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koisuru kitsune kenai reizoku
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
シリーズ5冊目、有生×慶次cpのお話としては4冊目になります。
めっちゃ楽しみにしていました!表紙が可愛い〜
夜光先生が書かれるシリーズの中で、1番好きです‼︎
討魔師の活躍と焦れきゅんラブストーリーが楽しい本シリーズ。
井伊家との因縁などはさて置き、今回は恋愛メインのお話といっても過言ではないかもしれない。
(とはいえ、討魔シーンもあります)
恋人になった有生と慶次の初デート、初ラブホ、旅行……そして、試練へと続きます。
1話目のタイトルが、『初デートってどんな感じだろう?』ですよ!
見ただけでニヤニヤが止まらなかった‼︎
一冊通して、めっちゃキュンキュンさせてくれます♡
(有生のせいで動物園がカオスになった所は笑ったけど)
私、この2人のHが大好きなんです!
恋人になってからは、とにかく甘〜い♡
Hの度、「好き」「大好き」と言う有生にキュンキュンする。
感じてる攻めが好きなのですが、挿れるたんびに〝気持ちいい〜〟ってなる有生にめっちゃ萌えた〜♡
慶次もナチュラルにエロかったし(//∇//)
しかしながら、初デートは失敗に終わってしまった2人。
そこで、デートのやり直しとして、お伊勢参りを決行します。
各々神様にお願い事をし、天照大神からは、願いに対して試練を与えると告げられ……と、いう展開に。
この、お伊勢参りでの願い事なのですが、慶次のは「悪霊がはっきり見えるようになりたい」と、いうもの。
そして、ラストまで明かされないのが有生のお願い事。
この内容が、めちゃめちゃ素敵なんです♡
有生の健気さと愛の大きさを知れるんです!
これから読まれる方は、楽しみになさって下さい。
読まれた方には、共感して頂けると思います^^
そして、帰宅後早々に訪れる試練とはーー…?
2人がキスしているところを兄の信長に見られてしまい、父母も巻き込んで交際に大反対されてしまう慶次。
慶次の両親が、有り得ないくらい優生との関係を全否定してくるので、かなりイラつきます。
「騙されてる」とか「脅されてる」とか、慶次がいくら否定しても取りつく島もない;
それでも慶次の気持ちはブレないし、両親に対して自分から行動を起こします。
今まで、有生に助けられてばかりだった慶次の成長が著しい!
対して、不安で怯えているのが有生。
家族を大事にしている慶次に捨てられるんじゃないかと、ビクビクしてるんです。
有生が慶次のことを好き過ぎて、そこに萌えすぎて苦しいほど。
普段は偉そうなのに、慶次の事となると自信がなくてダメダメな有生が愛しすぎます♡
仕事上のコンビも解消され、新たに組まされた新人に圧を与えまくる有生(笑)
有生には慶次しかいないってことよね。
慶次はと言いますと、節分祭で会った如月とペアになります。
如月に修行を付けてもらい、待針と共に大きく成長する慶次。
こういう意味では、新たなペアも悪くなかったと思う。
成長した慶次が有生に頼らず、自分の力で運命を切り開いていくところは本作の見どころ!
如月にチャクラを開けてもらった慶次が〝視える〟ようになるのですが、ちょっとグロい霊や妖魔が視えてしまい……と、コミカルだけでなく、霊ものとしての怖さもスパイスになっていて良かったと思います。
で、最後の最後に有生の「お願いごと」が明かされ、萌え死にました。
とにかく、最初から最後まで有生が可愛かった♡
今後は、成長した慶次と待針にも注目ですし、いよいよ井伊家との対立も本格化するのでは……?と、思います。
ますます楽しみなシリーズから、これからも目が離せません‼︎
最後に、笠井先生のイラストは今回も美しいやら可愛いやらで、『眼福』の一言。
カラーページは今回もドエロい‼︎
カバーをつけてもらう方は、ご注意下さい(笑)
眷愛隷属シリーズ5作目(1作は別カップルです)で、超ラブラブ甘々のお付き合い編になります。
一応、ここからでも読める感じでは書かれているんですけど、登場人物も多いし設定も複雑なので、1作目の「眷愛隷属 -白狐と狢-」から読まれる事をオススメします。
で、こちら、身体の関係はあるのになかなか結ばれない、主役二人の焦れったい恋愛が見処だったんですけど。
なんと前作で、ようやく、ようやく心が通い合って恋人同士になった二人。
からの、今回は超ラブラブ恋人編になるんですね!
いやもう、初っぱなからあまりの甘さと可愛さに悶絶。
また、主人公の討魔師としての成長も見処なんですけど、今回はなんと、慶ちゃんは一回りも二回りも大きく成長するんですよ。
待針と共に!
そしてそして、有生のデレが!
有生のデレがっ!!
いやもう、有生のデレ、強烈だった。
そのデレに対する慶ちゃんのセリフ、更に強烈だった。
これが、これが読みたかったんだよー!
最高だよーーーー!!と。
で、ザックリした内容です。
恋人同士となり、(それなりに)順調に交際を続ける二人。
しかし、デートの帰り際のキスを兄に見られて、二人の交際がバレてしまうんですね。
すると、家族から交際を大反対されてー・・・と言うものです。
と、今回、家族の反対と言う試練が二人に訪れるものの、大部分はめっちゃ甘いしこれでもかとラブラブなんですよ。
いやね、慶ちゃんの魅力は真っ直ぐでスーパーポジティブな所、ついでにちょいアホな子の所だと思うんですけど、そんな彼が思い描く「恋人としての正しい交際の順序」。
そう、単純そのものの彼は「恋人になったからには!」と、そのセオリーに乗っ取ってお付き合いを進めようとするんですね。
えーと、まず初デートは遊園地に行って、帰り際にはキス。
てな具合で。
ええっ?
とっくにエッチしまくってるのに、まさかのそこからかーい!と。
てか、ズレてる。
慶ちゃん、めちゃくちゃズレてるよ!と。
えーと、赤くなって「初デートでエッチなんてダメだ」とかやってたり、秘かに観覧車の一番てっぺんでキスとか期待してる慶ちゃんが、可愛いすぎるんですよ!
「初デートは遊園地」にこだわるあまり、から回って失敗しちゃう所まで、微笑ましくて微笑ましくて仕方ないんですよ。
てか、有生にネズミーランドの方を提案されて、「あそこはカップルで行くと別れる言い伝えがあるんだぞ」と真剣に言ってるの、最高なんですよ!
もうさ、開始40ページそこそこで、萌えすぎて死にそう。
ハーハーと、興奮しすぎて息苦しいんだけど!と。
これ、これね、そんな慶ちゃんにブツブツ言いつつも、有生が大人しく付き合うのです。
そこに、何より愛を感じちゃうんですよ。
いや、途中でシビれを切らして、ラブホに連れ込むとかはあるけど!
恋人になっても、やっぱり有生は有生だけど!!
変わったのに変わらない二人の空気感、めちゃくちゃいいんだけど!!!
と、今回そんな感じで、初デートから初デートリベンジ、初ケンカ(?)に初仲直り、そして愛の新居って感じで、恋人としての二人がガッツリ語られるんですよ。
これがもう、しつこいけどめちゃくちゃ萌えるんですよ。
ケンカさえ、完全に頭に痴話が付くヤツなんですよ!
雨降って・・・とか言いたくなっちゃうヤツなんですよ!!
ああああ、最高だー!と、ひたすら萌え転がっちゃうんですよ!!!
ちなみに、討魔師としての成長の方ですけど。
交際に反対する家族の訴えにより、二人のバディが解消されちゃうんですよね。
そして修行により、悪霊の姿が見えるようになった慶次。
家の中にたくさんの悪霊が存在する事に驚き・・・と言った所でしょうか。
えーと、作者さんも書かれてるんですけど、今回何より慶次の成長が感じられた所。
彼一人で、この件を解決するんですよね。
そして慶次ですが、改めて討魔師の仕事の素晴らしさを再認識するんですよね。
ここがとても素敵だなぁと、感動しちゃったりして。
と、今回もラブあり萌えあり感動ありと、盛り沢山でしっかり読ませてくれるんですよ。
二人がイチャラブしてるだけじゃなく。
別に二人がイチャラブしてるだけでも、個人的には全然いいですけど。
あと、最後になっちゃったんですけど。
伊勢神宮へのお参りデートで、有生が神に願った事に最高に萌えました。
なんて、なんて可愛い!
そして、有生にこれを言う日がくるとは思いもしなかったけど、いじらしいぞー!と。
ケンカの後の仲直り電話にも、悶絶したぞーーー!と。
くっ、この二人の、こんな甘いやりとりを拝める日が来たなんて・・・!
焦れまくりながら、待った甲斐がありましたよ。
と、まさにご褒美ターンと言える5作目でした。
と、二人の頭頂をハリセンではたきたいくらいにラブい最新刊をありがとうございます夜光花さん。はぁはぁ。
今回は敵対する井伊家絡みの本筋は一旦小休憩。慶ちゃんと子狸ちゃんの討魔師レベルぷちアップ、並びに、出来立てほやほやカップルのほやほや加減に脳細胞が死滅しそうなほどあてられまくる箸休め的な5冊目です。はぁはぁ。
夜光花作品は網羅してますが、ストーリー的な意味で一番好きなのは他作品としても、カップル的にはこの二人が好き。控えめに言っても大好き。なのでこのレビューはキャラ萌えしか語らないので内容がありません。いいんだ。有生と慶ちゃんがかわいすぎたから。はぁはぁ。
猪突猛進型アホの子慶ちゃんと、ツンデレ代表の有生の相性が最高なんですよお客さん。はぁはぁ。
口と態度の悪さと、ついでにその類いまれなる霊能力も使って他人に嫌がらせしてたようなツンツンツンツン有生が、熱血アホの子慶ちゃんに対してのみ、ツンぐらいに戦闘力が削られてるのをムフフッと愛でてたこれまでのシリーズ。
そして今作の有生ですよ。
ツンどこやった?というくらいデレにつぐデレの大応酬。デレの大乱射。デレの大乱舞。デレの大乱闘。はぁはぁ。
慶ちゃんを相手に、照れるは拗ねるは浮かれるは落ち込むは駄々こねるは、お前誰だよレベル。しまいには神様相手に乙女なお願いする始末。少女漫画の主人公か。はぁはぁ。萌えがとまらん。助けて。
慶ちゃんも慶ちゃんで、そんな有生に鼻血吹く勢いでめろめろになってます。たまらん。どうしてくれよう。はぁはぁ。はぁはぁ。
動悸息切れ鼻息がやばいので、一刻も早い続編という処方薬をお願いします。子狸もそう言ってます。
あ、息が途切れる前にこれもお願いせねば。
電子書籍も同時発売してくださいリブレさん。電子版を待ちきれずに紙版を購入し、後に電子版も購入する哀れな読者をお救いください。
そう!!これが読みたかったんだよぉぉ〜!!!と心の底から叫んだ今作。
もう〜、最高!!!
有生が……
あ の 有生が…っっ!!!!
そこかしこでデレとる……!!
デレ炸裂しとる!!!!
もう何度読みながら、ゆ、ゆ、有生…っっっ!!!(言葉にならないっ!)となったことか。
有生……お前のお口は憎まれ口を叩くだけではなく、「好きだよ」って言えるんだね!!言えるようになったんだね‥‥!!とか、なんか気分は成長を見守ってきた親戚のおばさんのよう。
とにかく今回は「有生」萌えに尽きます。
あ、もちろん慶ちゃんのタフネスぶりとか、成長とか読み応えポイントは色々あるんですよ。
でも、とにかく「俺様で天邪鬼な有生が慶ちゃんにメロメロになる姿を早くみたい!」という一心で読み続けてきた私にとって、キタコレ!!だった前作の四巻末。
それを更にパワーアップさせた今作は「恋する狐」のタイトル通り、恋する有生の姿がもう〜たまらん!!!って感じでした。
最後のお願いごととか、ぎゃ〜!!と萌え転がりました。
ここまでシリーズ追ってきて、ほんと良かったです。
眷愛隷属シリーズの続き。
前巻でお付き合いを始めた2人をあまり信じていなかったのですが、これは付き合っていました!恋人でした!
初デートから親バレまで、一通りのお約束を達成する2人が可愛かったです。慶ちゃんといる有生さんが丸くなって可愛いシーンも多かったです。家族とのお話もホロリとしてしまいました。この緩急が眷愛隷属シリーズの好きなところです。
神様からの試練で慶次くんも待針くんも成長して、また続きが楽しみになりました。後書きを読む限りまだ続きそうなので期待しています。
コミコミスタジオさんの特典は待針くんのあざとさ?の秘密についてのお話でした。前巻でちらっと出てきた秋葉原に近い柳森神社の立地による弊害がここで回収されました。かわいい。
最後に!通販で買ってビニールをいそいそと剥がして裏返したところ、バーコード下のイラストがとんでもなくえっちでこれは通販で買って正解でした(笑)今回も素敵イラストでした。
シリーズ5作目。前作の有生がめっちゃ好きだったので続けて買ってみたのですが。なんで続いているのに、面白さが増すんでしょう?すっごい面白い。休日の気分転換に最高でした。これ単独読みは無理です&まだ続くだろ→くっそ可愛い駄々っ子有生を今のうちに!是非1作目から!
うきうき免許とって、めでたく有生とお伊勢さんで初デート!だったのですが、願い事したら「試練を乗り越えたら」とのお言葉。神様お仕事早い早い、とっとと試練がやってきて・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
来栖和葉(かずは、伊勢神宮の神職、好みのタイプなんだけどまた出てこないかな)、耀司・柚(攻め兄カプ)、瑞人(攻め弟・中3・謎キャラ)、丞一+由奈(当主夫妻)、受け両親+兄、山科律子(慶次の伯母、先輩討魔師)、如月(慶次と組む討魔師、眷属は龍、この人面白そう!)、一保(瑞人の先輩、やばげ)ぐらいかな。その他色々討魔師候補もいるけどチョロ出。
**良かったところ
なんてったって有生!最高!可愛い!前作ぐらいから俄然可愛くなった!こんなにシリーズ当初から印象変わったのは珍しいです。(私が読み取れてなかっただけかも)いやあ、今作も可愛い駄々っ子ぶりを存分に見せてくれて、ほんとーにニマニマが止まりませんです。全ては慶次と一緒にいたいため、なんです。
ただ、なんでそうあらゆる人に向けて敵意を向けるというか感じ悪い人になったの?!ってところが、私すっぽり抜けてまして。2作目を確か読んでいないので、そこに記載あったのかな・・・?それとも出ると信じている続きで記載あるのかな。いずれにせよ、続き出してください、リブレ様。よろしくお願いします。
慶次の眷属である子タヌキもめちゃ可愛い。ちょっと考えて振舞っている様子が良いです。突っ走りがちな慶次にとって、いい相棒じゃん!!ととても思うのです。
あと今作で出てきたサブキャラの如月と和葉が気になるんです。なんかもうちょっとエピソードないかなと楽しみなんです。
井伊家をやっつけてしまうとか、超バトルな展開という訳ではないのに、そして、5作目なのに、なんでこんな楽しいんだろう?と不思議になるぐらい、面白い1冊でした!ああ有生可愛い。
井伊家との決着が気になっていましたが、今回はお休みでした。
前巻では有生との関係の形にこだわって交際を申し込んだ慶次でしたが、今作ではいよいよ初デートしていました。
もうねこの初デートを巡るあれやこれやが、とても面白くて爆笑でしたよ。慶次が形にこだわるものだから、流石に有生が気の毒になってしまいました。
そして土地勘の無い私は「わんぱーく」を検索して調べて、更に爆笑してしまいました。www
やり直しの初デートの時の有生の願い事は想像出来てしまっただけに、慶次の単純さに有生が可哀想になってしまいました。
なんだろう…前巻から有生が可愛いと思えてしょうが無いんです。拗ねたり「慶ちゃん」連呼する有生が愛しくてしょうがない。
だから慶次の両親や兄の有生に対する言い様に腹が立って腹が立ってしょうがありませんでした。
それから今回は子狸の成長が喜ばしい反面、とても寂しくてですね…子供が成長して嬉しいのに離れてしまう寂しさのような。
どうしても一人前になった姿がアソコが巨大な焼物の姿を想像してしまうんです。www
待針は可愛いままでいて欲しい…それがどんなにあざとく見えても…。
今回も三男の瑞人が宇宙人過ぎて、彼だけは良く理解出来ませんでした。何を考えててこれからどうお話に関わって来るのかとても気になりました。
慶次も成長して実家からとうとう独立した訳ですが、両親と有生との関係や有生とのバディはいつ復活するのかは次巻以降に持ち越されてしまいました。
再び視る事が可能になった慶次の活躍がとても楽しみです。
早く次巻でないかな♪
シリーズ5冊通して全くダレる事もなく、この萌えを維持し続けているとは。驚きです。さすがです。
表紙をご覧下さい、けしからん程のかわいさであります(`∇´)♡
お話は有生×慶次の初デート、お伊勢さんへの旅行、慶次が家族と諍いそこから派生しお話が進んでいく。というふうに盛りだくさんです。
初デートに旅行にとあまあまの期待、大ですね♡
今作に限らずシリーズを通して有生がとにかく可愛いのです。
討魔師として一流、冷たい空気をまとい人を寄せつけない。いじわる。可愛い要素なんて少しもなーーい!!
でも、人嫌いな有生が慶次だけを愛するさまがなんともいえず本当に可愛いのです(*´꒳`*)
今作ではその愛は盲目的なほど。これに萌えずして何に萌えようか…♡です。
お伊勢さんでは図らずも神様に取り次がれ、有生と慶次の願い事が叶うチャンスが訪れます。
慶次はなんとも慶次らしい願い事なのですが、願い事なんてないと言う有生は神様にお願い事をしたのかしないのか。ぜひ読んで悶えて下さい(//∇//)!
夜光花先生のエロってなぜ毎回こんなにエロいのか!?と嬉しい驚きがあるのですが、今作は有生×慶次がラブラブだからかな。エロさ3割り増しに感じましたよー♪
最後になりましたが、読む順番。
①眷愛隷属②きつねに嫁入り③狼に捧げたい④狐の告白 狸の添い寝⑤恋する狐
③は耀司×柚。その他は有生×慶次。
一冊ごとに完結はしますが、ぜひ順番に読んで下さい(^-^)♪
眷愛隷属シリーズも早5作目。
続きが楽しみな夜光花先生作品のひとつです。
手に取ってまず、笠井あゆみ先生のカバーイラストの可愛らしさにやられ、読み進めてメイン2人の初々しさと可愛らしさにやられ…
1作目から追っていると、やっとこの2人の「身体に気持ちが追いついた」お話が読めることが嬉しくてたまらないんだなあ…!
前作で恋人同士となった2人を見て、ああぁ〜!次!次が早く読みたい!となっていた方はきっと私だけではないはず。
一体どんなカップルになるのか?と想像しながら読み進めてみると…
想像以上に甘くて初々しくて可愛くて、あの、もう…
萌え転がるとはこのことかと、丸々1冊ご褒美のようでした。
各章のサブタイトルの雰囲気がまた良いんですよね。
そして何より、先生の作品とあとがきを読むと毎回感じるのですが、夜光花先生ご自身がとても楽しんで書かれているのが伝わって来てすごく好き。
有生が可愛い。すごく可愛いです。
あんなにツンだった有生がこんなに可愛いやつになるだなんて嘘でしょ…
しょげたり、拗ねたり、不安がったり、素直になったり、甘えたり、甘やかしたり。
慶次と同じく、こんなのきゅんとしちゃう。
慶次もすごく可愛いんですけど、今回は攻めの有生に大変萌えたで賞を贈りたい。
塩気にじわじわと甘みが出て、甘じょっぱさが絶妙なキャラクターになった気がする。
ちゃんと今までの有生っぽさも残しつつ、なところが絶妙なんですよ。
身体先行だった2人が恋人同士になって、スタンダードなカップルがやりそうな事を1からやろうとしている辺りでもう、やることは何度もやっているのにこの初々しさたるや。
「恋人同士のデート」像がちょっとズレている慶次が可愛くて、それになんだかんだ言いながら付き合う有生も可愛い。
初デートで選択ミスをしたと落ち込むところまで初々しくて、2人とも年齢的には大人だというのに、中高生の恋愛を見ているようでムズムズしちゃう。
仕切り直したデート先で神様に願ったこと。
慶次は討魔師らしい願いを。
有生は…これは…恋する狐の破壊力は凄まじかった。
なんでしょうね、可愛いの連鎖が止まらないんですよ。
好きがあふれる濃厚な絡みももちろんたまらないのですが、それよりも2人が度々軽めの啄むようなキスをするのがとっても良くって。
そんな甘いやり取りの中に紛れ込む「メイクラブ」「アバンチュール」「キッス」という、慶次の言葉選びが若者らしくなくてクスッと笑ってしまう。
けれど、ただ甘いだけではなく2人の間に神様からの試練が訪れます。
ここで慶次と子狸の成長が描かれていたのが良かったな。
慶次が相変わらずの見た目に反した脳筋っぷりでそこがまた魅力的ですし、子狸の待針もすごく可愛い。
その結果、今まで見えていなかったものが見えたりと、かなりの成長が感じられます。
今までは有生の影に隠れていて、どこか半人前のようだった慶次と子狸コンビも、ようやく1人前の討魔師になった気がします。
いろんな意味で大きくなったなあ。
恋愛面でも討魔師としてもレベルアップした慶次が有生と背中合わせの関係になったら…?
うーん、向かうところ敵無しな2人になってほしいなあ。
2人の恋と愛が育っていく様子と、慶次と子狸の待針の成長、有生の情緒が少しずつ豊かになっていく様子。
どれも非常に良いバランスでおいしく頂きました。
次巻はどんな展開になるのかが今から楽しみ。
長く続くシリーズになると嬉しいな。
多分あまり小説は得意じゃないかもな私。
シリーズを集めて積んでる物も沢山ある私。
一冊でも途中下車も度々あるし、数年かけてやっと一冊読み終える事もある私。基本読むのは割と早いらしい?私。以上自己紹介でした。
そんな私が、このシリーズ5冊はあっという間に読みました ❤️
皆さまのレビューのおかげで出会いました。
ありがとうございます。
もうすでに次が待ち遠しい。
苦手を克服できたわけじゃないかもしれないけど、このシリーズはキャラが良くて、テンポが良くて挿絵も良くて、とにかく面白かった。
続きが楽しみです。