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iki wo hisomete koi wo
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
お互いに気持ちを明かし合い、母親とも無事和解して。
ふたりにとって幸せなところに辿り着いたな、という感じだった上巻。
なので糖度マシマシな彼らのその後が描かれているのかと思いきや、やっぱりここでも母親が登場。ハラハラ要素が絶えません。
でも和志は母親に対して誠実でいたい人なのは上巻でもわかっていたし、こうなる展開は自然だったのかも。
母親も受け入れるのは難しかったでしょうが、真っ直ぐに向き合ってきた和志を突き放さないでくれて良かったな、と。
家族が壊れずにすんだ、ということが一番安心したかもしれません。
そして。慧司の歪みまくった執着がいっそ清々しく、「和志さえ居ればいい。たとえ親と縁が切れても。」という偏りまくった考えにゾクゾク。
キスしているのをわざと母親に見られるように仕向けた時の冷たい表情もすごかった…!
でも和志のことだけは何が何でも大切にしてくれるのがわかるので、ある意味純粋な愛だったのかなと思いました。
母親の存在がとても大きかったので、うまく"ふたりの話"になるのかな?と思っていましたが。
それぞれの気持ちも知れたし甘い絡みも見れたので、しっかり「ガチ兄弟BL」として楽しめました。