十二支色恋草子~蜜月の章~ 3

eto irokoizoushi

十二支色恋草子~蜜月の章~ 3
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神23
  • 萌×231
  • 萌9
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
13
得点
266
評価数
63
平均
4.2 / 5
神率
36.5%
著者
待緒イサミ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
十二支色恋草子
発売日
価格
¥670(税抜)  
ISBN
9784403667176

あらすじ

ラブラブだった十二支憑きで”お休み処”の宮司・正隆と、猫憑きの胡太朗が険悪に!?
一方、猫神・コマと戌の神使・颯助の関係に変化が……!?

表題作十二支色恋草子~蜜月の章~ 3

干伊正隆,神使のお休み処宮司
古万乃胡太朗,猫の御祭神憑き,古万乃神社跡取り

同時収録作品十二支色恋草子~蜜月の章~(3)

楠,十二支,亥の神使
乃木清忠,古万乃神社分家当主

同時収録作品十二支色恋草子~蜜月の章~(3)

颯助,十二支,戌の神使
コマ,猫の神使

その他の収録作品

  • 溜め込んではいけません
  • カバー下漫画

レビュー投稿数13

和風ファンタジーBL 6作目

十二支色恋草子シリーズ通算6作目は狐と狸の命懸けのイタズラや恋バナで盛り上がってます。
正隆には寅・卯が憑いています。
狙い通りに事を収めていく卯の手腕が見事でとても楽しめました!

正隆✕胡太朗はすれ違って喧嘩しちゃいますが野外での仲直りえっちで更に絆を深めてます!

楠✕乃木は楠が乃木の為に十二支を辞めるというので一旦距離を置きますが、楠の一途さに絆されて仲直りします。
今巻でようやく二人のえっちが見れて嬉しいです!

颯助✕コマはコマの発情期を収める為に颯助が頑張ります。挿入はなく、服の上から擦り付けるだけです。
コマの純情ぶりが可愛いです!

シーモアは白抜き修正でした。

0

大満足の展開

外伝が出たので読み返し。

3巻もいろいろなお話がぎゅぎゅっと詰まってるんですけど、
なんて言っても颯助とコマのお話にキュンキュンが止まりませんでした(*´ω`*)
これは完全なるフラグ!!!!
これからこの二人の恋はどうなっていくのか…!!!

イタチの柊の気持ちを考えると切なくなるけど
柊はそんなに落ち込んでなくて、
颯助の気持ちを一番に考えている様子をみて
彼も幸せになって欲しいな…と思いました。


今回は清忠と楠の件も進展があって
猪だけに猪突猛進だった楠が、清忠の気持ちをしっかりと考えてて
そのことにもなんだかとても感動した3巻でした。

0

狸と狐・鯉

正隆×コタは、正隆が優しいより強引な時の方が萌えます。正隆さんはベースが真面目で優しいので、ちょっと意地悪なエッチシーンが好き。今回ついに青姦もありますし!
コタの発情も素直で可愛くて好きです。

楠が清忠ラブになったのは1巻なので遥か前のはなしですが(自分は連続で読んでるけど、連載を追いかけてる方にはさらに遥かでしょう)何で清忠ラブになったのかサッパリ分からず。君らいつの間に愛を育んだの?と、あまり感情移入は出来ずじまいでした。

1

シリーズで一番好きな巻かも

タイトルで一番好きな巻と書いておきながら評価を萌えにしたのは自分の物覚えの悪さによります。シリーズを一気読みしていれば、なんとかなったかもしれないのですがしばらくぶりの本作を読む私としては登場人物が多すぎて思い出すのに一苦労でした。普通に動物の方で十二支を覚えても、さらにそれに人型の時のキャラも思い出さないと行けないので、最初の紹介ページを何度もめくりながらのお楽しみとなります。

それでも、なんとか登場人物たちを思い出して読んでみると、ストーリーとしては本当に一番楽しめました!既に公認カップルの正隆とこたは寅がついてる正隆がいつになく男っぽくて、喧嘩もしますが仲直りの後のエッチな攻め方がかっこ良かったです。

そして、デレデレの颯助とツンツンのコマのカップル!コマが何で今まで言い寄ってきた相手をぶん投げていたかも判明し、やっとそれっぽい関係になって…「おめでとう、颯助!」って言ってあげたい。扉の外で待てをしている颯助が可哀想なんだけど、最高に可愛かった。その後の犬の姿でみんなに祝福されてる時のデレ具合も可愛かったです。

そして、初登場の紅ちゃん。池の中から顔半分だけ出して自分のことやみんなの恋ばなを聞いたり、話したりする姿が可憐でしたね。ちびっこの鯉たちの和服姿もめっちゃCute!

2

今回は特に内容がパンパン

シリーズ6冊目となり、登場人物(動物)も凄いんですが、今回は特に内容が練りこんである。
あちらこちらでドタバタ、誰がどうなってんの?!と大忙しで、
これだけの人数を描き分けるのはスゴイなぁと、感心しながら読んでました。

今回は寅月から卯月。
狐狸の円と直エピソードで始まり、
寅の善博に憧れて懐くコマに、焦って気もそぞろな戌の颯助が可愛い。
前巻でやっとコマが一緒にいられないのは嫌だと気持ちを伝えて、
どう進展するのか楽しみだったんですが、今までのペースを考えてたら躍進でした。

個人的に明るくて一途なワンコが大好きなので、
ずっと颯助を見守り続けてますが、最後はも~耐えたね…よく頑張った颯助!
待てのできるいい男(犬)ですよ。
次巻はもっと進展して欲しい気もしますが、ここまで気持ちを通じ合わせたコマと颯助、
このままゆっくり関係を深める二人を見守りたい。

恋バナ大好きな卯の詔と交代になり、一気に恋が動き出す。

恋を司り縁結びを務めとする鯉の神使、紅。
紅悦に失恋にした紅の拗らせで術を掛けられ色んな余波が…
乃木ともつれた楠や、神気にやられて発情したコマと颯助が、縁結びのご利益かな?

楠と乃木がこんなにしっかり関係が出来上がっていると思ってなかったので、
楠の執着にキュンキュンしまくりでした。
乃木はチョロく流されてるだけじゃなく、ちゃんと楠を大事に想ってたなんて、
もっとこの二人の空白部分を見せて欲しかったなぁ…。
真っすぐな楠がカッコイイ。

メインの正隆と胡太朗は、序盤は珍しく喧嘩で各々の想いを狐狸に重ね、最後はエッチ締め。
後半はコマの発情を治めようと、正隆に抱いて貰う胡太朗。
毎巻、濡れ場担当の胡太朗が一人で大変ですが、次巻からはコマの可愛いエロで分担かな?

今回ハマったのが狸の円。
円がめちゃくちゃ可愛い、あんなに可愛かったかな。
狸のモフモフ、ぽてぽて感が堪らないんですが、
人型の子どもで食いしん坊キャラの円もギュッとしたくなる可愛さ。
狐狸コンビにはまんまと振り回されましたが、私は初めから怪しいと睨んでました。
ふざけてなんぼの二人、これからももっとふざけて最後はギャフンと言わされるんだろうな、可愛いな。

キャラ渋滞で細かく書けないのが残念なくらい、推しがいる作品ですが、
くんずほぐれつ練り込まれているので、しっかり読み込むのが大変。
それでも、繰り返して読みたくなる作品で、把握できたらめちゃくちゃハマる。

次巻が楽しみですが、もっと読み込みたい。
描き込みが多いのも、読んでて楽しいです。

※シーモア:修正は発光です。紙本:トーン描写に短冊です。

2

待ってました!!

大好きなシリーズの最新刊です!早く読みたいのにもったいなくて…やっと読めました(苦笑)。そして、このレビューの多さが、人気作なんだなぁと嬉しくなりますね。

今回は3カップルのお話になりますが、何と言っても見逃せなかったのは、コマ&颯助の2人です!早くくっついて2人のイチャイチャが見たいと思ってたので、ただただ感無量…でした。まぁ、イチャイチャまではほど遠そうですが、そばに来させただけでも、コマにしたら大進歩!ですよね。

主役カップルの、いつでもどこでも…な安定のイチャイチャぶりにはニヤニヤが止まらない(喧嘩さえも、甘いスパイスになってます)し、楠カップルは神使を辞めてもいいという楠の覚悟にキュンキュンして。

他の神使たちも可愛かったりカッコ良かったりして、どこを読んでもニヤニヤしちゃいます。次はぜひとも、コマのデレちゃった可愛い姿が見たいですね!

4

推しはすべからく尊ぶべし…‼︎ はい。皆さんご一緒に!

十二支も順番は寅、卯、と続く。
相変わらずというか。正隆とコマのエロエロ甘エッチは蜜月らしく。互いが互いを大切に想い合うが為にすれ違ってしまうことも。痴話喧嘩すら愛おしさゆえ。
今回は狂言回し的にいつもお休み処を賑やかしていた狐狸たちもメインどころとなって大騒ぎ。狐は直(なおえ)、狸は円(まどか)という名前もちゃんとあったのですね。
悪戯好きな狐狸たちも仲良く「共に在りたい」という強い気持ちがあって。彼等のその姿を見るにつけ、正隆はコタと。楠は清忠と。互いに想い合っている事をまた、見つめ直して行くのです。
正隆とコタはもぅ。盤石なんですが。確かな愛情を交わしているかどうか、楠と清忠の恋はまだ。楠の一方的な執着に等しい。清忠は人である自分が、神使である楠を十二支のお役目を放棄してまで独り占めしてはならないと弁えてもいる。それが愛する清忠の一番の願いならば神使として聞き入れなくてはならないと。一旦は身を引こうとする楠でした。
隙あらば清忠を抱き潰そうとしていた楠でしたが。結構真面目に清忠の事を大切に想っていて。絶倫楠の真摯な想いが知れてギュンとくる展開でした。
清忠もコタ可愛いさに正隆に突っかかっていたツンデレさんですけども、神使たちを尊ぶさまや、とても信心深くて優しい一面もあって。彼は神職に真面目に向き合っているからこそ。楠が十二支の仕事をしている事を尊ぶのですよね。清忠の見た目はまぁまぁおっさんなんですけども。いじらしくもあり。こんな健気な彼を楠が手放せるわけも無く。めでたし!です。彼等のラブラブが見れて嬉しい〜。
また、この回は十二支の中でも強くて硬派な寅、善博に猫であるコマが憧れているのもあって。戌の颯助は可愛いヤキモチ。颯助とコマも気持ちは近づいているんだけど、コマのツンデレが過ぎること。意識しまくって変な感じにもなっていたり。やはりコマはコマで、十二支である颯助を独り占めしてはいけないなどと気後れもしている。ジレジレします! が、後半は文字通りワンコ攻め颯助の無邪気な粘り勝ち。挿入はお預けなれど。大きくした自分のを服の上からグリグリ擦り付けるというのは。やっぱりエッチです。

憧れの辰、虹悦に出しゃばった事を言ってしまったと恥じる鯉、紅。コイだけに。恋バナを聞いては皆んなを導く卯、詔の番です。詔はいつの間にか亀、イケノに恋慕してる風に話は進んでますが。そうだっけ?なんて、私は既刊を全部読み返すハメに。
イケノと詔の出逢いの詳しくは、「十二支色恋草子」本編 2巻。
この時まだ恋には発展して無いんだけど、詔はイケノに恋をしているみたい。チャラそうな詔もウブなイケノにはまだ手を出せない様子。
紅の気持ちを絆す為に詔たちが招聘したのは何とイタチの柊。
柊の哀しき片恋と失恋の顛末は詳しくは「蜜月の章 1巻」にて。
柊の颯助に憧れの気持ちは無くなりはしないけど。心が癒えた様子を見て。何だか元気が漲る紅。そう、「推しはすべからく尊ぶべし…‼︎ 」はい!これ真理!オタクっぽくもナナメ上に開眼した紅は、気持ちも新たに成長するのでした。

それぞれの十二支のキャラクターと呼応して。優しくてちょっとだけ切なかったりする一話一話が愛おしくて可愛い。十二支によってはエピソードの強弱つけ過ぎな気もするので。じっくりみっちり描ききって欲しいです。

描き下ろしは待ってました⁈ な、楠と清忠のエロエロ睦み合い〜。
乱暴に抱いている様に見えて、楠なりに清忠を大切にしているのも分かって。清忠も抵抗しているようで。メロメロなんです〜。ごちそうさま!

4

やっと!

正隆x胡太朗は多少のぶつかり合いはあるものの、
基本相手を思ってのことなのでここは安定。
しかし憑いてる動物によって特性変わるのを
すべて受け止める胡太朗は凄いと改めて思う。

‪楠と乃木やっと...!
今までもところどころで登場しては匂わせてましたけど
ここまで来るのに長かった。
楠は亥でストレートに押していて、でも乃木には時間が必要だったんだな。

颯助とコマも今までと比べたら‬今回は大きな転換でしたね。
ワンコ×ツンデレという相性の良さなので今後に期待!

5

大好きなカプ

バカ犬(誉め言葉)と言い続けてきましたが、やっぱり颯助可愛いので萌2にしました。犬好き。雑誌掲載5話分+楠の絶倫描き下ろし9P+爆笑カバー下(4コマ×2)。笑って元気全開、さいこー。

今回は狐と狸の神使のごちゃごちゃに正隆と胡太朗、楠に清忠が巻き込まれてごちゃごちゃ。その間に颯助とコマの恋心が・・という感じ。お話としてはごちゃごちゃしてて、私の馬鹿脳味噌では少し辛かったです。ストレスなく可愛い!!!という勢いだけで一気に読みたい・・・

ただ!
神使方がどの方も可愛い、もふもふぐりぐりさせてほしい、持ち歩きたい・・・
善博(寅)、詔(うさちゃーん♡)のもっふり状態、颯助のおめめキュルン加減、コタのツンデレ具合、全て最高。
今回、大好きな颯助の恋模様が大きく前進して、めちゃくちゃ嬉しい!しかしさすがバカ犬、ある程度の事をイタした後、ちょっとばてちゃったコタを見て激おこの胡太郎に「ちょっと盛り上がっちゃってー」とわんこ姿でカミングアウトするところなんか、笑うしかない。この繊細さのかけらもない空気読まない、でも嫌味のない爽やかさ!素晴らしい・・・大好きだ、颯助。ツンデレコタとめちゃくちゃ好きなカプになりそうです!

0

盛り返しの巻

一応「十二支色恋草子」の3巻でキッチリ綺麗に収まったシリーズ。
続いての「蜜月の章」はあんまり欲張り過ぎない方がいいのでは?と思い、(2)では辛口の意見も出したのですが。
この(3)は率直に言って面白かったと思います。
例によって「お休み処」にやってくる神使のエピソードがメインとなって、そこに従来の正隆x胡太朗のメインCP、亥の大将・楠x乃木、そして戌の大将・颯助と猫の御祭神・コマの関係性が絡んで…という筋立て。

今回、寅憑きとなった正隆と胡太朗との仲違いがクローズアップ。
好き好き大好きだけではない、パートナーとのリアルな行き違い。寅の大将・善博は胡太朗にも周囲にも甘くありません。
だからこそ問題点が浮かび上がり、だからこそすり合わせる面も見えてくる。
同時に、狐と狸の共にいたいという願い。
こうするべき、の理想論と、当事者の心優先の温情論。どこですり合わせる事ができるか。
雨降って地固まる、のエピソードでした。

続いて恋バナ大好き/引っ掻き回しの卯の大将・詔や、辰の大将・虹悦に恋慕している鯉の神使・紅のエピソード。
コタ&胡太朗の発情、コタと颯助との関係性、それに伴いの正隆x胡太朗/颯助xコタ両組の激アツなラブラブ模様…
話のタネも尽きるのかと思いながらの再びの盛り返しの巻だったと思います。
ただ…
一点言うとすれば、颯助xコタはともかく、楠x乃木は本筋とは別タイトルでスピンオフにしてほしいかな。一緒にするとグズグズになると思う。

1

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