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maku ga oritara bokura wa tsugai
アイドル同士のオメガバース作品。
ちょっとこれはまずいくらい良かった。
まず題材(アイドルもの)と作画の相性がドンピシャです。画面作り、構図、キャラの美しさ…どれを取っても最高級でした。
受けである密生はα同士の両親から生まれたことに加え、幼少期から神童だなんだと持て囃されていたのでポテンシャル自体は高い子なんだと思う。
Ωだと判明した後も見捨てず支えようとしてくれた両親に応えるためにも今まで以上に努力しないと…!となるあたり、すごくストイックで素直で応援したくなる人物です。
ストイックすぎて、コップいっぱいに注がれたミルクのような、いつ決壊してもおかしくないそんな危うさを感じました。
そんな、ギリギリで生きてきた密生だから瀬兎とビジネス番を結ぶことを受け入れちゃったのかなー…と。
今までΩであるという事へ感じていた負い目が、
『性別にとらわれず真っ直ぐにその人自身を見てくれる』瀬兎と過ごすうちに
自分の中にもαに対する偏見があったことに気づいたり
自分は自分のまま(Ωのまま)いてもいいんだと変化していく様子が
The絆されツンデレ受け!と言った感じで萌え心的にもとっても良き。
後半からの流れは、わたしたちが生きる現実にも存在する様々な差別や偏見やそれに立ち向かっていく姿勢に似ている気がして瀬兎の言葉に思わず感動してしまいました…。
あの言葉は『アイドル、蜂谷密生』に憧れ、追いかけてきた瀬兎だったからこそ言えた言葉だし
だからこそ密生にも響いたのだと思います。
そこまで暗かったり重かったりするお話ではありません(むしろハピエン王道を貫いている)が
作者さんの絵柄や画面作りのおかげか
後半の2人の気持ちが重なっていくシーンはしっとりと、ゆっくり心に染み込むようなものもあり
改めて、誰かを思いやることの大切さが伝わってくるお話でした。
描き下ろしのラブラブっぷりというか、本物の番になってからの密生のエロさが天井知らずだったので
これから瀬兎は大変だろうな~とニヤニヤせずにはいられません…。笑
続編も楽しみにしています!
初読みの作家さんです。
本屋で欲しかった御本をゲットできず、欲求不満を埋める為になんとなく手に取ったこのお話…
端的に申し上げて……すごく良かった!!
すごく…すごく良かったんですけど!
最初は「えっ!?そんな軽い感じのノリで番になっちゃっていいの!?」と、やや焦ったりはしましたが、中盤から終盤にかけての展開がすごく盛り上がったし読後は全く気になりませんでした。そして何より…
何より絵が上手い!!!絵が…上手い!
すけべが上手い!!
あまたのすけべを読んできましたが、久しぶりに「うぉ〜〜うめぇ〜〜」と唸ってしまうほどでした。一読の価値大有りです。
そして「顔面がいい男たちのイチャイチャを見れたらいいや」という軽い気持ちで読み始めたものの、最後はホロリと泣かせれてしまうくらいストーリーも素晴らしかった!!
オメガバースの設定が生きつつも、主役たちがアイドルである意味もちゃんとある。
昨今の絵がきれいでえろがお上手な作家さんって、ストーリーがすかすかな方が多い…ような…気が…し…たりもしてたんですが(ただの主観です!すいません)本当にいい意味ですごく裏切られました!!!
キャラの葛藤が胸に迫るストーリーを読みたい方にもよし!
上質なすけべが読みたい方にもよし!!
おしゃれでツラがいい男たちを眺めたい方にもよし!!
ざらめ先生、ほかの御本も読んでみます。
オメガバース+アイドルもの。
分冊から追っていましたが特典、描きおろし目当てで購入。
Ω性を隠している主人公~というあるあるなテーマではありますが
Ωを対象としたテロ行為が起きている、少しだけ治安の悪い世界観の作品です。
(でも安心してください!約束されたハッピーエンドですよ!)
密生くん(受け)の事情を知った後輩・瀬兎(攻め)くんから
「仕事を続けやすくするために形だけの番を結ぶ」という提案されるのですが
最初に番になってしまうお話には出会ったことがなかったので新鮮な気持ちになりつつも
ちょっとちょっとそんなに簡単に番になっちゃうとか大丈夫なの?と心配になったのですが
この提案を受け入れてしまったのも、そんな世界に身を置いているからこその
密生くんの「仕事をとるか人生をとるか」という切迫した感じがわかって良かったです。
密生くんは今まで仕事一筋、Ωを隠していることもあり孤高に頑張ってきた子なのでトップアイドルだけれどプライベートでは他人と距離をとりがちです。
そんな彼の番となったのは事務所の後輩アイドルである瀬兎くん。
いや~~~もうね、この瀬兎くんがとっても気が利く存在でして…加えて光属性なので密生くんも知らず知らずのうちか絆されていき…ツン受けがデレていく様子はやっぱり最高です!
前半は比較的トントンと事が進み
大王道パターンですすんでいくのですが後半の追い上げと言うか
感情の揺さぶられ方はすさまじかったです。
打算的な関係からはじまった二人ですが、密生くんが瀬兎くんの言葉に耳を傾け、徐々に思いを寄せていく部分や、お互いを理解しようとする姿、
自分自身に向き合って受け入れていく様に感動せずにはいられませんでした。
アイドルのキラキラ感と、その裏で苦悩するΩの姿、
ビジネス的利害の一致からはじまる本物の愛…この作品に出会えてよかったと心から思える一冊でした。続編も楽しみに。
ストーリーとは別に、
この作者さんはキャラの服装や小物にもこだわってらっしゃてて
ライブシーンのキラキラ感など絵柄にとてもマッチしていて
この二人のライブに行きたい…うちわとかペンラ持って応援に行きたい!という
気持ちが爆発しました。ライブ行かせてください。
最近、アイドルものやオメガバースものが多いのでまたかー!と思ったのですが、ざらめ鮫先生が好きなので購入しました!
とても良かったです!
アイドルとしての密生はすごくカッコ良くキラキラと描かれていて、仕事に対しても真摯でその姿勢を無下にしない様に気持ちを隠して密生の気持ちを優先する瀬兎に好感を持ちました。密生にとっては身体だけの関係で、後輩でライバルとしか思われていなかった瀬兎がだんだんと欠かせない存在になっていくところがすごく良いです。密生が自身の気持ちに向き合い瀬兎の支えがあり、前に向かっていきます。
それを年下ながら衝動などに流されず、忍耐力で献身的に支え寄り添う瀬兎がすごいです。
致すのもヒート時や密生からの時だけと。
Ωである事には興味なく、密生が密生だから好きなのだなぁと思えるお話で凄く好きです。
ストーリーも絵も読み応えのある一冊です。
密生と瀬兎がアイドルをしてるシーンは本当にキラキラしていて、作画も美しくアイドルで、少女漫画のヒーローのようにカッコ良く描かれています!致すシーンの密生はヤバイです(笑)色気と普段からは考えられないエロさと素直さのギャップが…。特に書き下ろし。瀬兎が煽られ過ぎてて、よく耐えてるな…。尊敬です。
書き下ろしが足りない!もっと続きが読みたいです。ストーリーが充実してたので、気持ちがくっ付いてからの2人がもっと見たいので、続編希望。
BLとアイドルどちらも楽しんで見れる二度美味しい作品です!
元々ドルヲタなのでアイドルものが好きで、オメガバースも好きなのでこの作品を手に取りました。
一言で言うと、神!です!
個人的に好きな要素がたくさんあって性癖パラダイスって感じでした。
ストーリーがめちゃくちゃ良くて、何回読んだか分からないのに泣かずに読めたことがありません。
とにかく大好きな作品です!
読み返しです。
密生はΩということを隠して生きているアイドルなのですが
とあることで後輩の瀬兎にΩであることがバレてしまいます。
瀬兎が密生に「俺で良かったら噛みますけど」と言い、密生は噛んでもらうことを選択します。
恋愛感情は全くない密生。
ビジネス番の二人が恋愛をし、ほんとの番になっていくお話です。
読めば読むほど好きになっていく作品なのですが
2巻か発売したことによって好き具合が更に大きくなりました。
あぁ、この頃の二人がいたから今の二人がいるんだなぁと
1巻を読むとふとそんなことを思います。
密生というアイドルがいたから、瀬兎もアイドルになって
そして二人でグループを結成することになってって考えると
二人は運命の番ではないのかもしれないけど、
運命の人だったんじゃないかなぁと思いました。
2巻の試し読みツイートをSNSで見かけて気になり購入しました。
なぜか一巻の在庫が切れている書店が多くてやっと手に入れることができました。
読んだ感想は、なんでもっと早く読まなかったんだろう?と思うくらい
性癖にドストライクな作品でした。
まず受け攻めともにビジュが抜群に良いんですよ…。
しかも受けの密生さんは国民的アイドルでありながらΩ性を隠してるなんて
ギャップ萌えがえぐいです。だってアイドルやってるときは本当にかっこいいんです。そんな子が初めてのヒートによってグズグズになって攻めのことを求めてしまうなんて…♡ごちそうさまです。
もともとアイドルが好きというのもありますが、BLなのにエッチだけでなく
お仕事シーンやライブシーンもしっかり見せてくれるので
Limtityのファンにならざるを得ないというか。もう箱推しです、ありがとうございます。ビジネスライクな顔と番としての顔、両方見せてもらえるだけでもうおなかいっぱいですよ。福利厚生が手厚すぎませんか?
利害の一致からはじまった関係というとドライに聞こえますが
攻めが一貫して受けのことが大好きで優しいので安心して読めるのも好ポイントでした。
二人のオタクとして感情移入しすぎていたためラストでは思わず泣いてしまいそうになりました。
おかえり…。あの場でペンラ振りたい人生だった。合掌。
ざらめ鮫先生は本当に作画が綺麗で、大好きな作者様に出会えたなと思っています。
アイドル(仕事)を続けるためのビジネス番になった2人のお話です。密生(受け)が自分はΩとして生きていくべきだったと苦しむ姿に、瀬兎(攻め)が怒りながら「性別ひとつで生き方まで決めつけられるっておかしいだろ」と言ってくれるシーンが結構グッときます。
何度も言いますが、本当に作画が綺麗で大好きな作品なので読んで損はないです!迷ってる方は是非読んでみてください!
オメガバース×アイドル?面白そう!と思い、軽い気持ちで購入しました。
オメガバースもアイドル(芸能人)もBLではよくある設定のコンボなので、もっとライトな作品なのかな?と読む前は思っていましたが、読んでみるとオメガバースの性についてのメッセージ性を強く感じるシーン(特に密生の「Ωらしく生きていく」という言葉に対しての瀬兎の言葉)がとても印象に残り、とても優しい作品で少し泣いちゃいました。
作者のざらめ先生のこの作品のテーマはこれかな?と感じ、作品への深みが増しました。
絵も丁寧で絵柄も良く、読みやすく、テーマもハッキリしているとても良い作品だと思いました。