくて新鮮です。
時折見せる木内さんの影を感じさせる部分。これはどういう意味なんだろうと考えながら読みましたが上巻ではまだ分からず。
色々と謎がところどころで出てきました。
ナカジョーくんも元彼や家庭環境複雑で…。
ゆっくりとふたりのことを知っていく。そんな上巻でした。
電子でとりあえず上巻読んでみようと購入したのですが、読み終わってすぐに下巻を購入していました。惹き込まれました。
絵津鼓先生の紙本は漏れなく購入してますが、今回のカバー表紙が発表された時は絵柄の違いにビックリしたんです。
絵津鼓先生の描くちょっと惚けた可愛い受が大好きだったんですが、こちらの作品は可愛いからカッコいいに変化してました。でも絵津鼓先生らしい良さは、そのままだったと思います。
木内がふと見せる表情に、何度もハッとさせられました。そして中城がゲイだと知っても距離を詰めて来る木内がとても自然体なんです。
二人の淡々とした暮らしぶりの中に、サラッと入り込む仄暗さがとても魅力的で一気に世界観に引き込まれました。
上巻の時点でキスやお触り程度はしてますが、まだ恋心は生まれていません。ただ、二人でいる姿があまりにも自然で、とてもお似合いに見えます。
これから下巻を読むので、二人の関係がどうなるのかとても楽しみでちょっと怖いです。
を、感じられた作品。これまでの作品は個人的にはポップやキュートのイメージがあって、それはそれで今も好き。今作は今までのイメージとガラリと変わって落ち着いた、深さや奥行き的なモノが感じられる作品でした。「体験」したからこそ会得した「何か」があったのだろうなぁ⋯と思いを馳せました。絶対に上下巻通してお読みになる事をオススメします。
作家買いです。久しぶりの絵津鼓先生の新作、ウキウキしながら手に取りました。今回から絵柄がガラリと変わっています。今までの可愛らしい感じから大人っぽくなっていますが、先生が故意で変えたものだそうです。今回の作品にはその大人っぽい雰囲気がとても合っていて、違和感なく読めました。絵柄が変わっても魅せ方は相変わらず素晴らしいし、絵津鼓先生の世界が広がったのかと思うと、ファンとしては幸せな気持ちになりました。
肝心のストーリーは、ライブハウスで働く中城くん(受)が、常連客の木内さん(攻)を居候させてあげるところから始まります。
ゲイの中城くんと、ノーマルな木内さんは、恋愛ではないけどお互い抱えてるものなどを察して、親密になっていきます。暮らしてみたら案外心地いい2人の世界。だけど今後の不穏な雰囲気を残して上巻は終了しました。
めちゃめちゃ良いところで終わっているので、これから買う方は絶対に上下巻一緒に買うことをオススメします!
タイトルのメロンの味は、今の所解明出来ず。メロンの話が、メロンソーダ、メロン(きゅうり?)のシャンプー、と出てきますが、今後どうなるんだろう。メロンの味=嘘ってことなのかな?
下巻を読むのが楽しみです。
なんだか強引な流れで同居することになったナカジョーと木内のお話。木内は別れた彼女のことがまだ好きで、ナカジョーは付き合っている男とも親とも上手くいっていないゲイ。継続して描かれ続けてるのは、木内が何かを隠してるということ。
上巻ではまだ二人の人間同士の触れ合いといったところかな。恋ではない何かが生まれているような。
印象的なシーンは、木内が10年も何も生み出していないと打ち明けるところ。この言葉は重すぎる。自覚するだけで自分の存在価値を見失いそうなのに、口に出して他人に言えるのがすごいなあと。ナカジョーが言う「知らない人間」だから良いって本当にその通りだと思いました。だからこそ話せる距離感の二人がすごく良い。
謎も問題も残したまま、閉塞感と共に下巻へ。最後のモノローグが過去形になっていて、とても気になる終わり方でした。
この作品本当に好きすぎて憂鬱な時に何回も読み直します。
まず、必要以上にお互いを明かさないって漫画って感じです表紙も内容も表現も大分エモいです。
ゲイだけど男の子と住んでしまってそれに本気の恋愛したいのにやり捨てられたら辛いって気持ちわかる。
情が移った相手がただの遊びだったなんて考えたら辛いんだろうなって。だからいつか消えちゃうのが心配だしいつ消えても良いようにあんまり互いのことを言わないのかなって思った。