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Kyrie sekigan no ookami
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
呪蛇キリエ(受け)を一目見て恋に落ちた聖騎士のシグレ(攻め)。
#1を読んだ後、神に忠誠を誓い、天国への道を求める元奴隷だった攻めが受けのためどんどん堕落していく話かと思いました(受けの美しさに天使だと勘違いし発情しひたすら求める描写が最高に好き。罪人である受けに恋して罪を犯した自分の目をえぐり出すのも、もぉ〜)
#2→受けを愛して落ちていくというより、受けと出会ったことによって自分の本当に求めているものに気づき、ようやく解放された攻め。
お互いのため自己犠牲し、ようやく手に入れられた幸福。ずっと仄暗い雰囲気だったが、最後は二人とも救われハピエンを迎える。
重い、辛いと思いながら所々性癖に刺さるシーンもあって何度も「きゃあああ」と叫んだり、ふたり(特に攻め→受け)の深すぎる愛情にニヤニヤしたり…
先生の他の作品でもそうだが、攻めが受けに恋をした瞬間の瞳孔の開きとか表情とか、すごく好きです。今作中に何度も受けの前に恍惚し、発情する攻めの表情が見れてものすごく満足。
受けに下手くそと言われて娼夫を買って練習する攻め
2巻割と始まりの方、受けに愛を断られた後の獣のキス(萌えすぎ…)
何度も受けの名前を呼び、美しい、ほしい、と叫ぶ攻めの心の声
受けを求め狂っていく攻めの様子
ハァ…好き、好きすぎ…
究極で唯一の愛をビリビリ感じさせられました。
シグレはキリエの為に神様をも捨てて、全てを捧ぐ…煮えたぎる様な愛でした。
ヤンデレ攻め界隈にニューヒーローが登場しました笑
かなりの上位です。
作家買いの作品でした。2巻楽しみにしてました。
仄暗いが作品が多いけど、必ず救いがあります。ハッピーエンド。この世界観が好きです。
もっと読んで欲しい。ハマる人はきっとハマるはずです。
ちるちる評価が少なすぎて逆に驚いています。。
『Kyrie #1-呪われた蛇-』に続く2巻目にして完結編。
続きものなので前作未読だと理解できません。前作未読の方は1巻を読んでからこちらを読まれることをお勧めします。
冥花先生お初となるファンタジーものの今作品は、奴隷階級が存在する、獣人たちの世界が舞台。下位下層である狼族のシグレは戦争孤児。子どものころから神に尽くし、鍛錬に勤しみ、清廉に生きてきた彼が、蛇族のキリエに出会いー。
というの1巻までで描かれていたお話。
「神」、「戒律」、そういったものに縛られ生きてきたシグレがキリエと出会い、どう変貌していくのか。
そこを軸に2巻は展開していきます。
うん。冥花作品なので。
明るくほのぼのなお話じゃないんだろうなあ…。
なんて思いつつ読み進めましたがシグレがどんどん堕落していく様は圧巻でした。
身分こそ下位下層に属しているシグレですが、清廉で、鍛錬を怠らず、深い信仰心を抱き、まさに好青年。そんな彼がキリエに出会ったことで一気に堕ちていく。
ように見える。
けれど、シグレが「そう」だったのは、彼の本心ではなかった。
「そう」であり続けなければならなかっただけで。
キリエという存在に出会ったことで、彼は自身の本心とか、心から望むものにやっと気づいた。
この過程を、「堕落」ととるか「自分の想いに素直になった」と捉えるかは読み手次第なのかなと思います。
彼らの住む世界では、彼らは闇に堕ちていった除外すべき人物、なのかも。
けれど、私は彼らがやっとしがらみから解放され、愛する人と共にあり続ける一歩を踏み出したように思えました。すべてを捨てても、自分を犠牲にしても、愛する人を守りたい。そんな深い愛情にも激萌えしました。
しいて言うと、キリエの抱えるものがあっさり描かれていたのが残念。
シグレ視点で描かれていることが多かったせいか、キリエの内面の描写が甘かった気がします。最後のハピエンになった過程も若干甘かった気も。彼の孤独、過去、そしてシグレへの想い。巻数を増やして、そういったものがもう少しきっちり描かれていたなら、あるいは個人的な評価はもっと高かったように思いました。
が、冥花さんらしいダークさやシリアスな雰囲気は満載。ダーク一辺倒に見えて、けれど、そこに差し込む一片の光がきらりと光る。ファンタジーものというバックボーンを存分に生かしたストーリー展開で非常に面白かったです。
ん゙ん゙ん゙ん゙ん゙ん゙っ〜、めちゃくちゃ良かったです!
冥花すゐ先生の画力のお陰で、シグレの迫力のあるシーンがしっかり伝わって来ました。
1巻からの、この信仰背景から〜どうなるかと思ったら、最後は愛が勝ったね。
相手の為に、お互いが魂を悪魔に売ったけど〜最後の最後で〜善が発動しましたね。
キリエの首の罪人の刻印が無くなった時点で〜。善と悪の存在に、こんな感じのファンタジー大好きかも。。。と、再確認!
次回作も楽しみにしています!
どういう方向に話が進んでいくのかなぁと1巻時点ではまったく見当がつきませんでしたが、2巻は勢いもそのままに、濡れ場もしっかり挟みつつ、深い闇の世界観を存分に描ききった上で、最後の最後に救済も待っている、というほとんどの読者が満足できる流れだったのではないでしょうか。改めて冥花先生の構成力と画力に痺れました。神にひたすら従順に仕えてきたけれど、実はずっと憎んできたのだと振り返るシグレと、辛い日々の連続に一度は神を恨んだけれど、今はすべてを受け入れて神を愛しているというキリエ。似ているようで正反対の2人。神から解放されてしまえばきっと楽なのに、それでも彼らは最後まで神の下で足掻き、そこで2人が共に生きられる結末を手にした。その2人の生き方がこれから報われて欲しいなぁと願うばかりです。