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君を前にして 冷静ではいられない
coyote IV
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
読み終えた後の充足感で放心してしまいました。
萌えもストーリーもすごいとしか言えねぇ(;///;)
人狼vs人間。
苛烈さが増して敵対関係の罪深さが更に色濃くなる4巻。
シリアスで重厚感を感じられるストーリー展開ながらも、
BLのエンターテイメント性を忘れない座裏屋さんに五体投地しかない…!!!
敵味方、見えなかった輪郭がドンドン見えてきました。
70年前の大虐殺事件のカラクリ、復讐の連鎖、
近づく決戦の日、各々の考え方・物の見方…。
その中で愛しあうマレーネとリリーの幸せそうな顔!!
というか物理的距離が出来るほど甘くなるのなんで!?
(両想いなってすぐ離れたから当然なのはわかるけど!)
あああああ~~~~!めっちゃ萌えたッッ(∩´///`∩)
ストーリーの進みとしては多分遅いんですよね。
敵対部分は大きな進展があったわけじゃないけど、
バックボーンを丁寧に描かれている最中なので大満足◎
萌えはプライスレスで最高です…!!あああ、好きだ…!
※ちなみに今回は描き下ろしページなし
そのかわり19話に加筆修正ありとなっています。
エッチ部分が雑誌より増量してました♡(∩´///`∩)♡
さてさて。
ガーランド家に戻り軟禁状態のマレーネ。
遠くからマレーネの監視を続けるリリー。
会えないもどかしさ、触れられない悲しみが見ていてシンドイ…(;///;)
(これぞロミジュリの切な萌え…!!!)
今は動くことが出来ないマレーネに変わって、
今度はリリーがマレーネに会うために動くんですね。
これがもうめちゃくちゃ萌えて萌えて…!!!!!
2巻のあの悲痛な顔したリリーは見てて辛かったから
4巻では幸せそうなリリーが沢山見られて感無量(;///;)
もうね、人目を忍んだ逢い引きがめっちゃ甘くて…!!!
鉄格子越しにわずかな時間だけ愛し合う2人にキュンキュンMAXでした////
ですが 光が強いほど影が濃くなるんですよね…。
2人がこっそり幸せな逢瀬をしているバックボーンは
敵対の苛烈さが増すばかりで解決の糸口がありません。
マレーネは『ヨシュ・ガーランド』
リリーは『コヨーテ』
立場の違いは変えられないようのない事実。
「何を捨てて、何を優先すべきか」
選択の時が近づいてきてグッと鳩尾が重くなりました。
2人きり愛し合っている時間はこんなに幸せなのに……ぐうう。゚(゚´Д`゚)゚。
愛し合う描写とニュースを重ね合わせてるのが光と闇感が強くてシンド…;;
ちなみにリリーがマレーネに会うための協力者がいます。
今回はガーランドの内部も更に見えてくるんですね。
全員が全員、ヴァラヴォルフを敵視しているわけじゃない。
サイモンの狂気に戸惑っている人もチラホラ見えました。
またそれはヴァラヴォルフ側も同じことが言えます。
キーファーの世代はともかく、若い世代はこの戦いの意味を考えていてーーー。
ミミの言葉が印象的でした。
理想かもしれないけれどとても優しい考えで。
ノーランもノーランなりの答えを出してグッときました。
彼等がすごく良い関係だなと思うのが否定をしないこと。
各々の考えを尊重しあっているのが伝わるんですよね。
コヨーテがヨシュに会いに行っているのも黙認してて。
私はヴァラヴォルフの懐深さや優しさや情がすっごく好きです。ホッとします。
(この状況でコヨーテが群れから糾弾されて・・・とかあったらめっちゃヤダ!)
また登場シーンから曲者感が強く、
中立と言う割にどこか信用ができなかったドミニク。
彼の立ち位置がハッキリしたのもスッキリしました。
キーファーとドミニクが対話する時の空気の重さがめっちゃかっこ良かった!!
また、4巻はキーファーとコヨーテの関係性が更に見られてウルッときました(;///;)
次回はいよいよですかね…?(;ω;)
ハラハラするところで終わっているので緊張します。
主要キャラから死人は出ないでくれ…!と祈りつつ、
マレーネとリリーの幸せを願って正座待機します!!!
ーーー ◆ ーーー ◆ ーーー
4巻を読んだ興奮で思うがままダーッと感想を書いたので
支離滅裂な文章だったらすみません;
アニメイト有償特典CDは、
ドラマCD「コヨーテⅠ」初回限定盤小冊子の音声化。
(フリトも含めて収録時間は18:45)
3巻の特典CDよりも10分ほど少なめだけど濃厚です♡
電子特典描き下ろし(4P)は甘エチエチしてました♡♡
いやもうこれ連載開始された5年半前(もうそんな前?!)からずっと思ってるし、2巻のレビューにもぶちまけたけど、本作の関係各位にはどうか本作と座裏屋さんのお名前がもっと全人類に拡がる何か素敵な展開をお願いします!!!!!って叫びたくなります。
この画力とシナリオ力をBL読者しか知らないのはそろそろ本気でもったいなくない?!
でもアニメだとこの画を保ちながら動かせる制作会社はかなり限られてしまうと思うし、実写だと日本人俳優さんで作られるとちょっと…ってなるし、作品イメージ壊さないで何ができそう?って考えたらめちゃくちゃ難しいんですけどね。
さて4巻。
廃れた遊園地、というこれでもかってくらいにコヨーテの世界観に合った場所で〔ドミニク〕と〔キーファー〕が満を持して顔を合わせる場面からスタートです!
冒頭のカラー6ページが美しすぎて痺れます………!
どうしよう、、、このシーンがドラマCDであの声とあの声で聴ける日がすでに楽しみでたまらないんだけど一体それはいつになるのだろうか、、、
さてさて。
登場人物の中で唯一未だガーランドサイドの人間なのかヴァラヴォルフサイドの人間なのかがはっきりと明かされていなかった謎キャラ、ドミニク。
この4巻でついに彼がフィーチャーされています。(そして帽子をとった素顔も初公開です!)
ドミニクにあまり興味を持たずにきた人のためにおさらいをしますと、、、
ドミニクってのは、ガーランド一家の顧問であるランドルフを通してガーランドと協力関係にありながら、3巻で発見されるまで暫く行方不明になっていた肉屋のハリスを通してヴァラヴォルフとも繋がっているイケボでイケオジの政治家です。
私は1巻の初登場時点からこいつの役回りがとにかくずっと気になっていたのですよ。
1巻でこんなことを言っていましたね。
「言ってるだろ?俺の恩人がフーコ首相のお孫さんだって
ウソツキ政権の子孫なんて呼ばれちゃうと俺も困るのよ」
この気になる発言、ドミニクは今巻でキーファーに対しても言葉を変えて改めてしていて、あぁやっぱりここに何か意味があるんだなと。
気になるのは、1巻の発言でも今回の発言でも「フーコ首相のお孫さん」が明かされないことなんですよね。
ドミニクがいう「フーコ首相」ってのは現在の首相ではなく、70年前の大虐殺事件当時の首相で名前は〔アーノルド・フーコ〕。ヴァラヴォルフの存在を公式に否定した人物のこと。
そして前巻のラストにドミニクと一緒に登場した部下らしき女性(デボラ)はそのアーノルドの曾孫だということも判り、、、
つまり整理すると、「フーコ首相のお孫さん」=デボラの父親で、ドミニクが言う「恩人」。
で、この人物が現時点ではまだ明かされない。
そしてどんな「恩」があるのかも。
めちゃくちゃ気になります。
これまでヴァラヴォルフvsガーランドファミリーだと思っていたところに、本格的にフーコ一族が3つ目の勢力として絡んできて、ますます面白くなってきました。
1巻でアレンに「最近少しおかしい」と言われ、今巻でキーファーに「心を無くした下等な獣に成り果てている」と言われているガーランドファミリーのボス〔サイモン・F・ガーランド〕。彼のヴァラヴォルフに対する憎悪の真意は何なんだろう。息子夫婦を奪われた恨みだけではないような…?
リリーの父親に関してもまだ伏せられているし、この辺りも気になります。
変わって、マレーネ&リリーサイド。
こちらはマレーネがガーランド家に戻ったことで本格的に離れ離れになったところからのスタート。
でも3巻のラストでリリーが告げていたように、リリーは遠く離れた場所からじっとマレーネを見守っています。
それだけでも読んでるこちら側からすると絶大な安心感があって、離れ離れになる間際にマレーネが言っていた「君が何処からかずっと僕のことを見ていてくれるのかと思ったら僕は安心してその場に立っていられる気がするよ」って言葉の心強さを噛み締めながら穏やかに読み進められました。
そして何より。
やっぱり座裏屋さんは読者の味方!
会えないままにしたりなんてしません!!
かなり大胆に、むしろめっちゃ密会してます!!!
アレンの暗躍っぷりに4巻のMVPをあげたい!
リリーとの初対面時のアレンが可笑しすぎてもうにまにましっぱなしでした。
なんだかんだで今回の発情期も一緒に甘く濃密に過ごせている彼らにほっこりしますが、いよいよリリーたちの群れにもガーランドによる人狼狩りの犠牲者が出始め心穏やかではいられない状況になりつつあり、、、物語は終結へ向かって突き進んでいきそうな雰囲気。
早く落ち着いた世界で2人が自由に愛し合える日々が来るようにと願って止みません……!
冒頭にも書いたけど、本作の連載が始まったのはもう5年以上も前になるのですね!
2016年頃はBLジャンルの流行と自分の好みがめちゃくちゃ合致して新刊との出会いがとても楽しい時代でした。
最近は神作品に出会えることもかなり減ってしまい徐々にBLからは離れつつありますが、そんな中でこの大好きな作品が長く読み続けられていることはとても幸せで貴重に思います。
終わりの始まりを感じる最後のページを読んだせいか、もうすぐ訪れてしまいそうな有限への寂しさのようなものが急にじわっと込み上げてしまった4巻でした。
あぁやっぱりこの作品が終わってしまわない何かが展開されてほしいなぁ。
大好きな作品の続きが読める喜びをかみしめています…!
冒頭のカラーのページが毎回楽しみなんですが、今回もたまらなかった!
渋い2人も、色あせた遊園地もかっこよすぎて目が幸せ。
表紙も美しくて、いつまででも眺めていたいくらいでした。
以下、ネタバレありです。
前巻でついに思いが通じ合った2人。
マレーネ軟禁状態の中、どうにかして会いたいとお互い模索する一方で、ガーランドファミリーによる人狼狩りが激化していきます。
復讐に心を乗っ取られたようなサイモンが怖すぎる。
誰かこのおじいちゃんを止めてくれ、、
4巻は、今までになく笑顔のリリーがたくさん見れてうれしいし、うれしそうなマレーネが見れてうれしい。
2人で一緒にいられるわずかな時間が幸せでしょうがない感じが伝わってきました。
(アレンの株がめちゃくちゃ上がった!)
人狼と人間の間に生まれたコヨーテは、その存在自体が希望の象徴なんだなぁとあらためて感じました。
そんなコヨーテが人間の、それも宿敵ガーランドファミリーの跡取りと惹かれ合ったのは、運命のいたずらか、それとも…
「きっと全てを手に入れるのは難しいことだから…」
その時、コヨーテは何を選択するのでしょう。
何かを選択することは、選ばなかった何かを手放すこと。
どちらも手に入れる道がきっとあると信じたい。
次巻、どうか人狼ファミリーの誰も死なないで…!と祈るばかりです。
続きを読むのが怖いけど待ち遠しい。
リリーとマレーネ、人狼たち、そして人間にも、穏やかな未来が訪れますように。
マレーネが解放されてガーランド家での軟禁生活が始まって、またコヨーテと離れ離れになってしまったけれど、コヨーテは遠くからマレーネの様子を監視中。
そんな中人狼狩りが活発になってきてマレーネとコヨーテの周りも穏やかじゃなくなってきました。
離れ離れになってもお互い想いあってる二人。
コヨーテはマレーネの側近のアレンの協力を得て満月期に会いに行くことができて良かったです。久々に会えた二人が6日間一緒に過ごすことができてとても幸せそう。
ただ周りは不穏な事件が多発していて、コヨーテの友人のミミも襲われて大けがを負ってしまいます。
今回は二人の関係もですが、大きな規模で争いがおこる火種が沢山で、ガーランド家を説得しようと試みるマレーネ。でも聞き入れられない。
人間の血とヴァラヴォルフの血が半々入ったコヨーテはとっても難しい立場で。
恋愛面よりも、家同士の対立面が際立っていました。
それでも満月期を一緒に過ごす二人は甘々で、次巻どうなるのか気になります。
一年に一冊しか発売されない新刊なので大切に大切に読ませていただきました。
本当にいい作品は数日間にわたって、何度も何度も読み返してしまいます。
ストーリー自体がロミオとジュリエットのようでとても面白いんですが、
やはり座裏屋先生の画力がなければここまで魅力的な作品になっていないと思います。全てのページが本当に美しいです
インタビューでは最終回まで駆け抜けるというようなことを仰っているので終わりが近いのでしょうか。
もっと読みたい気持ちもありますがあまりダラダラと続くと間延びすると思うので綺麗に終わってほしいです。
ロミオとジュリエットのようと言いましたがバッドエンドにはならない事を祈ります。
キーファー(人狼のリーダー)が死にそうな予感がして怖いです。幸せに生きてほしい
地方なので書店への入荷が遅く、週末にやっと読むことができました。
その後のコヨーテとヨシュ、距離は離れていても心は寄り添っていること、満月期の邂逅、そして、緊迫のガーランド解体日の決定!
コミック派なのですが、先が読みたいけれど、終わりが近づく寂しさもあり、二人の幸せな笑顔が最後に見られるのかというもどかしさで胸がつまります。
表情から心情が伝わり、お互いが相手を想う愛しさに溢れています。
このご時世に、とても素敵な時間をいただきました。
座裏屋先生に心から感謝です。
続刊いつまでも待ちます。
やっと読みました。
コンディションを整えてしっかり読みたいと思ったら出遅れてしまった。
冒頭のカラーが美しく、かっこいいですね。
どこか寂寥感があるコヨーテの世界観がよく表れていると思います。
モノクロの絵も変わらず、人物、構図、背景に至るまですばらしく計算されている美しさ。
緻密に描き込むというより、抜け感がある構図、トーンばかりではなく手描きの味わいがある背景がとても好きです。
一コマ一コマ舐めるように読んだので時間がかかった〜。
そして、どのコマのリリーも全部かわいい。
コヨーテと言えば、屋根の上にいるリリーが絵になります。好き。
かっこいいし、身軽な彼の身体能力がわかるし、どこか俯瞰で人々を見ている、少し陰のある背中に孤独感を感じる…そんな絵です。
4巻では、リリーとマレーネを取り巻く環境がますます混沌としてきましたね。
ヨシュの祖父が元凶だから、奴さえ無力化すればいいのでは?と3巻の時点では思いましたが、フーコなる政治家の話も出てきた。
なんだか厄介で簡単には解決しなさそう。
モレノの存在も不穏で。ことが起こった時に鍵になる動きをしそうな伏線だなと。
そんな中、アレンがGJですね。しかも2回も。
リリーを思う時のマレーネがうっとりモードでちょっと笑ってしまうんですが(子どもの頃、ピアノをすごく褒めてくれたという父親似?)
そんなマレーネの意を汲んであげたアレン。
アレンがリリーに会った時のビビり具合がおかしかったですが、マレーネへの伝言がそれだけでいいのか?と逡巡する彼がいい奴だなと思いました。
鉄格子ごしに会う2人はまさにロミオとジュリエットさながらで。
この時、マレーネがすかさずリリーの頬や手に触れるのが好き。
もどかしいけど会えただけでもよかったねと思っていたら、満月期にがっつり会えてほんとによかった。
あんな大胆にリリーがマレーネの部屋へ忍び込めるとは。
キャスリンさんもGJ &ナイスキャラ!
何日もリリーが滞在して見張りに見つからないの?とハラハラしましたが、それは電子特典で説明してくれていてホッとしました。
にしても、その逢瀬の時、人狼狩りのニュースが流れていたのは複雑でした。
2人の気持ちは通じ合っているけど、それを許さない環境だと知らしめられている、そんな演出ですね。
ノーランがリリーへ語ることも印象的でした。
キーファーの指示を思慮深いノーランなりに納得した言葉に説得力がある。
だからこそ、ノーランのリリーへの問いかけ「何を捨てて何を優先すべきか」は重要ですね。
ミミちゃんの言葉がまさに、タイトルの意味を語ってくれている。
人間とヴァラヴォルフのハーフであるコヨーテが、種族が憎しみ合うだけの存在ではないことを体現している。
そして、ガーランドの跡取りと大事な関係になって、自分の存在と立ち位置、生き方、選択が重要になってくる。
ミミちゃんの、コヨーテを信じているから、ヨシュも大好き、という言葉は本作においての理想、描きたいことの一つなのかなと思いました。
そのミミちゃんが襲撃されて…キーファーたちの決行日が近づいてくる…次巻、大きな動きがあるのか。楽しみだけれども、悲惨な展開はほどほどに、2人のいちゃいちゃ多めでお願いしたいのが本音ですw
全コマ集中して読んだので時間がかかったのと、しかも組織の関係性や状況説明の文字量が多く、お脳が貧弱な私は少々疲れましたw
でも、心配していた満月期にリリーが苦しまずに、2人しっかり会えてよかったです。
(相変わらずマレーネのやさしいながらしっかり攻めるとこ、リリーの言葉にならない喘ぎに「ん?」と答えるところが好きです。
リリーのかわゆさは言わずもがな!)
この辺の展開は特に、座裏屋先生には全幅の信頼があります。決して期待を裏切らない先生、大好きです。
3巻までで思いが通じ合ったマレーネとリリーがまた離れ離れになってしまう。ガーランドとヴァラヴォルフの間にも不穏な動きが…どうなっちゃうの~~というところでお預けを喰らっていたのでワクワクの第4巻。
これまでの伏線がどんどん回収されて行って、ガーランドとヴァラヴォルフのそれぞれの登場人物の心情や状況が丁寧に描かれていて目が離せない!色々気になってまた1巻から読み直して、そうだったのか!と色々繋がっていく高揚感がたまらない。
コヨーテでBL作品デビューしたのですが、最初は初めてエロ本を与えられた中学生男子のごとく、性描写を恐る恐る眺め、その後慣れるとなめまわすようにそこばかり見ていた過去の自分にカツを入れたい。いや、でもそんな自分も認めてあげたいほど、座裏屋先生の絵は素晴らしいのですけれども、でもやっぱり、この作品それだけじゃないというか、ストーリーがめちゃ面白い。重厚でシリアスではあるけど、難しすぎたり重すぎたりして読者置いてけぼりってことがないように感じるのです。
登場人物みんなにストーリーがあって、みんなそれぞれ幸せになって欲しいと強く思う。マレーネとリリーなら、それができるんじゃないか、だって、周りには二人を応援して協力したり助言してくれる仲間がいる。でもやっぱり抗えない何かは存在するんだろうな。
巻頭のカラーは古びた遊園地に渋いキーファーとドミニクってのが痺れます。
そして、ここをカラーにすることによって、「キーファーの妻子を殺された心の傷はまだ色あせることなく生々しいのかな」と感じさせられ、カラフルなメリーゴーランドに切なさを感じ、今後の展開に不安を残されてしまったような…
そんな中、マレーネとリリーは順調に愛を育んでいるのが救いです。
リリーからアレンに接触を試み、鉄格子越しに逢瀬を重ね、満月の夜に結ばれる。
この時、マレーネが三つ揃えのスーツを着ているのがよいですよね。
その後のベッドシーンでネクタイを緩める手(リリーからのマーキング(違う、傷)付き)がセクシーすぎる。
初めてリリーが鉄格子のところに来てくれてはしゃぐマレーネと、それを見て包容力を見せるリリーがイケメン過ぎて悶える!!全体的にリリーの表情が豊かになって、一つ一つの表情に「イ…イケメン!!!」と悶える。
ストーリーが素晴らしいとか言いながら、結局は単純にマレーネとリリーのあれやこれにトキメイてしまうのですよね。
そうこうしていたら、ラストでまた厳しい展開をつきつけられ、どうなっちゃうの~~?ってとこでto be continued…5巻の発売を、首を長くして待ちます。
ずっと待ってました。全世界の人に読んで欲しい。こんな漫画今まで読んだことない。もはや絵が綺麗とか話がすごいとかいう次元じゃない、読んでいると話の中に入ってみんなの会話をそばで聞いているような錯覚に陥りました。大気の温度、湿度まで伝わってくるような臨場感。なんという表現力、すごい。すごすぎる。周りのキャラクターが何を考えているのかが語られることにより、二人がもうどうにもならない状況にいるのに気づかされて(二人のことに夢中で今までわかっているようで全然理解できてなかった・・)1回目読んだ後あまりの衝撃に1日中放心状態でした。それぞれの人に置かれている状況、想い、正義があるんよな・・もう次巻どうなるか・・。抜き差しならない状況なのに想いが通じ合ったマレーネとリリーの逢瀬が甘くて周りの状況とのコントラストが切なかった。リリーはこれまでと全く違う、表情が違う、ベッドでもやっぱり何かがこれまでと違うなあって思いました(マレーネさんは相変わらずかな)。一コマ一コマ、一人一人に言いたいことありますが書ききれない。とりあえずドミニクがたくさん出てたのは嬉しかった!他の先生との比較のようなことは言うのは控えるべきだと思うんですけど、本当に座裏屋先生は別格、別次元、全然違う。こんな作品を描いてくれて本当にありがとうございます。恐れ多くてファンレターも書けないけど大好きです。
せっかく互いの秘密を打ち明けても変わることなく愛し合えたふたりなのに。
人間と人狼の争いによってまるで「ロミオとジュリエット」のような状態のマレーネとリリー。
人間も人狼も互いに認め合い、愛し合って、早く静かに平穏な生活を得てほしいなぁと願っています。
絵、キャラクター、ストーリー、全てにおいて完璧です!最高傑作です!
もちろんBLらしい官能的なシーンも満足できるし、この先どうなっていくのかとミステリー小説を読み解くような楽しみもあります。
BL漫画というカタゴリ―にまとめてしまうのがもったいない!いろんな人に読んでもらいたい!と願うほどの作品です。
今からもう5巻が楽しみです。