白刃と黒牡丹 (2)

hakujin to kurobotan

白刃と黒牡丹 (2)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神78
  • 萌×231
  • 萌3
  • 中立4
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
15
得点
527
評価数
117
平均
4.5 / 5
神率
66.7%
著者
ゆくえ萌葱 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
シリーズ
睨めば恋
発売日
電子発売日
価格
¥670(税抜)  
ISBN
9784796413992

あらすじ

生まれた時から一緒に育ってきた黒々組若頭・黒井と弁護士の白樺。紆余曲折を経て、白樺が組の顧問弁護士になったことをきっかけに恋人同士となり蜜月を満喫している。だが、白樺にはひとつ気がかりがあった。それは、自分の熱意に黒井が「仕方なく折れた」のではないかということ。そんなある日、昔なじみの紅尾組次期若頭・時也が黒井を訪ねてきた。しかも時也は「俺と寝てみねぇ?」と黒井を口説きだして―――!?

表題作白刃と黒牡丹 (2)

白樺刀麻,37歳,弁護士
黒井憲剛,37歳,黒々組の若頭

その他の収録作品

  • 密かな独白(描き下ろし)
  • あとがき

レビュー投稿数15

続編読みたいな



一巻で正式に結ばれた2人。周りの近しい人たちも2人の関係を周知しています。bl作品では攻め受けの2人が付き合っている事を隠したり、親しい人しか知らなかったり、ライバルみたいな人にバレたけど空気読んでくれてバラされなかったり、と色々あると思いますが、この作品の2人は一巻でも二巻でも堂々としていて、個人的になかなか珍しいなと思いました。

今回は攻めの後輩が出てきて、2人の中を引っ掻き回してくれます。グッジョブです。攻めのヤキモキしてる所が見れます。セっ…以外の時の彼は、そういう時切ない顔して、静かに受けを思ってる様子で、普段積極的にアピールする時のギャップがまた良いです。

最初の方で、攻めの過去の結婚の事を2人同時に口に出した場面には、本当に胸がときめきました。ごちそうさま、という感じです。

一巻で結ばれて、二巻で引っ掻き回されて絆を深めたので、もうこの続編なんて無いのかもしれないけれど、もっと2人のお話を読みたい…。

0

黒井のアンサー編

冒頭からいちゃいちゃエロシーン。
白樺が幸せを噛み締めていて、かわいくなっていますね。

そして、出たわね…新キャラ、時也。

BL続編あるあるの新キャラが登場すると、こいつは当て馬なのか、アシスト役なのか、はたまたお騒がせ役なのか…と考えちゃいます。
ま、いずれにしよメインの2人をくっつけるための役割ですよねw(たいていは)

時也はわかりやすい当て馬役でした。

2巻でのヤクザエピソードと言えば、黒井が目にケガを負った場面、黒井が男も惚れるいい男、俺についてこい的なかっこいい場面くらいでしょうか。

1巻の白樺の執着に対する、黒井のアンサー編というのはよくわかりました。

ただなんか物足りないのはなぜだろう?
ヤクザ要素が少なかったからか、じりじり焦げつくようなものをあまり感じられなかった。

でも、黒井が白樺を安心させてやるにはどうしたらいいか…という内容で、2人の関係性が深まったので続編として読んでよかったです。

1

びっくりするほどらぶらぶ!

1巻でモヤってた結婚の謎や憲剛の目の傷の秘密などを明かしつつ、当て馬門前払いのらぶらぶ巻。腹をくくった若頭はさすがの潔さで、ドストレート告白にきゅんきゅんでした!白樺の照れ顔に萌え萌え!
当て馬の赤羽は完全に相手にされてなかったんですが、メイン二人よりビジュアルが良すぎです笑。憲剛が揺るがないので安心して見てられるけど、へたに華があるせいで存在感がありすぎました。
で、結婚の話はやっぱり白樺意味分からんって笑っちゃいます。目の傷のエピソードは良かったです、それを語る憲剛がすごく。もうびっくりするほどラブラブで、読んでて変な汗が出そうなくらいでした。なんか恥ずかしくて笑。
いたるところで主張してくるキスマークが濃くて、最後には白樺にもついてたのが最高です。
ヤクザものだけどあまりシリアスな抗争なんかはなくて、幼馴染み同士の執着愛を見せつけられるお話でした。メインキャラ二人が大好きです。

2

いい男

海の日セールで2巻を!

"男と男"で大変良かった。
あとがきの通り、1巻では白樺の執着っぷりをたっぷり見せていただき、2巻は黒井オンステージでした。黒井さんがカッコ良すぎる。男にも女にも爆モテだろうね。ふとしたときのピンのコマで異常な色気を放つ。
「できるよな 俺に会いてぇだろ」…強い
愛されてる自覚があり、それでいて愛にあぐらをかくこともなく、好きと言葉にこそしなかったものの、愛情は表現し続けていた彼。

こういう攻めと受けの関係性の作品はかなり珍しいのでは。ただの執着攻めでもただの男前受けでもない絶妙なバランス。

先生のTwitterを#白刃と黒牡丹で検索すると幸せになれます。2019年11月2日の先生のツイートが特にお気に入りなので引用させてください。
「白樺と黒井若頭は逆転する確率があるか(要約)というご質問があったんですが個人的に白樺→→→→→→♡←←←(←←←←←無自覚)黒井と黒井若頭が無自覚で白樺の事大好きなので彼が攻めたい欲を出す以上惚れた弱みでずっと受です」

2

好きすぎる

執着弁護士・白樺×漢前な若頭・黒井。

二十年以上の重い想いを重ね結ばれたふたりの続編。
白樺が黒井を好きすぎるように私もとても好きすぎる作品なのでめちゃくちゃ嬉しい。

そして、黒井の白樺への想いが…
白樺と同等に重かった…!
黒井も白樺を好きすぎる…!!

誰よりも白樺のことを考えていて、白樺が大事すぎるがゆえに遠ざけようとしたりして、白樺のためなら自らを傷つけることも厭わず…
一生背負う背中の紋々も白樺へ捧げ、全てを受け入れている。

…その深い覚悟に身悶えしかない。

もう、黒井の漢前さに完全ノックアウトさせられてしまいました。
飄々としていた白樺も、黒井の行動言動にポーカーフェイスが崩されていて、前作とはまた違ったふたりの関係性が見られてとてもよかった。
白樺のオフの時の大きめ眼鏡もいいかんじ。

赤羽の入り込む隙は少しもなくて、揺るぎないふたりの固い絆を確かめさせられた素晴らしい続編でした。
いつかスミ一色で仕上がった黒井の背中を見られたらいいなあ。

あの和室と伴田のコンボには最後まで笑わせてもらいました〜。

3

男前すぎる受

いやぁ最高でした〜!
さすが先生、過去作も好きですがこのシリーズも良かった〜!
1巻が刀麻の求愛なら2巻は憲剛の返答愛ってところでしょうか。
憲剛がめっちゃ男前!カッコ良!
刀麻の執着愛も良かったんですが、それに応える憲剛が完璧です…半端ない包容力!

当て馬の時也もいい存在感だったし、憲剛が育てたんだからこの先楽しみだなぁ〜いい男になってほしい
次は時也のお話読みたいですね
それにしても憲剛、時也に自分の立場をわからせると同時に刀麻の不安も払拭してあげて、尚且つ兄貴分として時也に手土産持たせるなんて出来すぎです、こんなの男女問わず惚れちゃいます
幸せそうな刀麻の表情と、貴重な憲剛の嫉妬がとっても良かった♥

ヤクザものですが、ラブの要素が濃くて素敵な作品なので未読の方にはぜひオススメです。

2

憲剛のアンサー編 こちらも最高

一巻を読んだ時に刀麻の愛が深くて最高だな、と思っていました。執着攻め良い!って。
憲剛も刀麻を大切に思ってるから、自分の世界に踏み入らせたく無いんだなって。
でもそんなレベルじゃなかった。
大切に思ってるどころか、めっちゃ好きじゃん。刀麻に負けないくらいめっちゃ執着してるじゃん、でした。
今作は憲剛の刀麻への深い愛情を見られて最高でした。

キスマークも、付き合ってることも隠しもしない潔さがカッコいい。
感情に無駄に流されず冷静に対処できるのも素敵だし、理性を失うのが刀麻が危険にさらされた時だけだなんて…もう溺愛じゃないですか。

刀麻が時也に憲剛を「たらし込んでみろ」と煽った時も、肩を抱かれた強さで分かったんでしょうね、刀麻の気持ち。
全く時也にも揺らがない安定感。

キャラデザ時点で傷の設定、特に無かったみたいですがあって良かった左眼の傷!
このエピソード最高でした。
なんか最高しか言ってないレビューになりましたが、そのくらい良かったです。
読後感も爽快でした。

3

一体何を見せられたんだ。

2巻の発売を楽しみに待っていました。

憲剛やばいこれは惚れるしかない。

先生が後書きで仰っていた通り、憲剛のアンサー的なお話でした。
話の内容としては一巻より(白樺の気持ち悪さとストーリーが)軽めかなという印象を受けましたが、憲剛の男前度が爆発的に上がっていて語彙力を失いました。
あんなに男前なのに、「とーま」の使い所がほんとうにもう…良い…。
また、白樺の乙女度も上がっていて、なんというか語彙力。二回目。

欲を言えば、もう一度ぐらいエロが欲しかったですが(冒頭と最後のあっさりしかない)素晴らしい作品に出会えて嬉しく思います。
睨めば恋の続編も決まっているとの事。
こちらもとても楽しみですが、今作の彼らも、いつかまた連載としてじっくり読ませて頂きたいです。

3

白刃と黒牡丹

憲剛がカッコ良かった
それにつきます
すごくオトコマエ
人の気分を上げるのが上手い
本当に魅力的でした
さらっと自分たちの関係を答えたり
白樺さんのこと大事にしてたり
ちょこちょこ見えるいちゃいちゃが
すごく良かった

あとがきにもあった、アンサー編
まさにそんなお話でした
2人の絆の深さにうっとりします
憲剛のその見せ方が上手すぎる

いつもの舎弟もいい感じで
わちゃわちゃしてて良かった

1巻も好きでしたが
2巻を読むとより1巻が好きになりました

2

黒井憲剛という男、史上最高の男前なり

作者様のあとがきにもあるように、今作は受の黒井憲剛のアンサー編。そして。どのレビュアー様も書いておられるように、憲剛の男前が、半端ないんです。もう、わたし的には半端ないとかいう言葉でも尽くせない。史上最高の男前でした。

1巻では、攻の刀麻の一途な執着愛が実り、恋人同士になった二人。でも、私は気づいてました。1巻の書き下ろしに見る、憲剛の半端ない愛情を。

恋人同士になったけど、憲剛に愛されているのか不安になる刀麻。今作は、憲剛が昔世話した男、時也が新しいキャラとして登場し、刀麻と憲剛の間に割って入ろうとします。

でもね。微塵も揺るがないんです、憲剛が。もうね、めちゃくちゃかっこいいんです。

憲剛に本当に好かれてるのか?と自分が不安に思っている痛いところを時也に突かれた刀麻。強気に振る舞うも、心は不安でいっぱい。そのことに、憲剛はちゃんと気づいているんです。

2巻第1話は恋人同士になってのいちゃいちゃ回で、もはやここから終わりまですべてが神なんですけども、やはり第4話がわたし的には最高の神回かなと思います。憲剛が男前すぎて、かっこよすぎて、震えます。そして、何度読んでも、毎回昇天してしまう。あまりのかっこよさに。

時也が2人の関係を撹乱させようと、あの手この手で憲剛の気を引く。憲剛はそれを分かっていて、あえて刀麻を組に来るように仕向けるんですよね。

憲剛の顔の傷のことをずっと気に病んでいた刀麻。ずっとそれは時也をかばったときについたものだと思っていたけど、憲剛は、実は刀麻を守るためにかばってついた傷だという真実を、時也の前ではっきりと刀麻に伝えるんです。

時也に、その時からずっと刀麻を好きだったのか?と聞かれ、しれっと何事もなかったかのように、『もっと前』と答える憲剛。

憲剛の愛を知り、あまりにも嬉しくて、あまりにも愛しくて、顔を真っ赤にする刀麻をチラっと見て目が合うと、ふっ…と優しく笑う憲剛。『もっと前』の過去が蘇る。それは小学6年の修学旅行。

『とーまが居てくれたら、それでいい』

なんかもう、私はこのシーン、泣きました。
こんなにも男らしくて、愛情深くて、優しくて、かっこいい男、どこにもいないって思いました。男前すぎて、心を鷲掴みにされました。茫然自失になるくらい、ほんとにほんとに、もう言葉では言い表せないくらい、黒井憲剛という男が最高にかっこいい。

その後、刀麻のマンションへ行く2人。第4話で、憲剛は刀麻が元嫁に頬にキスされている写真を時也から見せられるのですが、そのことについて、刀麻を問いただします。嫉妬する憲剛がもう…。どんだけ最高を塗り替えてくるんだ、この男。男前すぎるほどの男前で、かつ、可愛いなんて、もはや罪のレベル。

刀麻、史上最高の男を手中にしたあなたは、本当にすごいよ…。
ベッドでいつになく積極的にリードする憲剛が超絶に色っぽくて、男前で、なぜかまた泣けてきました。

最後は組でちゃんと好きといってほしいと言う刀麻に憲剛が自分からキスして、好きだよ…と告げてる束の間、伴田くんが入ってきて(笑)お約束の間の悪さ(笑)伴田くん半泣き(笑)めちゃくちゃ可愛らしく終わりました。

書き下ろし読んで、憲剛の男前がさらにすごいことに。
寝ている刀麻を見つめる憲剛。刀麻がうなされていたのを思い出し、心で誓う。
『不安材料は全て消してやる』

自分の所有物にするかのように、刀麻の首にキスマークをつける憲剛。第5話の最後、刀麻の首にキスマークがついてたの見て、え〜、珍しい!と思っていたのですが、その答えがこの書き下ろしにすべてありました。

憲剛の独白のような想いひとつひとつ、全部がすべて、刀麻への揺るぎない愛。憲剛が心のなかで呟く。
『もう離してなんかやれねーからな』

作者様、どんだけ黒井憲剛は男前なんですか。どんだけかっこいいんですか。どこまでアゲていくんですか!!
かっこよすぎて、一瞬たりとも憲剛から目を離せない、そんな書き下ろしでした。

黒井憲剛という男。面倒見がよくて人望厚く、頭がいい。底なしの優しさと一途な愛情深さ。とにかく、これだけの男前、普通、なかなか描ききれないと思います。それも、受なんですよね。ゆくえ先生、すごい…すごすぎる。ドンピシャとかいう生易しい言葉じゃない、脳天に突き刺さるくらいの、インパクトです。

過去いろいろな作品を読んできましたが、黒井憲剛は私の中で史上最高、そして、最もリスペクトするキャラクターです。彼以上の人、出てこない。本気でそう思うほどに惚れ込んでいます。そして、この作品に出会えたことがとても幸せです。一生大切にしたい作品です。

追記:ブサメンを探せやってます!店に飾られた写真に自慢のふぐりが!生け垣から飛び出すブサメンが!相変わらず超かわいいブサメンを探してみてください!

4

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