【大注目】次に来る新ジャンルBL!Dom/Subユニバース

おすわり、よくできました

osuwari yokudekimashita

おすわり、よくできました
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神57
  • 萌×258
  • 萌34
  • 中立6
  • しゅみじゃない13

--

レビュー数
21
得点
625
評価数
168
平均
3.8 / 5
神率
33.9%
著者
三栖よこ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス moment
発売日
電子発売日
価格
¥710(税抜)  
ISBN
9784801972773

あらすじ

犬猿の仲なのに、本能レベルで求め合う!
<攻×攻! Dom/Subユニバース>
溺愛系インテリDom×俺様遊び人Sub

サッカー選手の最上と医師の支倉は、ゲイバーで人気のバリタチ同士だが、恋愛スタンスが正反対ゆえに喧嘩ばかり。
ある日、バーで悪酔いしてしまった最上を介抱することになった支倉。
座って休ませようと、冗談半分で「おすわり」と言うと、最上は突然、腰が抜けたようにぺたりと座り込んでしまう。

今までに経験したことがないような強い浮遊感に包まれた最上は、なぜか「もっと命令してほしい」という衝動に支配されてしまい――…!?

描き下ろし9ページ収録!

表題作おすわり、よくできました

28歳,医師
26歳,サッカー選手

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下イラスト

レビュー投稿数21

No Title

ノーマルだと思っていた主人公が実はサブで偶然そばに居た犬猿の仲のドムと仮のパートナーになるお話。

主人公が可愛かったです。ツンツンしすぎないツンデレ。無神経なところはあるものの、憎めないキャラクター。
性別に翻弄されたり、恋愛ごとでモダモダはしますが、主人公が明るい性格かつ基本的に潔よいので、深刻になりすぎず読むことが出来ました。
しかし、ちょっとどうなんだろうと思ってしまう描写が多く、総合的には満足度やや低め。

ストーリー上それほど重要なシーンではありませんが、一番気になったのは攻めが受けに固形石鹸を咥えさせたことです。
飲食店のトイレでいきなりだったのでかなり驚きました。パッケージを破っていたので新品だとは思いますが、そういう問題では無く冷静になってくれと言いたくなるシーンでした(店に置いてある物を勝手に使用したのか固形石鹸を持ち歩いているのか謎だがどちらにしろやめて欲しいと思った)。

他にも根本的なドムサブの設定や(命令を理解しないまま従ってしまう)、当て馬の言動や(悪人では無い)、それに対する周りの反応など、モヤモヤしてしまうシーンが多い作品でした。
とはいえ、主人公の性格や、二人のケンカップルっぽい関係性など、萌えたところはたくさんありました。

0

Dom/Sub苦手な人こそおすすめ

Dom/Subって激しくて痛そうなイメージを持ってちゃんと読んだことが無かったのですが表紙に惹かれて。攻め×攻めなんて絶対読みたい。

こちらの作品はDom/Sub要素が控えめ?なためドムサブが苦手な人におすすめ。
主人公の最上が後天的にSubだとわかるのですが最上の性格が男前で受け入れていくのがすごく良いです。あとサッカー選手ってとこやっぱり良い。良い陽キャ。

攻めの支倉もDomだけど俺様だったり支配者みたいな傲慢さが無いところが良い。
痛いことはしないしプレイの中でも激しいものが無くDom/Subが読みたい人にとっては少々物足りなさを感じるかも…
個人的には大正解!甘々で最高でした。

1

おもしろDom/Sub

三栖先生作品初読みです。
絵がきれいでポップでいいですね。
Dom/Subは怖いのは苦手なんですが、本作はやさしく明るくおもしろくてよかったです。
攻めっぽいイケメン×攻めっぽいイケメン、ケンカップル大好きなので、その点でも楽しめました。
イケメン同士がはりあったり、意地をはりながら惹かれあったり、時々ギャグみたいになるバランスがちょうどよかった。

俺様な最上がコマンドを受けた時、ワンコのようになるのがかわいいです。
ただエロ時、乙女化するのは控えめにして頂いてイケメンをキープしたままの方が好みではあります。

ただ、陽が当て馬の役割をしてくっつくのは展開が予想通りで少し残念でした。
あと、仮にも医者の支倉が最上に石鹸を咥えさせるシーンはえ〜?!と引いてしまいました。

Dom/Subと攻め受けポジションが無関係なら、リバってしまえばいいじゃないか〜と個人的には思いました。リバ好きなので。

カバー下で、バーテンダーと山田医師が双子だとわかったのはおもしろかったです。どおりで似ているはずだわ〜と腑に落ちました。

0

もう最高すぎる

本当に大好きな作品。
商業BLを買い始めた初期に購入し、読みました
sub/domとはなんぞや?という脳で読みましたがすんなり入りました
電子も紙でも持っています笑

支倉と最上、どちらもほんと良くて…
最上が苦しんでいる描写が辛すぎましたが、、
支倉は紳士でいつも相手を想って行動してるし、最上は男前…!!!!!
なんて最高なカップルなのだ!!!!


初めは喧嘩ばかりですが、もう支倉は出会った時から好きだろ〜!!!!!ともがいていたらやはりそうでした、発狂しましたね
作者様も言っていましたが、”支倉は最上がSubだと分かる前から最上に好意を抱いてるので最初のプレイで最上がフェ…してる時に手を握っている”というのが本当……sub/dom関係ない間柄だなと。そして支倉が最上がSubだって分かった時は嬉しいし運命すら感じたと…。ノーマルでも恋していたと作者様が断言したんです、泣きました。相手を思い合ってあるのがひしひしと伝わってきます
 

グッズ化決まったので嬉しいです!!!!!


0

受けが男前

初めて読んだ「FAKE BOYS LOVE」が凄く良かったので、続編が発売されたこちらを読んでみました。

相変わらず絵が凄く好みでした。たまにバランスが悪い時がありますが、2巻で無くなってると期待します。

Dom/Subユニバースですが、軽いタッチで苦手な人でも取っ付き易くて好感を持つのではないでしょうか?

個人的にはゲイばかりかSubと判明してからもクラブに報告した最上の強さと、あっけらかんとした明るさに惹かれました。

対して医師で優しくて余裕がありそうな支倉の方にトラウマがあって、恋愛に対して臆病だったのに激萌でした。

なかなか素直になれない最上が支倉と物理的にも心理的にも離れてみて、彼が特別だと気が付いた流れが凄く良かったです。支倉に思いを寄せる少年を責める事なく、大人の対応だったのに彼の性格の良さを感じて人気者なのが納得でした。

2巻でどのような展開が待ってるのかが凄く楽しみです!

0

とても気持ちの良い性格のSub

出会いから喧嘩ばかりだった、Domで攻な支倉と、Subで攻→受の最上のお話。

二人の初対面のエピソードからもわかるとおり、基本的に最上がめちゃくちゃ気持ちのいい性格してます。
本当にヒーローみたい!

最上は、お尻で攻めを抱くタイプの受けだったので、よくあるこの人本当に元攻めか…??という不安もぶっ飛びました。
元攻めの振る舞いとして、大優勝です。
Dom/Subとして、タチネコの概念までは一致しないという伊丹先生の説明をきいても、結局は最上が受ポジションであることからも、最上の方が結構変わったんだなぁ、受け入れる器が大きいんだなぁと感じました。
元々性格の気持ちよい男なので、うじうじすることもあまりなく(Subと離れてしまった時の不安定な時期除く)、めちゃくちゃ男前です。
こういう受ちゃん待ってました、最高です。

トイレで突然石鹸咥え始めたところは謎すぎましたが、それ以外はえっちシーンも大満足で、最上も支倉も可愛かったです。
足で下着越しに扱くところ、扱かれるところ最高に可愛かったです。リピ確です。

続編も連載最終話を迎えているそうなので、続編の二人も早く単行本で読みたいですー!!!

1

Dom/Sub初心者より中級者向け


帯にもあるように「攻め×攻め」のDom/Sub。
ただ、ドムサブということを除けば王道の攻め×攻めでした。

攻め本といえばケンカップル多めのイメージですが、大人な二人でDomは紳士系。
代わりに受けが強気で上手く宥める感じでした。
エロは少なめ。

仮のパートナーになってからはお互いに同じ熱量で惹かれ、くっ付きそうなのにそうもいかないのは攻めのことが好きな当て馬の男の子が介入したから。
それから、なんやかんやあって無事にゴールインからのハピエン。
今までタチだった男が可愛くネコに堕ちていく様が最高でした。

けれど一方でDom/Subならではの良さが目立たっておらず、かつDom/Subについての解説があまりなかったような印象を受けたので、初心者よりも結構Dom/Subを読んできた中級者向けかもしれません。

0

ドムサブです

タイトルとカバーからドムサブだと分かります。そのつもりで買って読みました。
お話は割と想像がつく感じで、ちょっとけんかップルっぽい二人ですが、主にサブ目線で描かれており、俺様な主人公が実はサブだったという設定です。

実は、カバーのサブが、茶色い紙できれいめな顔なので、本編で最初に登場したドムの方だと勘違いしていました。
そのせいで、あれ、いかにもなキャラが実はサブ的な話?という先入観で読んでしまい、なんかしっくりこないまま読んでしまいました。
受け攻めとドムサブは本来独立なようですが、ここでは攻めが実はサブだった、というギャップが用意されているのに、ドムがサブだったと勘違い。。

職業が、サッカー選手と医者というのが変わっていて面白いなと思いました。
特にお医者さんってなんかいい。実際には激務だろうと思いますが。。

絵がきれいです。口に少し特徴があるかな。サンプルを読んで気に入れば最後まで楽しく読めると思います。

ケンカップル好きなので、強い絆で結ばれたパートナーが普段はけんかばかり、というおいしい設定ではありました。
もう少しドムサブならではのHシーンが見たかったかも。

0

優しめ

Dom/Subユニバース
初めて読みます。
なんとなく、ハードなのかな?と思ってましたが
甘めで読みやすかったです。

2

表紙に引かれたけど

最初からつまづきました。
表紙の人、どれ??主人公の最上なんですけど、表紙は茶髪、本編は黒ベタ塗り、Subに目覚める前、後での雰囲気の違いもあってなのか、誰?この人?別人じゃない?と、戸惑いました…

Dom/Subは苦手なんですが、こちらはソフトだから苦手な人にも…ということで、読んでみました。
が!私は酷い目に合うのが駄目なんじゃなく、好きな人以外であってもDomの命令(コマンド)は絶対、逆らえないのが理不尽に感じて…セーフワードもあるし、信頼できる相手、好きな相手だからプレイも気持ち良くなるのかもしれませんが、命令ならすんなり従ってしまうのが面白みにかけると言いますか
本能に逆らえない振り回されてるだけでしょ…そこに葛藤や気持ちは?と冷めてしまうのです。

突然Subに目覚めて戸惑う姿やそれでも潔く、セフレの関係に苦しくなったりするとこや、Domだけど優しく満たしてあげたい、Domの手腕でSubもトロトロ~なのは見どころ!!
ですが、Dom/Subの性差を超えた関係性なのかと言われると…??オメガバの運命の番って何?って思っちゃう人間にはモヤモヤする設定です。

強気な受けがDomの前では本来のSubの面が出て…ケンカップルがお互いの良さを見つけあってとか萌えポイントもたくさんあるんですけどね。明るく元気前に出る正統派主人公みたいな受けがちょっと好みじゃないのもありDom/Sub良いじゃんとはなれませんでした…

0

気持ち良く読めるDom/Subユニバース

 Dom/Subは食わず嫌いでずっと避けていたのですが……「もっと早く読んでおけば良かった!」っていうくらい良かったです。
 
 まず、続編が出たのでそれを先に読んで、面白かったのでこちらを読んだのですが、元々は“攻め×攻め”の二人がDom/Subとして“どう愛を育んでいくか”みたいなお話だったんですね……。

 Domの支倉先生もSubの最上もそれぞれに己の第二性について悩んでいるんだけれど、そこまで重たい雰囲気はなく、ありがちな暴力描写や虐げられているような表現もなかったので私には良かったのだと思います。
 最上もセックスやプレイで支倉に支配されていくっていうよりは、恋愛感情が先にきてその上で“受け”になることを選択したのだと思うので、そういう点では本能である第二性よりも恋愛感情が勝ったのだと私は理解しました。

 支倉先生はもっと自意識過剰の性格悪いヤツだと思ったら、すごい人間臭い優しい人だったし、最上も感情先行型のバカっぽいヤツかと思ったら健気な大型犬みたいな可愛いコだった……。
 誰も悪い人がいないから最後まで気持ち良く読めました、面白かった♪( ´▽`)
 続編は色々伏線張られてたので、続きがすっごく楽しみです♡

 だけど、イケるかと思って他のDom/Sub作品も購入したのですが、それはやっぱり途中で読めなくなってしまったので、三栖先生のこの作品だから読めたんだなと……。
 多分この先Dom/Sub作品を積極的に読むことはないと思う……。

 



0

平和なDomSub

DomSubものってまだまだ少なくて、「SMでは?」と思っている人もいるかもしれませんが、ストーリーによるなぁという感じ。こちらはDomのお医者さんが相手が痛いのダメなタイプなので、ソフトなプレイで初心者にもお勧めです。また、社会的地位が!みたいなのもなく、平等な感じが良いです(そもそもDomSubはオメガバみたいにそういうのはないのかな…?勉強不足です)

受の元攻ヤンチャサッカー選手(ゲイ公表済)が攻め顔(一瞬ニンニンみたい)なのに可愛くなっていく姿もいいなぁ。お互いを、そして陽くんを思いやって、遠慮しあうところもなんだかリアル(?)で愛しい

最初のイメージより波乱/刺激は少なく人によっては物足りないかも?しれませんが、安心して読めるDomSubです

0

初物で福呼び込む?

特殊設定があるお話に苦戦する性格です
1つ「ん?」って思うとなかなかお話をうまく飲み込めない質がたたってます

だがしかし 自分の難儀で良作読み損ねるのはイヤなので雑食癖は治せません

全くもって厄介なヤツです


はじめましての作家さん
しかもお初の Dom/Sub 不安しかなかったです ←なら読まなきゃいいじゃん!


ビックリするほど その特殊設定ってのが気にならなくて
もっとBDSM色が強いもんだと思ってたんですよね


確かに支配欲や嗜虐の部分は強調されてるし その第二性ってところに悩みはしてるけど その部分って多少なり誰の中にでもあるようなもので 特殊設定として存在してる訳じゃないだろ?と思ってるからなのか 抵抗なく[普通の恋愛]として読めたのは超ラッキーだった

内容的にも淡々を互いを求めあっていくすすみ 発情や強姦・凌辱がないぶんオメガバよりすんなりいけたし


特殊設定承知だったけど 最初に読んだのがこの本でよかったな って素直に思えたし
こっから先 Dom/Sub設定で足踏みする事もないなって思えた作品だったかな ?

でも 設定に若干構えた分 肩透かし ってのは正直あったかな?

0

良いこのためのよくわかるよく萌えるDom Subストーリー

ずーと、単話で追いつつ、単行本も買いました!

SMぽい関係に近くて遠い新しいBLジャンル。
他の作家さんが描かれたもの読みましたが、三栖よこ先生のこちらの作品が設定やおろしろみがよーーーくわかりました。

キャラクター設定のバランスもよくて、
Subの支倉さんがお医者さまで、何事もそつなくこなし、尽くすのが好きなとこ、
Domの最上くんがイケイケのサッカー選手で、ヤンチャだけど筋が通った生き方をしてるのがすごくよいです。

支倉さんが受け持ってる陽くんという高校生の男の子が彼に恋していて、2人の関係を掻き回すのですが、陽くんがいじらしくて、いつか幸せになってほしいと思うくらい憎めないかわいいかわいいな当て馬?です。

BLってエッチなシーンを見るのも大好きですが、同じくらいキャラクターのファッションを見るのが大好きで、支倉さんの洗練されていて、でも、襟にとても高さがあったり、書生ぽい白衣の着こなしだったり、独特なエッジーさがあって何度もみてしまいます。

よこ先生の写実を少し混ぜた絵柄がとても素敵で、且つ、線が強いので男の体のという感じがして、BLを描くために生まれてきてくださったのではないかと思いました。

ファーストDom Subはこれで決まりだ!

2

絵も物語も丁寧、攻×攻+ドムサブ=最高

初めて三栖先生の作品を読みました。
一コマひとコマがとても丁寧に描かれていて、大切に紡がれた物語だなと感じました。

Dom/Subユニバースが好きなので、pixivで予告を見たときからコミック発売を楽しみにしていました。
紙書籍で購入しましたが、期待以上の絵と物語の丁寧さにとても満足しています。

Dom/Subユニバースに攻×攻が加えられたことで、成長しつつあるジャンルに王道要素も組み込まれた作品となっていました。
Dom/Subユニバースに馴染みのない方でも、攻×攻がお好きなら楽しめると思います。

個人的には、攻めである支倉くんの性格というか表情が可愛くて、スポーツ系の爽やか男前な受けの最上くんとのバランスがとてもよかったと思います。

瞳の描写など細かいところにこだわりを感じて、ストーリーとともに絵の細かさも楽しめました。

紙書籍で読んだので、その分ひとコマずつじっくり味わえて満足です。

Dom/Subユニバースがお好きな方はもちろん、攻×攻がお好きな方、Dom/Sub初心者の方にも読んでいただきたいです!

2

Dom/Subは苦手ですが、これはいい話でした

Dom/Subの話って既に他の作者さんが何冊も出していますが、一通り読んでみてどれも支配と性欲が全面に出されてて面白みに欠けてたんですよね。
でもこの本ってそういうことじゃなくて、DomにはDomの辛さがあって決して優位な立場ではなく支配しながらも振り回されていて、SubにはSubとしてのプライドや葛藤があって簡単には掘られたくない。そういう複雑な心情が1冊にまとめられてていい話でした。元々タチのSubの彼はプレイはしても挿入だけはさせたくない。
Domの攻めも命令はするが虐めたり嫌がることはしたくない。凸凹がピッタリとあった2人が惹かれあっていくのが伝わってきてとても面白かったです。
電子版で読みましたが、もう一度じっくり読みたくて紙書籍でも買いました。
他のDomSub話って失礼ながら重々しいエロ重視の内容ばかりで胃もたれはしても感動しなかったので、一人の人間の個性の延長にDomとSubという一部がある。そんな人間味のある内容で面白かったです。

4

手綱付って珍しい

Dom/Subユニバースものは何作か読んだ事がありますが手綱まで着けてるのは初めて出会いました。コマンドも多く作者の私がこのジャンルの先駆者になる!という強い意気込みが良く現れてました。(本当にそう思っているかどうかはわかりませんが)
ただ、一つ言いたいのはたとえ新品だったとしてもどこのメーカーのかもわからないトイレに置いてある石鹸咥えるのは辞めた方がいい。サッカー選手なんだし後日何かあったら大変。そうじゃなくてもそれを片付ける店員さんが可哀想なので。

4

甘くて明るいケンカップル♡

初めて読んだ三栖よこ先生の作品です。

Dom/Subユニバース設定です。
医者 支倉 秀士(Dom)とサッカー選手 最上 一輝(Sub)のお話。

Dom/Subユニバース
男と女とは別に「Dom」「Sub」といった第二の性が存在。
人を支配したい本能を持つのが「Dom」
人に支配されたい本能を持つのが「Sub」
第二の性を持たないのが「Normal」

ゲイバーの常連である支倉と最上はバリタチ同士。
性格の違いから顔を合わせれば喧嘩をする仲でした。
ある日、成り行きで一緒に飲むことになった2人。
…が、最上が酔い潰れてしまい、支倉は自分のマンションに連れ帰ることに。
最上を座らせるために支倉が冗談で言った一言により、2人の運命が動き出しました。
「おすわり」

三栖よこ先生の絵柄が綺麗な上、コマ割りも上手なので読みやすかったです。
また、Dom/Subユニバースの設定を読者にもわかりやすく表現しているので、知識がなくても物語に入り込めました。
Dom/Subの関係性には、SMや差別のような暗くて痛いイメージがありますが、作家インタビューに “明るいDom/Subユニバース” と記載がある通り、明るくて甘いストーリーに仕上がっています。

――検査ではNormalでも成人後になにかしらのきっかけで第二性が発現することがある
支倉の命令がきっかけで、Subが発現した最上。
病院の担当医には「パートナー」を見つけるように提案されます。
一方、スマートで優しい医師の支倉。
第二性はDomですが、未だかって本当のパートナーとは巡り合えていません。

DomもSubも欲求を満たされないと体調不良になるため、サッカー選手の最上は支倉にパートナー(仮)を申し込みました。
但し、バリタチ同士のため、本番なしですが…。
犬猿の仲だった2人ですが、予想に反していい関係を築いていました。
仕事が忙しい支倉は最上に合鍵を渡し、最上は手料理を用意して支倉の帰りを待っている。
健康管理のためのパートナー(仮)なのに、まるで本当の恋人同士のように♡
しかし、その関係性を崩す存在が登場します。
ここからは、本編をご覧ください。
お互いがどれだけ大切な存在なのか気が付いた時、ドラマティックな展開が待ち受けていますよ。

このお話には、当て馬が登場します。
支倉の患者で高校生 松木陽くんです。
個人的には、もっと大人の当て馬にして欲しかったな。
いつか、スピンオフで陽くんを幸せにして欲しい。
脇キャラとしては、医者の伊丹先生とゲイバーのマスターが登場します。
あれ?なんか似ている…と思ったら、まさかの双子でした(笑)
ちなみに、マスターは2人のキューピッドですよ♡

Hシーンは、本編で2回あります。
どちらも気持ちが通じ合っているセックスなので愛で満たされていました。
ハードなプレイはありませんが、支倉がソフトな命令しながら最上を優しく甘やかします。
どちらかと言うと、身体よりも2人の表情や感情に魅せられるセックスの描写になっており、三栖よこ先生の思いが伝わりました。

描き下ろしは、本編のその後のお話です。
正式なパートナーになった2人。
交際は順調なのですが、最上には悩んでいることがあって…。

支配する側と支配される側…どうしてもマイナスに捉えてしまいますが、こちらの作品を読んだことで、Dom/Subユニバースに対して抵抗が少なくなりました。
首輪やちょっとしたお仕置き行為はありましたが、どれも愛情が感じられるので嫌な気持ちにはなりません。
むしろ、支倉に褒められている最上が心から嬉しそうに見えました。

お気に入りは、最後のお揃いの時計をする2人のエピソードです。
喧嘩しながらも幸せそうな支倉と最上にキュンとしますよ♡

オメガバースとは一味違った設定で、「次にくる新ジャンルBL!」の Dom/Subユニバース。
興味のある方はもちろん、SM系が地雷の方にもおすすめです。

4

一緒に満たされる

Dom/Subユニバースは注目ジャンル!
まだジャンルとして成熟してないからなるべく多くの作品を読みたいと思っています。

さて、こちらの作品はどうでしょう?
結論から言って「すごく良かった」。
絵も綺麗。
心の動きも良く描かれてる。ストーリーが良いです。
Dom/Subの世界観に、従来からある攻めx攻め攻防スタイルやケンカップル要素を絡めている。

元々ゲイでタチ専、そしてSubではなく「ノーマル」として生きてきたサッカー選手の最上が主人公。
大人になってからSubの出現があった、という設定。
発症した時に助けてくれたのが仲の悪い同じくタチ専の医師・支倉(Dom)で、体調を安定させるために支倉にパートナーになってもらう、という展開です。
最上はルックスもいいモテ男で、だから「ノーマルのタチ」自認の時はDomでタチの支倉に強くライバル意識を持っていて反発してたんだけど、コマンドに従属するという本能に従うようになってからは支倉への感情も変化していきます。
コマンドによりポワ〜ンと従属してしまう最上が何とも色っぽい。
そして「当て馬」的な存在の描き方も本作は一味違います。
最上は男前さ故に一歩引くんだけど、その事でDomの支倉も弱みを見せる事になる。最上と会えないことで支倉も体調が悪くなるのです。
正にDomとSubは同等…同じだけ惹かれあい、同じだけ傷つく補完する関係性。

肝心のDom/Sub描写は。
SM的なものは無く、非常に優しいです。甘く暖かいケミストリー。
Dom/Subに興味はあるけどSMぽいのは…という方に大いにおすすめできる作品です。

5

優しい

どこにおすわりしてるのーー(//∇//)
なんて照れちゃいながら存分に楽しみました♡
優しいDom/Sub作品。

商業のDom/Sub作品はまだそう多くもないかと思いますし、私自身も(他作家さん作品と合わせて)2作目のDom/Sub作品でした。初心者マークついてます。
題材的に過激になってもおかしくないと思うのですが、今の流行りなんだろな〜。優しいってのは。
具体的な優しさの意味は、無理な命令はしない、相手の嫌がることはしない、などの人としての部分。自ずと作品自体が優しくなるってわけです。

ドSな攻めや過激な作品を追い求める方には、少々物足りないかも。しかし、Dom/Subについていけるかなぁとドキドキされている方には、是非にとおすすめしたい(^ ^)
優しくて、あまい。でも、ちゃんと支配する喜びもされる喜びも伝わってくる素敵な作品でした。

Dom/Subという設定ありきな部分が大きく、ストーリーとしては、ごめんなさい。ちょっと辛口になるけど、目新しさは感じない。
私はその設定だから読みたいと思ったので、満足♡堪能しました。

キャラクターも良かったです。Sub側が受けなんですが、元タチって事もあり、普段は男らしく格好良い。でも、命令されちゃうと急に可愛くなるっていう最高なやつです。
Domは面倒見たがりで甘やかしたがりで、私にとっての最高。笑

描き下ろしがお気に入り!本編より、すこーし「S」入ってます♪

5

最高です

商業でずっとdom/subを探していたときにこの作品を知りました。
ずっと単行本になるのを楽しみにしていて発売日速攻読みました、受けの最上くんがとても可愛いです。
とても素敵な作品で大好きです。

3

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