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kyou wakaremasu
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
この幸せそうな表紙とタイトルのギャップが激しいですが、内容としては切なくてほろ苦くて焦れったい、大人の臆病な恋です。
これね、読み終えての一番の感想が、ホントしょーもな!!なんですよね。
えーと、端から見てると二人のしょうもないスレ違いと言うのが丸分かりってパターンなんですよ。
ただそれでイライラするかと言うと、逆に愛おしく感じちゃうのが不思議。
人って、年をとればとるほど臆病になっちゃうのよねと。
ましてや、好きだからこそ、本音でぶつかるのが怖くなる。
本当に好きな相手から拒絶されるのって、めちゃくちゃ怖いもんね。
なんと言うか、読んでて身につまされる部分がある分、優しくて幸せな気持ちにさせて貰える、素敵なお話だと思います。
でも、わりと明け透けな受けが苦手な方はご注意下さい。
私は気持ちいい事に正直な受けって、好きですけど。
ついでに彼は、泣き顔が不細工なんですよね。
普通、受けの泣き顔ってもうちょい小綺麗なもんだけど。
ただ、このグシャグシャなぶっさいくな泣き顔が、可愛く見えてきゃうのですよ・・・。
いい受けだ。
内容です。
エッチの相性は最高なのに、性格が真逆で合わない二人。
今のエッチしか無い関係を止め、別れる事を決意しますが・・・と言うものです。
で、新しい恋をしようと、積極的に出逢いを探す春隆(受け)。
しかし、別れたはずの怜士(攻め)が、些細な用事で顔を見せたりと、不審な行動をとってきて・・と言う流れ。
こちら、実は両視点で語られるんですよ。
まぁそんなワケで、「俺達は合わないから」と明るく切り出した春隆が、別れを選んだ本当の理由。
そして、春隆との毎日が辛そうだった怜士の、ホントしょうもない悩みなんかが読者には丸分かりだったりします。
これね、春隆ですが、明るくおおらかに見えるんですけど、実はとても気遣いの人なんですよね。
そして臆病。
で、怜士に至っては、結構バカと言うんですかね。こう、理知的に見えるのに。
互いが互いに遠慮して、ズレた方向に気を効かせて、別れを選んじゃう。
ホントにしょうもない。
しょうもないんですけど、そんな臆病な大人のスレ違いと言うのが、すごくあたたかいトーンで描かれてるんですよ。
親身になってくれる、周囲の人々とか。
えーと、そのおかげか、印象としては切なくも優しいなのです。
主人公の心の揺れまで。
とても素敵なお話だよなぁと。
ちなみに、しつこけど攻めはちょっとバカだと思います。
ただ、ここぞと言う時に男を見せてくれるのが素敵。
もうホントね、最初からこうあってくれれば、こんなに拗れなかっただろうに。
でも、この二人には、必要な「別れ」だったんだろうなぁと。
あと、完全な当て馬であるゆう君がちょい気の毒だったんですけど。
好い人なだけに、最初は。
でも、彼もまた、なかなかのいい性格でしたね。
てか、本当に気の毒なのは、散々巻き込まれた周囲の人達でしたね。
この二人、周りの人達に恵まれて、幸せだなぁ。
最後になっちゃいましたが、主役二人が揃って性欲過多です。
その為、エロ濃厚。
まぁ、愛し合う二人が抱き合いたくなるのって、当たり前の話だけど。
この時点で気付こうよ・・・。
二人とも!!
言葉が足りない事で思いっきりすれ違ってしまう恋人たちのお話でした。
読んでいてとても焦ったくなってしまいます。
お互いが相手を思い遣っているのに、どんどんどんどん空回りして行くんです。
ちょっと落ち着いて相手の話を聞こうよ、って言ってやりたくなりました。
周りの人たちの方が、2人の事が良く見えてるんです。本当にお騒がせで困った2人でした。
それでも怜士の事を思って泣く春隆の様子は切なかったし、春隆に彼氏が出来たと思って必死に慌てて駆け付けた怜士にギュンと来ました。
いくら前を向いて生きていく為とはいえ、別れた途端にマッチングアプリで相手を探そうとする春隆に、ちょっと引っかかってしまったのも確かです。
読者には最初から怜士が何をしたかったかは一目瞭然なだけに、春隆の行為が地雷な人も居るかもしれません。
表紙のめちゃくちゃ幸せそうに寄り添っているふたり。なのに…、別れるんだそうです。
いや、どう見ても別れるって雰囲気じゃないでしょ!?と突っ込みたくなってしまいます。
恋人にセックスが下手だと振られてしまった怜士と怜士にセックス指南をした、いろいろとゆるめな春隆は身体の相性が抜群だったため、そのまま付き合うことに。
ですが、身体の相性は良すぎるのに他のことはことごとく合わない。拗らせる前に性欲先行のお付き合いはやめようと、別れることにしたという。
仲が悪いわけでもないし、円満そうに見えるのになんで別れるの?とふたりの友人たちや周りももやもや、読んでいるこちらももやもや。
言葉足らずで思い込みで誤解してすれ違い、周りも巻き込み盛大に遠回りするお話しで、ばっちりわたしも巻き込まれてしまいました。
ふたりが再度出した答えにはほんとに、『でしょーね』というしかない(笑)
面白いなと思ったのが受けがちょっと痛い目に遭っちゃうかんじ。
攻めザマァはお見かけすることもあるんですけど、受けはあまり見ないような。
ザマァ、って言うほどではないんですけど、少しだけかわいそうでした(苦笑)
描き下ろしは無口な怜士がこれからは春隆にちゃんと伝えよう、言葉にしようと頑張った結果、実況系言葉責めになって春隆がぐっずぐずにされちゃうというお話しでした。
これは、好みです。
別れたところからヨリを戻すタイプのBL。
愛の形は人それぞれだけど、これはこれでより強くお互いを想い合うというか、離れてみて大切に気づくっていう歌とかによく出てきそうなテーマだけど、BLでは珍しめ。
攻が朴念仁で、受が陽気(というか、なんというか、私じゃこの受の魅力をコトバにすることはできないけど、かわいい…うーん…わからん!)、そして二人とも真面目。
お互いコトバ足らずですれ違っちゃって、じゃあ別れよからの冒頭セックスなんだけど、円満に別れたっていう割にお互いのこと考えちゃて、当て馬でアプリで知り合った男とか出てきちゃって、もうこれは大変ですよ!
すれ違い好きな私には、とんでもない性癖でした。
そんで、別れたあと受とちょっと喋っただけで勃起がおさまらない攻っていう設定にとんでもない愛を感じましたよ、皆さん!
おもしろい設定、おもしろい話の展開、これは今年のBLアワードに乗っかってきそうな勢いで新鮮でした。
身体の相性がよくて、お互いに好き合っている。
今が最高に幸せなら、そのまま享受しちゃえば良いのに...
最初は、ちょっと不穏な空気になったくらいで別れるんじゃないよ!
なんてつっこみながら読んでいたのですが...
個人的には、ほぼほぼ攻めが悪いなあと思いました。
ちゃんと口に出していないから、受けを不安にさせてしまうし。
おまけに溜息まで吐くなんて!溜息ほどマイナスな行動はないでしょう...
受け自身も自己完結で、勝手に攻めの心情を判断して行動してしまいますし...
圧倒的に言葉が足りない!
でも、端からみれば相思相愛の相性抜群で、別れるほうが違和感がある。
ただただ2人が暴走し、最終的には良いところにピッタリ収まりました。
どれだけ喧嘩しようと、お互いに大好きなことに変わりはないので、痴話げんかを読んでいる気分になります。
初買いの作者様です。
絵柄はお上手で綺麗でした。
エロもとてもお上手です。
イケメンだけど言葉足らずな攻×ビッチ気味だけど実は一途な受というカップリングです。
お話は体の相性が最高に良い怜士(攻)と春隆(受)。
でもお付き合いを始めてからずっとエッチしかしていない。
寧ろその他の事は一切合わない事を見ない振りしているのではと考えた2人は別れることを決意し……という感じで始まります。
先ず最初に、怜春のハピエンです。
なのでハピエン好きさんは安心してください。
大まかにいえば言葉が圧倒的に足りない怜士と好きだからこそ自分から別れることを切り出すことで傷を少しでも小さくしようとする春隆の壮大な痴話喧嘩です(笑)
兎に角体の相性が良すぎるが為に暇があれば情事に耽ってしまう2人で怜士は春隆の事を自分が大事にしていないのでは?と悩み。
春隆はそんな怜士の些細な変化に気が付き悩み。
それを見ている読者はもう君達お互いの事大好きじゃないか!とジタジタ(笑)
でもね個人的には凄い羨ましい事だよだって大好きな相手が自分事が好きすぎて性欲を抑えられないって悩んでるんですから(笑)
怜士君は性欲が強いのではなく春隆が好きすぎるんだよと菩薩顔になりました(笑)
でもすったもんだもあるのでハピエンですが途中ハラハラもしました。
擦れ違いの拗らせ痴話喧嘩ですが重い展開は無く最後まで楽しく読むことが出来ます。
個人的には大満足でした。
鳩、宇宙人、年上そして河合先生最新作絵もますます綺麗になってて前作の年上受が好きだったので、今回も購入表紙が素敵です優しく微笑む攻様に幸せそうな受様
でもタイトルが…えっ?別れるの?
でもまあ最後は思った通りの結末でしたけども…
犬も食わないというやつですね
まぁめんどくさい二人でした。でも絶倫なのにストイックっぽい伶士は私の好きなタイプの攻さんで、ゆるふわっぽく見えてけっこう考えすぎな春隆は可愛かったです。
でもやっぱり話し合いって大事だねというか、お互い嫌われてると思ってて傷つかないうちに別れたいって
まだお互い好きなのに?もっと話し合おうよ~とか思いましたけど、特に春隆がヘラヘラしながら実はすっごいダメージくらってるとこなんてもうなんとも言えない気持ちになってきます
だから新恋人とお茶してるときの怜士からの電話に怒り方がすっきりしました
まわりの人々この二人に振り回されっぱなしで、気の毒でしたけど最後はラブラブで良かったです楽しく読めました
冒頭は、抱き合う二人。
〆のキスをして、そのあと友人と会い、同棲解消と別れることを告げる。
二人で話し合った結果の別れ。
春隆は、「体の相性はいいけれど、そもそも好きになっていない」と諦める。
・・・怜士の説明下手が、ハルを振り回す。
この二人、抱き合ってばかりで、説明や話し合いが極端に少ない。
春隆がマッチングで会った相手が、春隆と相性が悪かったのは、怜士にとって幸運な展開だったと思う。
・・もしハルを満足させる相手だったら・・あのままぷっつりになったかも。
言葉足らずの行き違いは案外日常あることなので、気を付けようと思った。
表紙の穏やかな笑顔とタイトルのミスマッチ感とタイトルから感じる切ない感に惹かれて購入しましたが、想定外にお騒がせカップルのドタバタお別れ騒動のラブコメ作品で、うっと切なくなるシーンもありつつ基本楽しく明るく読める1冊でした!!
途中登場する当て馬くんも絶妙に嫌なやつだったのでさほど読後モヤモヤすることもなく。
終始春の人たらしな雰囲気とれいじの真面目で不器用で恋愛下手なところに萌えてました。
いやでも春が何回も傷ついてボロッボロに泣く姿はかわいそ切なくてうう…と心が痛みました…ハピエンでよかった!!!
結構激しめなセックスシーンからから始まるお話ですが、その行為中もお互いに求め合っている様子がすごくよく伝わってきたので
こんな幸せそうな彼らが別れを選ぶということは何が起きてしまうのだろう…?と、こわごわ読み進めたけれど。
幸せの余韻に浸ることなく、セックス後ひと息ついたら即効別れてしまうという急展開に驚き。
あまりにもサッパリ別れてしまうし、嫌い合って別れるわけではないから最後にセックスしとこう!みたいな軽いノリの彼らに正直「うーん??」と思うところもありました。
でも別れてしまってからが本番で、それぞれの不器用な一面が見えるたびにどんどん印象は変わっていきます。
不器用すぎてめちゃくちゃ遠回りしているふたりにヤキモキするんですが、離れたからこそしっかり向き合える時間ができたので
結果的には別れる選択をして良かったのかもしれませんね。
ものすごく言葉足らずだったふたりだけど、しっかりと幸せなところに着地してくれて嬉しかったです。