雑誌掲載時から大反響!! 緒川千世の待望作、ついにコミックス化! 描き下ろしは二人のデート編◇

誤算のハート

gosan no heart

誤算のハート
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神213
  • 萌×2138
  • 萌82
  • 中立29
  • しゅみじゃない36

--

レビュー数
73
得点
1892
評価数
498
平均
3.9 / 5
神率
42.8%
著者
緒川千世 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
シリーズ
誤算のハート
発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784796404303

あらすじ

「俺と、付き合っちゃう?」別れ話でもめていた隣のクラスの烏童と付き合うことになった三城。気まぐれで始めた「恋人ごっこ」のはずなのに、烏童の隣は居心地よくて…。セックスも彼の手管に翻弄され、快感に震えていることしかできなかった。優しい愛撫、甘い熱――俺の体はどうしちまったんだ。…ヤバイ、こんなの俺じゃない。
硬派彼氏×チャラ系男子、男子高生のふしだらな純愛。

収録作
誤算のハート/ラストサマーブルース/無防備な午後/誤算のデートv

表題作誤算のハート

烏童隆太(高校生・隣のクラス)
三城 俊久(高校生)

同時収録作品無防備な午後

(攻め受け未定)田町(営業部)
(攻め受け未定)大村(企画部主任)

同時収録作品ラストサマーブルース

(攻め受け未定)市ヶ谷(高1・野球部)
(攻め受け未定)久住先輩(高2・野球部)

その他の収録作品

  • 誤算のデート♡(描き下ろし)
  • あとがき

レビュー投稿数73

緒川先生にハズレなしですね。

今のところ三冊全て好みどストライクなため少々贔屓目の評価ですが。
アップテンポで飽きさせない流れはさすがです。

表題作に関しては、受けが、普通にしゃべる時は男の子らしいしゃべり方をしているのに、切羽詰まった状況になると可愛らしいしゃべり方にやってしまうところが本当に可愛かったですね。
今まで女の子と遊んできたチャラ男が、男の腕の中で震えているという状況がとても萌えました。

高校球児の甘酸っぱい話は今までと少し違って読んでいて切ない気持ちに。

リーマンのお話しはとにかく受けがかわいい!!!!メガネをかけずにお礼をいうシーンで萌えて萌えて仕方なかったです。

個人的な好みですが、緒川先生の書く瞳が本当に好みで、目で語るとはこのことか。と思うくらい、目が素敵でした。

11

緒川千世にハズレなし

と思うくらい緒川さんが好きので、贔屓目になるのは仕方ないとして。
それ抜きでも、十分楽しめる内容だと思います!

好きだと言いつつ、この単行本に収録されている作品全て、雑誌に掲載されていた事を知らなかった私(笑)
「4月に又出る?海王社から?え、いつ雑誌に載ってたの?」
と狂喜乱舞したのはつい最近のこと。
内容を全く知らない状態での購入だった為、期待値はグンと上がっておりました。


◆『誤算のハート』全3話
下半身ユルユルな高校生・三城(みき)と、真面目で硬派な隣のクラスの男子・烏童(うどう)のお話。
二人が話すようになるキッカケは些細な事から。
けれど、付き合って初めて男同士でセックスして、そこからのめり込むスピードは尋常じゃなく速いです。
三城は烏童に抱かれる事で酷い快感を覚えてしまうし、烏童は普段の三城からは考えられない程の震える彼を自分の腕で抱いてしまう事で、深みに嵌っていく。
それは間違いだと首を振りたがるのは三城ですが、結局は全て見透かしている烏童に捕らわれる。
もうそれくらい、今までの三城じゃなくなっていく過程が面白かったです。
一緒に居る事で居心地が良かったのは間違いじゃないし、まさかそれが恋心になるとは……なんだけれど、身体が気持ち良くなって心も持って行かれるなんて、最高過ぎやしませんか(笑)

途中で、烏童のとんでもない兄貴が登場しますが、この人も愛情薄な人……?
あの台詞は、今後の緒川さん作品に繋がるのかどうかと勝手に期待しちゃってますっ。
(※何と烏童兄のお話が前後編で雑誌に掲載されていました!やっぱりあの台詞は伏線なのねー♪)

硬派な烏童も、三城にどんどん嵌ってしまう。
可愛いとか嫉妬とか、後半は烏童のそんな気持ちが大爆発しちゃってます。

元々緒川さんの描く受け男性は、どこかしら女性的な雰囲気があるので今回もソレが健在、という感じ。
時々、出て来る攻めの台詞が『こんな言葉、高校生男子が言うかね!』と思わなくもない箇所は有りましたが(笑)、それを振り切るくらい私は大好きですよ、可愛いし♪


◆『ラストサマーブルース』
高校野球男児のお話。カップルに……なんてなりません!
こういうお話、いいですねー……じんわり染み入ります。
あと一歩のところで甲子園出場を逃す。渾身の一球を打たれた。
久住の神様への願いはそこで絶たれ、後輩の市ヶ谷へ、甲子園への夢を託す。
本当は久住の悔しさはずっと心の暗いところに沈んでいて、それ以上に頑張って来たことに疲弊しきって。
だからこそ、市ヶ谷の熱い気持ちが新鮮だったしずっと見ていたかったんだろうと思います。
この続き、凄く読みたい!二人がくっつくなんて事はなくていいから続きが読みたい!

緒川さんの描くスポーツBL(?)漫画、これからも読んでみたいなぁと思った1作。


◆『無防備な午後』
待ってました緒川さん!初リーマンもの!
やっぱ受けは眼鏡掛けてないとと改めておもった作品(笑)
眼鏡を壊してしまって、同期の営業マン・田町に自宅まで連れてって貰う、企画部鬼主任・大村のお話。
仕事の話なんて全く掘り下げない、ただただ「眼鏡を取りに自宅まで連れてって貰う」だけの内容なんですが(笑)、スーツがまーまー素敵過ぎて目の保養♡
元々線の細い男性を描く緒川さんですから、細身スーツが格好良過ぎて鼻血モンです。
そして、……やられちゃったね鬼主任!そういう意味ですよ!という。
緒川さんのリーマンもの、もっと読みたいです♪


描き下ろし『誤算のデート』も、三城も烏童もお互いに翻弄されて、アオカン上等なお話でした(笑)
バカだなぁ、バカな高校生だなぁ♪
来月もまた緒川さん単行本が発売されるので、今からとても楽しみにしております!

10

表題作の二人、もっと見たい!!

緒川先生の作品を今までに見たことがなかったのですが、表紙がドストライクに好きな絵柄だったので、衝動買いをしてしまいました。
ワクワクしながらページを捲ると、期待以上の内容・絵柄で、すっかりハマりました(*´ω`*)

タイトルにも書いたとおり、個人的にはもっと表題作の二人を見たかったです!!!
話が進むごとに受けくんが、エロくなっていくし・・・。
攻めくんは、相変わらずイケメンだし・・・。

他、短編二つが収録されていて、個人的には
高校球児のお話が好きです。

緒川先生の世界、すごく好きになりました!
面白かったです!
今後も、注目しておきたい作家さんになりました。

9

恋愛ゲームは得意なのに本気になったら小鳥ちゃん

読み忘れしていた1冊を読み始める前になんともまんべんなく評価が入っている
作品だと読む前から妙に気になってしまう。
神からダメダメまで評価が分かれていると、読み終わった時の自分はどこかな?
なんて想像しながら読み始めるのもまた楽しいものでした。

そして読み終わったら、私はこの作品はかなり好き、繰り返し読んでもいいかもと
思える内容だったから神評価ですね。
恋って始まってしまったら病気と同じで自分では感情の制御が出来ない感情に支配される
そんな恋する切なさや不安が感じられて凄く良かった。
受けの三城が本気の恋で自身にの感情に混乱してしまう姿や単なる硬派かと思ったら
ヤル事は結構エロかったりする男の色気を感じさせる攻めの烏童。
切っ掛けは悪戯心でその後はマンネリした日常からの脱却みたいな好奇心。
それがいつの間にか本物の恋におちている、感覚的に凄く良かった。

それに面白いと感じだのが普通の男女共学の高校なのに、男同士で付き合う事を
周りが普通の男女の感覚で見ているような自然体と言うか、どこは全然問題じゃない
みたいな作りの作品だと言う事かな、まぁ、ありえないケドね(笑)

他の収録作品も楽しめましたね、高校球児のお話は、どう見ても野球をしているように
見えない怪我をした先輩ピッチャーと後輩との匂い系で、青春だなと感じる。

リーマン同士の話も、会社から自宅までの道中で何かが芽生えるかも知れないと
思わせるような今後の展開も読んで見たいと思わせる作品で良かったです。
この作品の次に出た新作よりも個人的には好きですね。


6

瑞々しく美しい世界

緒川先生の描く話の瑞々しさが好きです!今度、烏童兄を主人公にしたスピンオフが発売されると聞いて改めてこちらを読み返してみました。

烏童と三城がどうやって惹かれあっていくかという描写はほとんどありません。でも変な違和感は全くなくて、理由がなくても本能的に恋に落ちてしまったんだと思わせてくれるのが不思議です。あと、二人は高校生なのですが「いやいや、こんな爛れてる高校生いないでしょ」というくらい女遊びが激しかったりセックスが上手かったりします。これもまぁこの世界なら有りだなと思えてしまう。
要は、現実味がなくてもグッと引き込まれてしまう美しい世界観が魅力なんです!

女遊び大好きな三城(受け)が烏童に本気になって、不慣れな恋にいっぱいいっぱいになっているところも見ていて可愛らしいし、優しくて真面目な烏童(攻め)が三城の魔性に理性を崩されていくところもいい〜!これからもお互いを翻弄しあって仲を深めていけばいいと思います。

ついでにいうと、三城の華奢な体格とか女好きのくせに感度が良くてめっちゃ受けっぽい体質なとことか、すごいツボなんですよね(笑)美人、ビッチ、お馬鹿な受けが好きな方にはぜひおすすめしたいです!

他に短編2作あります。野球部の先輩後輩の話も切なくてよかったし、リーマンの話も短いなりにまとまってて読み応えがありました。

4

表題作バリバリの好み~~~~~~~~!

「誤算のハート」
真面目で男前だが独占欲の強い攻め×チャラ男くんのCPです。
ひょんなことから
受けの提案で恋人の振りをする関係になった二人。
案の定、受けの方から攻めくんにぞっこんになっていく…と
見えて攻めの愛の重さが垣間見えたのにゾクゾクしました。
当て馬?として攻めの兄が登場します。
受けは任意でお兄さんについていき、
何事もありませんでしたがモブに囲まれ拘束されている描写があります。
そんな受けを見て攻めがブチ切れてお兄さんをぶん殴り、
連れて帰って話は終わりますが
最後の受けの表情がとっても魔性の受け…って感じで
正直普通のセックスシーンよりも
大変えっちであると個人的には感じました。
やや共依存と捉えられなくもないです。

「ラストサマーブルース」
野球少年たちの話。Hシーンはありません。
BLというよりブロマンスに近いかな?と感じました。
ラストシーンはうるっとしました。

「無防備な午後」
リーマン達の話。
エッチはないですが好きな距離感のお話だなぁと感じました。



余談ですが誤算のハートに出てきた攻めのお兄さんは
終わらない不幸についての話というスピンオフにも出ています。
この本を読んだのならぜひ読んで欲しいです。

3

緒川先生最高です!

緒川千世先生の本は2冊目です!

【誤算のハート】
表題作です。恋人ごっこのはずだったのに、気付いたら相手のことを本気で好きになっていたというお話。受けの三城くんがただのチャラ男かと思いきやとてもかわいかったです。攻めの烏童くんも男前でかっこいい。緒川先生の描くキスシーンはエロいと思います…。

【ラストサマーブルース】
(キス含めエロ無しだったので不確かですが)野球部の後輩ピッチャー×先輩元ピッチャー。後輩は自分の目標であった先輩が野球部の練習に顔を出さなくなったことに怒りを感じますが、実は先輩はもう野球ができなくなっていたという切ないお話です。野球部のBLは青春って感じで好きです。このお話もとってもよかったです。

【無防備な午後】
同期の営業マン×企画部主任。キスのみです。いつも厳しくみんなに恐れられている主任ですが、ものすごく目が悪くメガネがなくなると心細いのか子供のようになってしまう主任が最高にかわいかったです。これは営業マンが主任を好きになっちゃう(なってた?)のも分かります…とても萌えました。

すべてよかったので神評価とさせていただきました!

2

ほんとスタイリッシュ☆

この作家さんの中でも、とっても大好きな一冊です。
会話とモノローグの流れや交錯の仕方がとてもきれいでスタイリッシュでした。

チャラくて女子を両手に侍らしているような三城と勉強や女子に対して真面目ででもモテモテの烏童が出会って、お互いに最初の頃と違っていくのがいい。
恋愛は遊びでするもんだよと言ってはばからない三城は軽い気持ちで烏童に『付き合っちゃう?』と持ちかけ、好きな子ができるまでの盾になってあげるよと更に言い募り、烏童にokをもらうんですが、←烏童よ、真面目はどこに行った。おまっ、さっき別れたばっかりやろ(笑)と思いましたが、真面目にお付き合いしていきます。
そうこうして、やっぱり三城が誘って初エッチのくだり。←烏童っ!もう、ちょっ烏童、おまっ!!!真面目キャラなのに、真面目キャラなのにっ!!!手管って!快楽で泣かせるほどって!!烏童どれほど経験豊富なの!?(笑)と。
三城がどんどん烏童を好きになっていくけど、恋愛は遊びと思っていただけに、あらがうように他の女の子を侍らせて烏童に見せつけていると、悪い顔した烏童に『俺の腕の中でだけは 淑女のように身を震わせているのを見るとすげえ興奮するんだよ』って!! なんかもうじたばたする他ない!烏童すごいよ。
そして烏童の対応が大人で全員に優しく、三城ばかりにかまってくれないので、すねて他の女の子と浮気しようとした時の烏童の『やり殺すからな』の衝撃(笑)
…もう、烏童の遍歴が知りたい(笑)
真面目なのに経験豊富って感じがにやにやがとまりませんでした。

2

言葉選びにやられました

本気になるなんて面倒くさい。テキトーに女の子と遊んでいる三城。対照的に真面目な烏童。真面目な烏童が女の子を真摯に振る姿を見て 三城が興味半分で烏童に付き合おうという。付き合って3ヶ月、やっとお楽しみの展開。性欲さえ満たせればいいと考えていた三城に 烏童はそれ以上の快感を与える。こんなのは自分ではない。俺は誰かのせいで変わるなんてありえない!!と、思っていたのに捕まってしまった…第1話。
もっと自分に夢中になれと。自分ばかりがもとめているだけだと思って やけになってもう止める!!と、女に走ろうとする三城。烏童が三城を回収し、抑え込んでいた感情を表に出した時の烏童の顔と 三城のあの返答!!ここで神ですよ!!ここです、ここ!!私の萌えポイントをまんまと押してくれました。飄々と生きてきたであろう三城が、「うん」ではなく「はい」って言うんです!!あの自分本位な軽々しい三城が「はい」って言うんです!!←2度目。これでやられましたー!!

2

まるで少女漫画

CDを聞いてからコミックを買いました!
最初、つぐつぐこと松岡禎丞さんの受け声?!と飛びついてCDを購入しましたが三城くんの溢れ出す色気にやられました、、
緒川先生の絵は私的にすごく好みで特に緒川先生のかくチャラいとゆうかだらしない男の子がすごく好きです!!
チャラくて自己中なのに実はすぐ泣いちゃったり、甘えてきたりとわがままかわいい三城くんにメロメロです。

烏童くんもかわいい三城くんを甘やかしているのですがちょっとSっけがあったり独占欲が強かったりと三城くんを溺愛してくれている素敵な攻め様です♡
個人的には誤算のデートがすごくかわいかったです!!
快楽に弱くてちょろい三城くんを存分に楽しめました!
とってもかわいらしいカップルに神評価です!

2

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