ごめんしたって許さない

gomenshitatte yurusanai

ごめんしたって許さない
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神194
  • 萌×2111
  • 萌50
  • 中立18
  • しゅみじゃない18

--

レビュー数
47
得点
1582
評価数
391
平均
4.1 / 5
神率
49.6%
著者
博士 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
価格
¥679(税抜)  
ISBN
9784758077231

あらすじ

大学入学を機に東京にやってきた北島健太郎は、
友達を100人作ろうと新歓コンパに参加するも
緊張で訛りが出てしまい、見事ひとりぼっちになってしまった。
アドバイスをくれる人もおらず、勧誘されるまま
日サロ・肉体改造・おしゃれにお金を使い一文無し。
イメチェンでゲイにモテモテになった健太郎は
ハッテン場でお金を稼ぐようになるのだか、
新歓コンパで唯一連絡先を交換した綺麗な髪色の青年・優くんに
売りがバレてしまい――。

表題作ごめんしたって許さない

優、読モをしている大学生
北島健太郎、田舎から出て来た大学生

同時収録作品ごめんしたって許さない

斉藤、ハッテン場で出会った男
北島健太郎

その他の収録作品

  • その後

レビュー投稿数47

絵がきれい

健太郎が地方出身で世間知らずだからと言って倫理観なさすぎな設定すごいですね。
大学に進学できる知能があり、ちゃんとした両親?に育てられたのにウリに抵抗ないのがすごい。
東京って怖いで片付けるのすごい。
その辺が全く受け入れられず、エロを描きたいための設定ですよねぇと思ってしまいました。
健太郎という人形みたい。
自分で考えられない人物設定、気の毒。
終盤にキレて人間味を出したのだと思いますが。
優にやさしくされて好きになる。
優しくされたら誰でもいいのか、な、となっちゃいますよね。
優くんは座っていた時は勝手に長身なイメージでした。読モだし。プロのモデルじゃなくて読モだから高身長でなくてもいいのか。
健太郎と同じくらいの背丈でしたね。
変な感想しか出てこなくてすみません。

絵がきれいでかわいいので見ている分には楽しいです。
健太郎がひどい目にあっていても悲惨さがないので軽く見てしまいますね。

1

かわいい

受けも攻めもかわいいです。

田舎から都会にやってきた純粋無垢な受けがDQN風に見た目が変わります。ただ、見た目が変わっただけで中身はそのまま純粋無垢です。見た目に寄せるでもなく、中身そのままっていうのがいいです。ちょろくて騙されやすくて、だからこそ放っておけないというか、大丈夫かこの子と心配になって、惹きつけられる、そんな受けです。

攻めは、クール系な美男子ですが受けのストーカーです。好きだから素直になれないし、怒っちゃうし、不器用です。物語の最初ではわからなかったのですが、段々とそんな姿が見えてきてかわいいなとなりました。

1

可愛すぎる!!!

博士先生の作品はずっと気になっていたので今回初めて読みました。絵柄も好みだし、健太郎が純粋なのに意外とビッチなのが最高だし、方言で話すのも可愛すぎて最高でした!

ある日、健太郎が電車に乗っていると痴漢にあってしまい、お金をあげる代わりにフェラをして欲しいと頼まれ、健太郎はお金に釣られてフェラをします。自分が誰からも必要とされていないと感じていた健太郎は、初めて自分を必要とされた嬉しさを感じます。それからというもの、健太郎はフェラをしてお金を貰う事を続けていましたが、同じサークルの優にフェラをしている所を見られて...?!という内容です。健太郎の体を誰かに必要とされるのではなくて、健太郎自身を必要としている人に出逢えて良かったな〜と思いました。

0

訛りに萌え、心のピュアさに悶える

クリームソーダの髪色の優くん×黒髪の北島健太郎・真っ裸なのに大切なところは自分で隠してて偉い表紙です。田舎から大学入学のため初めて東京へやってきた健太郎は、友達たくさん作ろうと勢い込んでいるんだけど、勧誘に言われるがまま、のみサーの新歓コンパに参加してしまう。←この頃はマッシュっぽい黒髪で眼鏡、白シャツの上にセータというようないわゆるザ・お坊ちゃんタイプ(こっちの方が私は好きだけど!)で緊張するあまり自己紹介で訛りが出過ぎたせいで会話も続かず、浮いてしまい一人ぼっち。唯一声をかけてきた綺麗な髪色の優くんと連絡先を交換するも「連絡網に必要だから」と一線を置かれて…この健太郎、自分の田舎っぽさがコンプレックスで街中のいろんなセールスの言うままに買い物したりスポーツジムに契約したりしまくり、前半で様変わりしちゃう。それも結局は友達をうまく作れなかった寂しさからきていて、もう危なっかしいわ、切ないわ、痛々しいわ、こんなに可愛い顔してんのに。SMシーンがあります。手錠して蝋燭責め、プジーでのプレイはえろいんです。そして、ここにどんな形でも「愛」があれば良かったのですが、無いんですよね。わーいって手放しで喜べなかった。ただそれ位怖い目に遭ってなかったのがおかしいくらい、健太郎が軽々しく性をウリにしちゃっていたから、こちらに衝撃を与える効果としては抜群でした。対する優くんは高校生の時にスカウトされてaから今までずっとモデルのバイトをしているんだけど、人知れず孤独な心を抱えている。誰に対しても興味がわかず、人付き合いも面倒くさい。と思っていたら、無理矢理連れてこられた新歓コンパで自分が大好きなバンド(マイナー)を好きだと自己紹介した健太郎に釘付け!そこから実は健太郎に夢中なただのストーカー。キター!執着攻め様。そして最後の最後でようやく2人は優しく結ばれる。健太郎って結局はビッ チってことになるんだろうけど、やっぱり心のピュアさはまんまだと思うの。こういう田舎から出てきた男の子の設定大好きで、健太郎は顔も可愛いから大好き!もっともっと2人の甘々ラブラブな愛をたくさん感じられるところが見たかったんです。続編ないんですか?と思っていたら「ごめんしたって許さない@温泉デート」って短編が出ているんですね。読みます!

1

攻が最高

私的には攻めの優くんが激しく萌えました…!!
受けの北島くんより体格小さくてきれいめで色白っぽい印象で、一般的には受けのようなビジュアルで、言葉遣いも可愛らしいし性格も乙女チック(という名のストーカー)なのに、攻め!それなのに攻め!!というところがもう本当にどツボでした。
セックスポジションが攻めというだけでなく、北島くんに対してちゃんと攻めとしての嫉妬やケアをしていて、精神的にもちゃんと攻めなんです。
なので百合っぽくならないところがすごく良いさじ加減で、最高でした。

0

リアルな闇はすぐそこに

青森から上京してきた友達ナシ純朴方言男子健太郎(受)と、孤独をかかえたイケメン読モ男子優くん(攻)の、救済波乱万丈ビターラブストーリー。
あ、ハッピーエンドですよ!

青森から大学進学を機に上京してきた健太郎。あか抜けず、方言も抜けず、周りからも浮いてしまっていた飲み会で、クリームソーダのような頭の色のイケメン優くんと連絡先の交換をする。道行く人にカモにされながら、ドンドン派手になっていく健太郎。しかし、依然として友人はできない。ある日、電車に乗っているといきなりリーマンに痴漢されてしまい、お金を渡される。カモられた生活で財布がピンチの健太郎は、そのお金をつい受け取ってしまう…そして色んな男相手にウリをしていたある日、現場を優くんにみられてしまいーっという所から始まる、失ったものに気づいて、後悔して、自分できちんと幸せを選ぶストーリーです。

優くん側から見た話もまたいいパンチがきいています。
周りとうまくいかず孤独を感じ、無気力無関心になっていた優くんはたまたま連れてこられたサークルの飲み会で健太郎と出会う。興味のきっかけは好きなバンドが同じだったこと。でもそれから目が離せなくなって、ストーキングして。でも健太郎の見た目はどんどん変わってしまって。ついにオヤジにウリしてる現場を見つけて、ショックを受けて、でも好きになって、そして健太郎と自分の関係性に葛藤する。そんなどん底にも似た心情から始まるラブストーリー。

ウリを始めるのに別に借金のカタもヤクザも必要ないんですよ。寂しさとスケベなオヤジがいれば十分なんです。今回は痴漢から始まりましたが、「周りになじめず一人きりの不安感→奉仕したら対価をくれる→自分を認めて寂しさを埋めてもらえてる安心感」の流れで、彼自身の人格が変わったとかでなく、モラルの枠を自分で外して自然とウリにハマっていく様には、正直寒気をおぼえました。

健太郎は、幸いにも優くんがいてくれたので、ちゃんと気づいて、後悔して、辞めることができました。

こういう話を聞くと「東京は怖いところだ~」とよく言いますが、それはどこでも変わらなくて、誰にも起こりうることなんだろうなぁ、と改めて考えてしまった作品でした。

心身共に痛い表現も多かったですが、すごく面白かったです!

1

どっちがどっちにゴメンなの?

博士さんとの出会いの一冊でした。
第一印象は、作画可愛いのに内容エグい!でした。
クセになるエグさで、読み返しちゃう。

青森から大学進学のため東京に出てきた健太郎と、同じ大学で同じサークルに入った優のお話。
1話2話が健太郎目線で、3話は優目線、4話、5話は両方の目線でストーリーが進んでいます。

モブのおじさんに健太郎がまーまーひどいプレイされているので、地雷の方は注意してください。
私も初読み時はいい気分ではなかったですね。健太郎が世間知らず過ぎで、まあ自業自得と言えばそうなのですが、可哀想すぎでした。

優くんはいけすかないキャラかと思いきや、一途で(ストーカーですが)健太郎を救ってくれたし良いキャラでした。

最終的に優が健太郎にゴメンって言ってるけど、健太郎も謝んなくていいの?って思いましたよ?私は。
面白かったのですが、ちょっと引っかかる部分もある、何故かキョーレツに心に残るお話でした。

1

そっと神に感謝した

うううううう好き。
自分の性癖とかなんだかそういう次元じゃなくて好きです。
読み終わったとき本に向かって土下座しました。(脚色無)
購入して以来何度読み返したかわかりません。
どう言葉にしたらいいか悩み過ぎてお腹痛くなりました。

一人ぼっち同士が都会のまん中で出会うお話。

一見スンとした孤独なボーイが無自覚に受けのことストーカーするほどめっちゃ好きなんて滾る。
健太郎!優は!目の前に!いるよ!


健太郎にしがみつくように寝ている姿・・・なんて可愛いんだ!思いが実ったといういうシーンではないにも関わらず良かったね!良かったね!と感涙でした。
優は自分から人にくっつくタイプではないから余計そう見えるのかも。意識の底から健太郎を好きなんだなって。
言葉にしないけど優のひとつひとつの行動が好きだっ!て言っているようにしか見えない。
その後に健太郎を傷つけて倒れ込むほど自己嫌悪して自分も傷ついてううっ焦れったい・・・!

描きおろしではおっぱい舐めて赤ちゃんみたいだねと言われ、ビッチ(好きな人)がタイプになった優。
もう萌が爆発して成仏できそうでした。


健太郎はいつ死んでもおかしくないなってレベルで騙されやすいけれど、大事な人が傷つけられたときの怒りの力は半端ないので優が側にいる限り大丈夫そうですね。

絵もお話も構成も何から何まで好きでした!


1

可愛いけど残酷な話

健太郎の変貌ぶりに驚愕しましたが、エロ可愛いし憎めないキャラでした。
堕ちて行くのはあっという間なんだと恐ろしさもある作品でした。
初めて出会った時に優がちょっと勇気を出せば、健太郎は寂しさからおじさん達には傾かなかったのかもしれません。でも自分だけが孤独と思い込んだ故に、おじさん達に搾取され続けた健太郎は無知で純粋だったんです。
初めてのセックスをした後に優からお金を渡された事で、健太郎は自分のして来た事の罪に漸く気がつきます。

優はまだまだ健太郎に振り回されそうです。手綱をしっかり握ってないと、ビッチな健太郎が心配でした。

1

新年早々号泣

久しぶりに読んで、攻め受け両者の抱えてる孤独にうちひしがれていました。

受けの北島健太郎くんのピュアさ、大学生活への期待がことごとく裏切られて孤独なカモになっていく様に涙しました。

どうしても大学のころや社会人になりたての頃の自分を思い出してしまう。

健太郎くんのこと、100人中98人位が馬鹿だと切り捨てるのでしょうか‥

お人好しで、押しに弱くて、相手の気持ちを優先して、孤独で、誰か一人でも良いから自分の事を見ていて欲しいと願っていた健太郎くん。
健太郎くんの願いは叶っていたのに心身がボロボロになるまで気付かないのが切ない。。

ハッテン場で出会った斉藤さんに、断るためにわざわざ約束の場所に出向いてひどいことをされてしまう描写はとても辛かったです。

健太郎くんのピュアな人懐こさや優しさ、誠実さ、奉仕精神など‥美徳がとことん裏に回る描写は残酷だけど現実的だなと思いました。

こじらせストーカーの優くんは、現実を見極める目を持っていて、健太郎くんにアドバイスくれたり助けてくれたり王子様のよう。でも健太郎くんの悪気無い言葉に殴られたようなショックを受けて無理矢理抱いてしまう。お互い好きなのに傷つけ合うここの描写も秀逸だと思いましたが読んでいて辛かった‥。

読モでリア充にしか見えない優くんの抱えていた孤独にも共感できました。
クールな無表情の裏で、どんなに健太郎くんにキュンキュンしてたのか解る後半部分は最高に萌えました。

自分に降りかかる災難にはあんなに受容していた健太郎くんが、優くんのために激怒した部分はとても面白かったし健太郎くんの深い愛を感じました。

その後、ラブラブセックスをする二人「ビッチ嫌いなの?」「好きだけど」の件で、優くんから健太郎くんへの深い愛を感じてクスッと笑えるのにまた泣きそうになりました。

お互いがお互いを丸ごと受け入れている様子にものすごく感動しましたし、
SNSで沢山繋がらなくても、リアルでたった1人としっかり繋がっていることが大切だなと改めて思いました。

2

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う