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shiroukun no ichibanme
田中森さん作品の『ところで今は何番目でしょうか。』の続編にあたる『史郎くんのいちばんめ。』。今作品は『史郎くんの~』の4話目にあたります。
2020年4月5日に開催される予定だった(諸事情により中止されましたが)J.GARDEN48の新刊です。
田中森さんは電子も多く扱う作家さまですが、個人的に紙媒体のものが好きで手に入る限り紙媒体のものを購入しています。前3話は表紙がつるつるの紙質でしたが、今作品はざらざらでマットな紙質。どっちも良い!そして表紙のイラストがめっちゃ綺麗。タイトルの文字がキラキラなのも素敵だし、れんげのピアスをモチーフにしたイラストも良き。れんげちゃんの涙の表現の仕方も良い。こういった細部まで楽しめるのが紙媒体の大きな魅力の一つだと思うのです。
と表紙の素敵さにうっとりしつつ眺めましたが、表紙のれんげちゃんが泣いてる…。
今までは幸せそうなれんげちゃんのイラストだったので、その変化にややビビりつつ読み始めました。
前作でれんげの弟・のえると史郎くんの意外な接点が描かれていましたが、今話でのえるvs史郎くんの闘いの火蓋が本格的に切って落とされました。
ピュアっ子だったれんげがtkbにピアスを開け、テレフォンセックスをする。
そんな変化を、のえるは史郎くんのせいだと憤慨し…。
れんげが金髪にし、tkbにピアスを開けたのは紛れもなく史郎くんのためであり、なのでのえるの予想は大方はあっているわけですが、れんげは史郎くん一筋なのでのえるの抗議に対しては一刀両断。そんなれんげに業を煮やしたのえるはとある人物に救いを求めるが―。
れんげのバイト先の先輩の渡橋さん。
イケメンで、親切で、なによりれんげを大切に想っている。
れんげのバイト先に元セフレの女の子と同伴で赴く史郎くんと比較してしまうと常識を持ち合わせている大人の男性ではあるのですが。
『史郎くんのいちばんめ。』は、終始史郎くん×れんげの甘々、ほのぼの、そしてエロエロで進んでいましたが今話に入りややシリアスムードに突入しました。
二人の仲を反対するのえるの存在。
渡橋さんというナイスガイな当て馬さん。
そして、れんげと史郎くんの喧嘩。
史郎くんもツボキャラではあるのですが、渡橋さんがカッコよすぎて悶絶。当て馬さんはもっと嫌な奴でないと困るんですよね。だって攻めくんだけを応援できない…。
が、このカッコよく、パーフェクトな当て馬さんが今後どう動いてくれるのか非常に楽しみ。なんなら、のえくん(れんげはのえるをそう呼ぶ)とくっついてくれてもいいんだけど…。
表紙の紙質、イラスト、そしてストーリー。
今までのほのぼのな展開と異なる表現に、続編が待ちきれない!
本誌最後に、田中森さんのコメントとして2020年の夏~秋にかけて『史郎くんのいちばんめ。』の1巻が発売になるとの記載が。楽しみ過ぎる。
正座して、お待ちしております。
(3)の翌日譚
どうしてもれんげと史郎くんを別れさせたい弟のノエ君。
そんなノエ君が頼ったのはノエ君とれんげ2人の共通の先輩である渡橋さん!
※渡橋さんは高校の先輩でもあり2人のバイト先の先輩でもある。
やっぱり渡橋さんもれんげを憎からず思っておりそんな気持ちを
ノエ君は煽ります(>_<)
大人な渡橋さんはノエ君にはれんげ次第だから余計な事しないように、何て言ってましたがちゃっかりその夜のバイトの飲み会でれんげに度数の強いお酒飲ませてお持ち帰りしてますけど…⁈
という何やら不穏な空気です!!
史郎くん推しの私は、みんなが責めるれんげのバイト先に女の子と行った件もそんなに責める事?って未だに解せぬ思いでおります。
そうまでしてれんげに会いに行きたかった!って事だからさ。
って思うんだけどなーーー。
こんな不穏な(4)は史郎くんとれんげちゃんのえちえちはお電話えっちで高まった欲求をれんげの騎乗位で!となっております。
相変わらずリードの上手い史郎くんのセリフがエロいです♡
ごちそうさまです♪
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