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「好き」ってどんな気持ちだろう?
bitter drop
高校3年生になったハルが席が前になった風間に声をかけるところから始まります。
初めはハルの弟の鋼と野球部の先輩の柴にハルがちょっかいを出すので、何かのスピンオフかと思いましたがこちらが1巻目でした。
ハルが風間と仲良くなり、風間と一緒にいたいと思うようになっていきます。
このままハルが風間を好きだと自覚するのかと思いきや、この気持ちが何なのか分かるまで一緒にいさせてほしいendで驚きました。
ハルと風間はキスをする関係なのに友達の枠から外れないことが不思議でなりません。
それなら、キスしないままでいてほしかったです。
四宮先生初読みです。
大洋図書さんのツイッターで本作の紹介「寡黙なイケメン高校球児の、俺だけに見せる赤面がめちゃくちゃ可愛い話⚾️」を見かけ即飛びつきました(情報に疎いので遅い)
誰にも興味を持たなかったハルが風間に惹かれて執着していくさまが萌えでした。
ドキっとしたりキュンとしたりモヤったり、風間を好きになっているからこその揺れがかわいいです。
本人的には初めてで戸惑っているのもいい。
風間は必要なことしか言わない寡黙なところがすごく好きです。長身でスタイルいいところも。
そんな彼が風間のことが以前から好きで、表情が柔らかくなったりうれしそうにするのが萌え〜。
風間のスキンシップに内心ドキドキしながらうれしそうなハルという図がめっちゃよかったです。
セリフやモノローグがわかりやすいけど、ちょっと説明ぽいかなとは感じてしまいましたが。
ハルの心の変化が自然に思えました。
高校の時はキスまでなのも個人的に好きですし。
大学生になってからその先を意識して照れるハルが意外とウブだったのねとかわいかったです。
身長差、大人っぽい雰囲気、2人ともかっこいい、こういうカップリング大好きなので、続編が出てとてもうれしく楽しみです。
すぐ読んできますー。
ピュアで爽やかなDK同士の恋のお話。
ふたり以外にいない教室で開放的な青空をバックに寄り添う風間と春がすごく印象的な表紙ですが、作品のイメージぴったりで本当に素敵でした。
春が風間に対して感じているソレは明らかに好きという感情なのに
あえてすぐに伝えないところがすごく良かったです。
失いたくないから、時間が掛かっても自分自身と向き合って春は答えを出したかったんだろうな。
そして授業中、風間の背中に"スキ"って書いちゃうシーンにめちゃくちゃ萌えました…最高か…!!
恋人同士の甘さはなかったかもしれないけど、甘酸っぱくてキュンとするところがたくさんあって
青春をとても楽しめる作品でした。
本当に読んで良かった~危うく逃すところでした。
表紙に惹かれてあらすじをチェックせずに試し読みしたんですが、
双子DKが先輩を巡ってどうこうなる感じだったので、双子ネタがあまり得意でない私はスルー。
でも、作品の雰囲気や表情が好みだったので翌日に購入して読んだら思ってたのと違う…
メチャメチャ染み入るアオハルBLじゃないか~っ!
試し読みに裏切られて大喜びすることなんて少ないので、なんか惹かれるって作品はやっぱり買いなのかな。
ドキドキ激しく萌えるのではなく、ジワジワじっとり染み入る感じで、
誰かをスキになるという気持ちを知る、ハルの心情描写が丁寧に描かれていて、
寡黙で強い想いを抑えた風間のちょっとした表情描写や動きにキュ~ンとさせられました。
高2の双子、器用で適当な兄のハルとは対照的に、真面目で誠実な高校球児の弟 鋼。
鋼と先輩の恋を目の当たりにして、手放せない程の強い想いを知りたいと思うようになるハル。
1話では少ししか登場しない鋼と同クラの風間が、2話で高3に進級してハルと同じクラス。
風間と親友で元バッテリーの鋼という存在、
双子であるが故のライバル心や嫉妬心をいい具合に掻き立てる描写がうまい。
ハルの風間に対する感情が前の席の同級生から、一緒にいて心地いい友達になり自分だけを見て欲しい存在へ。
少しずつ変化していく感情の揺れが繊細でいい。
そして、寡黙キャラから思わず漏れるスキだろっていう表情や動きが大好物。
ごつくて朴訥で寡黙な風間がほんとにツボで、
少し口元をほころばせたり顔を赤らめたりするとフォーーーッってテンションが上がっちゃう。
受け視線の作品なのでハルの心情がメインな分、風間の抑えている想いの零れる瞬間が堪らなく愛おしい。
おススメの大好きな萌え描写…
ハルの頭を撫でる風間、風間の前髪を触るハル、風間のシャツを掴むハル、
風間の大きな背中に指で文字を書くハル、
野球部員だった風間の短髪から時間が経って伸びた髪も萌え萌えでした。
この作品はキス止まりですがこのラストで満足でした。
ただ、大学生編の続編を是非とも読ませて欲しい…
じっくりゆっくり関係を築いた二人のその後が読みたいです。
絡みがなくても風間とハルの日常のアマイチャを読みた~~~い!
そして、今回1話でメインだった鋼と先輩のお話をガッツリ読ませて欲しいです。
二人の恋心が切っ掛けでハルは特別な強い想いに焦がれるようになる、この作品の要でもある。
私には萌え要素しかなかったシバ先輩可愛すぎでした。
評価は神寄りの萌2。
作者さんの作品初読みでした。
表紙の感じと、試し読みから購入。
1話目は双子の兄・春が弟・鋼の秘密を目撃して…という始まり。
全く違う性格で、自分に無いものを持っているお互いに嫉妬に似た感情を持っている。
恋愛に関しても対照的なんだけど、好きな人を想い、関係を大事に育てていく鋼みたいな恋愛が実はしたいんです、春も。
それを自覚する序章のような1話でした。
2話目から表紙の2人がメインの話になります。
春は3年生になり、新しいクラスで元野球部の風間と友達になる。
いかにも野球一筋できた、っていう風間が良い。
髪は自分でバリカンだし、私服は甲子園Tシャツだしwもう可愛い。
上質素材の無駄遣い感がたまんねー。
必要な事しか言わないけど、嘘も言わない真っ直ぐな男子です。
そんな子が一途に自分を忘れているような春を想い続けてて、少しでも近くに居たいとか思っちゃってるんです。
これが男子高校生のクソデカ感情か…と胸がギュッとなります。
春も風間に対しては今まで付き合ってきた子達とは違う何かを感じてるのだけど、すれ違ってしまいもどかしい。
今までテキトーな付き合い方をしてきた春なので、身から出たサビってヤツなんですよね。ツラい。
距離が近づきそうで、もう一歩まで来てるのにっ!ていう焦ったさがたまらない。
前後の席で背中に文字書いたりするの、やったな昔。高校ぐらいまでしか出来んよね、こんなん。
最後は純朴ボーイの精一杯が見られて胸熱でした。
甘酸っぱい青春を堪能しました!
ひぇ~っ!もうやばいんですけど!?ピュアDKに悶え死ぬかと思いました!
始まりは本編の前日譚にあたる短編。冒頭から別カプが1ページ使ってばーんと出てくるので、何かのスピンオフ?と焦りました。どこにも書いてないですし、読んだ限りではこの1冊だけで問題なかったです。
本編はとにかくDK二人が可愛すぎる!二人とも素直で本気の恋には初々しくて、お互いに気持ちを自覚しないまま嫉妬し合って喧嘩してるのとかすごく可愛かったです。
私は特に攻めの風間が大好きでした。朴訥で初心ですぐ照れて赤くなるんですけど、これが春に対してだけなんです。でも自分の気持ちはちゃんと言う。堅物っぽい口調でストレートな言葉にしていて、まじでたまらんーっ!てなりました。で、春の気持ちが傾き始めてからは、笑顔いっぱいでスキンシップも増えて大事にしてるのが分かりすぎるくらいに伝わってきて。もうそわそわしてきゅんが止まらなくて、転げ回りたいってこういう気持ちか!と知りました。これは萌え死ぬ。
風間は将来めちゃくちゃイイ男になると思います。こんなに誠実な攻めに出会えるなんて…感動。
本編を読んだ後に冒頭の短編を再読すると、以前の春はこんな感じだったと分かり、風間と出会って変わった春を思ってさらに萌えられて良かったです。
描き下ろし含めHはなしでキスまで。浄化されたみたいに幸せでいっぱいです。