兄弟愛と恋愛で揺れる、義兄弟の愛の行方。

陽だまりスターライト

hidamari starlight

陽だまりスターライト
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神20
  • 萌×221
  • 萌13
  • 中立1
  • しゅみじゃない7

--

レビュー数
16
得点
224
評価数
62
平均
3.7 / 5
神率
32.3%
著者
いちかわ壱 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
リイド社
レーベル
SPコミックス mimosa
発売日
価格
¥680(税抜)  
ISBN
9784845855698

あらすじ

塾講師の葵は、血の繋がらない高校生の義弟・陽人と二人暮らし。
陽人のことが大好きな葵は、両親の死後、二人だけの家族として愛情をかけて育ててきた。
溺愛するあまり生徒達に弟離れを提案されながらも迎えた陽人の18歳の誕生日、
例年通り祝っていると、陽人が「あなたの恋人にしてください」と言ってきて――…!?

表題作陽だまりスターライト

米田葵,30歳,塾講師,義兄
米田陽人,18歳,高3,義弟

その他の収録作品

  • 19歳の夜(描き下ろし)

レビュー投稿数16

兄弟ものの中でもかなり好き

再婚の連れ子兄弟のBL
出会った時から天使のようで可愛くて仕方がない兄の葵くんと自分のこと蔑ろにしてでも自分を1番大事にしてくれるお兄ちゃんが大好きな弟の陽人くん。陽人くんが自分の誕生日を機に葵くんに告白して物語が動きます。

個人的推しポイントとしては、葵くんが弟としてでも家族としてでも恋人としてでも、関係性の名前はなんでもいいから1番そばにいられる存在でありたいという部分がブレなかったのがよかったです。自覚のあるなしに差はありますが、かなり序盤から普通に嫉妬するし甘やかしたがりだし、何より愛してるってめちゃめちゃ実感のこもった表情で言ってるし!!!
距離が離れたり、すれ違ったりするシーンもありますが、葵くんがなんやかんやブレないので終始安心して読めました!

そしてさすがのいちかわ先生、お子ちゃまの絵が可愛すぎる…陽人くんまじで天使だった…

0

純粋なお話

読み返し。

塾講師の葵と、血の繋がらない高校生の義弟(陽人)とのお話。
葵と一回り年齢が離れていることもあり、陽人を溺愛している葵。
陽人も葵か好きなのですが、葵の陽人への好きの気持ちとは違っていてー…。


陽人が自分の誕生日に勇気を出して告白しているのを見て、すごくキュンとしました。
家で葵にアタックしてるときはすごく大人っぽい陽人だけど、
内心は不安いっぱいなところもすごくいい…!


陽人が相原くんに自分の話をしてて、
その内容がすごく切なくて悲しくて、
陽人の葵への気持ちは愛だなぁと思いました。

最後はちゃんとハッピーエンドで良かったぁ!!!
そして、登場人物みんな良い人で
それもすごく良かったです。
相原くんが当て馬になったらどうしようと、内心ヒヤヒヤしてたんだけど
葵に連絡してくれてたなんて…!(*´ω`*)


描きおろしで二人のその後と
相原くんが見れてよかったです。
エッチ…してるの…見たかった…!!!
ほんとに二人の夜は長い…な…と思ってしまいました。
果たして葵は耐えられるのか!?(*´ω`*)

純粋なお話で、心が浄化されるような気持ちになりました(*´ω`*)

0

良い人しかいない世界です

よくある親同士の再婚した義理の兄妹恋愛もの。
かもしれないけど、私にはギュンギュン刺さりました。
甘々ハピエン至上主義なので、こんな心温まる話は大好きです。
優しい兄と優しい弟。友達も親戚もみんな優しくて良い人ばかり。
安心感でどこを読んでも気持ちが優しくなれる。
こんな可愛い弟だと腹黒なんじゃないかと思ったけど、天使だった!
当て馬的な友人が腹黒かと思いきや良い人だった。
特に大きな波乱もなく、最後までえっちはしてないけど、それがこの話の魅力の一つだと思う。
刺激的な話が好きな人にはお勧めできないかな。

1

弟の健気さの破壊力がヤバい

一回り離れた義兄弟の純愛ストーリーです。

親の再婚で兄弟になった塾講師の兄・葵(攻)×高3で葵の塾の生徒でもある弟・陽人(受)。両親の死後も可愛い陽人を溺愛する葵、葵の幸せは全て陽人一色。でも陽人は突然、18歳の誕生日に「恋人になりたい」と告白してきてー…。

可愛い弟に振り回される兄の姿がなかなか面白いです。愛してるのは間違いないのに、それが兄弟愛なのか、恋愛なのか、はっきり判断を付けることが出来ない。でも大事だから、傍にいたいし、振ることも出来ない。ちょっと究極の兄弟愛を見たように思います。弟も告白したし、恋人になりたいのも事実だけど、弟もやめられない。そんな2人が出した結論が、とても良かったです。これからも、2人らしく幸せに暮らして欲しいなー。

ちなみにエロは全くありません。描き下ろしで「19歳の夜」が掲載されていますが、それでもキス止まり(笑)ただちょっと弟のお誘いに堪らなそうな兄の姿が見れたのは良かった!!

1

溺愛

親の再婚で兄弟になった葵と陽人。両親が事故で他界してからも血の繋がりこそないけれど家族として愛情をそそいで暮らしてきたし、これからもずっとそうだと思っていた葵だったが
陽人の18歳の誕生日の夜、弟じゃなくて恋人にしてくださいと告白され、これまで兄として守るべき存在だと思っていた陽人への気持ちは徐々に変化していく…。


葵の陽人への愛情の注ぎ方は兄弟のソレをはじめから超越していて、本当に溺愛しているし大切だというのが伝わってきます。そんなふたりのやりとりはすごくほのぼのして温かい気持ちになりますが、陽人にしてみればその愛情すら弟としてしか見てもらえていない証のように感じてツラかっただろうな。
そして今までの通りの関係でいられなくなるのを覚悟した上での告白。
でも陽人の勇気ある行動はふたりの関係を良い意味でかえたし、頑張った陽人を褒めてあげたいです。

ほのぼのキュンなお話ですごく良かったです。

1

兄弟のまま恋人endが良かった( ◜◡◝ )

なんとなく読んだら、なんと大好きな兄弟ものだった〜!
弟大好きなお兄ちゃんと、ほんわか可愛い弟
最初の時点ではお兄ちゃん→弟の愛が強いけど、なんと18歳の誕生日に弟から告白!
お兄ちゃんは弟が大好きだけど、恋愛対象では見たことがなかったから戸惑います。

お互いの葛藤が切ない!
お兄ちゃんは弟が大好きだけど、それを恋なのかとぐるぐる…兄弟愛から恋愛感情への変換って難しそう。
弟は猛アタックと思いきや、実は告白をうまくいくとは思っていなくて、恋愛感情になったとしても自分のことを思って振るに違いない…って、どんだけお兄ちゃんのことを考えてるんだ〜良い子…

そして、友人の相原くんもすごく良いやつ!男同士の恋愛相談をすんなり受けちゃうし、書き下ろしでもノンケなのに素晴らしいやつだ…って思いました。

で、結局お互い恋人同士の関係になるのですが、あおくんの「お兄ちゃんが恋人でもいいんじゃないのか」の言葉が素敵だった。恋人同士になったからって兄弟じゃなくなるわけじゃない、兄弟のまま恋人っていう終わりが良かったです。

書き下ろしが良い所で終わっていたので、両思いになってからがもっと見たかった~ていうのはあります!

2

1ミリも入る隙間がない2人の愛

『ただいま、おかえり』シリーズに続いて読んだいちかわ壱先生の作品です。

塾講師の米田 葵(義兄)と高校生の米田 陽人(義弟)のお話。

両親の再婚で義兄弟になった葵と陽人。
その両親も10年前に交通事故で他界して、今は2人で暮らしています。
天使のような可愛い陽人を子供のころから溺愛している葵。
そんな陽人も18歳の誕生日を迎えました。
2人で誕生日のお祝いをしていると、陽人が葵に告白します。
「米田葵さん ずっと前から好きでした」

最初から最後まで、葵も陽人もお互いのことが大好きなお話です。
2人ともピュアで可愛すぎる!
小さい頃から陽人の1番大事なものは葵です。
それは、何かを勘違いしているとかではなく、背伸びをしているのでもなく、本気の恋心でした。
一方、葵も陽人のことを1番に考えているので、陽人が素敵な女性と素敵な家庭を築く未来が自分の幸せと思っている…はずが、陽人に告白で考えさせられます。
1ミリもブレることがない陽人への愛情は、果たして「恋愛」なのか「家族愛」なのか?

陽人は告白したこと後のこともちゃんと考えていました。
どうしても葵の理想通りの弟にはなれないから、ずっと一緒には居られない。
好きだから傍にいたいけれど、弟としか見てくれないから離れたい。
陽人の気持ちを考えるとせつない つД`)・゚・。・
でも、葵を困らせないように離れる選択をした気持ちはわかるよ!
いい意味で失敗したけれど(笑)

この作品には、当て馬は登場しません。
脇キャラもみんないい人です。
とくに、陽人の同級生で葵の塾の生徒でもある相原くんは、予想を裏切ってくれました(笑)
当て馬になるかと思わせて、ナイスアシストをしてくれるイケメンです。

描きおろし『19歳の夜』
大学生になった陽人は葵と未だにキス止まり。
相原くんのアドバイスで、自分から積極的に迫ってみましたが…。

いちかわ壱先生の優しい絵柄で、葵と陽人の可愛らしさが溢れています。
義兄弟というシリアスなテーマも、2人のピュアなモダモダに忘れてました(笑)
読後は、ほんわか幸せな気持ちになれること間違いなし!
エロさがほとんどないので、BL初心者の方にもおすすめです。

3

オメガバシリーズは好きです

いちかわ先生のオメガバースシリーズ、ただいまおかえりがスゴく好きです。
でも今回のこの設定は正直よくある感じで物足りなさを感じてしまいました。
義理の兄弟、両親は死別して弟溺愛の兄と、その兄を恋人としての好きな弟。
うーん…ある…あるんですよね。
展開の方で期待したのですが、正直想像の範囲内の展開。
弟が兄に告白して、葛藤があって、やきもちがあって…あるなぁ、と思ってしまいました。
日常のかわいらしさ、を描く方なのでやはりその域をでない。
別作品の天井の下に恋。のようにちょっとした疎外感とか羨望を抱えた主人公はすごく魅力的だったんですけどね…。
ただいまおかえりシリーズの自作を待ちます。

1

可愛いらしい兄弟愛

「ただいま、おかえり」シリーズが大好きだったので作者買いとなりましたが一巻完結と言うこともあり、そこまではまれなかったです。
義理の兄弟間での恋愛と言うことで、どんな風にその辺の葛藤を描くのかなと思いましたがそこら辺の葛藤は深くはなかったし、ドロドロもなし。途中で出てきた塾の友達とも脅されたり、迫られたりするのかなと思いきや、そんなこともなく、普通に相談に乗ってくれて、登場人物全員好い人!私はそれがとても読みやすくて、暗くならなくて良かったと思いましたがドロドロを期待してた人には肩透かしかもしれません。

0

2人がひたすら可愛い

買った理由はいちかわ先生の作品だから!ここで言って良いのか分からないので、あえてボヤッとした感じで言いますが、「オメガバースで家族との幸せ家庭を描いた物語」からいちかわ先生の作品の雰囲気にとても惹かれていて、新刊が出ると聞き、いちかわ先生の作品なら読んでみたいという事ですぐ購入させていただきました!

義兄弟系あまり読まないのですが、めちゃくちゃ可愛かったです。
お兄ちゃんのあお君目線でずっと描かれてるのかなと思ってたんですけど、弟くんの陽人目線もありました。

陽人が元々お兄ちゃんを恋愛の意味で好きなのはストーリーが始まる前からです。
そんな「陽だまりスターライト」は主にどんな話が詰め込まれてるかって事をざっくり言うと、1つは、あお君が色んな葛藤を抱えて陽人を恋愛的な意味で意識していくっていうのと、あともう一つは陽人がどれだけあお君の事を好きなのかがすごく伝わると。この2つです。
兄弟でもあり、恋人でもあるその後の2人もとても可愛かったです。

3

この作品が収納されている本棚

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