ハッピーウェディングBL、ついに完結!

佐久間くんと多喜くん、結婚するらしいよ(2)

sakumakun to takikun kekkon sururashiiyo

佐久間くんと多喜くん、結婚するらしいよ(2)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神59
  • 萌×230
  • 萌7
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
12
得点
437
評価数
98
平均
4.5 / 5
神率
60.2%
著者
七緒 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
彗星社
レーベル
Glanz BL comics
発売日
電子発売日
価格
¥680(税抜)  
ISBN
9784434282850

あらすじ

童貞同士で新婚さんになった佐久間と多喜。
ライバルの出現に離婚の危機…と悩んだりもしたけれど、
ひとつずつ乗り越えて、初めてのえっちもなんとか成功!?
と思いきや、今度は大学の同窓会の案内が来て――。
「結婚したこと………いう?」
新たなハードルに悩む佐久間。
そして、様子がおかしい多喜の思惑は……?
ふたりの甘い夜が覗ける描き下ろしも収録。

表題作佐久間くんと多喜くん、結婚するらしいよ(2)

佐久間 涼,コミュ力高め営業
井川多喜,システムエンジニア

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数12

じんわり涙

2巻ではお互いの気持ちを確かめ合い、より夫夫としての形を強めていきます。
1巻では説明不足かな?と思っていた部分も、補完されていて読みごたえがありました。

前巻は受け側に焦点が当たっていましたが、今回は攻め側を中心に話が進んでいきます。
みんなが”当たり前”、として行っていることに疑問を持つ攻め。
一人で結構悩んでしまうタイプのようですが、可愛い見た目に反して中身が男前な受けのおかげで吹っ切れます。

この受けがね、良いです。
ぽやぽやした見た目なんですが、暴走しがちな攻めの手綱をしっかりと握っています。

最初は唐突に思えた結婚も、場を整えて仕切り直し...
お互いの気持ちを擦り合わせたうえでの、最高のハッピーエンドでした。

そして1巻でも活躍した当て馬が、今回も頑張ります。
彼も悪い人ではないので、報われてほしいですね。

4

久々に萌だえしぬ

これは必ず2巻間を空けずに読み進めることを強くお勧めします!2巻を読まなきゃ良さが分からないと思うから。
1巻も面白かったけれど、ありきたりとは言わないまでも、あるかもしれない感じの面白さでした。だから1巻の読後直ぐに2巻!っていう衝動は起こりませんでした。
ところが2巻。突然2人の魅力が爆発します。
佐久間くんがどの様に年を重ね多喜くんを好きになったのか。この過程で私も多喜くんにハマりました。1巻では多喜くんの魅力にそこまで気がつけずごめんなさい。
不穏な空気が流れる時でもみんな良い人ばかり。これもこの話には合っているな・・と思っていた矢先、ちょっと嫌なやつ登場シーンがあり驚きましたが、それもさらりとかわせる程にやっぱり好い奴ばかりでした。
おめでとうございます。
素敵な作品です。

1

やっぱりonlyoneサイコ~!

今年最後にどうしてもレビューしたい作品があったので
レビューします!
1巻の続きですね佐久間くんと多喜くん1巻で続きがありそうな感じだったので待ってたらやっぱり2巻出てて
すごく嬉しかったです
この2人がねすごくサイコーで理想のカップルです。作画も好みで特に多喜くんの口元のほくろとキラッキラな目が好きです

大学時代に出会ったモテ男だけど時々ヘタレおかん男子な佐久間くんとボヤ~ッとした天然だけど実は考え過ぎちゃうところのあるそして見た目に似合わず男前なところのある多喜くんのお話です
2巻では1巻で描かれなかっところが出てきてますます2人のことを知ることができました
佐久間くんの言う今まで多喜くん以外好きになったことないところや、好きになる相手は一生のうち1人で充分だよという言葉にとても共感します。
人ってホントに心から愛することができる相手というのは一生のうちに1人か多くて2人だと思うんですよね
もちろん恋多き女や男がいるのは分かるのですが
私も佐久間くんと同じ考えなので、とても良く分かります。
そして多喜くんという人物がとても魅力的です小動物のような可憐な見た目に反して大学時代焼きもちを焼いた佐久間くんファンに悪びれることなく、気後れすることもなく、自分の素直な気持ちをはっきり言うんですよね
そこがね素晴らしい!天然でありながらも、自分の意思を曲げない確かな強さのある子なんですよね
しかもしっかりエロさも兼ね備えているなんて最強の受ちゃん…
ずっと読んでいたい作品なので終わりが近づくとえ~つもう終わり?もっとふたりを見ていたいよ~という気分になりました
なので3巻目希望です!

0

少しずつ少しずつ。

続きがコミックスになってうれしーーーー!!
(単話7~12話収録+描き下ろし4P)

もうね。多喜くんがすごくかわいいんですよ。
ちょっと天然はいってるけど芯があってカッコイイ面も。
佐久間くんは多喜くんが好きすぎて何かと慌ただしいw

嫉妬して喧嘩して仲直りして笑って。
少しずつ少しずつ夫夫のカタチを作っていく。
最後までとってもかわいくてニマニマしちゃう新婚さんBLでした♡♡


さてさて。
ニコイチ親友から恋人をすっ飛ばして夫夫になった佐久間くんと多喜くん。
ラブラブ仲良しではあるけれどまだまだ上手くいかないことが多い。

その最たるものはセックスレス。
このままだとリコンの危機だと目を潤ませる多喜くんは、
せっせと準備を頑張っていました。

佐久間くんの誤解で一瞬(ほんと一瞬)すれ違うも、
無事に本懐を遂げた2人(∩´///`∩)♡

その後は同窓会に社員旅行とイベントごとに仲が深まっていってーーーー。


2巻ですごく良かったのは、
多喜くんが天然でかわいいだけの男じゃないところ!!

客観的に見ると
世話焼きシッカリ者の佐久間くんが全てリードし、
多喜くんはちょっと頼りないっぽく見えるけれど、
ドーンと構えててメンタル上下がなく芯が強いのは多喜くんなんだろうな~と。

学生時代の回想シーンで、
悪意に囲まれても自分の意見をハッキリ伝える一面。
同窓会に行かないって決めた理由。結局行った理由。
行動の端々に多喜くんのポテンシャルの強さを感じられるのにグッときました!

そういう意味で言えば佐久間くんは若干ヘタレ寄り…?
(うーん、ヘタレとは違うか?上手い言葉が出てこない;)
他者から完璧に見られがちな人だけど、弱いところもあるごく普通の男なんですよ。
すぐ疑うし、不安になるし、臆病なところがあって。
そういう所が等身大でいいな、と思いました。
(多喜くんが好きすぎて暴走しがちな面倒くさい男でもあるw)

そんな佐久間くんなので多喜くんの安定感がホッとさせてくれるんですよね(∩´///`∩)

そうやって友人の時には見えなかった関係性が、
夫夫へカタチ変えてから見えてくるのが良かったです…!!
(佐久間くんについて好き勝手書いたけど、受けを好きすぎて面倒くさい攻めは萌え要素なのでBL的に大有り(`・ω・´)b)

2人を見守るミサトさんと澤田くんの存在も良かった!
澤田くんはようやく一歩踏み出せたかな…?ガンバレー!

最後の最後まで謎って言うか…
佐久間くんの親はどう思ってるのか気になりました。
結婚って嫌でも家と家の関わりが出てくるし、
もし戸籍も同じにするのなら尚更ですよね…?
(あれ?こういう考えって古臭いのかな??(。_。;))

リアル寄りなのか、創作の世界に吹っ切るのか。
その辺りが曖昧でボヤけた印象がありましたが、
甘キュンな新婚さんBLが楽しめましたヾ(*´∀`*)ノ

4

これぞ最高のハッピーウェディング

完結です。
寂しいなぁ…(´;ω;`)クスン
出来るならもっともっとこの二人の結婚生活を眺めていたかったです。

友達から恋人をすっ飛ばして、晴れて“新婚さん”になった佐久間と多喜。
すれ違って、ぶつかってを繰り返して少しずつ“夫夫”になっていく二人。

今巻では遂に念願の初エッチを果たします!
まだまだ手探りですが、繋がった瞬間の
多喜のとびきりの笑顔が二人の喜びを伝えてきます。

佐久間の口から「離婚なんてありえない」と
聞けたことで多喜の不安が拭われたのもよかった…
雑誌や周囲の声を真に受けて、“セックスできなければ離婚”だなんて、
一人で怯え、ずっと一生懸命がんばってきた多喜。
佐久間に限ってそんなことあるはずがないのに!

一方、佐久間もまた多喜と結婚して、繋がれたことで
囚われていた過去から解放されたみたいでした。
多喜と出会うまで誰のことも好きになれず、
周囲の“当たり前”に染まれない自分に悩んでいた佐久間。

多喜とその家族に出会って、たくさんの“初めて”を知ったことで
佐久間の世界は色づいていったんですね。
佐久間にとって多喜が特別な理由の一つが見えた気がしました。

その後は同窓会エピソードでは多喜の男前な一面が格好良かったです。
普段はぽわぽわしていて、小動物的で、甘えたで、もはやその存在自体が
可愛いの暴力な多喜なので、常に守られる側だと思っていたけれど、
相手に言葉を伝える勇気と佐久間のために耐える姿に今も昔も、
多喜はちゃんと佐久間を守っていたんだなぁとジンときました。

それと、同窓会に登場した佐久間にザワつく周囲の反応に
そういえば佐久間はイケメン枠だったと今更ながらに思い出し、
これだけモテる男が多喜一筋ってすごくいいなぁと改めてニヤけてしまった。

最終話は社員旅行エピソードで、なんで?と思いきや、
最後の最後でタイトルと表紙が見事に回収されていて、
この瞬間、この台詞のための旅だったんだなぁとしみじみ。

旅行中、再び当て馬後輩の澤田やモブ女子社員の参入によって
二人が嫉妬合戦をおっ始めたりするも、澤田の協力のおかげで
無事事なきを得るの、です、が…
最後の最後で多喜への恋を自覚して、次の瞬間には
失恋してしまう澤田が少し切なかったです…
最後は多喜の同僚のミサトさんと一緒に二人を見送り、
良き理解者となってくれました。
いつか彼にも素敵な“たった一人”が現れますように。

まだまだ始まったばかりの二人の結婚生活。
本作は今巻で終わってしまうけれど、一進一退しながら、
二人だけの夫夫の形を作っていくんだろうな。

世界観としては同性婚が一般的なわけでもなく、
きっとこの先も色々あるだろうとは思いつつも、
この二人なら大丈夫と思える優しいハッピーエンドでした。
どうか、末永くお幸せに♡

3

同性同士の事実婚に両手いっぱいの祝福を!

『佐久間くんと多喜くん、結婚するらしいよ』の続編です。

営業部 佐久間 涼とシステム開発部 井川 多喜のお話。

前作では、大学から友人の佐久間くんと多喜くんは、ずっと両片想いのまま曖昧な関係を続けていました。
…が、ある出来事がきっかけで、めでたく結婚をします♡
初エッチや当て馬の登場など…あれこれ悩みはありますが、夫婦だから一緒に考えようと前向きな2人。
今作は、その続きになります。
ネット通販の箱を開けている多喜くんに佐久間くんは声を掛けました。
「何買った…の――?!」
ご丁寧にも箱に入っている品物を解説してくれる多喜くん。
男性用ローション
コンドームはMとL
バイブは初心者用の細いやつ
これはすごい…エネマグラ!
微塵もエロさがない上に、どこかズレている(笑)
しかし、そんな多喜くんに対して佐久間くんは愛を感じられずにはいられません。
そして…とうとうその瞬間が!!

ようやく初エッチも済んでハッピーエンド…ではないですよ。
2巻では、初エッチの他に大学の同窓会や社員旅行など一波乱あるエピソードでハラハラドキドキさせられます。
佐久間くんと多喜くんが結婚したことで抱える不安や悩みが上手に表現されていました。
とくに、大学の同窓会では、佐久間くんの言動にビックリすると思いますよ。
…が、何よりも多喜くんの気持ちを一番に考えた佐久間くんに感心させられました。
きっと今までの優しくて大切な時間があったからこそ、その一歩が踏み出せたのでしょう。

この作品には、当て馬は登場しません。
澤田くんもいつか運命の相手に出会えるといいな。
脇キャラとしては、同僚のミサトさん、大学の友人たちが登場します。

Hシーンは、想像以上にエロかった!
ちなみに、ページ数にして約1話分が初エッチです。
お互いへの愛が溢れているセックスは、甘くてエロくて可愛かった♡
個人的には、多喜くんが想像以上に色っぽかったと思います。
これじゃ、佐久間くんの独占欲が増すのは仕方がない(笑)

描き下ろしは、本編のその後のお話。
セックス中に、通販で購入したバイブを「挿れて」と多喜くんにお願いされた佐久間くんですが…。

最後は、本当の意味でプロポーズをして結婚をしました。
ぜひ本編をご覧いただき、佐久間くんと多喜くんを祝福してください♡
読後にもう一度表紙を見るとウルっとしますよ。

七緒先生の個性的なタッチはそのままに前作よりも洗練され、ストーリー構成も上手にまとめられていました。
また、作品全体にキラリと光るセンスも感じられて良かったです。
この先が楽しみな作家先生だと思いました。
次作も期待しています。

結婚は楽しいことばかりじゃないけれど、ふたり一緒なら大丈夫!
永遠に幸せでいられますように――

3

佐久間くんと多喜くん、結婚するらしいよ

ほわほわとこころが暖かくなるようなお話でした

とにかく多喜くんがかわいい
人間味あふれるキャラクターでした
一見うじうじなよなよなキャラかと思いきや、芯の強い男前な彼はすごく魅力的

しっとりというか、ほんとに二人の日常から愛情溢れる日々が伝わってきて読んでいて胸がじんわり暖かくなります

佐久間くんも男前で、カッコ良かったです
職場の人間関係がすごく良くてこんな世界ならいいのになぁと、そのあたりも読んでいて心地よかったです

1

お幸せに

続きが読めるとあってとても楽しみにしていました。

やはりたまに作画の粗さを感じることがありましたが、読んで行くと気にならなくなりました。

天然でポワワんとしてるばかりだと思っていた、多喜の方が気持ちが強い事が分かりました。学生時代のエピソードなんて最高にスカッとしました。

一方で佐久間は相変わらずヘタレでした。でも皆が多喜を好きになるかもしれないという、佐久間が不安を告白したときの多喜の反応が可愛くて、2人が似たもの同士でお似合いだと思いました。

一巻で気になっていた澤田も良い奴でした。
そしてやはりミサトさんが羨ましいと思いました。

教会での2人の結婚式もして、笑顔の2人にお幸せにと思いました。

上手くまとまっていましたが、これで完結なのがとても寂しいです。

1

ご結婚おめでとうございます♡

1巻より一層面白かったです。
2巻は多分、初Hに重点を置くのかなと想像していましたがそれだけじゃなくて、人を好きになる事、そんな1人に出会えた幸せがしっかり描かれていて、なんかいいなぁって心から思えました。

多喜の祖父母と囲んだ食卓の温かさ、その温かさそのままの多喜を特別に思うようになっていったというきっかけもとても好きでした。
初めて作った料理を褒めてもらえて、それから料理をするようになったというエピソードも自然で良かったです。

初Hの際に多喜への思いを伝えながら涙を流す佐久間にこちらも鼻の奥がツン。
「絶対離してやれない」もキュンでした。
エロさは1巻の方でも書いたのですが、アングルがエロい(お尻からのアオリ)割に絵にエロスを感じなかったかな…非常に惜しいです。

同窓会のエピソードに意外性があって私的には興味深かったです。
女子からの逆恨み…現実にはあまり無いかな、とは思うのですがオリジナリティを感じました。
多喜の女子に対するセリフもすごく多喜らしさを感じて、スッと入ってきました。

多喜が周りに愛されすぎるのが怖い、自分だけの物にしたいという佐久間の執着はやっぱり良い♡
多喜も佐久間に同じ気持ちを抱いてるのですが、佐久間の方が余裕がないんだよなぁ。
そんな所も含めて、良い執着でした。
ぽわんとしてる風で実は芯の強い多喜も良い奥さん(?)だなぁ、と。

教会での2人だけの結婚式が素朴なんだけど、ドラマチックでジーンとしました。

当て馬の澤田くんもいい恋に出会って欲しいな、と思います。

1

素敵な新婚さん

大学時代からの友人でありながらお互い特別な存在で、告白を飛ばしてプロポーズして、新婚さんになった佐久間と多喜。
順番がはちゃめちゃなんですけど、ふたりともピュアでなんとも愛おしい。

多喜のいじらしくてエッチな努力?から、とうとうふたりは初夜を迎えることができて、佐久間の前向きな回想と相まって、じーんとして、多喜の涙と幸せそうな表情を見て、こちらまで幸せな気持ちになりました。

順風満帆なふたりなんですけど、澤田が多喜への未練を発動させて、しかもページ数的にそこで!?とちょっと焦りましたが、大人な解決で胸を撫で下ろし…。
表紙とリンクした最後の教会のシーン、素敵でしたけどもうちょっとじっくりと見たかったなあ。

社員旅行が新婚旅行感覚…、多喜らしいですけど、ちゃんと別で連れて行ってあげて欲しいです。頼んだよ、佐久間。
ミサトさんと澤田との4人での披露宴はきっとアットホームであったかいお式だったんでしょうね。
澤田のスピンオフがあればぜひ読みたいです。

これから、いいことも悪いこともふたりで分け合って、いつまでも夫夫仲良く一緒にいて欲しいなあ、と思いました。

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