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テオの変化しようとする心、ルイも自分の今ままでのルイに対する心情が変化していきます。結局お兄ちゃんもルイのことが?,,,,
とにかく右にベクトルが向かっていく様は美味しいですね
『NEVER GOOD ENOUGH』の2巻目かつ完結編。
今作品は登場人物は多くありません。
大学教授のルイ。
ルイを手酷く振った元カレのニック。
ニックに執着するニックの弟・テオ。
ちょびっとずつ歪んでて、程よくクズで、そして果てしなく不器用な男たちの恋のお話。
んー。
1巻を読んだとき、ニックに振られたルイが、テオに救われる話なんだな、と思っていたんですよ。が、今巻を読んでちょっと感想が変わりました。ルイとテオ、少しずつ何かが欠けていた彼ら二人が、お互いの存在によって救済されていく。そういった話だったのだと。
テオはニックに激しい執着心を見せていましたが、その理由が見えてくる。1巻ではかなりヤバめな弟くん、の姿を見せていましたが、ちょっと切ない…。そして、それと並行して、ニックの「歪み」も見えてくる。彼らもまた、とある人物の被害者だったんだな、と。
父親からの呪縛から逃れられずにルイと別れを決めたニック。
そこから自分の意志で逃げだし、ルイの手を取ったテオ。
この二人の兄弟の選んだ選択が、大きな分岐点になった。
その分岐点になったルイという男の存在感が改めて浮き彫りになった気がしました。結局ニックは婚約破棄をしたわけで、ニックもまた、ルイを深く愛していたのだと。ルイとの別れの選択をした自分の判断に後悔してたのかな、なんて思ったりしました。
これね、ルイが完璧な男性じゃないっていうのがまた味がある。
自分を振った男の弟、しかも自分の大学の学生のテオに見栄を張ってみたりするところはなんとも子どもっぽくてダサい。
ルイに振られたことがトラウマになって、テオとの新しい恋に憶病になってみたり。ぐるぐるしてみたり。
が、そういうところに親近感がわいた。どこにでもいそうな、そんな感じ。
そんな子どもっぽく、危ういアンバランスさを持ち、けれどその一方では懐が広く優しい人物。そんなところがルイの魅力なのかな。
1巻で、真っ暗な、病んだ瞳をしていたテオが、少しずつ「自分」をさらけ出し、一途にルイを愛し、求めて縋る。今まで、彼そのものを受け入れてもらったことがなかったテオもまた、ルイを愛したことで大人になった。カッコいいです。
テオが可愛いんですよ。とっても。
でも、個人的にニックの不器用さに滾りました。イケメンで、人当たりも良く優秀で、完璧な男・ニック。けれど彼は、一番大切なものを自分の手で放してしまった。
ひと言でいうと「攻めザマア」なのかな。
手放した大切なものは、二度と手に入らない宝物だったのだと。
その不器用さに、不謹慎にも激しく萌えた。
CTKさんて、すごくドツボな設定のお話を描かれる作家さまなのですが、もう一声ほしい…!と思うこともあるんですね。ごめんなさい、個人的な感想です。今作品でいうとルイがテオに惹かれていったその過程が少し弱いというか分かりづらい。が、そのちょっと足りない感もまた、作品の味になっている感じもする。そういった意味も込みで、独特な世界観を放つ作品で、めちゃめちゃ萌えました。
1巻は神でした、今後の期待が高まる感じで。2巻は次巻以降で戦っていくぜ~っていう中間の巻なら良かったけど、これで完結と言われてしまうとちょっと…。テオの歪みの根源に関わる問題が解決してない気がするんですよね。確かにカップルは出来上がったけど…とモヤります。
ルイがニックよりテオを選んだかと思われたところで終わった前巻からの続き。まだルイの気持ちは曖昧で、テオも本性を隠していて、先がとても気になります。で、ルイがニックと決着をつけ、さあ今度はテオのターン!と期待してページをめくると、肝心なところは何も描かれず事後に飛んでました。
父親に問題が!?とあれだけ匂わせておいて殴られ痕と短いテオのセリフだけで済ませてしまい、テオの本性とは…?となります。しかもその直後のルイのセリフが酷すぎる…父親の心理的虐待を指摘したのと同じ口で、その父親が吐いていそうなセリフを言っちゃってるんです。
そんなルイに縋り付くテオは、ルイが何もかも初めての相手だと打ち明けます。友達もいないと言い切るくらいなので、ルイへの執着は自然な流れ。哀れみを感じないことはないけれど、他に目を向けることなく一生ルイ一筋っぽくて、きっとお互いにとって幸せなんだろうと思えるところは良かったです。
描き下ろしは指輪のオチが最高でした!ルイの吹っ切れた感とユーモアあふれる腹黒感がツボ。
評価はとても迷いました。モヤモヤは残っても、BL的にテオとルイのカプ成立までの経緯と関係性にはすごく萌えるんです。てことで、謎はいつかどこかで解かれることを期待して萌え2。
すこし海外味のある漫画だなーと思って1巻から読んでた。だんだんルイがちゃんとテオにちゃんとした好意を抱いていくようになって、身体を許しあって…最高にふたりが愛おしいです!!
言葉選びがやっぱり海外味あるからちゃんと読まないと理解するのに時間かかるとこある笑
テオにちゃんとした好意を向けられて絆されて喘がされちゃうルイが可愛すぎてまじで愛おしい…好き…
あと顔がめちゃくちゃにいいです。整った顔大好き。
これは海外あるあるかもだけど、幼少期は前髪長くてそこから大人になっていくにつれてオールバックになっていくの最高に好き。幼少期かわいいしオールバックかっこいいしもう海外の男性オールマイティすぎてもう愛が止まらない(???)
2巻はえちえち満載でめっちゃえろかったです(語彙力)
NEVER GOOD ENOUGH(2)とあったので、まだまだ続くと思ってたのに完結してて驚きました。
ハッキリ言って良さは分からなかったです。描き方が独特で時系列が分かりにくい面がありました。
トムソン兄弟のどちかが好きかで印象の変わる作品だと思います。
私はテオ贔屓なので最後までニックが不気味にしか思えませんでした。
でもルイがテオを選んだ事で、トムソン兄弟が父親からの呪縛を振り切る切っ掛けになったのは確かだと思いました。
読んでる途中で父親を社会的に抹殺してやれば良いのにと何度思った事か…。
それでモヤモヤして途中まで中立だったのですが、ニックが婚約破棄したとあって萌になりました。
これからのニックの父俺への抵抗まで描いて欲しかったです。
1巻を読んで、この話の展開はどうなるのだろう?ととても楽しみにしていました。
けれど2巻を読んだ後、あまりのあっさり具合に拍子抜けしてしまいました。
ルイの人間くささ、テオの得たいのしれなさ。そして元カレの執着。
この3人がどのように恋を展開していくのか、そこが楽しみだったはずなのに。
1巻で感じていた、うすら寒い気持ち悪さや得体の知れなさが失われていました。
より感情の部分がフォーカスされていて、心情を読み取ることができます。
ただ、もっとテオや元カレの方向で掘り下げが欲しかったです。
感情メインで描かれているので、わからない背景要素が多く、こちらがくみ取って想像することしかできませんでした。
あえてそうしているのであれば、もう少しだけ要素が欲しかったかなと...
良いなあと思ったのは、テオのわんこ具合でしょうか...
得体の知れなさは、鳴りを潜め普通の年下ワンコ攻めになっています。
彼にとってはきっと良かったことだとは思うのですが、この普通に酔ってしまったことが面白さを感じなかったのかもしれません。
大学の教員であるルイが、7年つきあった恋人ニックと別れるところから始まる1巻。
この2巻で完結です。
ニックはなんでもできるイケメンスーパマンですが、その弟テオは執着癖のある変人。
傷心のルイのところに、何でも兄の真似をするテオがやってくる。最初は、やたらかみついてくるテオに対して、ルイはからかってやろうぐらいの関係ですが、次第に、厳しい父親に対する承認欲求を持った兄弟の人間性が浮き彫りになってきます。
心は無垢で、初めて家の外に出たひよこをかわいいと思うような心境なのか、テオがだんだんかわいく見えてきます。
1巻は、ルイの家に来て、変人テオから離れるように言うニック(それはそれで未練ありか)に対し、テオを守るようなルイ、というシーンで終わっているので、この2巻が待ち遠しかったところ。
ニック、テオ、そしてルイそれぞれに自分の道を見つけていくラストで、面白いお話でした。
この作者さんは人間ドラマを描かれるので読み応えがありますね。
んぇぇ…?きれいに終わったけどスッキリしない…。
私の読解力が悪いのかなぁ…と1巻読み直したら、
もっともっとモヤモヤが増した( ˘•ω•˘ ).。oஇ
この流れからのコレ??みたいな…。んぇー…;
2巻の序盤まではなるほど!と楽しく読んだけれど、
最終回のまとめ方がどうにも合わなかったようです。
誰に感情移入するかによって感覚のズレが生じる最終回だったな~と思います。
ネタバレ含む辛口レビューになりますので以下注意。
(ストーリーはあらすじとおりなので割愛)
(というかあらすじに内容の8割~9割書かれている…)
完璧な男として生きるニックが、
ルイとマイノリティなお付き合いを7年も続けたのか。
序盤ではその理由を感じ取ることが出来るんですね。
ルイはさりげなくニックの本心を見抜いて助け船をだす。
完璧な男にならなければというニックの重圧をルイが軽くしてくれた。
きっとテオが無自覚でルイに惹かれ始めてたのは、
ニックと同じ理由だったんだなぁ…と察せられます。
(無自覚でトムソン兄弟の琴線に触れるルイは罪な男やでぇ…)
で、テオが1巻で見せた兄への執着心や心の闇は、
ルイと過ごす中で少しずつ前向きな変化が見えました。
トムソン兄弟のバックボーンが見えてきます。
父親から虐待されてたのはテオだけじゃなく、
ニックも同じように虐待されてたのだなぁ…と。
今ではテオを蔑むように遠ざけているニックですが、
幼い頃はテオの頭を撫でるような瞬間もありました。
きっと本来は仲が良かったのかもしれません。
それが父親によって歪められ現在に至るんだろうなぁ…と私は解釈しました。
ルイの存在が父親の耳に入り、何らかあったようですが
テオはルイを手放さないと心に決めました。
それはニックには出来ないことだったんですよね…。
↑ここまでは!!!
ここまでは鳩尾に来る重さが面白かったんです…!!
歪んだ兄弟に翻弄される構図に萌えて面白い~~~!
で。
ここにきて初めてルイはテオが虐待されてたことを知るんですね。
テオの自尊心が低い性格も執着心も愛に飢えてる原因も理解して。
これはルイがテオを救う物語だったのか~~!
と思いきや、話の方向が変わっていくんですよね…。
ニックにフラれたトラウマが蘇って、
テオとは付き合えない!
別れるのが怖い!(メソメソ)しだして…(ФωФ)ハァ?
その前の虐待の話はなんだったの…???
私はどーしてもこの流れがピンとこなかったです;
んで結局ニックにフラれたトラウマをテオが解消してチャンチャン。
本来ならフラれたトラウマは切なキュンなんだけど、
それよりもルイのプライド高さを感じてしまいました;
10歳以上年下の子が親から虐待されてると知ってもフォローなしなんですよね。
(トムソン兄弟の虐待エピソードがなければここまでモヤモヤしなかったかも;)
他、ルイがテオに向ける恋心がわかりにくくて残念。
傷ついた自尊心をテオが満たしてくれるから好きなのかなぁ…って見えちゃう。
(捻くれた解釈だけどルイは自分のことばっかでテオへの愛情が読み取れん;;)
あと個人的にはニックの傲慢さを貫いてそのまま結婚してほしかったなぁ…。
ニックのやることが中途半端にみえてガッカリした部分が正直ありました;
父親が絡む背景がチラ見せだけで明確じゃないので余計に理解しにくい気がします。
父親に疎まれ、兄から蔑まれ、
歪んだ執着を抱えて生きてきたテオを愛してくれ!!
と願わずにはいられません。
(ルイとくっついてハピエンだけど、ルイは愛されたがりっぽいからなぁ…)
私はどうにもテオに肩入れしてしまって、
フィルターがかかった解釈不足があると思います。
中立は厳しめ評価かなぁと悩みつつ読後のモヤモヤが強かったのですみません。