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bukiyou na silent
高永さんは小説イラストでは何度もご縁があって、好きな絵だなあとは感じてましたが、漫画はこちらが初読みでした。ホントに何気なく買っただけで、正直言ってまったく期待していませんでした。絵柄が好きでも漫画はう~んという作家さんによく当たるので。だから漫画はホントに買わないんですよ。
でもすごくよかったんです!非常に私好みでした。
あまりにも好みにピッタリ来たので、過去作から新作までほぼ全部大人買いしちゃったよ。←いやあ久しぶりなんです、コレ。しかし、絶版がほとんどなくてびっくりしました。ホントに人気ある作家さんなんですね(いまさら何言ってんだかですが・・・)。
今のところBL漫画では、高永さんの作品がいちばん好きです(いえ、それ以前にBLは小説メインで漫画はほとんど読んでないので、『好きな漫画家さん』自体、他に思いあたらないくらいなんですが)。それでも、好みは結構分かれますが(人気の高い作品ほど、なぜか合わないのは相変わらず・・・)。
とにかくキャラクターが魅力的。特に、タイトルにもなっている智(受)の『無口・無表情』が、設定だけじゃなくてきちんとストーリーで生きているんですね。啓吾(攻)もいいなあ。BLには逆に珍しいんじゃないかと思うくらい、真っ直ぐで爽やかなキャラクターなんですが、そこがよかった。大好きです。
あとは、普通ならいかにも鬱陶しいキャラクターになりそうな同級生の女の子が、突き抜けててかえって清々しい。これ、描き方によってはただの邪魔でイヤな存在になっちゃうと思うんですよ。
そういうひとつひとつがなんとも上手いと感じました。
これぞ高校生同志のラブって感じで、初々しくってキラキラしてるわ~(スケッチブックのエピソードで転げ回りそうになったよ・・・可愛すぎて)、なんて思ったらすぐにHしちゃってるんだけど。い、意外と素早いのね、君たち。
でもそのHへの流れが不自然じゃなかったんです。そしてHシーンがすごく綺麗。そうなんです、私はこれで高永さんのHの描き方がすごく好きだなあ、と感じました。
私はBLには身体の関係は不可欠だと思っているんですね(単独の作品の中にHなしだと即ダメ、というわけではありませんよ)。
ただ、小説はともかく漫画であまりにも露骨なH描写は苦手なんです。Hしてるという事実は大事なんですが。我儘な読み手ですみません。
その点で、高永さんのH描写が私の好みにピッタリだったんです。私はBL漫画はあまり数読んでないんですが、少なくとも今まで読んだBL漫画家さんのHの中ではいちばん好みです。←『Hだけ』じゃなく、高永さんの絵柄そのものがすごく好きなんですよ、念のため。
いまさらですが、ホントに絵が上手い作家さんだなあ、と再認識しました。これもう何年も前の作品なんですが、絵の安定感がものすごいんです。ギャグっぽく崩して(デフォルメして)さえ安定してる。安心してストーリーを追えるんですよ。私は絵柄の好みもですが、何より絵が不安定だと意識が横に逸れてストーリーに入り込めないことが結構あるので。
ハッキリ言って、ストーリーはコレというほどのものはないかもしれません。『王道』のうちなんじゃないかな。
でも、もともと私は『高校生同士のきゅんきゅんラブ(表現が古いですか?)』も『王道一直線』も大好きなのでまったく気にもならなかったんですが、たとえそうじゃなくても平気なんじゃないかというくらい絵のクォリティが高い作品だと感じました。
いやもうとにかく読んでよかったです。個人的に、高永さんでこちらがいちばん好き。 前述のとおり著作ほぼ大人買いして読みましたが、これを越えるもの(並ぶものも追いつきそうなものも)はありませんでした。
いやぁ。。。。萌えました。
読み終わった後「遠野くん!俺の嫁にならないか!!!」と叫びましたw
本当に遠野は表情が顔にでません。そして無口です。
あまり大きな声でつづけて話すと酸欠になりますw
対する田宮は野球部のエースで皆の人気者。表情も言葉も豊かな彼。
最初は遠野の感情が表にでないこともあり、ちょっとした行き違いがあるのですが。。。
田宮は一見無表情な遠野の表情を少しづつ読むことができるようになります。
感情を表現しようと努力するという遠野に「だって。お前の気持ちなんて俺一人がわかってるくらいで丁度いいから。ひとりじめっぽいだろ?」
あら~ん。そうですか~゜+.(≧∇≦)゜+.゜!!!
読んでるこっちが照れてしまいますw
遠野もその無表情のしたに表情豊かな心をもってます。その表現はチビ遠野が担当w
遠野君、すごく素直でかわいいです。
昨今の少女マンガでもこんなに素直でかわいいヒロインはいないと思われますw
これは田宮がまいるのも無理はないw
これ、いーよですよー!
楽しい気分で読めるBLです
2巻で登場する遠野ママンがまた面白いです。
ずっと読みたくて、探してたんですが、どこ探してもなくて…
取り寄せしてもらいやっと手にすることができました♪
もう予想以上に遠野が可愛かった!!
かなり萌えましたw
心の声の遠野も表情がころころ変わって可愛いし、必死に田宮に伝えようとしてる所もたまらなく可愛かったです。
名前呼ぶとことかもう可愛すぎでしょvvv
緊張して噛むとかvvvあまりに可愛すぎて、本読みながら悶えちゃいました(笑)
田宮も遠野も純粋で、いつも一生懸命でお互い大好きな気持ちが伝わってきますね。
話が進むごとに遠野の顔がきょとんとした顔で可愛くなってくのもツボでしたvv
高永先生の作品の中で1番好きな作品になりました!!
2巻も一緒に取り寄せしてもらったので、これから読んでみます!!
中の絵も丁寧で綺麗に描かれているし、見ていてとっても心地がいい!
何よりも、高永さんの幼い系の男の子の描き方が最高です…!かわいい!
無口でほぼ喋らないな智くんですが、人一倍いろんなことを考えていたり、必死だったり、すごく一途だったり、そんなところがとても可愛いです。
そんな智のことを1番に理解してくれる田宮くんも素敵。
そしてそんな2人のラブラブっぷりもすてき。(笑)
BL作品としては確かに王道なのかもしれませんが、安定的に萌えるな~としみじみ感じました。
王道好きな方なら、結構萌える作品なのでは。
みなさん書かれているように、とにかく智くんが可愛い。
そして啓吾くんもカッコいいんです。
片思いの啓吾くん(野球部)から告白された智くん(美術部)。
もともと思っていることをなかなか言葉に出せないタイプの智くんですが
なんとかお付き合いを始めることに・・・
啓吾くんからもらったストラップを河原でスケッチ中になくしてしまい
啓吾くんには内緒で、毎日毎日探しに行きます。
智くんを探しに来た啓吾くんに本当のことを打ち明け
自分が今までどんなに啓吾くんを好きだったか話したいのですが
うまく言葉にならず、今まで啓吾くんを描いたスケッチブックを見せます。
それを見て、感動の啓吾くん。
その日、二人は初めて結ばれます。
智くんの心の声がかわいくて、本当に啓吾くんを大好きだということが伝わります。
特に、河原でストラップを探していたことを啓吾くんに抱きついて話すとこや
スケッチブックを無言で見せるとこなんか、きゅんきゅんきます。
そして適度に入るギャグが、笑いを誘います。
二人のほかにも、智くんのお母さんやお父さん
また、学校の先輩や友達が登場し合宿、委員会、学園祭などの行事が舞台になり
学園ドラマみたいになっています。
特に智のお母さん、智に負けず劣らずイイ味出してます。
このお話は続いていますが、私は最初の智くんと啓吾くんの
出会いのところが一番好きです。
でも、話が進んでも二人のラブラブ度が変わらず
相手のことを一層思いやっているところが、読んでいて嬉しくなるお話です。
無表情な遠野がとにかく可愛い。顔に出ないタイプにも程があるだろと思いつつ、込み上げてくるニヤニヤを今でも読むたび感じます。
作品は田宮から告白されるシーンから始まるのですが、
遠野の心の声が書いてあるため
その時々の気持ちはわかりますw
野球部のエースで人気者の田宮を好きになり、その姿をスケッチしているのですが、そりゃ丸見えですよね。
田宮も気になりますよね。
なかなか思ってる事を言葉にできない、態度にも出しにくい遠野は
見ていてじれますが、頑張ってるんですよね
めっちゃ頑張ってます。
田宮のLOVEPowerも凄いですが。
ただのジレジレカップルの話だけではない、葛藤もあり
意思の疎通もあります。
今後のキーになる幼馴染の先輩も大注目です。
目立つ事もなく無口で無表情の遠野と、野球部で目立つことの多い田宮。全く正反対な2人が惹かれあっている姿が堪りません!陽キャ×陰キャを題材にした作品は数多くありますが、これはそのド王道ド定番を貫いている思います。虐め描写等、煩わしく苦しいシーンも無いのでとにかく読みやすいです!大好き!
そして遠野が本当に可愛いので何回読んでも荒んだ心に効きます。大好きな作品です。
私の中の高永さん作品、第2弾。
何せ画の安定感が凄いなと思います。
以前、他作品でのレビューでも書かせて頂いたのですが、繊細な中にも華があり、それでいて見せ方がお上手。あっぱれ。
読んでいて飽きさせない構図等々あるので、「実は自分は高永さんツボなんだな」と改めて知らされた事になりました。
連載物の1冊目、丸々表題作です。
思いを伝えるのが苦手で、苦手だからその行動から徐々に遠ざかり、結果悪循環でほぼ表情に表れない高校生で美術部所属・智。
ずっとずっと好きだった、野球部の田宮。
なんとなんと、彼に告白される所から始まるのです。
やっだ智。
大人しくてイジイジしてて、奥手で純粋で、キスはおろか手すら繋げないんじゃないのぉ?
……なんて思って居たら大間違い、第1話からヤッちまいます(←こら)
と言うか毎度致しちゃってます。あらやだお盛んね♡な状態です。
きっ、清い高校生☆なんかじゃなかった…でも好き(結局)
大人しくて本当に表情に出せない智だけれど、お互いがお互いをずっと見て来たから、田宮はそれなりに理解してくれます。
優しくておおらかで、野球もうまくてエースで、そんな田宮を好いてる智が何と言っても可愛い。
文化祭の時はすれ違いが起きちゃって、智の幼馴染でアテウマ?のゆうちゃんが現れちゃって、気が気じゃないのは田宮の方。
思い合ってる気持ちが強いもの、何をそんなに不安になる事があるのだか…若いですねぇ。
それと、智のモノローグ時に出てくるチビ智が表情豊かで可愛い!
たまに驚きすぎてハゲて鼻血ぶっ放したりもしてるけどご愛嬌(笑)
そして、意外にも智の心の中では、田宮と致す事に積極的だったりします。
エロ魔人は寧ろ智の方なのでは?(*ノωノ)
色々山あり谷ありなんだろうけど、結局は絶対幸せーな気持ちで終われるんだろうなという安心感があるので、怖がらずに読めます。
ストーリー展開は王道かも知れないけれど、高永さんの画力に持って行かれる!
初版を見ると2006年との事。今現在も連載中ですので、やはり高永さん人気は半端じゃない。
致すシーンはありますが、高校生の王道キュンをお探しの方、こちらはいかがでしょうか♪
高永ひなこさんの作品で一番好きなシリーズです。来月5巻が出ると知り、1巻から読み返しています。無口で無表情な遠野と野球部エース田宮の、純情ラブストーリーです。
とにかく遠野が可愛くて悶えます。無表情なのに、心の中のちび遠野くんは饒舌で表情豊かなのが、可愛くてキュンとなります。時々ちゃんと自分の気持ちを吐き出す遠野の、一生懸命になってる可愛さは破壊的だと思います。そして、お相手の田宮がカッコ良くて、遠野のことを理解してて、お似合いなカップルなのが最高です。意外と手が早かくてエロ魔人だった田宮も好きです。
1巻では、付き合いたての初々しさと、気持ちを伝えきれない切なさが堪能できます。
BLコミック読者のためのバイエル的なシリーズの一つだと思います。高校の同級生でカッコ良い攻と可愛い受、二人ともイイ子で、萌えの王道をきっちり押さえていて読みやすいです。そして何より面白いのは、主人公・遠野の無表情ぶり!表情には全然出ないのに、脳内(心の声)は感情豊かで喜怒哀楽がハッキリしていてもう可愛いやら可笑しいやら。
攻の田宮は若干暑苦しいところがあるのですが、爽やかで男前です。個人的に、受の言葉の裏側を探ろうともせず誤解して暴走する攻にはイライラするのですが、田宮の場合は遠野相手じゃ仕方ないよねっていうかむしろ良く頑張ってるよ、うんうん。という気持ちになって微笑ましかったです。女の子を挟んで嫉妬し合う二人がもう、ちょー可愛かったです。またその子がイイ子で好きでした。
この二人の雰囲気では1話目で最後までイタしちゃうのは意外な気がしましたが、あとがきで「最初は読み切り作品だった」と知り納得です。私がこの第1巻を読んだ時点では確か第3巻まで出ていたと思うのですが、ちょうど年明けに最終巻が出るのですね~。読み切りのはずだった二人の物語が10年続くシリーズになるというのは感慨深いというか…素敵だなと思いました。
さて、ほのぼのカップルな二人に絡む先輩・相良がこの後のキーパーソンになっていきます。彼がいるお陰でお話に緩急がついているなぁと思いつつ、第2巻へゴーです。