誤算のハート

gosan no heart

誤算のハート
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神47
  • 萌×234
  • 萌11
  • 中立2
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
13
得点
406
評価数
99
平均
4.2 / 5
神率
47.5%
著者
緒川千世 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
シリーズ
誤算のハート
発売日
電子発売日
価格
¥689(税抜)  
ISBN
9784799749968

あらすじ

「恋愛は遊びでするもの」がモットーな女グセ最悪の三城は、 真面目な烏童と「恋人ごっこ」をすることに。 ただの暇つぶしのはずだったのに、甘やかされ、 やさしく抱かれて、いつもの自分じゃいられなくなる。 意外とむっつりな優等生×アホ可愛いチャラ系男子、 とんだ誤算から始まる恋。 カバーイラスト一新、描き下ろし14Pつき新装版。

表題作誤算のハート

烏童隆太,高校生,隣のクラス
三城 俊久,高校生

同時収録作品ラストサマーブルース

(仮)市ヶ谷,野球部1年
(仮),久住,野球部先輩

同時収録作品無防備な午後

(攻め受け未定)田町,営業部
(攻め受け未定)大村,企画部主任

その他の収録作品

  • 誤算のデート♡
  • 誤算のフェスタ♡
  • 旧版あとがき
  • 新装版あとがき

レビュー投稿数13

予想外の誤算

表題作のみの感想です。

恋愛に慣れたところとウブなところの絶妙な塩加減がとてもキューンとくる作品だなと思いました。
遊びから入った本気の恋に飲まれていく2人の恋愛模様が、切なく苦しくて、でも満たされるところは満たされて…。理屈じゃなく本能で好きになっていく描きにドキドキしっぱなしでした。

表向きはツンとしていても、鳥童にゾッコンな三城の態度は少々子どもっぽいけど、そんなところが可愛く見えちゃうんですよね。クールな鳥童も、根っこでは三城のことをガチガチに大事にしてるし、すごくお似合いの2人です!

高校生が、しかも男が出す色気じゃないよーー…と思いながら、鳥童にキスされたり抱かれたりする三城の反応に心臓が跳ね上がりました。作者さんが描き出す、官能美や色気の筆遣いは本当に秀逸。造形ではなく、筆の線の細さからして何だかエロいです。


イケメンと美人のカップル最高っっ!
作者さんの作品はどことなく陰のオーラの雰囲気があって、でもそれがどこか妖艶さを醸し出していることにゾクゾクします。
誤算から始まった恋愛がいつしか本気の恋になりゆく2人の恋愛の道筋を堪能して下さい^ ^

0

最高でした!

少女漫画BLのおすすめで出てきて読みました 面白かったです

0

一粒で二度美味しいカップル

1話のちょっとよそよそしく(くん呼びしてる!!)ピリッとした緊張感も、進行するバカップルぶりもどっちも大好きです。

今1話をみると、「三城くんがイケメンだ!」となります。あとちょっと賢そう(笑)今やアホ可愛いという印象が強すぎて。緒川先生の絵はどの時代も好きですが、この頃の体の細さや、髪の毛の線の密度がきめ細かく繊細な絵柄も大好きです。

BLに限らず学校が出てくる漫画にあまりときめいたことがなかったのですが、学校の校舎で、こういうシチュエーション、ポーズがかっこいいんだ!と衝撃を受けた作品でもあります。特に2話は「うわー!!」と血が沸騰する構図のオンパレードです。「お待たせダーリン♡」「肌 冷たいな」「かわいい奴」がイチオシです。

そして3話でお兄さん初登場。私は『終わらない不幸〜』を電子のキャンペーンで1・2話試し読みした状態だったので、お兄さんがどういう人なのか知った上で読んだのですが、切ない。三城くんたちが帰った後がもう切ない。清竹くんとも、弟くんとも、仲直りできて良かったね(*´ー`*)

三城くんはどんどん可愛くなり、烏童弟くんは三城くんにどんどん溺れて、煽られると流されるようになっていくのが面白い。
特に烏童お兄さんの登場後、あちらのシリアスさに対抗するかのようにその変化が加速します。誤算シリーズでは烏童お兄さんが好きすぎるんですが、このふたりもめっちゃ好きです。

1

表題作は合わなかった

新装版ではない方を読みましたがそちらにレビューが出来なかったのでこちらに失礼します

表題作『誤算のハート』
とりあえず自分には合いませんでした…
緒川千世先生は何作品か読んでいて、カーストヘヴンの主人公カプと似ているなと感じました。受けが女王様でわがまま、女癖が悪く、自分はあまり好きになれませんでした……その設定を覗いても1話の作画より明らかに女々しくなっていてわざとなのかもしれませんが気になりました
また攻めが受けの気持ちをほんとうは尊重したいというようなことを言ってましたがだったら抱き殺すとか言うか?と疑問に思いました…シリーズでお兄様の方が出ている最新刊を買ってしまったので既刊も追ってみようと思います


『ラストサマーブルース』
高校野球は詳しくないですがお話には何となくついていけました
特に告白とかまで行ってないのでふわふわした感じで終わってます


『無防備な午後』
メガネリーマンと営業マンの同期の話
この話は唯一可愛いなと思いました
話は在り来りかもしれませんが、緒川千世先生のメガネ受けは綺麗で可愛いです!
サラッと読める短編でした

全体的に期待値が高かったのもありますが、共感できないところが多かったので中立とさせて頂きます

1

攻がいい!

初めて緒川さんの作品を読みましたが、わかりやすくある意味王道なラブストーリ。
最初はダミーのお付き合いだったのに、攻の烏堂君の入れ込みがどんどん増していく。

途中、別れ話から三城が誰でもいいと女の子とイチャつくのですが、やはり入れ込めず…仕切り直しとなったところで烏堂に会うのですが、そのシーンの萌えること!!
触れた指で未遂を見切り、女の子に悪かったな、って捨て台詞?を言うところはキュ〜。

お兄さんもいい感じでちょっかい出してくれますw

初心者でも読みやすい作品かなと思いました。

1

誤算の純愛!

クールで真面目な烏童×奔放でチャラい三城

思いつきで遊びみたいに付き合った2人の男子高校生のお話。

緒川さんの描く受けって、カーストヘヴンでも思いましたけど、"雌"みたいな男の子が多いですよね…。

私はちゃんと、身も心も"男"な受けが好きなので、雌感強めな受けは苦手なんですが…
そこでなんか好きにさせてしまうのが、緒川さんの上手さというか…!

表題作の受けである三城くんも、ま〜しょっぱなから雌感ビンビンに出してくるビッチですよ。周りに女の子をはべらかしてるのに、出てるのは"モテ男"っていうより"女王様"なオーラ。

そしてまるで男女で付き合ってるかのように当たり前のように堂々と烏童と付き合ってイチャついてるし、そして他の女子に嫉妬され陰口を叩かれるという、本当に存在が女子な三城くん。笑

こういう受けは好きじゃない、私はそう思っていた…
な・の・に!

読み進めるとどんどん出てくる可愛げ(T-T)尊

奔放なビッチかと思いきや(まあ実際そうなんだけど)、ガチ恋愛は処女ってタイプだから、烏童への初めての気持ちに動揺しちゃってドキドキしちゃって、ヤバいって焦るの可愛すぎるしエロいしなんなの…。

1話より2話、2話より3話と、
『あれ?苦手だと思ってたのに、もしかして私…三城くんのこと、好きになってる…?』
と、好きを更新させていく恐ろしい受けです、三城くん…。

しかしその三城くんの良さも、烏童がいてこそ…。
また良い攻めなんだこれが…。
は??真面目で優しくて誠実なイケメンが時々見せる雄味、は??
穏やかさと激しさの同居…これぞ…。

男子高校生のキラキラしててエロくて純情な青春ラブでした!


   ♢ ♢ ♢ ♢ ♢


表題作以外にも短編が2本入っております^_^


「ラストサマーブルース」

甲子園を目指す高校野球部を舞台にした、切ない青春群像劇。

こういう、"青春"を大きな軸にして展開される淡いボーイズラブって大好きなんですよ…。
全然エロくないのに心情とか夏の汗とかに色気があって、確かに好きなのに宙に浮いてどうしようもなくふわふわしてるだけの気持ちとか、すごく綺麗だなって思うんですよね…。

野球に青春を捧げてきたけど後悔を残したまま野球から離れた久住先輩と、久住にまた野球部に戻ってきて欲しい市ヶ谷。

飄々とした中になにか抱えてるような久住先輩と、クールで生意気な中に情熱を秘めた市ヶ谷、2人のやりとりがなんだか本当に眩しい。

なんだか青臭いなぁって思えるシーンも、だってそれが青春じゃん…甲子園を夢見る野球部だよ?先輩後輩だよ…?って、全部キラキラになります。

今作に限らずですけど、想いはあるのにBL未満の2人って、なんだか愛おしすぎます。
少し切なくて、だけど暖かさを感じられるお話でした。

爽やか〜…(T-T)



  「無防備な午後」

こちらはうってかわってリーマンもの!
自分が社会人になったからでしょうか?
昔より圧倒的に、社会人BL大好きになってます。笑

人当たりの良いモテ男営業マン・田町×仕事は出来るけど不器用で性格キツめの大村(美形メガネ)、正反対な2人の同期ラブ!

私…大村さんみたいな上司だったら絶対無理です…(T-T)笑
なくらい、鬼厳しい大村さんですが、元々自分でも部下の教育なんて向いてないと思ってる不器用な人。
"年々分厚くなるレンズ…"のくだりに、そんな彼の苦労感が現れててなんだか可愛い…。

ある出来事をきっかけに距離を縮めることになる田町と大村ですが、大村さんが可愛いんですよ…!
あの鬼キツのメガネがこんな可愛らしい人だったなんて…って、気づけば心掴まれています。

そして田町さんも良い男ですよね〜…。
緒川さんの攻めって、さりげないスパダリが多いような気がします。


さてこんな感じの一冊でしたが、どのお話も面白いしキュンとするしかなり満足感のあるものになっていると思います!
ライトにも読めるし、でもしっかり響かせてはくるし、緒川さんの良さが詰まってる一冊だな〜と思いました(〃ω〃)


1

異性だから許せるミキのワガママさ

誤算は久しぶりによんでもやっぱり良い本!

女好きのミキは、出来心でウドーくんと付き合うことになり、わがまま放題でたのしい毎日を過ごす(ウドーくんは恋人に激甘)

なかなか深い関係にならない中、ウドーくんに身体を触らせ「欲情しない?」と尋ねるミキ。手玉にとってやろう、と思っていたのに、一度身体を重ねてしまったら、ウドーくんの力強い腕と優しい抱き方に、逆に翻弄されてしまい、どんどんハマっていって、、という話

ミキがほんとーにどうしようもないヤツで、読者としては同性だったらめちゃくちゃイライラするのでしょうが、そこはBLのチカラ!可愛い男子がやっていることと思えば、なぜか許せてしまう…ミキには不思議な魅力がある

ウドーくんも言っているように、傍若無人なミキが、ウドーくんに縋り付いて抱いてほしいと求める姿はかなりキます♡

エッチなシーンは少なめ
同時収録2つです

0

ふしだら学生/ピュア学生/会社員

「誤算のハート」→「終わらない不幸についての話」→「誤算で不幸な恋話」→「やまない不幸の終わらせ方」

◾️表題
ありそうな2人でありそうな話なのに、やっぱりどこか一味違う高揚感を与えてくれる緒川千世先生。盛り上げ方がうまい!クズを下手に持ち上げずに基本的にはクズ一直線なのも好き。
この一冊では高校生がヤンチャな高校生らしく、どいつもこいつもズッポリ恋愛脳、将来とかチラつかせてこないところも好きなのですが、シリーズではどうなのかちょっと不安。これから読みます。

◾️ラストサマーブルース
BL未満。表題からの振り幅よ。

◾️無防備な午後
タイプの違う3つを並べられると、頭弱目のビッチちゃん作品が、今の方向性通り先生にどハマりだったことが分かる。

ライトなファンに描き下ろしのためだけに新装版を積極的に薦めるかというと自分はそこまでではないネタだったかな。ミスタコンネタ
萌〜萌2

0

バランスが良すぎる2人が好きだ!

好きすぎる作品には得てしてレビューが書けないものですが、そろそろそういう作品にも手をつけていこうかと。
このシリーズ、烏童と三城のバランスが絶妙で大好きでございます。
新装版が出て、旧版にレビューが出来なくなってしまったので、旧版のレビューを失礼します。

この作品の何が良いって、烏童と三城の人物描写。
すべての魅力がここに詰まっています。
誠実そうなイメージを持たれている烏童が結構腹黒いところも良いし、三城のノリが全てみたいなところも憎めない。
適当に遊んで、適当に楽しければいいっていう三城の性格はふつうだったら嫌悪感が出そうなキャラなのに、可愛く見えるんですよ。
ノリで烏童に絡んで、でろっでろに甘やかされる心地良さを知ってしまう。
ノリで烏童に抱かれて、でろっでろに愛される抱かれ方を知ってしまう。
その結果、急に怖くなる。
心地良かったはずの烏童の隣が居心地悪くなる。
だから逃げる。
この流れがたまらんのです。

対する烏童も実直そうなイメージとは違って、実は一筋縄じゃいかない人間で。
「ヨリを戻したい」と涙ながらに縋り付く元カノの話を聞きながらも、周囲の様子に気が配れるほどの余裕。
三城の頭に手を置いて、シーってやるシーンで気絶できるカッコ良さ。
興味本位でくっついて来た三城を不快に感じるどころか、話に乗る遊び心がある。
精神年齢が実年齢+10くらいなんじゃないかと。
実は高校生の皮を被ったスパダリおじさんなんじゃないかと思うほどの余裕と包容力ですよ。
徐々に、その余裕ある表情を崩すほどの独占欲を三城に感じるのも最高です。

2人のバランスがすごく良くて。
烏堂兄の方より、断然こっちが好きなんだよなあ。

ここまでべた褒めなのに、なぜ「神」じゃないか。
それはわたしの中の基準の問題で、本を閉じた後まで脳内に残らないからなんです。
本の中ですっかり大満足してしまう。
ふとした瞬間に「あの2人…」って思い出したり、妄想を膨らませたりということがなくて。
というわけで迷う余地なく「萌2」ではあるのですが、でもすごく好き。

同時収録が2つあります。
高校野球に青春をかけたライバル同士の先輩と後輩を描いた【ラストサマーブルース】は、能力を認め合っている2人の複雑な心情の描写が素晴らしく。
【無防備な午後】はコミュ力低めの大村と、コミュ力おばけの田町という正反対のリーマンの話。

何だかんだ言って作画至高主義なので、絵が好きというだけで萌え度が上がるから、結局はそこかなあと思わないでもない。
細い線で描かれる、シンプルなのにきっちり色香が漂ってくる雰囲気が好きすぎるから、評価が自然に上がってしまう面はあるけど、烏童と三城に関してはBL初心者だった頃のわたしに、スパダリともちょっと違う、「包容力萌えを教えてくれたCPなので、完全に別格。
読み返すたびに、やっぱりいいなあって思える。
素晴らしい2人です。

0

表題作にハマらなかった

新装版が出るような作品なのだから面白いに違いないと購入。
期待値が高かったせいかもしれませんが、普通…という印象でした。

表題作は女遊びにも飽きたし、面白半分男と付き合ってみたけどHがものすごく良くてハマっちゃったお話だったので、葛藤や嫉妬、すれ違いや切ない展開があるにはあるのですが、心に残らず…。
攻めのちょっとクールで俺様な感じとか、受けの魔性な感じが好きな人はキャラ萌えできるのかも知れません。
ビジュアル的には烏童兄が1番タイプだったので、スピンオフはありがたいし、楽しみです。

他に短編が2つ同録されていたのですが、こちらの方が私は好きでした。
高校球児の話とリーマンもの。
両方恋の始まりを描いたお話でした。
リーマンの方が好き。眼鏡をかける前にお礼を言う場面が良かった。ツンデレリーマン萌え。

新装版の描き下ろしは文化祭のミスターコンテストに三城と烏童も出場して…という14Pでした。
作画ほとんど変わっていない印象です。
しかし描き下ろしにもあまり萌えられず…。
作者さんとの相性の問題なのでしょうか。

「終わらない不幸についての話」の新装版も購入済みなので今から読みたいと思います。

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