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kanashiki ningyo
人魚の呪いを受けた青年が主人公ですが、それは主題ではなく、それによって起きたこと、過去を通じて知り合った人、あやかしたちとの交流、それによって起こる事件のお話です。
予想のできない展開にひきこまれ、はらはらし、手に汗握り、感動しました。
ストーリー展開がすばらしく、見事でした。
BLのいちゃいちゃ、ラブラブを期待する人にはあわないかもしれません。
登場人物それぞれの細やかな心情、言葉のやりとり、物語りを味わいたいなら最高の作品です。
ひじき先生ということで作者買い。
本編自体はひじき先生らしくつい守ってあげたくなる不憫受けの描写が非常に良く楽しく読めたが、ミカギが海のことを好きになる過程や人魚の呪いについてが個人的に端おられているように感じられて微妙に感情移入しきれませんでした。
ただ、アニメイト限定版の小冊子のずっと隣で海を見守ってきて、幸せになって欲しいと海のためにがんばる錦とクロの話があまりにも良すぎたのでこの評価です。もし購入するなら絶対手にとって欲しい、、、!!!
トラウマのシチュが大好きな私からすると神よりの神で最高すぎます…!
とにかく内容が最高すぎます。攻めか受けのどっちがトラウマを持っているという訳ではなく、攻めも受けもトラウマを持っているのがさらに最高です…✨️
実は1回アニメイトで見かけた時に買うか迷って買わなかったんですけど、結局欲しくてもう1回アニメイトに寄ってしまいました…
買うか迷ったら買うべきです!後で後悔します…
トラウマとシリアス?が少し混ざってて、でもちゃんとえちシーンがあって最高としか言えません。
pixivで試し読みした時に、よく分からなかったので中々手に取らなかったんですけど、試し読みだと物足りないので実際に買って全部読みましょう ̖́-
良き話じゃった。
ひじき先生の描く攻めは
少々難ありですが誠実でとても良きかな。
受けは弱々しいと思っても
芯がしっかりしてて強い男の子が多い‼︎
そして、攻めが恋だと気づいた時の
受けを見る目…愛おしさが全開。フルスロットル
優しい目で目があっちゃうと照れちゃって
ソワソワしちゃうの、マジ。なんなんでしょう?
可愛いの波が押し寄せる。
今回もそんな感じです‼︎
妖との交流もなんかよいな〜
ほのぼのしました。
醜いと言われても強く生きようとする海
いやー、彫師の直助さんいい人
あの人にもぜひとも幸せになってほしかったな〜
読み返し。
作家様買いです。
人魚の呪いを受けて生まれた彫師の海と、
インチキ霊媒師のミカギとのお話です。
海の幼少期からのお話は切なくて悲しいのですが、
そんな海が直助という彫師に出会って、海も彫師になります。
この時、直助が海に手を差し伸べてくれてよかったです。
そこで、金魚と鯉の錦、クロと出会います。
錦もクロも海のことをすごく大事にしてくれているので
海は不憫で可哀想なのですが、その部分には救われました。
ミカゲにも悲しい過去があって、それでも海もミカゲも一生懸命生きています。
だからこそ正一がしたことは私は許せませんでした。
正一が錦にされたことは仕方ないことだと思いました。
それにしてもあんなぽわぽわした錦が、こんなことするなんて思わなかったです。
描き下ろしの錦もぽわぽわしていてすごく可愛かったので
そんな錦をそこまで怒らせた正一は、ある意味すごいな…と思いました。
シリアス展開が多かった分、最後は幸せいっぱいでよかったです(*´ー`*)
人魚がどうの、というBLはこれ以外にもいくつか存じてますが
「人魚という設定」が一番薄めの作品かなと思います。
批判じゃなく、あまりグロかったりが苦手な人にはよいのかなという意味で。
なかなか子を授からなかったから、と人魚の力を借りて生まれてきた主人公。
鱗のようなあざがあることで生きづらい人生をおくっていたが、
インチキ霊媒師に出会ったことで人生が良くも悪くもひらけていく……。
前述のように、きっかけや受けの背景に人魚が関わってくるのですが
詳しい知識はあまり必要としません。
(八百比丘尼がどう、とかね)
フラットな感じで手を出せる時代物ファンタジーというところかな。
きんぎょちゃんたちがとてもかわいいです。
切なくて悲しい気持ちになる部分も多かったけれど
ミカギと海がお互いを想う、その温かな気持ちに救われるようなお話だなと思いました。
海は生まれつきに体に痣があり、右目も黒く染まっている。化け物と呼ばれ、酷い扱いを受けた幼少期。
たくさん辛いことがあって、やっと救ってくれる人に出会えたその後は妖のクロと錦と共に過ごし、彫り師を生業として暮らしているが生き辛さはなくならない。
そんなときにミカギと出会う、という展開。
ミカギも辛く苦しい過去を抱えて生きてきたので、お互いに生きている意味を肯定し合うような関係になったのはとても美しかったと思います。
ただ、その場面に辿り着くまでは重く暗いところが多かったので
読んでいて苦しくなる部分はかなりありました。
子を持つことを心から望んでいたのに、その容姿が「普通」ではなかったことで
海の心と体を傷つけた両親のことが一番許せなかったです。
心折れずに生きて、幸せになってくれて本当に良かった。
左頬から腕にかけて残るウロコ
瞳は墨を流し込んだような呪いの漆黒
両親ですら忌むその様相に近づいてきたのは 詐欺師紛いの霊媒師
出目金が目玉喰いたがってしかたないのを止めるでもない錦鯉がまたひどい ←でも憎めない妖
『夏だ!ホラーだ!オカルトだ!』と ひとり夏まつり兼 積み本崩し開催中です
他人から受ける仕打ち 居場所のなさ
彫り師に拾われたのは幸か不幸か 忌み嫌われてきた痣を生きる糧に変えた
読むのツラい……
海も辛かったとは思う たらい回しにされ傷つけられて
なんだけど ミカギが背負った父親がツラすぎる
なのにッ!う~~~~ん
いや わかる わかるんだ
辛い部分からエロ部分にシフトしなきゃいけないのは でも強引すぎた
妖をつかったきっかけは面白かったんだけど 海の気持ちがまだ恋愛にいききれてないのに 小慣れた感じで求めすぎちゃって「それは淫妖に憑かれてるから」って事ならもっと自我をなくしてトチ狂ってほしいと言うか 自分の意識はハッキリあって ウブさを出しながらってのが んんんんんんんッ!
「八百比丘尼」になぞらえた その身に起こる更なる悲劇
異形を集めた見世物小屋の中の憂い
祓うものがとり憑かれ 正気を失ったがための末路
いい話なのにッ いい話なのにッッッ
いらんかったな 前半のエロ部分 どうにもあの部分が不要に思える
その部分を削ってでももっと見たい部分があった
例えば ふたりが距離を縮め 互いを大事な存在だと自覚する部分とか
自分たちの生い立ちを悲観する事から受け入れ 先に進む力に変える部分とか
憑き物祓いのくせに 欲に目がくらんだいきさつとか大事な部分がことごとくあまいし軽い
重くなりがちな内容だし やり過ぎてしまえば萌えが損なわれちゃうんだろうけど
難しいですね エロの導入って 個人的には書き下ろしだけでもぶっちゃけよかったかも?なんて思えてしまう
そのくらい ふたりが背負ったものと 醜悪の魅せ方がほんとよかった
だから余計にね う-----ん
いや はじめましての作家さんだったけど(積んでてごめん) 読みやすいしよかったんだけど
あッ 書き下ろしの 錦のだだっ子っぷりがめっちゃかわいくて 地味にツボったのを ここにこそっと書き足しておきます
わたし的には悲しすぎて胸キュンどころではなかったです。私が求めていた切なさや 残酷とは違っていてなんだかひたすら悲しい気持ちになっただけな気がしました。ほんとにいい話なんですけど可哀想すぎるし、ハピエン感が残らないくらい引きずります。