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juouheika to sunakaburi no hanayome
人外もの、獣人もの、おとぎ話風味、どれも、扱いがとても難しいと思っています。
BLのエロさの導入、小道具に使われると、鼻白む感じが半端ない、というか。
小石川先生のお話は、どの要素をとっても、素敵で、綺麗で、胸に響いて、心に沁みます。
雪豹の獣王陛下に助けられた元奴隷の紅藍のお話。
紅藍の生い立ちによるものか、言葉にひらがなが多く、表現もまっすぐ、というか少し子どもっぽいです。
王様、を、おうさま、と呼ぶこと、おうさまにお礼をしたくてがんばるところ、いじらしく愛らしくて、それだけで涙腺がゆるんできます。
紅藍という新しい名前を与え、お前は運命の番だ、私の番になれ、と求める獣王。
文字通り抱え込んで、餌付けして、かわいがる様が、動物、王様、雄、すべての味わいがあって素敵です。
おうさま、が大好きで、愛情をもって一生懸命にお世話をし、それを幸せに思う紅藍。
いじらしくて、愛らしくて、獣王はもちろんですが、王宮のみんなに受け入れられ、慈しまれる様子が、とても愛らしいです。
紅藍が獣王に対し、ほんのり恋心を抱くようになり、このままいい感じで番に・・・、というところで、紅藍が捨てられたと思っていた仲間たちと再会します。
信頼と愛情、つながり、ちょっとづつずれが生じて起きた問題。
そして、それを乗り越えての大円満。
おとぎ話らしく、きれいで素敵なハッピーエンドでした。
フルカラーで読んでみたい作品でもあります。
モノクロでこれだけ美しいのですから、フルカラーだったらどんなに見目麗しいことか、想像してうっとりしました。
「食べないの?おおかみさん。」がとても素敵な作品で、こちらも試し読みして面白そう!ということで読んでみました。前知識なしで読まれた方が楽しめると思います。ネタバレ少なめでレビューします。
奴隷商人から殺されかけたところを、雪豹の獣王殿下に救われた、狐獣人の砂かぶり。王様は紅藍(こうらん)と名付け、とても大切にして「運命の番になれ」と言う。二人の間には何か過去があるようで…というお話。
雪豹獣人の王様がすごくカッコいいです!そして猫っぽい仕草をたくさん見せてくれて、猫好きにはたまらないです。尻尾や舌が大活躍ですw
王様は時々人間に変化します。銀髪(多分)碧眼の美丈夫で、すっごい美形です。スパダリというだけでなく、ツンデレみもあるところが可愛いです。大変萌えるキャラです♡
狐獣人の紅藍はフサフサのしっぽが可愛い。健気で芯の強さもある優しい子です。
ファンタジー作品として、設定がしっかりしていて大変面白く、また絵もとても丁寧に書き込まれていて美しく、ストーリーに没入できます。
中盤までは、紅藍と家臣たちとの交流など、平和なシーンが多くて、読んでいて優しい気持ちになってほっこり癒されます。
後半は紅藍の昔の仲間が出てきたり、過去編になったりで、ドラマチックな展開で読みごたえがありました。大変面白かったです!
王様は初めから一貫して紅藍を溺愛執着しているので、萌えるシーン、キュンとするシーンが散りばめられていて、それも大変良きでした♡
終盤、王様が紅藍と子供を助けるシーン、王様の過去の台詞も被って、胸がキューンとして泣けました。素敵なシーンです。
読後は多幸感に包まれました。
そしてもう一度初めから読み返したくなりました。
「おおかみさん」に続いて、またもや素敵な1冊に出会えて幸せでした。
先生の他の作品も読んでみようと思います。
DMM購入 濡れ場は1回 修正必要な描写なし
※電子限定おまけ漫画は3P
小石川さんのモフシリーズはいいですね~
可愛すぎる子供に手をやく犬さんのお話もとっても好かったですが、こちらも面白かった~
今作は雪豹の王と、その運命の番である狐さんのカップル。
砂かぶりと呼ばれ、一人だけ違う経路の紅藍は、幼い頃商人一団の中で異分子扱いされながらも健気に生きてきたのですが、あるとき手負いの豹に出会います。そのときは離れてしまったが。。
冷酷な王が紅藍を溺愛してデレを垣間見せるあたりが美味しい作品です。
王の忠実な部下がいい味。
おとぎ話と獣人という内容は、前作の「食べないの?おおかみさん。」の路線を踏襲しているようです。
物語はある国の獣人の国王陛下が、一見見すぼらしいキツネの少年を「番」として城に。
しかしキツネの子は贅沢に馴染めず、また王が言葉足らずで不安が拭えず、自分が王の「運命の番」ということを信じられない…
…というストーリー。
このキツネの子がも〜う不憫で健気で。
「砂かぶり」という名前からもわかる通り「シンデレラ」的な要素もあるんだけど、獣王陛下がキツネの子を愛するのはちゃんと理由があって、王の一途で誠実な愛がとても胸アツ。
何よりも「番」のために賢王として国をきちんと治めてきた姿が良い。だから国民達も王を信頼して慕っています。
王は勿論のこと、キツネの方も王の優しさ誠実さが伝わって恋心を抱くようになる、でも「両片想い」的展開が長いのがジレジレするんですよね〜。
お約束の「誤解とすれ違い」もキッチリ入り、2人がようやく心を通じさせるシーンにたどり着いて、心から良かった〜!という気分に。
獣王陛下は雪豹型でもヒト型でも非常に麗しい。
キツネの子は……ちょっと幼いかな。
国に伝えられている伝承も、話の起承転結もとても良くまとまっていて一冊の物語として読み応えがありました。「萌x2」で。
受けが可愛いし、攻めの獣人もとてもステキです。過去を振り返る場面があるのですが、読んでいて自然と涙が出てきました。ゆったりと集中して読んで欲しい作品です。ありがとうございました。
とてもとても優しくあたたかなお話です!癒されます!
ある国に伝わるお伽噺の紹介から始まり、そのお伽噺の続きが描かれていく。
名前すらも付けられず、砂かぶりと呼ばれていた狐と雪豹の王様とのお話は、導入の通り、お伽噺のような雰囲気がある作品です。
襲われていたところを王様に助けられ、そのまま王宮に連れてこられた狐にとっては、わからないことだらけですが、王様にとってはずっと昔から探し求めていた相手。
運命の番だからというだけでなく、幼い頃、実際に出会い、関わりがあったから探し求めていたというところが良いです。
色の名前が重要なポイントで印象的な作品でもあります。
王様が紅藍と名付けたことにも意味があり、表紙もしっかりと作品世界の色を映し出してくださっていて素敵です。
紅藍は思い遣りがあって可愛いし、王様もとても魅力的。
柔らかな気持ちになりたいときに読んでほしい作品です。
獣人萌えしないタチだし、花嫁って言葉が入っているタイトルにもあまり惹かれずにスルーしてきましたが、そういう作品でも時々なんでスルーしてたんだ〜って後悔することもあり、評価も良いので読みました。
豹の王様は、美女と野獣の野獣を彷彿とさせるような無愛想ツンデレ系で、受けは健気なキツネです。
不幸な受けが幸せになるお話が好きな方にオススメです。
豹の王様は基本獣の姿ですが、紅藍と2人の時には時々人間の姿になったりしまして、そのお姿がとても美…なのです。
王様の独占欲強めなところもとても良かったです。
紅藍を早く自分のものにしたいけど、自分のことを思い出すまで待ちたいと気持ちを抑えるのもキュンとしました。
王様のねこちゃんみ溢れる電子限定4コマがめっちゃ可愛かったです♡
おおかみさんからの流れで購入。
あちらは二人の話で進む神秘的な童話世界でしたが、こちらは登場人物も多く、より具体的な童話ストーリーです。
お話の展開としては少女漫画のようでした。灰かぶりの子狐が運命の王子様と出会い、成長した王子様→王様の番になるという、まさにシンデレラストーリー。
正直に言いますと、おおかみさんがとても好きだったので、同じ世界観を期待していた分、好みからは外れていました。世界に浸ることができなかったというか。
ケモ耳がケモ耳として存在している世界だからですかね。葛藤がもっと見たかったな。
雪豹から人型にフォルムチェンジする王様がかっこいいです!
鳩教授から好きで読まずにいられない作家さんです。
可愛い。とにかく可愛いが多くて幸せになります。
衣装も可愛くて、砂かぶりちゃんがすごく健気で常に応援したくなります。
なんと言っても、まだ砂かぶりちゃんが幼かったとはいえ立派な獣王陛下をねこちゃんと呼んで甲斐甲斐しく介抱するところが萌えます。
なんならもうずっとねこちゃん呼びして欲しいくらいです。
陛下と結ばれてからの仲良し描写がもっと欲しかったなぁ〜と神には届かずですが、王道ながらもファンのツボをバッチリ押さえた作品だと思います。
絵がすごく可愛くて優しくて細かいところまで凝っていて、登場人物たちの小ネタ的なところもとっても面白いです。
不器用王と砂かぶりキツネさんのお話です。
王様に助けられた砂かぶりは突然お前は番だと言われて王宮に連れて来られ…。
何でも欲しいものをやると言われ…。
王様に素敵な名前をもらいます。紅藍という名前を。
紅藍は思い出せなかったのですが、実は2人は紅藍が小さな時に会ってるんですね。
健気な紅藍。隊で厄介者扱いされてるのに傷ついた王様ことねこちゃんのために食料を盗んで…。
二人や王様にこんな過去があったのね、王様が紅藍を愛するのも必然ですね。
紅藍も少しずつ王様に恋をして、過去も思い出して。
王様が紅藍のために国をより良くしたのは感涙です。
使用人も良い人ばかりで。
二人も使用人もキャラがとっても良くて。
紅藍、これまで苦労してきた分幸せにおなり、と親目線で言いたくなります。
紅藍のくしゃみが可愛かったから祝日ができました!
どんだけ溺愛なんでしょう!
王様の上から目線のかまってちゃんや、嫉妬や独占欲が可愛かったです。