東オトコ京オトコ(上)

azumaotoko kyootoko

東オトコ京オトコ(上)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神45
  • 萌×242
  • 萌19
  • 中立4
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
14
得点
454
評価数
110
平均
4.2 / 5
神率
40.9%
著者
木下けい子 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
発売日
価格
¥693(税抜)  
ISBN
9784403667275

あらすじ

東京から京都に赴任してきた相馬。 思いがけず大家の息子・周とシェアハウスをすることに。 周と仲良くなりたい相馬だが彼は心を開いてくれず!?

表題作東オトコ京オトコ(上)

相馬,28歳,会社員(仮)
三ツ井周,東京からの出戻り(仮)

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数14

町屋で育まれる千葉男×京都男の恋❤︎

大好きな木下けい子先生の作品で、かつ方言男子という私のツボを押さえており、ちょくちょく読み返してしまう作品です。

京都弁のツンツン男子……いい……
鴨川にひとり佇む周くん、とっても絵になります。

無愛想な周くんが、陽キャ千葉男子にゆっくりと心を開いていく様子にきゅんとします。

タイトルに「東(あずま)男」とあるけれど、攻めの相馬が東京ではなく千葉出身、というのも、なんだか良き。
東京男というよりも、千葉男子っぽいのですよ、相馬くん。いや、どんな人が千葉っぽいの?と聞かれてもうまく言えないんですけども…必要以上にせかせかしてない、というか。可愛いなぁ〜と、生温かい目で見守りたくなる攻めです(笑)
周くんへの気持ちに気付いてどうしよ、あわわわ…となっているのが可愛いです。

京都の情景、はんなり感がとても心地よく伝わってくる作品で、読んでいるといつも「そうだ、京都行こう。」ってなります笑

木下けい子先生の作品の中で、一番好き!…と言えるか?と言われるとちょっと違う気はするのですが、でも手元にいつまでも置いておいて時折読み返したくなる、そんな不思議な作品です◎

0

面白い京都もの

京町家や街並みがいいですね!
なんだろう、最近読んだ木下さんのお話はなぜか主人公がイイ男にモテモテですね。

コミュ力おばけの東オトコ相馬と人見知り京オトコ周。
ひょんなことからシェアハウス生活を送ることになり早半年。

東京でもんのすごく辛い恋を終わらせてハワイで2ヶ月過ごして京都に戻ってきた周。
祖父は京友禅の名人でいわゆる元ボンボンで。
仕事しなきゃなあと知り合いにバイトさせてもらって。
何気に京大卒って!

なんというか想像した以上に京都って身内意識が高い感じですね。何代前からの知り合いみたいな。

立ち直れないで相馬にも塩対応の周なのに、可愛さが滲み出ちゃうんですかね?相馬がどんどん周に惹かれていき…。懐かない猫を懐かせたい心理もあるのかな?

なんというかお互いチョロくない?いや、そういうんじゃなくて二人の恋路を楽しむお話なんだろうけど。

周の幼馴染み工の抹茶ブームであと300年は安泰って台詞もすごい!
恋愛よりも京都ぽさに持ってかれました。

0

好みの問題ですかね

お話はいいと思います。
全くタイプの違う2人が京都の町屋てシェアハウスすることになり、背景や和服が絵になるので、見ていて楽しいし。
最初は周は壁をつくっていたものの、じわじわ2人の距離が縮まり、じんわり惹かれあっていく。
特に事件らしいことは起こらないし、周の過去はありがちかもだけど、そこは木下先生、飽きることなく楽しく見せてくれます。
京都弁も京都特有のイケズもいい感じに表現されていておもしろいし。

た だ 、
周が、性別を超えた可憐さ、かわいい人、というのが私にはよくわからなくて…(悲)

今まで冷たかった周が、相馬に少しずつ気を許してくれて、猫が懐いてくれたみたいで、かわいい、だったらまだわかりますが、そうではないですもんね。純粋にかわいい、美少女のように可憐だ、と思っている。
やっぱり私にはヨクワカラナイw
単なる好みの問題だと思いますが。

なので、相馬が周をかわいいかわいいと思ったり、恋だと自覚するのがどうもピンとこず。

周が相馬にさんざん冷たくしておいて、元彼に会って2時間!泣いて、相馬にやさしくされて、惹かれる…というのも、はあ、そういうもんですか、なくらいの感覚で(それまでに、全裸を見たり、他にもいい感じの接触があったからでもありましょうが)

相馬が周をかわいいと思うだけなら、まだ、そうなのね、好きなタイプなのね、と思えるんですが、友だちやイトコまで色気があるとかどうとか言うので、誰が見てもそう感じるほどのものなのかなと。それが私にはわからないので???となってしまっております。

上巻を読んだ時点では、入り込んだり、萌えることなく残念なのですが、下巻でどうなるか…楽しみに読んできます!

1

ト◯ロは泣けるよ!

生まれ育ちも、性格も何もかも違う2人が京都の町屋で手違いからシェアハウスをすることになったお話でした。

コミュ強でTHEノンケ男子って感じの千葉県出身相馬と、ゲイでツンツン人見知り京おとこの周。
ひとつ屋根の下で生活するうちに、相馬は周の純粋で可愛らしくて、可憐なところに気付いてすっかり心を奪われちゃうんですね。

周もコミュ強な相馬を最初こそ敬遠してたんですが、相馬の優しさに触れて失恋の痛手が癒えかけたかな?というところで、酔って寝てると思ってる相馬にキスされて…下巻へ続く、でした。

好きなシーンは元カレが来て、号泣していた周の部屋の前に相馬がトトロンのぬいぐるみをソッと置く所…イイ奴だし優しい。
元カレとのアレコレを詮索しない常識も持ち合わせている、いい男でした。

下巻で2人が幸せになるところを見たいです!

1

シュッとしてはる

木下先生の描く黒髪受けは、もれなく可愛い。
これはもう、不文律だと思ってました。

こちらの作品、黒髪受けです。
「可愛い」と周囲から愛でられております。

おかしい…。
わたしの可愛いレーダーが発動しない…。

千葉から京都へ転勤してきた相馬と、実家が貸し出されていることを知らずに帰ってきた周が、お互いにやむにやまれぬ事情からハウスシェアすることに。
幼い頃から転校続きでコミュ力には自信のある相馬だったが、周は相馬の予想の上を行く人見知りで…。

という始まり。
いつもなら周囲や相馬の目線とすぐにシンクロして、同じテンションで「可愛いじゃないかー!」と目尻を下げて愛でまくる黒髪受け。
優秀なマイレーダーに不備が!?というくらい可愛いと思えなくて…。
なぜかと思ったら、極度のツンツン、デレないツンツンのせいでした。
そうか、ツンツンの前では可愛いレーダーも無力…、ということを身をもって学びました。
人に見えないところで可愛いところもあるのですが、見た目ごと可愛い!と思えなかったのは初めてです。

だけどストーリーには引き込まれますよ!
周が京都へ帰ってきた事情も、離婚していないようなのにちょっとあり得ない額の慰謝料も、周命の幼馴染の存在も気になる!
しかも周、サラッと京大卒。天才か。

周の可愛さは極度のツンツンに打ち消されてしまいましたが、相馬はカッコよかった。
こっちの方がシュッとしたイケメンに見えました。
しかもトトロンのぬいぐるみの件を筆頭に、痒いところに手が届きまくるイケメン。

そんなわけで共同生活とは名ばかりの、同じ敷地にたまたま住んでるだけ生活の中でもラッキースケベ的なことや、しんみりすること、きゅんとすることなどいろいろあって、ラストはドッキドキ展開で終わった上巻。
先が気になりすぎるので、これから読む方は絶対に上下巻揃えてから読み始めることをおすすめします。

2

スーツと着物

方言男子にめっぽう弱く、しかもはんなり京都弁…もう私的に好きしかない。

しかも京オトコの周は黒髪眼鏡でお上品でいてかなりのツン。
訳ありで取りつく島もないくらいの鉄壁さかと思ったらアニメキャラに癒されているという可愛らしい一面も持ち、いつもの無表情から一転、感情を露わにしたりとノーデレながらも十分萌えさせていただきました。
さらに東オトコの相馬も爽やかで朗らかでノー人見知り。距離感ゼロ気味にぐいぐいとはいきますが、周の気持ちを土足で踏み散らかすような事は決してしません!とてもイイ男です…。

そんなふたりが趣ある京都町屋でシェアハウスを始めて、トトロン(笑)を絡めて優しく距離が縮まっていき、最後には相馬から眠っている周にキス、をして続きます。

はっきりとはんなり、違った魅力のふたりのオトコ。さあ、下巻へ〜。

1

木下先生ありがとうございます!

やっぱり木下けい子先生、最高です。読むたびに、違う萌えがあります。
タイトルも表紙も、東オトコの相馬と京オトコの周の関係がどうなるのか、楽しみで仕方なくなります。
相馬のビジュアルが、良い!いつもながらスーツも、普通のカジュアルの着こなしも描き方が素敵なんですよ~
もちろん、周の黒髪眼鏡に着物姿。
個人的な好きが詰まっています。

京都のリノベーションした町屋で、住む。シェアが始まるところからもう、正直話の展開は見えちゃいます。
でも、分かっていながら2人が近づく過程が良すぎて萌えしかない。

何ですか、トトロンのぬいぐるみのそっと置き!
元カレに振られて、2時間わあわあと泣き続けた周のために相馬がプレゼントするんですよね。
気づいた周が素直に受け取ってバリバリと包装を剥がしてトトロンを抱き締めるとこ。ですが、再度わあわあと相馬に抱きついて泣くって過程がね…
読んでて、嬉しくて変な声出ました。

私は、町屋の床になりたいよ!もしくは、柱になりたいよ!

たまらん…

これから下巻を一気に読む予定ですが、相馬と周の距離感も気持ちもどう変化するか楽しみで仕方ないです。
周の幼なじみはじめ、相馬の同僚たちなどサブキャラも魅力的で、世界観が厚みあります。
上下巻はストレスフリーで、ほんと好きです。下巻も、楽しみます。

2

いい人すぎる…!

トトロ(ん)に負けちゃう相馬くん、クズに言い捨てる言葉がカッコよすぎる相馬くん。
めちゃくちゃ素敵です。
ツンデレどころかデレゼロの周くんのために巨大なトトロ(ん)取ってきて、入り口に置いて影から話しかける相馬くん…素敵すぎる…!!!!

京大卒の坊々な周くんが、デレゼロだけど抜けたところもあり、ときどき目元涼しくてつかめない。相馬くんが目を離せなくてずっと追ってしまうのとか。周くんより先に周くんのために怒るのとか。
爽やかすぎ。いいひとすぎ。
木下先生の漫画作品の攻様のなかで一気にトップに躍り出ました。(どうでもいい余談ですが、挿絵も入れると木下デザインで個人的ベストダーリン様は月村先生作の「隣人は恋人のはじまり」の小野先生です。)

黒髪眼鏡が全然好みではなくむしろ苦手なのですが、相馬くんが周くんを可愛く可愛く思うフィルターのために、周くんが可愛くて困るほど可愛く見えます。
ラスト、見えないキスで下巻に続く。
引きが!引きが凄すぎて!下巻同時発売で良かった!!て思いました。
周くんの妄想の相馬くんが!早く!現実になって!!てほどスパダリ化していて、周くんのわかりにくい京表現(?)なデレ方、相馬くんでなくても全くデレ成分わからないので伝わってないのにモダモダします。

周くんからはパリピにしか見えない相馬くんも、転勤族の寂しさゆえとわかるたったひとコマが健気で健気で。相馬くん株ダダ上がりの上巻です。
恋に落ちていく二人の様子にきゅんきゅんします。

2

はんなり感が素敵です

京都の町屋でシェアハウスし始めた関東(千葉)リーマン、相馬。
東京から失意で戻ってきたフリーター(超優秀)周。
性格が違う二人の、ゆっくり進む恋のお話。

初対面はほぼ最悪に近い反応だったのに
少しずつ慣れてくる猫がものすごく可愛いのと同じように
周さんにこんな風に反応されたら、それは気になるし
気になったら好きになるし…

周くんの塩対応に少しずつ甘さが入ってくるのがいいですね。

過去つきあっていて泥沼の状態で別れた東京の元カレがものすごいクズで、その彼から守ってあげた相馬くんはめちゃくちゃカッコよかった…優しい。

下巻になるとだいぶ糖度が増えてきますが、周くんのツンデレは変わらずでした(笑)

京都の風景が素敵に描かれています。
読んでいると町屋に住みたい!ってなるし
京都に行きたい!ってなる。
鴨川に等間隔で座っている相馬くんと周くんを探したい←

3

そうだ千葉、行こう。

いやいや相馬君いい男すぎでしょ。
抜群の優しさと包容力があるものの、スパダリじゃないところがまたいい。
あのCEO様とは逆だ〜(笑)

転勤族だったがゆえに、コミュ高な相馬君。
(たった一コマなんですが、
「俺はいつも話しかけて欲しかったから」
という少年時代の回想が健気で切ない!)
突然ルームシェアすることになった周君に対してもオープンマインドで、にこやかに話しかけます。

一方、周君はというと
「敬語やめよう」→「友達ちゃいますし」
「ただいま」→「いいですよ言わんでも」
だいぶガード固めです^^;
これだけ素っ気なくされても、プンプンしたり拗ねたりしない相馬君いい子だわ。

苦手や…ズケズケ入ってくるヤツ…
って周君は言うけど、それは不当な評価です。

周君が泣いてたら「どうかしたの」って聞ける思いやりがあって。
詮索するなと言われたら、ちゃんと口を噤む。
しかもただ黙って見守るだけじゃなく、元気づけようとする行動力があって。
好きな人が傷つけられたら「ふざけんな」と怒る男気もある。
なんていい子なんだ相馬君!!

ストーリー的にはやはり下巻が肝なのですが、相馬君の優しさに包まれる上巻がわたしは断然好き。
あのぬいぐるみのくだりとか...アラサー男子のやることとは思えない。
きゅんっきゅんしました。

1

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