あいおいフォーカス

aioi focus

あいおいフォーカス
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神6
  • 萌×217
  • 萌17
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
9
得点
152
評価数
43
平均
3.6 / 5
神率
14%
著者
七瀬 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
電子発売日
価格
¥670(税抜)  
ISBN
9784403667503

あらすじ

優等生・有間は、教師から頼まれ、成績の悪い不良・水谷の勉強をみることに。
やる気のない水谷につい怒りをぶつけてしまう有間だが……!?

表題作あいおいフォーカス

高校生
高校生

同時収録作品そうほうエフェクト

高校生
高校生

その他の収録作品

  • 描き下ろし「色々してあげたい」
  • 描き下ろし「やさしさ」
  • 描き下ろし「はじめて」

レビュー投稿数9

猫を手名付けるよう

個人的な予想とは違い、受け攻めが逆だったので驚きつつ読みました。
逆だからだめだった...ということはなく楽しめました。あとから表紙を見て、そうかそうだもんな...と納得。

受けの方がガタイがでかく、未経験。
そんな彼が攻めを受け入れるために、自分で慣らしていくところが最高でした。
最初は苦しそうな彼が、だんだんと良くなっていく様子が堪りません。
無愛想に見えて健気。そこが可愛いんです~!

懐かない猫が、べったりと攻めには懐いている。可愛すぎですね。

大人っぽい見た目とは裏腹に、お互いにピュアで健気なんです。
とてもピュアなBLを読んだ気分になりました。

同時収録も表題作同様、私的な好みの受け攻めとは逆でした。
が、面白かったです。先輩の美人度が抜群です。

4

優等生 × 強面くん 放課後から始まる初恋物語。

リミットハニーが面白かったので、楽しみにしていた七瀬先生の新刊♪
今回はDKカップルが2作収録されています。


まずこの表紙が好き!
風と光を感じる爽やかな雰囲気。
表紙の彼、水谷といいます。
いかつい顔してるだろ。ウソみたいだろ。受けなんだぜ。それで…
で、本を裏っ返すと伸ばされた腕の持ち主であり、今作の主人公・有間が描かれています。
表表紙と裏表紙で、攻め受けそれぞれの目線を楽しめるという構成なんですね。
もう、視線の角度だけで分かるふたりの体格差よ…(萌)

全4話中、半分は付き合うまで、残り半分は付き合ってからのお話になります。
キスしても告白しても、なかなか水谷に意識してもらえない有間がやきもきする前半部も面白かったですが、恋人になってエッチに挑む後半部はもっとよかったです♡
お互いに不慣れで上手くいかない有間と水谷。
初心者なりに頑張って、そして頑張ってくれる相手にちゃんと感謝して、思いやり合うふたりにキュンとしました。
特に個人的にヒットしたのが、まだ後ろに慣れていない水谷のため、自らシャワ浣を体験してみる有間。
リバる気はないのに同じ事をしてみようっていう発想が良い。
これだから優等生は。好き!


同時収録の「そうほうエフェクト」は、モテモテでいろいろとユルい先輩・玉樹と、玉樹に惚れられた硬派の後輩・仁科のお話。
今までの恋愛遍歴ゆえになかなか本気だと信じてもらえない玉樹先輩の、泣き顔と照れ顔が萌えポイントです。
ページ数的に仕方ないのかもしれないけれど、仁科が結構ちょろめ(笑)
もうちょっとモダモダ展開があったら、気持ちが爆発したあのシーンももっと光ったのでは?と思いました。
なにはともあれ、彼シャツならぬ彼ジャージを着てほくほくする先輩が可愛かったです。


逆体格差にありがとうの気持ちを込めて萌よりの萌2で!

3

保険会社じゃないんだからねっ(笑)

タイトル見て保険会社か?と思った(そんなワケない)

優等生の仮面をつけて学生生活を送っていた主人公は、
ある日問題児をどうにかしてくれと教師から無茶ぶりをされてしまう。
しょうがない、と引き受けたところ、その問題児からやる気が全く感じられず思わずキレてしまった。化けの皮がはがれる、と思っていたが問題児はその態度を謝罪、勉強を教えてくれとお願いしてきたのですが……

表紙の彼はその問題児くんです。

問題児君と関わる中で、どんどんと主人公の化けの皮は剥がれていきます。
しかし、それで評判が落ちることはありません。
むしろ状況は好転していって、徐々に主人公の気持ちはその問題児本人に向いていくのが



あーーーー青春。


という感じです。

受け攻めはどっちかなーーー?って思ってたら
まさかの予想ばっちり。
うぉしゃーーーーーー!!!!でした。

0

描き下ろしもよき

キラキラなDKもの。
二作収録されていますが、どちらもギャップが見所の作品です!

【あいおいフォーカス】
猫っかぶり優等生・有馬が勉強を見ることになったのは、成績の悪いヤンキー・水谷。
何だかんだ水谷の面倒をみる内、有馬は水谷のことが可愛くみえてきて……と、いうお話。

DK、放課後の勉強会、ギャップ、体格差……心ひかれるパワーワードが並ぶ作品です^^

実は、有馬は優等生の皮を被った毒舌家。
このギャップも面白くて、ヤル気のない水谷にブチ切れする場面はワクワクしてしまいました!
ヤンキーの水谷にとって、真正面からぶつかってくる相手っていうのが初めてだったんですよね。だからこそ、水谷は有馬に心を許していきます。
水谷が懐いたのが、有馬の外面じゃなかったという所がいいなと思いました。 

一見強面なのに、実は変顔が得意だったり素直な一面があったり……と、水谷のギャップが可愛いです。
有馬もそんな所に惹かれたのだということが分かります。
有馬からアプローチされてもスンとしていた水谷でしたが、有馬が引いた事で逆に気になり出して……という展開。

後半は、カップルになった2人が初Hに挑む様子が丁寧に描かれています。
まさか水谷が受けとはね。水谷の潔さ、男らしさに惚れそう♡
有馬とならどっちでもいいって感じなんだろうなあ。
そこに愛を感じてしまいました。

なかなか上手くいかないけど、それは有馬が水谷に無理をさせたくないから。2人で気持ちよくなりたいから。
有馬の下がり眉顔が可愛くて、水谷への気持ちが溢れているので注目して欲しいです。


【そうほうエフェクト】
表題作のスピンオフで、有馬の友人・仁科が主人公。
短編なので、好きになる過程がちょっと性急。
振られて怪我をした先輩・玉樹を助けたところ、誠実な考えを持つ仁科は気に入られてしまい……と、いうお話。

どちらも憎めないキャラなのですが、ちょっと突っ込みどころは多かったかな;


どちらのお話も可愛くて、青春の眩しさ感じさせてくれました。
大きい受けやギャップがお好きな方にはオススメです。

3

いつだってDKの恋は尊い

初めて読んだ七瀬先生の作品です。
こちらは、表題作の他に『そうほうエフェクト』が同時収録されています。

高校1年生の有間 秋史と同級生の水谷 冬治のお話。

ある日、優等生で面倒見のいい有間は、落第寸前の水谷に勉強を教えて欲しいと教師から頼まれます。
面倒と思いつつも断れず、ヤンキーの水谷の勉強を教えることになった有間。
しかし、初日から教科書も持って来ず、退学してもいいと言い出す水谷にブチ切れてしまいました。
翌日、水谷から呼び出された有馬が見たものとは…。

優等生の有間は、成績が悪い水谷に勉強を教えているうちに水谷の意外な一面を発見し、だんだん可愛く見えるようになります。
やがて、水谷への恋を自覚するまでになりました。
一方、有間のアプローチにも無表情で常にマイペースな水谷。
有間と同じベッドに寝ても全く警戒していません。

そんな水谷はヤンキーな外見とは違って、実際は一途で健気でした。
お付き合いするのもセックスするのも有間が初めてなんです♡
キャー!水谷のギャップに萌えてしまう(笑)
きっと有間も同じことを思っているに違いない!

Hシーンは、ある意味リアリティさがあって良かったです。
セックス未経験の水谷はもちろん〇ナルも未開発…。
いろいろ準備はしたけれど、男性同士のセックスは2人が想像していた以上に大変でした。
最初のセックスは失敗しましたが、回数を重ねて少しずつ挿れられるようになります。
有間が水谷の立場を理解しようと、自宅で「シャワー浣腸」に挑戦したのには感動しました!
相手に気持ち良くなって欲しいという思いから、あれこれ調べたり、準備したりする過程がとても良かったです。
だからこそ、水谷が感じるようになった時には感極まりました(泣)

描き下ろし
『色々してあげたい』
水谷にもっと気持ち良くなって欲しいと考える有間ですが…。
『やさしさ』
眠っている有間にキスしようとした水谷ですが…。

同時収録『そうほうエフェクト』
表題作『あいおいフォーカス』のスピンオフ作品です。

高校1年生の仁科と高校2年生の玉樹のお話。
学校に通学する途中で、男女の諍いに遭遇した仁科。
鼻血を出して座り込んでいるのは同じ高校の先輩 玉城でした。
仁科は怪我をしている玉城を放置することが出来ず…。
玉城先輩の色気がすごい(笑)

描き下ろし『はじめて』
いつもは玉城からだけど、今日は仁科から…。

何をやってもキラキラしているアオハルの男子高校生。
表題作も同時収録作品も異なったテイストで楽しめました。
それぞれのCPの今後も見てみたいな~。

ピュアで可愛いお話やDKが好きな方にすすめの作品です。

3

好きだから一生懸命になれる

高校生もの。片や優等生、片や不良ヤンキー、というイメージの2人。
しかしそれは外側から見える部分だけ。
いつもはいい子として頑張ってる有間と、出来上がった輪の中に入れなかった水谷の心が近づいていくお話です。

初めに素で接したことで自由に息を吸っているような有間。
クラスメートから誤解されてるけど実際は年相応に明るい水谷。
まず有間が水谷を好きになる。
で、ここは少し意外なんだけど、有間は開き直ってグイグイ押していくんですよね。
水谷は初めはスルーっぽかったけどなんか急に両想いになって、するとこれまた急にHするぞの流れに。
でも、勢いだけじゃなくてお互いへの思いやりみたいのがすごく感じられる2人で、そこがとてもいい。
そして、何度トライしてもイマイチうまく感じられないところがいいです!
ちょっとかわいそうなのかもだけど、リアルだし、2人が共に心も体も一つになろうとする姿勢というか心掛けがいい。

「そうほうエフェクト」
こちらも高校生もの。
惚れっぽい先輩・玉樹に惚れられて付きまとわれるようになった仁科。
どうせ気まぐれなんだろうと思ってたけど…
こちらはかなり短い作品のためか展開は急で、何より私が苦手とする「保健室H」があるのでちょっと…

巻末に2作品の描き下ろし。
それぞれ、より心も体も寄り添うHができるようになった2人の姿。
やはり有間x水谷のCPがいいですね。
七瀬先生は初読みでしたが絵柄は綺麗系で読みやすいです。萌x2寄りの「萌」で。

2

シチュにきゅん

猫被りな優等生の有間が無愛想な問題児の水谷に勉強を教える事になり…
低温な水谷の意外な素顔(変顔も)を知り、恋心を自覚していく有間なんですが、やや駆け足感はあり。

夏休み中の教室で夏の日差しと蝉の声と…
汗ばみながらうたた寝をしている水谷に触れておでこにキスをする有間。
アオハル〜って感じのシチュはすごく良かったです。
水谷の無防備な寝姿にはきゅんとしました。
あれには有間もぐらっときちゃうのは仕方がない。

ただ、ポジが…
前情報なしで完全有間受けな気分で読んでいたので水谷がそっちかあ〜、と想像と違ってしょんぼり。
いや、でももしかしたらリバるのかも…?とか、一回おしりを知った攻めパターンなの?かとも思いましたが水谷が受けのまま貫き通され、個人的にもにょっとした違和感を感じながら読了。
シチュにきゅんとしてポジにしゅん…。
ですがこれはもうただただ私の勝手なポジ感覚の問題なのでふたりは何も悪くない。
水谷が有間のために準備をする姿や有間の余裕のない感じとかは微笑ましかったです。

同時収録の『そうほうエフェクト』
いろいろと自由奔放な玉樹先輩に振り回されちゃう有間の友達の仁科のお話し。
なんとこちらも思っていたポジが逆だったという(笑)
七緒先生の既刊ではそんな事はなかったので今回のまさかの2カプの感覚違いが楽しくも感じて、だからBLは面白いしやめらんないんだよなあ〜、となんだかしみじみと思ってしまいました。

1

ギャップ萌

優等生と不良が色々ありながら仲良くなっていくお話。(ざっくり)
ふたりともが周りのイメージとは本当は違う、というところがギャップ萌ポイントなんでしょう。しかも体格差カプ…!
優等生として取り繕った笑顔で過ごしているけれど本当はちょっと腹黒の有間と、学校にもあまり来ない、試験も受けない不良かと思いきや実はコミュ症な水谷…。
ここまではめちゃくちゃ大好物な設定なんですが…中途半端感が否めませんでした。

有間は過去の経験からいつもにこにこしていることに決めた割りに仮面が剥がれるのが早いし、クラス中から優等生として慕われている感じでもないのにそんなに頑張る必要あるのかな、と。
水谷は見た目に反して中身がピュアすぎるのがちょっと違和感でした。人付き合い苦手であまりうまく馴染めない、とかそういう理由で学校にあまりきてないのに妙に態度がどっしりしすぎ。

熱くなってしまいましたが、好きな作家さんの作品で読むのを楽しみにしていたのでちょっと拍子抜けです…。
もう一度読み返して萌えを探します。

1

飛ばし読み感覚になる

展開が速く感じるのか・・・何故か隔ページで読んでいる様な気持になりました。あっという間に両想い風になっていたからなのか?けれどその先の展開も読中感は変わりませんでした。一線を越えると決め手から結果まではページ数を割いているし、個性的な解釈や描写もあるのですが、何故かやはり飛ばし読みした様な気分になりました。これはつまり私にはあまり届いてこなかった切り口なのかもしれません。

表紙が受けとして好みのルックスで、この受けがどうなるのかに興味が湧く人は楽しめそうな気もします。

0

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