放課後のエチュード

houkago no etude

放課後のエチュード
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神244
  • 萌×2112
  • 萌43
  • 中立14
  • しゅみじゃない8

--

レビュー数
56
得点
1811
評価数
421
平均
4.4 / 5
神率
58%
著者
昼寝シアン 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
電子発売日
価格
¥689(税抜)  
ISBN
9784799752500

あらすじ

【一途な後輩×天才肌の先輩、恋と青春の本格バレエBL!】
舞台はとある芸術系高校。バレエ学科の凡人学生・見延千裕は、性格激悪と噂の先輩・一宮 瞬と出会い、その天才的なダンスセンスに一目惚れしてしまう。学校独自の風習「ペア練」で一宮と2人きりの放課後レッスン権を手に入れた見延だったけど、なぜか一宮が〝カラダの関係〟を迫ってきて…!?描きおろし甘々えっちも収録♥

表題作放課後のエチュード

高校1年,バレエ学科専攻
高校2年,コンテンポラリーダンス科専攻,元バレエ学科

同時収録作品放課後のエチュード

芸術系私立学院教師
二見の教え子

その他の収録作品

  • イチさんの放課後レッスン
  • そのあと(描き下ろし)
  • あとがき
  • カバー下(キャラクタープロフィール)

レビュー投稿数56

名作かも…?本格バレエに萌えとキュンが折り重なると最高でしかない

こんな漫画が読みたかった!今年何百冊と読んだ中トップクラスに好きな作品です。
高校生バレエダンサーたちの青春と恋が描かれていますがバレエ描写が下手なスポコン漫画よりもガチで、経験者じゃないとわからない細かいところも描かれていて読み応え抜群です。マイムのこととか骨端線閉鎖のこととか、観劇しているだけでは見えてこないバレエ界の裏側を垣間見ることができてためになります。
コミックスの各話の間にバレエについての解説もあるので、初心者でも理解できるようになっています。でも、実際に作中で出てくるバレエ作品を見ておくとより本作が楽しめると思います。ドン・キホーテとか海賊とか眠れる森の美女とか定番どころだからネットで探しやすいです。
そして特筆すべきはやはりダンス描写じゃないでしょうか。作注で何の作品のどの場面の振り付けがクレジットされてはいるものの、各作品の振付の中でどこがハイライトか作者さんがちゃんとわかってらっしゃるんですよね。振りの絵を何コマか見てその作品名がわかるって相当バレエがわからないとできないです。ご本人もバレエを実際にしていたからこそ指先の形までこだわっていて、描くのが難しいダンス場面が臨場感たっぷりです。これ、アニメ化とか万一したら凄そうだな…。
BL的な観点から書くと、ずっと見ていたくなるくらいキャラの体のラインがきれいです。受けの一宮は少し華奢だけど筋肉がしなやか、攻めの見延はどんなリフトもこなせそうな逞しい逆三角形のがっしり体型だけどガチムチ過ぎないのが良きです。
エロな部分はヒーリングパラドックスと比べると少ないですがぎこちない兜合わせとか裸で抱き合ってるだけで十分キュンキュンします。
ヤってるだけで取ってつけたようにバレエが出てくるくらいならバレエありきでところどころ萌えエッチがある方が個人的にはよほど好みです。
ストーリーは王道めの年下ワンコ攻め美人黒髪ツン受けで、体格に恵まれながらも実力が伸び悩む攻めと天才ダンサーなのに身長のせいでロシア留学を逃した受けで、タイプが全然違うからこそ上手いこと噛み合っていくんですよね。
特に、学校で浮いていた一宮がだんだん見延に心開いて行って可愛くなるのがたまらないです。本編では描かれなかったラブホでのエッチも描き下ろしでちゃんと読めたのも良かったです。初めての見延をリードする一宮が色っぽいです。
この漫画を神推ししたいがために長くなりましたが、今後も作品が続いていくそうです。一宮と関係のあった二見が終始謎な存在だったのでそのあたりが次作で掘り下げられてたらいいなと思います。
長編化してずっと読んでいたい作品です。

14

身体が!

もう、この身体だけで、大満足というか、
なんというか、とんでもない画力ですね。
踊る身体が、理想の二次元化されている!
すごく実在感のある絵なのに、あり得ないようなプロポーション。
いや、日本人の高校生くらいの身体だと、あり得るのかなぁ。
で、対極の身体を持った二人が、この絵の、この姿で踊ったりしたら、そりゃあもうお互いに、恋に落ちるしかないよねって、説得力ありまくりでしょう。
あと、何にでも一途な所が、高校生!って感じで、そこも甘酸っぱくて良いな。

11

さ、三角関係…? (大人げなくて話を聞かない ニ見も憎めない…(笑))

昼寝シアン先生のTwitterの1話試し読みや あらすじを読んでいた段階では、イチさんのことを 才能はすごいものの 少し傲岸な気のありそうな、壁(後の努力で乗り越えられるもの)にぶち当たって逃げた系の人だと思っていました。

1話の宝井の身長の話が、見延の体格がいいって話だけでなく…、そうなんか…となり、それを踏まえて1話からのイチさんを見ると、あー ってなりました。見延に「がんばれ」って思えるイチさんが…。

読み進めば読み進むほどイチさんが「愛おしい」かったです。



実は、試し読みの、人工呼吸(?)のところで、 え?なんで? と、引っ掛かりました。
あまり、バレエやダンスを、興味をもって見たことがなかったので、感覚が分かりませんでした。

引き込まれる踊りというものを見た人は見延のような気持ちになるのか(瀕死の白鳥の舞いを見て、息を吹き込まねば!となる気持ち)が、よく想像できませんでした。
マジでやったやつなら人工呼吸もあり得るの?てか人工呼吸て??と、なりました。

それでも購入したのは、昼寝シアン先生の前作【ヒーリングパラドックス】がとても好きだったからです。今は、本作【放課後のエチュード】を 買って良かったと思っています。


イチさんの放課後レッスンや本編で挟まれる説明もさることながら、視線を引き付けることについての描写や指先まで先端まで伸ばす描写から あぁ…こんな風に魅せる努力をしているんだ と感じ 今まで違う世界のものと思っていたバレエへの興味が少しわきました。
バレエやダンスが 、見る人を、 イチさんの瀕死の白鳥を見た見延のように、本当に 引き込むものなのか、確かめてみたいです。


本作(放課後のエチュード)を読み進めていくなかで、萌えるとともにバレエのことを少し知り、バレエのことを少しだけ知ったなかでもう一度読むとイチさんと見延の恋愛(?)模様にもちゃんと気を配って読めるようになり、2人の恋愛模様にも気をつけながら読むと、更に作品への理解(萌えetc)が深まったと思います。

続き(2巻以降)も楽しみです!!!


p.s. イチさん猫、見延 犬、がちょこちょこ挟まってて可愛いかったです!
あと、本の修正は、真っ白白抜きです!(笑)

9

ストーリーが良かった!

バレエをよく知らないし攻めと受けのキャラ設定はよくある組み合わせという感じでどうかなと思って1話を試し読みした時は買うのをやめましたが、評判が良く気になり購入したら、ストーリーが良くて徐々に2人の関係が進展していく様子がわかるし、ネタバレですが公演で一宮の衣装がボロボロにされた時に見延が助けるだろうなと予想していましたが、手縫いでなおしたシューズだけを持ってくると思っていなくてそこでぶわぁっと感動して、タイツとシューズのシンプルな格好で踊る姿にまた感動しました。
その後のホテルに入る前の『お前がいいって俺が言ったんだよ』と言って見延の手にすりってする一宮が可愛すぎて5話目で一気に感情が昂りました!!

2人の体格差もいい感じでレッスン中がエロかったです。
まだ続くようなので読みたいと思いました!

9

眼福

Healing Paradox でお話と絵の綺麗さに衝撃を受けた昼寝シアン先生の新作、とても楽しみにしておりました!

まず何より絵が美しい。どのページを開いても、指先まで神経の通ったような絵に惚れ惚れします。
バレエダンサーの動きの繊細さや躍動感、身体の線の美しさを、それはもう存分に浴びることができ、眼福の一言です。
先生ご本人がバレエを嗜まれているとのことで、ディテールの完成度が凄まじいと感じました(素人目で恐縮ですが)。
題材と先生の絵の親和性があまりに高く、もう眺めるだけでも十分なくらい。

ストーリーは「ないものねだり」、まさにその通りの二人のお話です。
体躯に恵まれた見延と技術を持った一宮。出会った二人は、自分に足りないものを持った互いの存在に強く惹かれていきます。
人間として相手に惚れ込んだ感情が、募って、募って、末に溢れ出してしまう。そんな風にしていつの間にか恋慕になってしまったような、純粋な想いの詰まった二人の関係がひたすらに愛おしいです。
本巻は想いが通じ合ったところで終わりますが、嬉しいことに続きがあるということで、これからさらに掘り下げがあるのかなと期待しています。
ダンサーとしての二人がどう成長していくのか、二見の存在にどう片が付くのか、そしてあわよくば二人のイチャイチャがもっと見たい!ということで楽しみに待っていようと思います。

あと本作、私のような、ワンコ攻め、絆され受けが好きな方堪らないのでは…!と思ったのでぜひオススメさせてください。
見延はポテンシャルたっぷり、包容力があって諦めが悪くて、一宮のことが大好きな the大型犬ですし、一宮はそんな見延にグイグイ来られ、ドロドロに溶けていくクールビューティ。
話が進むにつれて、凛とした一宮が可愛らしく蕩けていく様ったら堪りません。でも、どんなに絆されても、一宮は筋の通った孤高の天才ダンサーであり、それがまた格好良く魅力的です。

つまり何が言いたいかというと、電子版書き下ろしのネコのフミフミ最高にかわいいので皆さん見てください!

8

連載時から発売を楽しみにしてました!

連載1回目から、なに、この肉体美!と目を奪われまして。
バレエ学校が舞台なんですね。
だからストイックに鍛え上げられた肉体美っていうんでしょうか。
そういうのが堪能できるんですよ。

で、バレエものなんだけど、なんちゃってバレエではなく、きちんと勉強してこの作品に取り組んでいるのがわかるので好感度も大。

おまけに、攻めは私の大好きな年下わんこ。
(ちなみに駄犬ではない良きワンコなので、バレエ興味ない人でもワンコ攻めが好きならオススメ!)

もう買うしかないっ!!!
って感じで、超〜楽しみにしてました。

受けの一宮は、とんでもないバレエの才能があるんだけど性格激悪という噂のある一匹オオカミな先輩なんですね。
孤高の天才肌というのかな。

攻めの見延は、そんな一宮に一目惚れしてしまう年下ワンコ。
ツレない一宮を口説きおとして、放課後の練習相手になってもらいます。

なんていうか「一宮から目が離せない」見延の気持ちが、よ〜くわかるんですよ。
演者としての圧倒的な存在感が一宮にはある。
それを可能にしてるのが、昼寝シアン先生の画力。
ただただ凄い、美しいって感じなので、これは是非、見て確かめてほしい。

見延は、体格には恵まれているけど踊りは凡庸な一年生。
それがツンデレ一宮と放課後のレッスン(抜きあいっこも含む♡)を始めて、少しずつ成長していく。

年下ワンコ×ツンデレ黒髪という王道の安定感の上にバレエが絡めてあるので、BL部分もバレエ部分もどっちも楽しめて満足度も高いです。
バレエを知らない方でも楽しめるように、話と話の間に用語や作品の解説が挟まれているし、小難しくないので大丈夫だと思います。

なんせツンツンだった一宮が、どんどん可愛くなってくの、最高。
最初は尖った表情しか見せなかったのに、後半のアレなんてキュン死するわ。
やっぱ一途なワンコ力のおかげだよね。
見延は体格良くて、体温高めなワンコって感じ。
ゴールデンレトリーバー系というのかしら。
ワンコ攻めってやっぱ最高〜!

そして続刊が出るそうで、それも楽しみです!
(ちゃんと一巻で合体してるし両思いになってるので、次巻の発売が待てない!!という終わり方ではないです。)



ーーー

個人的には現役バレエダンサーの二見が、ちょい地雷(高校生の教え子に手をだすキモいメンヘラ野郎)なんで、二見のチンコ永遠にもげろ!と願ってます。
この二見といい、デビュー作の「ヒーリングパラドックス」の攻めといい、昼寝シアン先生ってゲス顔が似合うヤバめの執着男が好きなのかしら、と思いました。

8

続きます!

お初の作家さんでした。
バレエには詳しくないのですが、先生ご自身経験者との事でとても詳しく描かれていて、興味深く読みました。

読了後にインタビュー記事を読みました。
見延が一宮の才能に嫉妬する設定が同人誌の時にはあったとの事で、それ見たかった!と思いました。
お互いに足りない部分がある2人だし、バレエに情熱をかけた人ならそういう妬みは少なからずあるんじゃないかと思うので。
早くにラブになるのも良かったんだけど、嫉妬や羨望が愛に変わる設定好きなのでそんな2人も見たかったです。

ポージングやポジション、バレエやダンスの動きを漫画にするってなかなか難しいと思うんですが、とても美しくて見応えがあります。
練習着や衣装もリアルで素敵でした。
一宮みたいな短パンもアリなんですね。コンテンポラリーだからかな?

好きなシーンはマイムで見延が一宮に告白する場面。
トキメキました♡
一宮にも刺さったようで納得。
ツンツンだった一宮がデレていくのが良かったですし、最初から溺愛な見延ワンコも可愛かった。
ちゃんと"待て"が出来るワンコは好印象です。

ラストのHシーンも好みでした!
攻めの余裕ない顔とがっつきが最高でした。

1巻の表示が無いですが、続くみたいです♪
多分二見がなんかしてきそうな予感しますね〜。
楽しみにしてます!
色々希望とかも書いちゃいましたが、神作です。

8

青春もので恋愛もの

シアン先生の2作目
前作も肉体がとてもよかったんだが今回はよりいっそう美しく感じる
恵まれた肉体を持っていながらも舞台の上で人に見られることに恐怖を感じる年下の見延と
圧倒的な実力を持ち吸引力も半端ないながらもクラシックダンサーとしては致命的に肉体が小さいためその道を諦めた一学年上の瞬
まず見延が瞬を追いかけるのだが

とても良いなと思うのが自分にないものを相手が持っていることに対してすごくまっすぐに認めている2人のスタンス
瞬を覆っていた影みたいなもの(二見)も
見延の存在で瞬が力を得て打ち消すことができてよかった

2人の恋物語でもあるけれども青春ものでもあるので読後感がとても良く満足感が非常に高かったです

2人が自分の不足しているものをどう補って成長していくか
もし続編が見れたらなぁと思います

8

真っ直ぐな二人

バレエ漫画というと、自分の才能への絶望・ライバルへの嫉妬・師弟の確執みたいなネガティブな感情を纏うイメージがあったんですが(いにしえの少女漫画)。

この作品の二人はお互いの才能を純粋に認め合っていてとっても良い!この先更に高いステージへと上がっても、このままの関係でいてほしい!


※イチさんの最初に出てくるビッチ設定、「俺の前でシコってたヤツ」はあまり必要がないような…ヤってたのは二見だけの方がストーリー的にもスッキリしたのでは…

8

作家買いです。ストーリーと模写がすごい

バレBL。
身体の動きが…
その模写がすごく美しいです。最高~!!

エロは少なめですが、シーンがなくてもストーリーと二人の感情模写だけで腹いっぱいです。

単行本(紙本)購入。真っ白…白抜き。
最近リブレさんのは9割が白抜き…いや100%かな?

8

この作品が収納されている本棚

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