宵々モノローグ 小冊子付き特別仕立て

yoiyoi monologue

宵々モノローグ 小冊子付き特別仕立て
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神155
  • 萌×256
  • 萌14
  • 中立2
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
33
得点
1043
評価数
231
平均
4.5 / 5
神率
67.1%
著者
じゃのめ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
講談社
レーベル
ハニーミルクコミックス
シリーズ
黄昏アウトフォーカス
発売日
電子発売日
価格
¥1,000(税抜)  
ISBN
9784065241264

あらすじ

季節はずれの映画部・新入部員、詩音は、恋に恋する1年生。彼氏を作るために映画部へ入部したと宣言し、引退後も居座っている元・副部長の稲葉 礼と衝突してしまう。が、その後いきなり付き合うことに!?無口で不愛想だが部内での信頼厚い礼は、実はどクズ…。思っていた「お付き合い」とは違う展開にヤキモキしていたが…?何かと相容れない二人のアンマッチラブ――?男子高生のきらめく青春恋愛譚・大人気『黄昏アウトフォーカス』シリーズ第4弾!描き下ろし漫画も収録した24pの平綴じ小冊子付き☆

表題作宵々モノローグ 小冊子付き特別仕立て

高校3年生で映画製作部の元副部長
高校1年生

その他の収録作品

  • 描き下ろし番外編
  • スペシャルサンクス

レビュー投稿数33

青春のブレイクスルー!

控えめに言って最高のラブコメです。読んでいるときはひたすら楽しくて、読了してスカッとする感じ、梅雨時にこの爽快感は貴重です。本当にこのシリーズは神ですね。それぞれのCPの個性はバラバラだけど、シリーズとしてはすごくバランスがとれてまとまってます。登場人物のBたちがみんなLするシリーズは他にもありますけど、本シリーズは特にCPごとにはっきり色分けされたテーマ設定がとても魅力的だと思います。永遠に読めます。

さらに本作では、キュンする友情が描かれているのもいいんですよ~。礼と仁や詩音と桐人、絶対LOVEにはならないけれど、キラッキラで尊いものです。恋愛は感情の濃い友情といわれますが、その“濃さ”が正確に!描き分けられていて、彼らの間に流れる雰囲気には、恋愛のドキドキとは違う温かくて安定したものを感じられてじぃぃーんとします。(青春は無敵…)

第一印象最悪の2人が恋人になるという展開、そのパターン好きなんです。作家様がそのパターンをどう表現するかが、作品を新しくするんだと思うんですよ。礼と詩音は対極にいながら似た者同士なんですよね。お互いを知ったことによって、初めて周囲が見えてきた、そして、やっと今まで見えてなかった自分を知るとゆー、まさに恋愛を通して成長する不器用な2人のブレイクスルーという印象でした。そのプロセスがとにかくテンポよくて可愛くて楽しいんですけど、空回りする2人が初めて交わった瞬間(礼が詩音を捕まえた瞬間)、礼のキャップが脱げるんですけど、、じゃのめ先生、天才か、、と思いました。

単話配信で読んではいたのですが、タイトル、なるほど、そうかと今更気づいたのでした(←気づくの遅…)。詩音の日記(ポエム)が宵々ごとのモノローグだったんですね。夢見ていたものの実態を掴んだ彼が、恋人と一緒に綴るのはどんなモノローグになるのかな~と思いました。

小冊子、シリーズの3CPの或る夜の出来事。はぁ~、ひいらぎ寮の壁になりたい。コミコミさんのおまけは、お付き合い1か月記念の2人です。礼がなかなかいい彼氏ぶりを発揮しててほのぼの萌ます。

15

シリーズで1番好きかも

シリーズが進むたびに好きが更新してるんですが、こちらの礼と詩音CPが1番好きかもしれません。

まず今回の主役である詩音がぶっ飛んでて(大体みんなぶっ飛んでますがw)、クスッとしてたまに爆笑しながら楽しく読みました。彼の挫けない強さに好感を持ちました。

そしてクズだと言われてた礼が、ちょっとした優しさを見せる度にキュンキュンしました。分厚いレンズの下はかなりのイケメンです。

じゃのめ先生の青春を切り取った様なシーンが今回もキラキラしていて、ため息をつきながら長々と見つめてしまい読むのにとても時間が掛かってしまいました。

このシリーズの面白さは読んだことがある人しか分からないと思います。今回もちょっとしか登場しない人物が、他作品でどんな役割を担ってたか確認する為に再読したくなります。

一人ひとりの登場人物が生きていて、人間関係がとても面白い作品なんです。特に部活に青春を掛けているところが熱くて爽やかで大好きです。
友情も素敵に描かれていて、男子校の尊さも堪能出来ます。

「黄昏アウトフォーカス」の寿がまたMVの俳優として映画部の撮影に参加してて、美しさに釘付けになりました。

礼が詩音を好きになってからのデレ具合がとても素晴らしくて、彼氏が出来て詩音がカッコ良くなって行くのもとても面白いんです。

こちらの作品から読んで他のシリーズに進むのもお勧めです。

12

シリーズ未読の方へ

登場人物が被っておりますので全て読んでこそ楽しめる点も多いですが、1冊のみでも全く問題ありません。

黄昏(2年同士)・残像(3年x2年)・宵々(3年x1年)となりますが、設定を強弱などで表してみたいと思います。どれか試しに読んでみようという方の参考になれば・・。

青春ぽさ 黄昏>宵々>残像
可愛さ 黄昏受け>>>宵々受け>その他
漢らしさ 宵々受け>黄昏攻め>残像受け>その他
個性の強さ 宵々攻め>残像受け>宵々受け
ルックスの良さ 黄昏攻め>残像攻め>宵々受け>宵々攻め
イライラ度 宵々>>残像>黄昏
学内の様子が楽しめる 宵々>黄昏=残像
映画撮影の様子が楽しめる 黄昏>宵々>残像
先の読めないドキドキ度 宵々>黄昏>残像

小冊子はあくまでも宵々モノローグのふろくですので、他の作品も登場しますが割合は少ないです。

私は残像カップルが最も好きです。小冊子は楽しめました。

9

紙でも買い直そうかと思っている名作。

大好きなキャストさまでのドラマCD化ということで、今から期待大♡
有名な作者さまですし予習に、と軽い気持ちで今朝kindle購入したのですが...
は...っもうこんな時間...私はいったい...!?!?
と午前中のタスクがぶっ飛ぶくらいには、夢中でじっくりと読み込んでしまいました。やるべきことは終わらなかったけど、とても心は満たされている、悔いは無し!

つらつらと私事をすみません。
さらに懺悔しますと、絵柄のオシャレさから「雰囲気漫画かな」と軽く見てしまった自分があまりにも恥ずかしい...!!(ごめんなさい!!!)

オシャレだしお顔がイイのですが、ちゃんと泥臭いというか血肉が通っているキャラクターたちなので、物語に引き込まれちゃいます。
フワっと夢見がちな尻軽チャンかと思えば、実は健気さ溢れる詩音と、
クールで無頓着なようでいて、実は好きな人には執着・溺愛系じゃないか...という礼先輩。
関係性が深まってゆく過程で、しっかりと学生生活ならではのエピソードが効いていて、青春も恋も楽しめる素晴らしい作品です。
そして読後、なるほど納得のタイトルですね。

メインキャラだけではなく、周りのキャラへ対する作者さまの愛情をとても感じたのが印象的でした。
シリーズの存在は存じ上げておりましたが、なるほど愛される理由が納得!!
シリーズ他作品も読んでみたいと思います。
なるべくkindle派ですが、紙でじっくり楽しみたい繊細な表情描写、素敵な絵柄なので、買い直そうと思っています...^^

8

後味良し!

最初はキャピキャピした詩音に押され気味でしたが、徐々に努力家である一面が見えてくる。
そして、ふとした瞬間に寂しさを感じた礼。
そこからの流れが良かった!

仁に相談しようとしたら義一との密会を目撃してしまい「!!」からの「!!!」
礼にバレた事を察知した瞬間の仁の驚き方が可愛くて笑った(*≧∀≦*)

終盤、マイペースだった礼が詩音を両手で引き留めるシーンの風!季節感!
じゃのめ先生っぽさ全開!からの「付き合って」の流れ、ニヤケずに読める方いますかね?

未読の方はぜひ読んでニヤニヤしてください。
次回作は桐斗編を希望します(笑)

7

広がる世界を感じ取れるような

青春映画部シリーズ。CGクリエイターでそれ以外はポンコツな先輩と、彼氏作るために入部したハイテンション後輩のお話。
主人公の詩音は第一印象は好感度低なキャラでした。見た目も中身も常にクネってるポーズも、よくいるBLの当て馬モブの受けキャラみたい。なので、何事にも一生懸命で自分に正直に生きてるってとこを見せてくるだけじゃ、そんなに引き込まれなかったんです。
でも桐斗が2年生のミーティングに乗り込んでいった場面から一気に風向きが変わりました。このシーンでまじ泣きしちゃったんですけど、詩音の中にも変化があって、彼氏の礼をほったらかして映画撮影にのめり込むんですね。この部活に夢中になっていくところに礼が絡んでないのが最高にツボで!見えないところで変わっていく詩音を、今度は礼が追いかけることになります。高校生なりに広がっていく世界を感じ取れるような展開で、無性に泣きたくなってしまいました。
礼は最初から顔面の良さにきゅんきゅんできるキャラでしたが、ちゃんと恋して友人を頼って人間らしさを出してくれるともうたまりませんでした。好きすぎるしカッコイイし頭モジャ毛だって素敵だ!用意周到Hも最高でした~!SUKIです!

7

映画部のシリーズ好きだなあ

映画部のシリーズももう4作目でCPも3組目ですね。
礼と詩音のCPも好きになりました。

詩音が映画部に入る時の、彼氏が欲しくて入部したとのセリフに吃驚しました。結構大胆で軽い子なのかな?と思いましたが、意外に映画部の活動も真剣に取り組んでいて、好感度がどんどん上がっていくいいキャラでした。

礼が今までの印象とか詩音との初キスの印象で、カッコいい先輩をイメージしてたのですが、イメージがどんどん崩れてきて、ダメダメな先輩に評価がどんどん下がっていって、詩音に振り回されて人間らしいモヤモヤ感情を抱いていくのが良かったです。

このシリーズは恋愛メインですけど、映画部という部活に全力投球のわちゃわちゃしたDK達を眺める事が出来るのもいいですよねぇ。
今回明らかに不純な動機で入った詩音と、同学年桐斗の友情とか嫉妬とかぶつかり合いが見れて2度美味しいですよね。
そこに何だか前よりしっかりした2年生や、引退したけど影から支えてくれてる3年生が加わり、部活物としても楽しめます。
映画部としての活動は今までより少なめでしたが、それでもチームワーク凄いなと思わせてくれました。

次はまた寿&真央の連載なのですね。これからも楽しみです。

5

シリーズ最高なのでは!

シリーズ3作目ですが、一番好きなお話でした!CPの組み合わせも最高。先生の独特なポーズやスタイルがとても自然に2人に合っていた気がします。個人的に眼鏡、キャップがツボなんですが、ほんとかっこよくて話の途中に上の空になる事がしばしば。初めてのエッチの時の眼鏡使いもドラマを観てるみたいで何度となく味わってしまいました。ほんとの恋に落ちた2人はやっぱりキュンキュンします。特に先輩の告白とかヤバかった甘えるイケメンって最高です。
かっこいい、可愛いを堪能できるのはBLだからこそなんではないでしょうか!最後まで物足りなさは感じません、ひとつでもハマるツボがあったら読んでみるのをオススメです。

5

映画部シリーズは永遠に続いてほしい

今作も面白かったー!謎多き礼くんと猪突猛進の詩音くんのアンバランスさがだんだんと噛み合って恋に発展して行くさまがとても心地よかったです。

4

溺愛系ヘタレ攻め?✖️スパダリ系男前受け?

大人気「黄昏アウトフォーカス」シリーズ第4弾!
ということで、本作発売のタイミングで初めてシリーズ全作読んでみました。
とは言え、ちょっとクセのある画の雰囲気、あんまり好きじゃないかもー、と暫く積んでおりました。
……ごめんなさい。
食わず嫌いでした。面白かった。
巻を重ねるにつれ、作画もストーリーもどんどんクオリティを上げて来ている!
すごい!

本作は他3作に比べ、タイトルからしてビミョー。
表紙カバーのネオンカラーっぽい感じや、メインカプであるジェンダーレス男子のキャピキャピ感、サブカル系先輩のもっさり感とか、大丈夫ー?
って思ったけど、じゃのめ先生のおっしゃる通り。
食べてみたら想像してたのと全然違うお味で、嬉しいビックリ!
上質なラブコメに仕上がっていました。

詩音くん、良い子じゃないですか!
運動神経バツグンで力持ち。
素直だし、一生懸命だし。
ちゃんと自分や周りのことも見えている。
ルックスというより、喜怒哀楽が激しくてくるくる変わる表情と仕草が可愛らしい。
ウサギ耳パーカーとショーパンのふわモコ部屋着はともかく、服装も至ってまともです。
ピアスとかアクセ付けてないのが意外だけど、たぶんそれが彼を物語っているのでしょう。

黄昏シリーズはそれぞれのキャラが立っていますよね。
制服の着こなしも各人違っていて個性が出ています。
礼先輩、ちょっとス◯◯バーグっぽい。笑
異次元の天才肌かと思いきや、普通に話が通じるし、結構察しもいい。
仁と義一のこととかね。

とにかく彼氏が欲しくて、他のことにはまったく興味のなかった詩音だけど、仲間との映画作りの面白さに目覚め、部活動にいそしむようになる。

他人に興味がなかった礼だけど、自分の気持ちに気付き、親友の仁に背中を押されて(幼馴染み同士の友情も良き!)必死に詩音を追いかける。
はい!ここからが晴れて両想い、甘々ターンです。

で、お待ちかねのエロ!
小道具のメガネの使い方、お上手です。
詩音ちゃんの快感でクラクラしてる感じが度の強いメガネによって増幅され、読者にも伝わってきます。
メガネを外した礼先輩のちょっと上目遣いだったり、見下ろす視線がまたエロい!

そしてtkbフェチ、プリケツ好きの私にも、僅かながらですが嬉しい画もございました!
じゃのめ先生には、そこいらへんを益々大切に表現して頂けたらとお願い申し上げる次第です。 

シリーズ通して、DKの成長変化する日々、未来へ意志を持って進もうとする姿、アオハルを堪能させて頂きました。
彼らの卒業後のお話も読みたいけど、いつまでも高校生でいて欲しい気もします……。

4

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