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zetsubou ni nake

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38作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
 ストーリーも良いが、エロも良い。
                    ストーリーも良いが、エロも良い。
                『絶望に啼け』の下巻。続きものなので上巻未読だと理解できません。
会社のデータを抜き取ったの誰か分かった、というところまでが上巻で描かれていましたが、その続きからになります。上巻のネタバレも含んでのレビューになります。ご注意ください。
データを抜き取ったのが赤嶺だとバレたことで会社にいられなくなった赤嶺ですが、それを明らかにしたのは誰でもない、内海だった―。
そんな衝撃的なシーンで終わっていた上巻。
赤嶺に心を許したように見えた内海。それは虚像だったのか―。
データ云々、は上っ面でしかなく、この犯罪の真相はもっと根が深い。
そういった部分で武骨な展開を持つ作品です。が、今作品は紛れもなくBLであり、恋愛ものであると思いました。
赤嶺がデータを盗んだその理由。
赤嶺が内海をレイプした理由。
内海が、赤嶺をとことんまで追い詰めた、その理由。
愛情は、裏を返せば憎しみになるんだなあ、と。
愛憎は、表裏一体なんだなあ、と。
深い。
めっちゃ深い。
愛したから、受け入れてほしかった。
自分で自分の感情がコントロールできない。それほどまでに愛した。
不器用な男たちの、そんな彼らの想いと深い愛情に萌えが滾って仕方なかった。
あとねぇ、これだけは言いたい。
エロが素晴らしい。
めっちゃ綺麗。
体つきも、表情も、ナニからナニまで。
トーンのはり方が上手なのかなあ…。艶っぽさとか淫靡さとか、マジでヤバいのでじっくり堪能されてください。
はじめに書きましたが痛いシーンも多く、読み手を選ぶ作品かもしれません。けれど人の愛情とか、その裏とか、そういった心情を深く掘り下げた良作でした。
文句なく、神評価です。
 画力テロ!!
                    画力テロ!!
                上下巻読了。
上巻で赤嶺が睨みつける視線の先に、内海のあの表情があるんですよ!!下巻の表紙の表情がとても素晴らしかったので、こちらにてレビューいたします。
赤嶺のレイプの動機は意味不明。内海が会社のトラブルに便乗して赤嶺を陥れようとする陰謀は濃ゆい内容で、私の残念な理解力ではなかなか難しいお話でした。
でも兎に角、紫能了先生の画力がハンパない!!こんなレビューはもしかしたらマイナスイメージになってしまうかもしれませんが、好きなイケメン俳優が出てたら好みじゃないジャンルでも観てしまう的な?
本当にどこを読んでも、どの角度から見ても、素晴らしい画力!!!見たことないアングルだし、見たことない美しさ、見たことない表情!賛辞しか思い浮かびません。
何度でも拝みたい。そして何度も拝むときっと私の理解が追いつくはずだと思います。
 私は好きでした
                    私は好きでした
                愛情の反対語は無関心なら
愛の同義語は憎悪だと思います
内海が6年間その憎悪に取り付かれていたと思います
まぁ取り付かれますよね
なぜ赤嶺はあんなことをしたのか
この理由について何も書かれていないのがこの物語のブラックボックスですよね
無自覚のバイだった赤嶺が無意識的に好みだった内海を蹂躙した
のかな?
と赤嶺を擁護するつもりは1ミリもないのだが
そう思うことで物語を読み進めることにしました
あえて先生はこの点について答えを出さなかったんではなかろうかと思っています
何もかも行動に答えはないし
この物語の端々には答えがない男たちの愚かな行動が描かれているからです
人間は時々信じられない位愚かなことをします
それはもうびっくりするような
すごく挑戦的な物語だと思います
感情の流れは全く素直なものではなく
互いにとらわれている状態に共感できるかと言われたらちょっと違う
でもこの2人どうするんだろう
どうなるんだろうと最後まで読んで
この2人が出した結論は2人を取り囲んでいた状況のことを考えるとかなり上等な着地点だったと思っています
男の作家さんが描くハードボイルドよりもえぐいかも
でも私はこんな男同士のお話を読みたかったのでとても満足しています
 表情に語らせる
                    表情に語らせる
                って本当に画力がある方でないとできないですよね、!
何様だよって感じなのですが、本当にこの作家さんの表情作りがすごいんです!
目元ひとつ、口元ひとつでこれだけ感情が伝わってくるなんて。
デビュー作である前作でもすごかったですが、今回は話の内容も相まって、素晴らしさが際立っていました。大好きです。
上下巻で一つのお話なので、総評で神評価です。
表現力もさながら、何と言っても、ストーリー展開が唯一無二だったのではないでしょうか。
確執、事件、陰謀、そして恋愛にエロまで。
怒涛の展開に、ジェットコースター並みにグワングワンと情緒を振り回されるのはとても楽しかったです笑
好きだからこそ、自分を貶めた相手が憎い。
でも、どれほど憎めど、元を辿れば相手への愛があって。
内海が、膨れ上がる憎悪と根底にある好意の板挟みに葛藤する様が、いい意味で生々しかったです。
お綺麗な感じではなく、その場その場の感情で動く登場人物にすごく人間味を感じました。
確かに、疑問が残る部分が無くもなく、少し本筋のために強引な設定付けをしてしまっているのかもとも思いましたが、それを以てして余りある表現力とエンターテインメント性だったと思います。
私はあまり細かいところを気にせず読めるタイプなので、本筋の二人のストーリーをハラハラドキドキ楽しく追わせていただきました。
最後も、二人の中ではしっかりと過去への踏ん切りがついた上で幸せそうなのでオッケーです!
 人騒がせな彼等の行く末を見届けて。
                    人騒がせな彼等の行く末を見届けて。
                ああ。結局ね、もの凄いハタ迷惑なバカップルなんだよなぁ、って。
呆れながらも。ジワリ涙する。壮大な「構ってちゃん」同士の恋の行く末を。
どうか見届けて。
そもそも。内海は、自分を気にして優しくしてくれた、自分を見つけてくれたと赤嶺を慕いそうな心持ちだったのに。その後、無理矢理犯されて。そんな事を直ぐに忘れて、冴木さんといる時だけ笑顔を見せている赤嶺に可愛さあまって憎さ倍増となっていた。
ただ悔しくて。憎くて。その気持ちが自分を見てほしいという。恋そのものだったと気付く。で、いいのかな。そんな風に割り切れるものでも無いのだ。だって。6年。6年間もの間、ただ赤嶺への憎しみだけが、内海を生かし、突き動かして来たのだから。
そして。赤嶺も。ただ叶わぬ想いを上司である冴木さんの為と思って、会社を裏切ったのに。当の冴木さんは自分の気持ちを知って尚、その気持ちを利用したのか。
最も好きになって欲しかった人に、見てもらえない、切ない、苦しい想い。
それが内海が抱いている気持ちと同じだと知った時。赤嶺はじっとしていられなくなる。
そもそも、赤嶺、内海、元は冴木も勤めていた会社が結構ブラック。社長は反社と繋がっていて、危ない橋を渡っているし。内海が犯される原因となった会社の飲み会にしても、飲めないと言っている社員に飲酒を強要したり。ロクなものでは無い。挙句、社員を人とも思っていない。単なるコマだ。利用しては捨てる。消そうとすら、するのだ。
何を扱っている会社なのか。
内海は、吸収合併した会社に残るというが、この会社が黒過ぎてゾッとする。
どんなに傷つけられても。心削られ、痛みを伴っても。
この感情だけに生きる。
些か唐突にも思えるラストへの疾走が、2人の肌を突き破る様で。とてもハラハラしました。
激しい感情をぶつけて。ぶつけられたから。今、好きだと言えるのかもしれません。
命尽きるのかと思われた、ラスト周辺のぶち抜きのキスシーンが壮絶で。
よもやメリバかと思ってしまいましたよ。
強い感情に支配された6年間を忘れる事は無いけれど、2人で生きて行くと決意した2人は、きっと。
これからはずっと大丈夫。そう思わせてくれたラストでした。
紫能了先生の、前作「主張ホストNYU BOY」を読みたくなって。今、再読して。やっぱり泣いてしまったんだけど。紫能了先生は、強い感情と「その人らしく」生きることをテーマに描き続けて行く方なのかな、と思いました。次回作もとても楽しみにしています。
修正は白抜きなんですけども、とても激しくエッチぃです。そんな馴れてもいない狭いところにグイグイ入るのがやっぱり不思議。
 表情の変化が魅せるハイカロリー劇画
                    表情の変化が魅せるハイカロリー劇画
                13ページと、1枚めくった15ページの内海の瞳の変化が素晴らしいんです。真っ黒な瞳と、光を取り込んだ瞳の感情の変化が映画的で眼福です。
彼が赤嶺を呼ぶ際「お前」から「貴方」へ早々に呼び方が変化するのが好きでした。
表情や紙面の明暗がとにかく劇的で、しかも語り過多めとハイカロリーな作品、読後疲れます。
お話の粗は目立つのですが、一度助けてくれた人への拭い切れない愛憎入り乱れ、自分の存在の無意味さに愕然とする様が泥臭く描かれているところが好きです。
カッチリしたスーツを着た男が情けなくなったり、恋で涙するウエットな演出はグッときます。
身体のやりとりも男らしくガッッチリでエロ。
その割にお花を配するのはちょっとクサいかな。美しいのだけど。
 何だかんだあっても単純なんじゃない?
                    何だかんだあっても単純なんじゃない?
                すんごいシリアスで壮大な感じに仕立ててますけど、ただ単に、内海が「赤嶺好き」「俺だけを見て」って拗ねてただけのお話ですよね。
赤嶺にしてみれば、一度の親切&レイプがここまでの恨みを買うとは……と、いう感じでしょうね。
逆レイプされた挙句、陥れられて殺されかけるって……代償が大き過ぎる;
それでも、お互いに誰かに必要とされたかった、大切にされたかったという気持ちが伝わってきたから、そこまで嫌な感じはしなかったです。
そんな2人が傷を舐め合うように、隙間を埋め合うように寄り添うのはおかしい事じゃないでしょ。
何でここまで?と思うし、会社がヤクザ過ぎるし、男が襲われすぎるし、冴木はずるいと思う。
だけど、赤嶺と内海の心理描写に違和感は感じませんでした。
手を繋いで倒れているところなんてドラマチックだったし、死なないでー!って思っちゃったもん。
ちょっと話を大きくし過ぎた感はありますが、ラストもとーっても素敵でした。
内海の顔面が美しすぎて眩しかった。
エロは濃厚で、大きな男2人が絡み合うセックスは大好きです♡
レイプはいかんけどね。
 彼等が求めた愛
                    彼等が求めた愛
                下巻の感想です。
正直、上巻を読み終えたときはメリバを覚悟しました。
彼等の未来がまったく想像出来ないんですよね;
憎しみを抱え、贖罪を抱え、報われない感情を抱え、
このまま袂を分けたまま生きていくしかないのかな、と。
事件の濁し方は「?」となりましたが、
BLに特化した描写で不器用な愛が伝わりました。
内海と赤嶺はある意味似た者同士なんですよね。
愛し方が下手で、自覚するのが遅くて、不器用。
本当に求めてた愛情と出した答えも似ていてる。
グッと熱いものがこみ上げてすごく良かったです…!
さてさて。下巻では事件の全容が見えてきます。
内海の復讐はレイプを仕返す、だけではなかった。
アレもコレもソレも…裏には内海の手引きがあった。
そこにあるのは内海のクソデカ感情なんですよね。
拗らせちゃってるけど核の部分は「僕を見ろ!」の裏返しな気がする。
復讐だと正当化しなきゃ失恋に向き合えなかったのかな…と。
なにが皮肉って、赤嶺は内海に関われば関わるほど
元上司・冴木へ抱いていた曖昧な感情がハッキリと言語化されていくんですよねぇ…。
その度に嫌と言うほど失恋させられる内海の痛みが切ないです。
赤嶺が冴木に抱いた報われない感情。
内海が赤嶺に抱いた報われない感情。
同じ胸の痛みを知るもの同士の心が重なった静かな朝が印象的でした。
そこから簡単にいかないのが厄介ですよねぇ…。
ラブが見えてるのに難儀な人達だから焦れったい。
の、で・す・が!
再会したときの内海にめっっちゃ萌えた!!!
「憎しみから自由になれた」
「貴方と距離を置いて正解でした」
って言いながら吸ってるタバコがハイライト!!!
Σ(Ф///Ф)キュピーン って萌えセンサー反応しちゃうわ///
あんたソレ…赤嶺のキスの味って言ってたやつやん!
くっそシリアスな顔してツンデレ発揮してるwww
(この場面めっちゃ好き。拗らせくんの極みが堪らん。言葉と行動一致しなくて悶える)
↑ここまでで下巻の半分もいかないので
ほんとね、ボリューム大で読み応えがありました。
何度も藻掻いて藻掻いて苦しみながら愛を自覚する。自分の心を認める。伝える。
シンドイ場面も多かったけれど読んで良かったしハッピーエンドに安心しました。
欲を言えば恋人になったあとをもっと見たかった!
内海は感情重めのスパダリになりそうな気がする。
始まりは赤嶺×内海だったけど、この先は内海×赤嶺で固定なのかな?と考えてみたり。
モヤモヤしたのは冴木がイイヒト風に描かれたこと。
いや……イイヒトじゃないよね?(゚Д゚)ハァァァ!?
内海が唆したけどさぁ、同意したのは冴木だし。解せぬ!!!!
 男同士の執着愛
                    男同士の執着愛
                話題のシチューBL。(本編にシチューは全く関係ありません)企業ミステリーというか裏切り者続出。ハラハラドキドキ読み応えのあるストーリーでした。受けと攻めは最初の関係からはリバになるけど、上巻はレイプされたらやり返す、倍返しだ!みたいな感じで男女ならありえねー展開。男同士のLOVEって感じで良かったです。2人共オス感が強い。ライバル同士のガチンコ対決みたいな関係大好きです。
どちらが善玉か悪玉かどっちが攻め気質、受け気質なのか上巻ではだいぶ惑わされました。過去に赤嶺が内海にレイプしたのは冴木先輩への報われない想いを酒のせいにしてぶつけちゃったのかな?人としてやっちゃいけない事なので仕返しされて当然。これで愛が芽生えるなんてBLの世界だけよ、と思うけどノリで読めちゃう。
シリアスだけどツッコミ所も色々あって面白かったです。社長がワル過ぎてこんな大企業ってある?とかどうしてここにちょうど都合良く鉄パイプがある?とか。でも勢いのあるストーリーなので全部ノリで読めちゃう!下巻ではなんとか甘い感じに終われて良かったです。好きにさせといて裏切るっていうBLで1番傷つくパターン何度も繰り返してましたから。
濡れ場シーンは2人のニンジンさんが白抜きとはいえなかなかご立派な様子が見てとれて眼福でした。さぞ美味しいシチューが完成した事でしょう。ホワイトシチューな!しかしシチュー持ってきたおじさんは本当に一体誰?(笑)