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Ωに密かに想いを寄せるβ×運命のαを捜すΩ、希求と切望のオメガバース!
city lights birthday
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
大好きで作家さまとして心底信頼している本郷地下先生
そんな先生の作品ですが、オメガバ回避時期が長かった偏り読者だったので拝読出来ていなかったこちらをやっと…やっと…読みました(>ω<)!!!
280ページ弱の大ボリューム作品なのに、読後にそんなにページ数があった事に驚いてしまう位にドンドン読んでしまえる1冊でした
スゴイなぁ。。。
お話し内容などは今更レビューなので詳細は省いて感想レビューで失礼します
所謂オメガバ作品の中に於いての「運命の番論」と「βの存在」を上手く組み合わせた作品です
すごく斬新で惹き込まれる「感情が動く」作品でした
❝オメガバだから❞でありながら❝オメガバなのに❞の<矛盾>を「人間らしい感情」という作品のぶっとい軸を頼りに証明して行く展開にはお見事!としか言えない読後感に包まれました(*˘︶˘*)
そして先生のあとがきを読み、この読後感に深く納得してしまう、、、
最後の最後まで本当に響く1冊!!!
私自身はオメガバ作品自体への拘りが無い方なので、こんな運命の番の描かれ方もあるんだな~、、、と、本当に驚いたと同時に切なさも凄くて、、、( ;∀;)
拘りが無かった筈なのに蓮さんとまほろの重ならなかった運命に心が切なくなったのは、きっとすれ違った恋の苦さが蘇ったのかな…?なんて懐古と追想でエモさに覆われてしまいました
殆どBLを読んでいて自己投影はしないのですが「人間の感情描写」の浸透具合が今作品はすごく人肌だったんでしょうね、、、気付いたら心が持って行かれてました
蓮さんとまほろの重ならなかったけれども、それでもお互いの生きる糧となっていたその存在
「いつだって思い出せる けれど忘れる事を許して欲しい」
この言葉は凄く響きました
そんな2人の運命の行方を見届けた東馬
彼が2つの「運命の番」を見届ける事によって、あくまでも「運命」はきっかけに過ぎない事、恋のカタチは人の数だけある事を伝えられたと思います
そしてあのクリスマスの街角で偶然出会ったまほろさんと東馬だって「運命の出会い」だったんだ、「運命の出会いにした」んだなって思えるのがとても素敵でした
特に友達から始め直して、恋をして、その恋に苦しむ姿にはこの2人、どうなってしまうんだろうか?まほろさんはどうするんだろうか?とハラハラとしてしまい…ページを進みたいと逸る気持ちとちょっと落ち着かないと、、、と思う気持ちで情緒を乱されまくりでした(。・_・。)(;´・ω・)( ゚Д゚)( ;∀;)
出会いを運命に変えて、2人で共有した時間で相手を知って恋をしていく、、、
その時間と思い出が2人を結び付けていく過程と「これから」を信じられる素敵な恋のお話しを読みました
私の積み本癖解消の為に早く今作を読んだ方がいい!と背中を押し続けてくれたとあるユーザーさまにこの場を借りて心からの感謝を…!!!
「感情」の部分はホント、文句ナシです!!
ただ「設定」では少しばかりフィクション効果は強めかな?と思う部分もありました…(´・ω・`)
火事でお家燃えるとか、蓮さんの実父の話しとか、、、
少しだけ「ん?」って思う所はありますが、、、創作の中にあるリアルを感じる作品としての満足度は私には高かったので、そんな矛盾と違和感も込みでも神評価したい1冊でした٩(⁎˃ᴗ˂⁎)۶
修正|ケバケバライトセーバー系白抜きの萎える修正~。。。
オメガバース。
かつて「運命」に好きな人を奪われたβ(東馬)と、幼い頃会ったきりの「運命の人」を探すΩ(まほろ)
ひょんな出会いから、まほろの勤める風俗店の常連となった東馬は、スケッチブックと氏名しか手がかりのないα(蓮)を共に探すことになる。
あとがきを読むと、作者が「こういうものを描きたい」という信念を持ってこの作品を描いたことがわかるし、実際そういう物語になっていると思う。
ただ、その着地点ありきでそこを目指しすぎているような、登場人物が都合よく動かされているように思えてしまって感情移入が難しかった。
まず、東馬がまほろの人探しに協力し始めてからも、風俗店を介して料金の発生するカタチで会っていたのがすごく不思議だった。
東馬が協力する理由は建前上は、自分が運命に敗れたからそれを昇華したくて、せめて運命同士幸せでいてほしい…みたいな感じだと思うのだけど、それって支払うお金に見合うほど重要なのか疑問。
もちろん、この時点で東馬はまほろに惚れていたのだろうけど、それは無自覚だし…東馬の中でどう折り合いがつけられていたのかなと思ってしまう。
あと、どうしても突っ込まずにいられなかったのが、蓮を探すための聞き込みシーン。
テレビ番組だと嘘をつかれた近所の人が話をしてくれるのはまぁ、こういうもんかなと思ったのだけど、
中学や高校の関係者に事情を説明して話を聞く場面は恐怖を覚えたし、
高校に蓮の作品を引き取りにいく場面に至ってはあり得ないと感じてしまって冷めてしまった。
(なんの縁もない赤の他人が「この人は自分の運命の人なので探してます」と訪ねてきたら家に上げて卒アルを見せ、母校が本人の許可なく作品をあげちゃうって…この世界で「運命」がよほど重要視されているのか、単に防犯意識が薄いのか…
「運命」を騙ればストーカーも詐欺もやりたい放題の世界観に思えてこわい)
気持ちが冷めてしまったせいか、
蓮の手紙も特に感情が動かず、東馬が泣いてるからつられてちょっと泣きそうになったけど実際泣くほどではなかった。
作者の信念を感じるだけに、色々とケチのつく作劇は残念。
ハッピーエンドなんだけど、
違う道があったのに…!と思わずにいられない
やるせなさがあるんですよ。それがまたこの話の、というより先生らしさの魅力。。
なので、やるせなさを感じながらも、満足感とも幸福感ともいえる複雑な感情を噛み締めております。
先生の作品や、オメガバものを話題にする時に
必ずと言っていいほど、このお話が出てくるんですけど
天邪鬼、というかタイミングの悪い私は
今のいままで読んだことがなくて、
世田谷シンクロニシティ、メトロに続いて
3冊目の御本になったわけなんです。
実際は様々レビューがあって、迷った時もありましたが、でも正直読んで良かったです〜
先生の本を読んでると、
ふつうってなんだろうね。って
言いたくなります。
マイノリティだろうと
トラウマを持っていようと
辛い境遇で育ってきた身の上だろうと
それを無かったことにはできない
抱えて生きていくしかない
そして、幸せも不幸せも、
ラッキーもアンラッキーも
出会いも別れも
全員もれなく平等に降りかかるけど
それでも、その現実を生きていくしかない。
なんだか現実にある
日常の縮図みたいだなぁと
思えて切なくなってきました。
でも読んでる時はそんなことは
気付かないんですよね。
作中であんまり核心的なことを
言われなくて、あとから思い返して
みたくなる。名作だよなぁ
この本にはあとがきがあって、
作品を書くにあたって先生の気持ちが
書かれていたんですけど、
それを読んでなんか上で書いたような気持ちになった気がします。
運命なのか、自分の心の声なのか
どちらの選択をしても、
その後もラベリングされていない
どこにでもある日常というものが
訪れて、2人はそれに生かされていくんだろうな。
そして選択がどうだったのかの答えは
2人だけの秘密みたいになるのかな。
是非、あとがきも読んで
しみじみと余韻を味わってもらいたいです❤︎
βの攻めも受けも突然最後に沢山語りがでてきたαもどれにもあまり共感が出来ず、なかなか読み進められない作品でした。
βとΩなのでどうなんだろう?と思ってたけどそれ以前に、Ωが人探しをするのにお金をとってβに会いに来てもらっていることが疑問でした…
性的なことやそれに近いことするならまだしも人探しを協力してもらう時点で店でじゃなくて普通に会おうってならないのかな?、Ωは図々しい感じがして、βは金持ちという設定でも無いし違和感がありました
分厚い割に丁寧に恋愛感情が描かれてると言うより、人探しのくだりが長く、最後に突然α(探していた人)の人生を書いた手紙が登場して冷めてしまいました
突然αとβのふたりが恋愛感情に気づき、くっ付く流れも唐突で私には理解できませんでした…
愛か、運命か。
オレか、オレ以外か。
…ってまた書いてしまった。
ケド、オメガバースの「運命」を考えるとどうしてもこのフレーズがチラついてしまう。
そして本作は正に「愛か、運命か。」を考えさせる作品だと思う。
主人公は、βの東馬。
出会ったのはΩのまほろ。
まほろは幼い頃に出会った名も知れぬ「運命の相手」を探している。
東馬はまほろに恋する。
まほろだって東馬に好意を抱いてる。
でもそんなほのかで優しい感情は「運命」の前では。
ストリートビューなどを駆使して運命の相手・蓮を探す過程はなかなかにスリリング。
そうやってついに突き止めるわけだけれど。
何もかも遅すぎた…のでしょうか。
これはαとΩの運命の相手の話ではあるけれど、突き詰めれば現実でもままある話。
結局は「縁とタイミング」の事例。
蓮はαなのにつらい人生を生きて、それでも心ではまほろと同じ事を考えてる。
そこはさすが「運命」。
でも、蓮はまほろを探すのを諦めた。
運命でも添えないことがわかったんですね。
だから。
まほろが諦められる事にどこか安堵した時も響きあう。
運命ではなくても。
そのエンディングは暖かくて熱かった。
本郷地下先生のオメガバース読めて良かった。
電子書籍で、277ページ。とても丁寧で、隙がない。納得の1冊でした。
読後、ぅぅぅぅう〜!良かった!(涙)の一言。
オメガバースの格差社会。
α、Ω、β。
それぞれの立ち位置で、懸命に生きる3人の人生が描かれている。
αの、蓮さん。
Ωの、まほろ。
βの、東馬。
三人三様に、自らの運命に導かれ〜希望を見つけては砕かれ・・・
それでも、心の中でケリをつけて次に進む。
そしてまた、バース性に囚われず〜自らの選択で幸せを掴み取るお話しでした。
最後に、本郷先生のあらすじの所でもうひと泣きしたわ。
この世の中に、バース性が存在のしたのなら・・・
βの東馬×Ωのまほろの運命じゃない恋の話。
あるホワイトクリスマスの日に、東馬は、火事で家と貯金の全てを失いイメクラ(風俗)で働くまほろ(Ω)に出会います。
それから東馬はまほろに会いにイメクラに通い親しくなります。そして、まほろは幼少期にであった名前も知らない「運命の人」を探してると打ち明けます。少しでもまほろと一緒にいたい東馬はその手伝いを始めます。
ーーーーー
以下ネタバレあり。
運命じゃないオメガバースの恋。
なかなか難しい設定ですが、こちらはストーリーの構成が上手く、綺麗に纏まった1冊でした!「運命の相手」とのほどのセッ〇スにはならないかもしれませんが、ヒート時もあり、「あれ、β×Ωだよね?」と思うくらい濃厚でした!!
運命の人とは結ばれないけど、逆に運命の人を知ってるΩとβなんて、ある意味安心では!?良かったじゃん!って思いました!(特に東馬くんにはトラウマの上乗せになっちゃうし!)
結婚してから
Ω「運命の人に出会っちゃった...」
ってなったら悲しすぎますからね!
とってもハッピーエンドでした♡
色々深く考えさせられた作品で、面白かった。
著者のあとがきの言葉の意味が深い。
オメガバースの世界観は、「この世界で生きるのは 悲しみがつきまとう」
オメガバは、悲しみと背中合わせのバースルールだから、読者が惹かれるのかもしれない。
運命の番は、遺伝子由来のもので、揺らがない。
でも番同士が出会う確率は1%を切る。
運命の番と出会った二人が沿うことができず、他の相手と恋愛をして番になった場合、どうなるのか・・というのが、この物語のテーマ。
「あなたは、ちゃんと運命の人と幸せになってください」と、言うけど、
コーちゃんの運命のアルファは、どうあっても出会った運命の番と沿えない事情があって、他の相手と夫婦になっていた。
理性で分かっていても、やっぱり沿いきれない無念や悲しみが尾を引く。
遺伝子由来の衝動やすれ違いがあったけれど、夫々が幸せを得て納まる結末。
幸せは「こうあらねばならない」という、遺伝子由来の絶対条件の外にもあるってことなんだと思う。
遺伝子とは、先祖の体験した情報の凝縮と捉えたら、
この物語の二組は幸せを掴む例外の経験値に勝利して上書きを重ねた、
新しい情報を遺伝子情報に記録できた稀なカップルなんでしょうね。
オメガバースというバースルールはないけれど、諸々の格差がある今世の状況と一番今近い内容の物語じゃないかな、と思った。
東馬(β)→学生時代、想いを寄せていたΩが兄(α)の運命の番であることがわかり2人は結ばれ、それ以降実家に寄り付かなくなる。ある日、階段から落ちたまほろを助け、運命の番探しを手伝うことに
まほろ(Ω)→幼少期に出会った運命の番を探すため風俗店でバイトをするΩの青年。
蓮(α)→まほろの運命の番。幼少期に一度まほろと出会った。消息不明。
私は、中盤あたりから完全に蓮に感情移入してしまい、東馬とまほろを応援できなくなってしまいました。もう少し、蓮の顔が出てないとか、存在が薄ければ「2人が結ばれてよかった(^^)」と思えたのですが、蓮のバックボーンを知ったら、まほろと出会って幸せになって欲しかったなーと考えてしまいました。
そんな心理状況でラストの蓮からの手紙はバッドエンドの何者でもありませんでした。
「幼い頃に出会った運命の番を探す物語」であればしっくりきたかもしれませんが、あくまで自分の趣味や感性にヒットしなかったのかもしれません。
β×Ωもちょこちょこ読んできましたが、なるほどな……。
ちょっと、αが可哀想すぎて、メインの2人が霞んじゃいました。
蓮さん自身はもうまほろさんを忘れて、心を預けられる女性と子供に恵まれて幸せなんだろうから、まほろさんと東馬がくっつくことで話として万々歳なのはわかります。
だけど、一番感情が持ってかれて考え込んでしまったのが蓮さんで、その後の2人の成就を素直に祝福できなかったのは、BLを楽しみにしていた者としては少し微妙に感じられてしまいました。なので萌2で……。
ただ、オメガバース世界が持つ本質としてのグロテスクさや悲しさが描き出されていたのは、とても素晴らしかったと思います。
お話としてはとても、悲しくて、切なくて、面白かったです。
チル76
( *´艸`)フフフ…やっと読みましたよ♡
コメだと通知行かないと思うのでメッセ送りますね
晃子
あー!読んでくださってる~!
ありがとうございますっ嬉しいです~